※この作品はR-18です。

【2巻11/14発売!】ずっと好きだった幼馴染にフられて始まる淫らに一途なハーレム生活   作:花染彩葉@幼馴染ハーレム2巻発売中!

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第40話『※3P※』

 

 

 重ねた手のひらをゆっくりと服の中に侵入させていく。くびれに指先を当てると、

 

「んっ……♡」

 

 小さく息を漏らし、エミちゃんは身を捩らせた。窮屈そうだ。お互いスイッチは入ったことだし、このまま服を脱がせにかかる。

 

「両手上げて」

 

「ん……はい」

 

 バンザイの形になった上体。セーターの裾を引っ張り上げると、乳白色の腹部からブラに守られた胸元までが露わになった。

 

 影の落ちた鎖骨のくぼみ。たおやかな曲線を描く双丘。

 

 何度見たってエミちゃんの肌は飽きない。服を引き抜いたことで乱れた髪の毛を手櫛で整えつつ、その首筋に吸いつく。

 

「あっ♡」

 

 女の子特有の重みを帯びた甘い体臭が、息を吸うたびに鼻の奥を満たしていく。オスとしての本能がフェロモンに当てられ、体の芯が溶けていくような錯覚に陥った。

 

 首筋から鎖骨へ。その過程で背中に腕を差し込み、ブラのホックを外す。そのまま引き剥がすと、ふたつの桃がぷるんとまろび出た。

 

 仰向けになりながらも形が崩れることのない張りのある乳房。その頂には、紅く充血した蕾がぴんと立っている。

 

「――――」

 

 俺はそこで深呼吸をした。体内に溜まった熱を息と共に吐き出して、興奮した脳みそを冷静にさせる。

 

 自分のシャツに手をかけて、ムードを壊さないようにスムーズに上の脱衣を終える。

 

 そして体を前に倒し、素肌と素肌を重ねながら乳首を口に含む。

 

「リョウタくん」

 

「ん?」

 

「最近エッチがマンネリ化してると思うんです。キスして胸を愛撫して下に行く――今回もそうなるんでしょう?」

 

「ま、まあ……」

 

 明確に意識していたわけではないが、おそらく今回は――いや、今回もその流れになっていたと思う。

 

 マンネリ化。つまりエミちゃんは『飽きた』と言いたいのだろうか。

 

「大事にしてくれてるのは嬉しいですけど、たまには刺激があってもいいんじゃないかと」

 

「アレがいるっていうシチュエーションは、エミちゃんの刺激的にはノーカンな感じ?」

 

 俺は浴室の方に目を向けた。ふたり黙り込んで耳を済ませば、シャワーの音に紛れてサキの鼻歌が微かに聞こえる。

 

「サキさんや姉さんはスパイスにしかなりませんから。もっと根源的なところで変化が欲しいんです」

 

「なるほど……」

 

 とは言ったものの、よくわからないというのが実情だ。変化を望んでいることぐらいはわかるが、実際になにをどうすればいいのか。

 

 俺はつい数ヶ月前まで童貞だった身。サキやお姉さんには基本されるがままだったから、セックスの見聞には何気に疎い。

 

 同意するばかりで実行に移さない俺に呆れたのか、エミちゃんは「もぅっ」と唇を尖らせて身を起こした。

 

「仕方ありませんね、私がリードしてあげましょう」

 

 エミちゃんはスカートを下ろした。当然下着が露わになるわけだが、見惚れる暇もなくそれも脱がされる。

 

「よいしょっと……」

 

 可愛いらしい声と共にベッドの上で立ち上がり、シーツが深く沈み込む。すると、綺麗な割れ目が俺の視界を専有した。

 

「舐めてください♡」

 

 随分と直接的な物言いだ。お望みとあらば喜んでだけど、ひとつ気がかりなことがある。

 

「この体勢で?」

 

「そうです。私が上から見ててあげますからっ」

 

 挑発的な表情で見下される。バレンタインのときもそうだったが、最近のエミちゃんはかなり積極的になった。自分を包み隠さなくなったというか、ありのままを曝け出すようになった。

 

 それは、本音を明かしてくれているようで嬉しくはある。ただ同時に、エミちゃんの全霊の欲を俺が受け止め切れるのかという不安もあった。

 

 ……いや、今は期待に応えることを考えなくては。

 

 俺は座高を上げるように正座して、エミちゃんの股間に顔を埋めた。

 

「はぅっ♡♡♡」

 

 直立していた膝が強張ったように折れる。崩れそうになった太ももを左右から掴み、俺はエミちゃんの体を支えた。そして貪欲に顔を奥に進めていく。

 

「あっ、はっ♡」

 

 親指を伸ばし、閉ざされた割れ目を広げてクリトリスの皮を剥く。突起した豆を吸うと、

 

「おぉっ♡」

 

 力なく脚を震わせて、エミちゃんは俺の頭を内側に引き寄せる。立っていられなくなったのか、ゆっくりとその膝が折れていく。

 

「はぁはぁはぁっ……♡」

 

 ベッドに膝をついたエミちゃんは、肩で息をしながら言った。

 

「まだまだ、全然です♡」

 

 四足歩行で迫られ、足元を引っ張るようにしてズボンが引き抜かれる。そしてエミちゃんは、こちらにお尻を突き出した体勢で下着一枚の俺の股間に顔を落とす。

 

「今度は舐め合いっこしましょう♡」

 

 舐め合いっこ――すなわちシックスナイン。

 

 エミちゃんとは一度もしたことはなかったはずだ。

 

「う、うん……!」

 

 期待感を隠さずに承諾する。パンツを脱がされる感覚を味わいながら、俺も間近に迫ったお尻の肉を鷲掴みにして口淫の準備に取りかかった。

 

 俺が下。エミちゃんが上。

 

 お尻を割るように左右に押し広げると、ふたつの穴が視界を覆った。

 

「…………」

 

 こんな恥ずかしい姿を曝け出してくれることに喜びを感じている自分がいた。彼女と彼氏の信頼感。恥じらいのあるエミちゃんも好きだけど、こうして大っぴらに性を求めてくれる彼女も俺としては大歓迎だ。

 

「でかちんぽ……♡ でかちんぽっ……♡」

 

 おやつを求める少年のような素振りで、エミちゃんは俺のパンツをずり下ろした。下半身が開放感に包まれた直後、生暖かい感触がペニスに走る。

 

「じゅるぅっ♡」

 

「ぅっ……」

 

 舌を伸ばそうと上げていた頭が、フェラチオの快感によって垂れ落ちる。とろけるような感覚に身を委ねたくなるが、舐め合いっこなら俺も攻めないとフェアじゃない。

 

 エミちゃんのお尻を手繰り寄せるように俺は割れ目にむしゃぶりついた。

 

「おほぅっ♡」

 

 太ももが波打つ。口淫の制御が利かなくなったのか、エミちゃんは俺の肉棒を甘噛みしていた。

 

「まっ……負けません!」

 

「俺だって……!」

 

 激化する愛撫に負けじと抗うが、巧みな舌使いに理性が翻弄されていく。ペニスが暴発しそうになる。

 

「じゅぼぉぉぉっ♡」

 

 唇が隙間なくカリに吸いつき、その状態で頭を激しく上下に動かされる。攻めに転ずることができず、頭上に広がる淫猥な穴をただただ見つめながら、俺は絶頂を我慢するしかなかった。

 

「イクッ……」

 

 堪らずつぶやいた、まさにそのときだった。

 

「――やってるねぇ〜」

 

 バスローブに身を包んだサキが寝室に帰還した。

 

「サキ……」

 

「おーおー、声震わせてちゃって。峰くんもうイキそうじゃん」

 

「じゅるぅっ♡♡♡」

 

「ぅっ!」

 

 サキが現れても構わずフェラチオは続いていた。弱まるどころか激しさを増しており、口での奉仕に加えて手コキまで始まっている。

 

「ちゅぷじゅぷじゅるるるる……♡」

 

「ちょっ……、エミちゃん……」

 

 わざとらしく鳴らされるリップ音に、腹の奥底から熱い痺れが汲み上げられていく。だが、そんな俺への追撃は意外な形で終わった。

 

「神崎さんストーップ!」

 

 サキがエミちゃんの体を抱き上げ、俺から引き剥がしたのだ。

 

「ちょっ、急になにするんですか。もう少しだったのに……」

 

「峰くんが射精しちゃったら私の分がなくなるじゃん!」

 

「大丈夫ですよ。リョウタくんは一発や二発で沈むような人ではありませんから。ねっ?」

 

 俺の腹の上に乗ったまま、エミちゃんは首を後ろに回した。

 

「うん……」

 

 流れで肯定してしまったが、正直二発も連続で出せる自信はない。いつもの薬も飲んでいないし、今日のエミちゃんはいつにも増して積極的だから、今の一発ですべて搾り取られていたような気がする。

 

「ほら。でかちんぽを舐めないでください」

 

 サキに誇示するように、垂直に屹立した竿をツンツンするエミちゃん。

 

「不貞腐れないでよ。それより神崎さん、ちょっと」

 

「なんですかもう……」

 

 サキがエミちゃんの耳元に顔を寄せる。

 

 なんだろう?

 

 内緒の話なのか、俺には聞かせてくれない。

 

「――面白そうです!」

 

「――なら決まり!」

 

 耳打ちが終わると、エミちゃんは張り切った様子で、サキは快活な笑みで顔を見合わせる。謎のアイコンタクトを終えたふたりが、それぞれ俺の片脚に跨った。

 

「えっと……なにを?」

 

「ダブルフェラ! 神崎さんと1回やってみたかんだよねぇ」

 

 どういう欲求なんだそれ!?

 

 いやしかし、サキの狂気はともあれダブルフェラ……それはつまり、ふたりが同時に俺のシモを舐めてくれているということ。

 

「もちろん嫌とは言わないないでしょ?」

 

 脚に絡みついたサキが、見上げるような体勢で俺を挑発した。はだけたバスローブの胸元から、巨大な乳房がこぼれている。

 

 挑発に乗るのは癪だけど……変に否定してせっかくの機会を逃す方がよっほど嫌だ。

 

「頼む……」

 

 その反応を意外に思ったのか、サキは目を丸くした。が、すぐにその目尻が垂れ下がる。

 

「峰くんも素直になったね。じゃっ、ご奉仕ターイム♡」

 

 紐が緩まり、サキの肢体からバスローブが解かれていく。露わになった肌は、湯上がりのせいかやや湿っているように見えた。

 

「では私も♡」

 

 サキに根本を、エミちゃんに竿を掴まれ、聳え立つ肉棒にふたりが顔を寄せる。滲み出る汁にコーティングされた先端に、ふたりは左右から舌を這わせた。

 

 同時に襲いかかるふたつの快感。ペニスの芯にゾクッと律動が走る。

 

「れぇろっ♡」「ちゅっ♡」

 

 サキはチロチロと裏筋周りを舐め、エミちゃんは尊ぶように亀頭にキスをする。

 

 正直、感度だけで言うなら先ほどの激しいフェラチオの方が気持ち良さは上だ。

 

 しかしこれは――。

 

「峰くん♡」「リョウタくん♡」

 

 ペニスに執心するふたりを見下ろす光景は、俺にたとえようのない多幸感を与えてくれる。

 

 俺の両手は自然とふたりの髪へと伸びていた。そのまま頭を撫でると、エミちゃんは満足げに目を細め、サキはイヤらしい上目遣いで俺を煽った。

 

「峰くんの顔見てたら奥キュンキュンしてきちゃった♡ 神崎さん、先にもらっちゃっていい?」

 

「もうですか?」

 

「ギンギンに勃起したデカチンポ目の前にして、お預けとか無理だって♡」

 

 ペニスから顔を離すと、エミちゃんはため息を吐いて、

 

「仕方ないですね。どうぞ」

 

 と、俺の一物の所有権を譲った。

 

 どうぞって……。

 

「一応俺のなんだけど……」

 

「ということは、私のでもあります♡」

 

 思わずボヤいた一言に、エミちゃんはそう応じてウインクをくれた。

 

 いや可愛いけどね……可愛いんだけど、エミちゃんがどんどん危険な彼女になっているような気がする。

 

「神崎さんの許しも得たことだし――」

 

 俺を跨ぐようにサキはシーツの上を移動していく。こちらに背中を向けると四つん這いの体勢になり、お尻の谷間を拡げながらサキは振り返った。

 

「ほらほら♡ 峰くんの大好きな幼馴染マンコだよ〜♡」

 

 茂みに覆われた肉厚な割れ目から透明な蜜がドロリと垂れ落ちている。ピンク色の粘膜がヒクヒクと蠢く様は、俺の興奮を否応なく駆り立てた。

 

 だが、ここで猿のように飛びついたら隣の彼女がなにを言い出すかわからない。あるいはこの状況は、エミちゃんが俺に出した試練という可能性もある。

 

 サキに飛びつく前に念のため、俺は同意を求めるようにエミちゃんを窺った。

 

「――――」

 

 言葉はない。にこやかな笑顔を返される。

 

 OKってことでいいんだよな……?

 

「もう早くぅぅぅっ~! 焦らすの禁止!」

 

「あ、ああ……」

 

 サキに「どうぞ」と譲ったのは他ならぬエミちゃんだ。まさかそれで駄目とは言うまい。

 

「じゃあ……行くぞ?」

 

 俺は膝立ちになり、サキの片尻に左手を添えた。もう片方の手で裏筋を擦りつけるようにして穴に嵌め込み、腰をゆっくりと前に押し出ていく。

 

「んっ♡」

 

 その嬌声を合図に、俺は一気にペニスを奥に押し込んだ。

 

「ほぉぉぉっ♡♡♡」

 

 体を支えていた両腕が折れて、四つん這いが崩壊する。下半身を突き出すように、サキはシーツに顎を着けた。

 

 俺はその尻を両手で挟み込み、ピストンで膣内を蹂躙していく。

 

「おっ♡ おぉっ♡」

 

「くぁっ、はぁっ……!」

 

 火照った膣が肉棒に絡みつき、全方位から精を搾り取ろうとしてくる。

 

「峰くん! お尻……、叩いて!」

 

 快感を追求していると、サキは唐突にそんな要望を口にした。素っ頓狂な提案に、俺のピストンが一瞬停止する。

 

「……はっ?」

 

「いいから! もっと激しいのがいいの……!」

 

 サキは肩越しに振り返った。白目を剥きかけた、だらしのない表情。しかし、そこに漂う淫猥な雰囲気は圧巻だった。

 

「こ、こうか?」

 

 ペチンと控えめに尻を叩く。すると、サキは苛立ちを発散させるようにベッドに拳を振り落とした。

 

「もう! そんなだからいつまで経ってもチビのままなんだよ! 意気地なし!」

 

 なっ!?

 

 不意打ちの罵倒に、俺の中でなにかのスイッチが入る。

 

「あとで痛いって言っても知らないからな……!」

 

 今度は勢いをつけて、全力でサキの尻たぶに平手打ちをお見舞いする。

 

「お゙ぉ゙ぉ゙っ゙――!?」

 

 パァン!という乾いた音と、サキの濁声がシンクロする。同時に膣内がきゅっと締まったように感じた。

 

「これでいいんだろ!」

 

「ぁ……、あへぁ……♡」

 

 シーツに顔を突っ伏して、コクコクと首を縦に振るサキ。

 

 ぞんざいに扱われるのがお望みならそうしてやる。やや赤く腫れた尻を鷲掴みにして、俺はピストンを再開した。

 

「イクっ……♡♡♡ イクぅぅぅぅっ♡♡♡」

 

 肉と肉がぶつかり合い、結合部から体液が飛び散る。反応が薄くなったら尻を叩く。

 

 いつしか俺は、その作業に没頭していた。

 

「はぁはぁはぁはぁはぁっ……!」

 

「ぉぉぉぉっ♡♡♡ ぉ゙ぉ゙っ゙♡゙♡゙♡゙」

 

「あっ……、出そう……」

 

「も゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙っ゙ん゙♡゙♡゙♡゙ わ゙だびも゙ぉ゙ぉ゙ぅ゙っ゙♡゙♡゙♡゙」

 

 下腹部の疼きは今にも暴発しそうだった。

 

 いいよな……出しても。いつも通り膣内に射精して……。

 

「サキっ……このままでいいか……?」

 

「なかだひっ♡♡♡ な゙がら゙びじでぇ゙ぇ゙ぇ゙っ゙♡゙♡゙♡゙」

 

 サキの合意も得たところで、俺は腰の動きを加速させた。睾丸の奥でグツグツと熱いものが渦巻く。

 

「サキ……サキっ!」

 

 限界の予兆に早まるピストン。そんな切羽詰まった俺の頬に、不意に手が添えられた。

 

「――駄目ですよ」

 

 その主はエミちゃんだった。

 

「エミちゃ……なんで……?」

 

「イクときは私の中で、です。このままリョウタくんは出さずに、サキさんだけをイカせてあげてください♡」

 

「そんなっ……!」

 

 俺はもう限界だ。あとひと突きでもすれば、溜まりに溜まった精液が一気に放出される。

 

 なのに……それなのに……!

 

「さあさあ♡ 頑張ってください♡」

 

 横腹を指先でくすぐられる。エミちゃんめ、絶対に楽しんでやっている。

 

「長引けば長引くだけ辛いですよ♡ 私も黙って見ているわけではありませんからっ♡」

 

「――っ!?」

 

 そしてあろうことはエミちゃんは、この状況で俺にキスをした。バックからサキを突いているこんな状況で。

 

「ちょっ……んむっ……」

 

 離れようとしても深く舌を入れられ、エミちゃんは俺の唇を塞いだ。早くピストンを続けろとばかりに、背中に腕を回されて内側に引かれる。

 

 こうなったら仕方ない……耐えられるかどうかわからないが、このままサキだけを満足させるしかなかった。

 

 ……やってやる!

 

「――ほぉっ!?」

 

 ピストンのスピードを速め、俺は短期決戦を仕掛けた。長引くだけ辛い、まさにエミちゃんの言う通りだ。サキを壊す勢いで、俺は腰を振りたくる。

 

「ん゙お゙ぉ゙っ゙♡゙♡゙♡゙ お゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙っ゙っ゙っ゙♡゙♡゙♡゙」

 

 エミちゃんの顔でサキは見えないが、乱れる声は聞き取れる。そして膣内の具合も鮮明に。

 

 俺の一物かデカいのかサキの中が狭いのか、ひとつに溶け合ったように粘膜と粘膜が密着して、擦れる。

 

 早く……早く終わらせないと……こんな状態で射精を我慢するなんて続くはずがない!

 

 だから俺は、エミちゃんの舌もサキの膣内も、あらゆる感覚をシャットアウトして、ピストンだけに意識を集中させた。

 

「ぅん」

 

 遠くの方から声が聞こえる。でも駄目だ。それに耳を傾けたらイッてしまう。

 

「くん」

 

 今度は近くから声がする。なんだろう。

 

「――リョウタくん!」

 

 肩を掴まれ、意識がハッとして目を見開く。すぐそこにはエミちゃんの顔があった。

 

「あれ……なんで……?」

 

「もう十分です! これ以上やったらサキさんが死んでしまいます!」

 

 そう言われ、改めて前方に視線をやる。サキはシーツに顔を埋めてピクピクと痙攣していた。どうやら俺は、無意識のうちに腰を振り続けていたらしい。

 

 破裂寸前のペニスを引き抜く。亀頭が膣から抜けた瞬間、ダムが決壊したように中から蜜が溢れた。

 

「ぉ……、ぁぉぉっ……」

 

 ベッドに四肢を投げ出している姿は、完全に事後のそれだ。だが、俺はイッてはいない。エミちゃんの要求を完遂したのだ。

 

「はぁぁぁっ……軽く意識飛んでたよ……」

 

「お疲れ様でしたっ♡」

 

 エミちゃんは労いのキスを俺の額に落とした。

 

「でも、まだ終わりじゃありませんよ?」

 

「わかってる」

 

「ご褒美タイムです♡」

 

 聖母のような微笑を湛えたエミちゃんは、サキの体を奥に押しやって仰向けに寝そべった。

 

「私の中で……イカせてあげますから♡」

 

 脚を開いて、エミちゃんは正常位の受け入れ体勢を取る。

 

「どうぞ♡」

 

 俺はその誘いに乗り、反り返った肉棒を前に落とした。光沢を帯びた毛のない割れ目に亀頭が触れる。

 

 シックスナインから始まり、サキとのまぐわいを経て、膨れに膨れ上がった欲をようやく解放できる。

 

「エミちゃん……っ!」

 

 呼びかけと共に、俺は腰を前に押し出した。

 

「あぁっ♡♡♡ きっ……、きたぁ……♡♡♡」

 

 エミちゃんも我慢していたのか、中はトロトロに仕上がっていた。引き抜くと吸盤のように膣がへばりついてきて、また押し込むと襞のひとつひとつが絡みつくように肉棒を愛撫する。

 

 ぬぷぷっ……ぬぷっ……じゅぷぷっ……ぬぷっ……じゅぷっ……。

 

 愛液をまとったペニスが蜜を引きながら出入りする。それを俺は、スローペースで何度も繰り返す。

 

「んあっ♡ ぎぼぢっ、ぎぼちいいっ♡♡♡」

 

「ごめんエミちゃん……! 俺、全然耐えられそうにない……!」

 

 時間をかけて愛を育みたい気持ちもあったが、そんな余裕は欠片も残っていなかった。視線を結合部から顔へ、俺はエミちゃんの体に覆い被さる。

 

「エミちゃん……、キスっ……!」

 

「んふっ♡ ちゅぷっ♡」

 

 口内を貪りながらの全力ピストン。エミちゃんは腕をうなじに、脚を俺の腰に巻きつけて、より深く繋がろうとしてきた。

 

「りょ……うたくん……、イクときはちゃんと言ってくださいねっ♡ ぎゅって……ぎゅーってしてあげますからぁっ♡」

 

 その瞬間、眼前に広がるエミちゃんの微笑が、俺の理性のタガを外した。

 

「エミちゃん――ッ!」

 

「ぉぅっ!?」

 

 奥を穿くと、結合部から下品な空気の破裂音が鳴った。ぼぴゅっと、愛液が隙間から押し出される感覚――それでも俺はピストンを止めない。

 

「おぉっ♡♡♡ いぐっ……、ごわれっ♡♡♡」

 

「エミちゃん……エミちゃん……!」

 

「ぉぉっ♡ ぉぁっ、あっ♡♡♡ あぁぁぁぁっ♡♡♡」

 

 本能のままにガン突きすると、図太い喘ぎ声が返ってきた。お互い限界はすぐそこで――。

 

「いぐっ♡♡♡ イグぅぅっ♡♡♡」

 

 先に絶頂したのはエミちゃんの方だった。膣内がギュウゥッと締め上げられ、弾かれたように全身が痙攣する。

 

「ぉっ♡ ぁっ♡ ぉぉぉッ♡♡♡」

 

 そしてその絶頂の波は俺にも伝播した。蠕動する膣にピストンが加われば、当然その快感は倍増して――。

 

「エミちゃんっ! 俺も……!」

 

 射精の予兆を感じ取った俺は、絶頂間際であることをエミちゃんに伝えた。

 

「ぉん……っ♡♡♡」

 

 返事は言葉になっていなかったが、しかし、エミちゃんは約束を覚えていたらしい。両腿と両腕が俺の体をガッチリと固定して、膣内の柔肉が剛直に絡みつく。子宮口は亀頭を咥えて離さず、射精しろと言わんばかりに精をねだる。

 

「――出るッ!」

 

「ぉっ♡ いぐっ……♡♡♡」

 

 ビュルルルッ! ドプッドプゥッ!

 

 ビュクッ……ビュクッ……!

 

「ぉ……、ぉぁ……♡」

 

 精液で膣内が満たされて、圧迫感が先端に広がっていく。入り切らなくなった分が逆流して結合部の隙間から溢れ出ているのを感じる。

 

「はぁはぁはぁっ……、はぁぁぁっ……」

 

 ずっと焦らされていたからか、射精はかなり長引いた。その間エミちゃんは俺にしがみついて離れなかった。

 

「リョウタくんは私のものです……絶対に裏切っちゃ駄目ですからね……」

 

 熱っぽい呼吸と共に、耳元でそんな言葉を囁かれる。

 

「大丈夫。わかってるから」

 

 今さら口にするまでもない。俺はこれからの人生もエミちゃんと添い遂げる覚悟だ。

 

「約束ですよ……♡」

 

 縮小するペニスとは対照的に、体の密度はどんどん増していく。快楽に溺れながら、俺たちはセックスの余韻に浸り続けた。

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