【2巻11/14発売!】ずっと好きだった幼馴染にフられて始まる淫らに一途なハーレム生活 作:花染彩葉@幼馴染ハーレム2巻発売中!
お腹のところで括っていた紐を解き、パレオを外してエミちゃんはビキニ姿になる。そのままレジャーシートの上でうつ伏せになると、俺に背中を差し出した。
「では、全身くまなくよろしくお願いします♡」
浮き出た肩甲骨の起伏。
くびれた腰のライン。
「…………」
ごくりと唾を飲み、周囲を確認。客が少ないうちにやってしまおう。
日焼け止めオイルのボトルキャップを開けて、橙色の液体を手のひらに馴染ませる。俺はゆっくりと、両手をエミちゃんの肩甲骨に置いた。
「んっ♡」
「ちょっ……! 変な声出さないでよ……!」
「いいじゃないですかっ。旅の恥は掻き捨てと言いますし。ささっ、つま先までちゃんと塗ってくださいね♡」
「もう……」
肩から背中へ、背中から腰回りへ。ホックの下まで丹念に日焼け止めを塗っていく。
その間、エミちゃんは、
「あっ♡」
とか、
「んぅっ……♡」
とか、俺が手を滑らせるたびに甘い声を漏らしていた。漏らしていたというか、たぶん意識的にやってるだろうけど。それぐらいはもうわかるのだ。
オイルを足して今度は下半身へ。
太ももの付け根を両手で挟み込み、リンパマッサージするみたいに下に絞っていく。
「ひゃっ……!」
エミちゃんの体がビクッと竦み上がった。
おっ、今度は素の反応だ。
なるほど。マッサージみたいに刺激を与えながら塗っていけば、少しはギャフンと言わせられるかも。
再び揉み解すように、膝と太ももの間を往復する。
「ちょっ……、リョウタくんっ……激しっ……ひゃっ……、ぁっ……♡」
ヤバい。ムラムラしてきた。ムラムラしてきたのに、肌を滑る感触が癖になってやめられない。
……完全に変なスイッチが入ってしまった。
もう片方の脚も同じように日焼け止めを塗っていく。ぷにぷにの柔らかい太ももは、しかし押せば跳ね返るほどの弾力があって、形を変えてはもとに戻っていく。
エミちゃんは堪えるように体を強張らせていて、ピクピクと震える姿が俺の嗜虐心をくすぐった。
「後ろは終わったよ。次は前やろっか」
「ハァハァハァハァ……♡ はっ、はい……」
息も絶え絶えになりながら、くるりと全身を捻って仰向けになるエミちゃん。露出したデコルテの下にふたつの丘が並ぶ。
俺はオイルを新たに手に取った。
左右から脇腹に指を沈めて、へそに向かって肌を捏ねていく。お腹が圧迫されるとシワになって、ちっちゃな窪み――へその穴の上下に線が生まれた。
「…………」
別にへそフェチでもないのに、その穴はやけに淫靡に見えた。思わず、中指の先を刺してしまうほどに。
「ぉぅっ……♡」
淫らな声を堪えるように、エミちゃんが慌てて口を塞ぐ。真っ白な腹部が波打って、水着の紐が少しずつズレていく。
それでも俺の指は止まらず、おへその中をほじくり続ける。
「待っ……んぅっ……!」
涙目になりながら訴えるその顔がたまらなくエロい。今まで意識したことはなかったけど、俺って案外Sっ気があるのかもしれない。
おへそを堪能するのはこの辺にしよう。
最後はデコルテ周りだ。
「よし。じゃあ、次は胸だね」
「いつの間にかノリノリになってません?」
「エミちゃんのせいでしょ」
「では」
ニヤリと笑い、エミちゃんは自らトップを少し持ち上げた。
「変な焼け方をしないよう、内側までしっかり塗ってくださいねっ?」
やっぱりエミちゃんのせいだ。こんなの、ほとんど誘惑じゃないか。
俺は念のために周囲を見回した。レジャーシートの前を、見知らぬ男ふたり組が通り過ぎていく。その視線が一瞬、エミちゃんの胸元に行ったのを俺は見逃さなかった。
今さらかもしれないけど、バストに手を突っ込むのはマッサージ的な見た目とは一線を画する。
エミちゃんの肉体美をどこぞの男に視姦されないよう――もとい、通報されないように注意しないと。
「早くしないと、どんどん人が増えちゃいますよ?」
「エミちゃん、楽しんでるでしょ……」
「もちろんです」
全く……。
まあ、エミちゃん自身が言っていたことだけど、旅の恥は搔き捨てという。俺も羽目を外して、通報されない程度にこのシチュエーションを楽しもうと思う。
俺は再びオイルを手に馴染ませた。そして、カップと胸の間に指先を滑り込ませていく。
「んっ……」
柔らかい。温かくて、ぷにぷにで、乳房の弾力が手のひらに乗って、形を変えながら弾けていく。そのまま指先を駆使して、輪郭をなぞるようにカップの内側を、乳房回りにオイルを塗っていく。
奥深くまで侵入すると、
「あっ♡」
硬い粒のような感触が指先に宿った。
もちろんわざと触った。
指の間に乳首が掠めるたび、エミちゃんの腰がくねるくねる。
「ひゃあぁっ♡ それ……、声出ちゃう……♡」
「……………………」
気づくと俺も勃起していた。
これ以上の悪ノリはヤバい気がする。後戻りできなくなる可能性があるため、早急にオイルを塗り終える。
「ふぅ……」
と、息を吐きながら手を離す。
それとほぼ同時にエミちゃんは体を起こした。
「リョウタくん。そこ、すごいことになってますよ? 破れそう♡」
「っ……!」
海パンの突起を指摘され、俺は反射的に内股になる
「エミちゃんがこんなことさせるから」
「むっ。私のせいですか?」
「さすがにそうでしょ、これは」
「そうですかそうですか。でも困りましたね、その状態で遊ぶわけにもいきませんし」
なんだか芝居がかった口調だ。
眉を顰めて訝しむ俺に、エミちゃんはひょいひょいと手招きした。
「リョウタくんリョウタくん。ちょっと耳を」
求められるままに耳を差し出す。
「さっき見つけたんですけど、向こうにいい感じの岩陰がありました。人が増える前に行きませんか?」
「なにしに?」
答えなど決まり切っていたけど、念のために聞いてみる。
俺にぴったりと寄り添うと、エミちゃんは囁くように言った。
「決まってるじゃないですか。えっちしに、です♡」
やっぱりそうか……。
「本気? 外だよここ?」
「リョウタくんがそれ言います? サキさんとはあんなにしてたのに」
……ぐうの音も出ない。
俺は観念した。
「……わかった。行くよ」
「やった♡」
エミちゃんは跳ねるように笑って、パレオを腰に巻き直す。
水色の布がふわりと風になびいた。