夜、俺は飲みの帰り道、傷ついた鬼娘を見つけて……。

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  登場人物
与作……俺。人間。成人男性。
玄………鬼娘。爆乳。乙女。


異聞:節分の日 鬼は内~傷ついた鬼娘を連れ帰ってお嫁さんにしたのが鬼の血の始まり~

「鬼だ」

「うぐぅ……」

 

 村ではみだし者である俺は村はずれの自分の家に帰ろうとしていた時の事だ。暗闇の中、篝火箱(ランタン)を持って脚元を照らしながら帰っていると傷ついた鬼――それも年若く見える娘だ。木の根元に蹲るようにしていた。誰もいないのに、珍しさの余り独り言を呟いてしまった。自分の身長が180ちょいだとすると、相手は150、160といったところか。肩にかかるぐらいの長さの黒髪で、額よりやや斜め上の頭部から角を突き出して、耳が尖っている。服といったものはなく、腰に熊の毛皮を巻いているだけだった。身体は男好きするようなたわわな胸と、引き締まった腰や脚が見てとれる。ごくりと生唾を飲んだのも一瞬だ。白い肌に浮き出ている傷が実に生々しい。表面的な傷ばかりで大きく出血箇所は無かった。

 

「だいじょうぶか。おめえ」

 

 村の変わり者で俺の友人の田子端(たごはた)なら、「与作、鬼はやめとけ。まだ醜女だが、俺の隣ん家の娘の方が度量良しだ」と注意していたことだろう。しかし、俺はしゃがみこんで声をかけた。

 

 ぶんっ。

 

「うわっ」

 

 豪風が吹いたと思ったら、鬼――鬼娘のふるった腕から吹いた風であった。余りの風強さに俺はたまらず尻もちをついてしまう。

 

「うわわわわ」

 

 尻餅をついただけでなく、失禁までしてしまった。つーんと臭い薫りが自分の着物から漂うと思うと普段からやるせなくなるが、恐怖の方が強い。慌てて、俺は自分の家まで駆け走って、戸を開けるなり、土間からおえい(居間・茶の湯である)に転がりこむように倒れて腰が抜ける。

 しばらくしてから春先の夜中ゆえに、着ていた衣類の股の辺りが生温かさから寒さに変わる頃には抜けていた腰も元に戻った。

 

「(さっさと寝ちまおう)」

 

 着替えてから、夜につける灯りの油代ももったいないので、慌てて着替えて、濡らした布で体液を拭うと、せんべい布団を敷いて寝る準備を始めた。俺は布団にいざ入って、枕に頭を寝かせる。しかし、どうにも寝付きが悪い。

 思い浮かべるのは鬼娘のことばかり。

 

「……くそ」

 

 布団からむくりと起き上がる。自分の性分が嫌になる。俺はなんだってお人好しなんだろうか、と。骨喰の所の面倒時も変人に入れ込んだせいで、大怪我したというのに。けど、無性に放っておけなかった。一度見たのがいけなかった。見なければ明日の朝にはいなくなってるだろうに。

 

 俺は再び、篝火箱を手から提げて、おっとり刀で戻ってみた。

 いるかどうか。いないかもしれない。……いた。まだ蹲ってる。

 

 よく見ると艷やかな黒真珠のような黒髪の鬼娘は俺を見るなり、なんだ、戻ってきたのか、といいたげな目を向けてくる。少し血走っているのと、殺気がぐさぐさと翔んでくる。怖い怖い。けど、もう放っておけない自分を殴りつけたい。なんだって厄介事に顔を突っ込んでしまうのか。鬼の次は九尾でも背負(しょい)い込むかもしれない。

 

 その後はもう八面六臂の大活躍。嘘。七転八倒である。

 八六足して十四の活躍どころか、一足して十五の苦労しかねえ。

 

 鬼娘をなんとか連れて行こうとするが大暴れである。梃子でも動かないってつもりがすごい。そうなると自棄(やけ)である。そんなら、ぜってぇ俺が家に連れて帰ってやろうじゃねえかって気分になる。そこからは取っ組み合いで、あーだこーだと投げ飛ばされたりしてる内に、力が弱まってきた辺りで鬼娘を誤用してやった。違う、御用。

 

「ui 0 r>yq@」

「(何言ってるかわかんねえ)」

「fup1 0qdf iy*@yk qr:f eoue1」

「いいから行くぞ」

 

 つったか、つったか。とてとて。鬼娘を家にへと連れて帰ってやった。見た目に反して重いので驚いた。そうして、おえいに上がり、布団に寝かせる前に軽い手当をしてやる。軟膏を引き出し箪笥から取り出して、貝殻薬箱の蓋を開ける。そのまま軟膏を塗ろうとするが、これまた苦労した。鬼娘は何度も身をひねって嫌がりやがった。しかたないので、濡れた布で血を拭ってやった。

 

「up@ byub0r>」

「あん?」

「^yu 6sb q@」

「あんだって?」

「mo ee」

「(何言ってるかわかんねえなあ)」

 

 口を開いても何も分からない。鬼娘がよく分からない言葉をついてからは、この娘っこも黙って怪我の手当を受け入れてくれた。このあたりで身体の生傷に軟膏を塗ってやった。

 そうしてからは包帯代わりに服一着を破って包帯にすると、傷の多い所を覆ってやる。本格的な治療とは名ばかりの応急手当だ。身体の隅々まで身てやったが、傷の深い所はなかったので安心した。この頃には外は白けていたので、疲れ果てて眠りについた。布団は来客用のものを使った。

 

 鬼娘も包帯ぐるぐるの状態で眠りについた。

 

 

 

 そこから数日で鬼娘の身体は傷が治った。鬼という異形の身体の作りには驚かされるばかりだ。たくさんの魚や野菜を一気に食らった。俺も朝餉、昼餉に夕餉と料理の作りがいというものがあったが、その食いっぷりには驚いた。流石、鬼である。

 

 すぐに出ていくかと思ったが、そんなことはなかった。嫌がることは特にない。家から出ることがないというだけ。することといえば、横に寝ることか食べることくらいだった。以前に怪我人の治療で二週から一月近くいたことがあったので、鬼娘がこんなにも速く回復するとは思わなかったので、別に一月くらい居ても自分は構わないものである。

 

「0qdkuj5」自分に指を指す鬼娘。

「あん?」夕餉に使った鍋と器を片付ける俺。

「玄(げん)」

「お?」

 

 鬼娘の名前は玄というらしい。名前を教えてくれたのも滞在してから五日目のことだった。そこからは少しずつ、オレを通して言葉を習っていった。辿々しいが、会話できることに越したことはない。同居人が増えてしまったが、オレも甲斐性無しではない。炭焼きや木樵をする傍らで玄には色々と教えてやった。玄は賢かった。そのうち、日常会話ぐらいは出来るようになっていった。

 

「おはよう」

「おはよう」

 

 日常で使う大凡の会話は出来るようになった。挨拶だけでなく、否定と肯定周りも教えてやるとするすると学んでいった。

 

「三十一 と 六十四 足す 九十五」

「待て待て。三十以上の数はオレ、よくわかんねえんだよ」

「わからない。……できない?」

「できねえよ」首を横に振る。

 

 三十以上の算術もできるらしい。オレは苦手なので、首を横に振ると、玄は笑ってみせた。子供のような笑みだった。糞餓鬼のようなどこか人を蔑むような笑みだったが、許してやった。初めて笑った顔を見たからだ。

 

 +++

 

 気づけば春先に玄を拾ってから、夏入りにさしかかろうとしていた。早いものである。頭は大怪我しているという名目で布頭巾を頭に巻いたまま、村人たちにも紹介してやった。受け入れられはしていない。外れ者には厳しいのが田舎の農村である。関わってくる者も田子端ぐらいのものだ(その田後端も気味悪がっている)。

 

 

 

 夏入りというのに、この年はとても暑かった。なので、仕事を途中で切り替えて、昼の頭に川にへとやってきた。玄は急に衣類を脱いで、すっぱだかになった。オレはとても慌てた。怪我が消えた分、きれいな白い肌が全身むき出しになる。異国から来る象牙みてえに白い太腿に、むっちりとたわなな西瓜(スイカ)の如く膨らんだおっぱいに、桜見てにきれいな乳首に、ほどよくくびれた腰。女のあそこはささやかながら草むらが生え揃っているというのに、乙女のように縦筋のぴったりとしたアソコであった。玄の年齢がどれくらいなのかいまいちわからん。けど、男が惚れ惚れする女体だ。そもそも玄の顔はとても可愛らしい。愛らしい顔つきだ。思わず股間の大刀が起き上がりそうになる。

 

 だが、思惑は川の方にあったらしい。玄のきれいな身体に見惚れていた俺だったが、気がつくとアイツは川に入り、腰まで川水に身体をつけると、心地よさそうに目を細める。

 

 ばしゃっ。玄は川におもむろに手を突っ込む。これまた二の腕まで川の底へざぶんっと沈ませた。そうすると一気に何かを掴んで引き上げる。

 

「とれた」

「熊かおめえは」

 

 夏魚だった。中々に大きい。がっちりと掴み込んでいる力強さの方に驚かされた。いつの間にか股間の俺の大刀は静まっていた。

 俺は感心してしまう。手頃な川近くの大岩に腰を下ろす。脚に川水を漬け込みながら、玄の方に語りかける。

 

「熊 ちがう 鬼」

「知ってるわ」

「鬼 鬼 鬼」何か虎の尾を踏んだのか反応が変わる玄。

「おいおいおい」

 

 ばしゃばしゃばしゃ。ぶるんぶるんぶるん。水を力強くかき分ける為に力強くアイツは腰を振る。それはもう西瓜が翔んでくるのではないかと見紛うほどの力強い左右の腰振りと共に巨大な果実が連動して震えてみせた。再び大刀が震えてしまう。これほどに女の身体がいやらしく見えたのは初めてのことだった。

 

「すごいぞ」

「ああ、そうだな。すごいすごい(ぷいっ)」

「?」

「(なんだって近くまで来るんだこいつは)」

「与作?」

 

 手を伸ばせば届きそうなぐらいにまで近くに寄ってくる。何故か良い匂いが玄からやたらと漂ってくる。汗と一緒に漂うメスの薫りというのか。それが甘ったるくて仕方ないのだ。その薫りを振り払うように、あるいは玄から目を逸らすように、顔をそっぽを向く。首を傾げる玄。ああ、もうなんだってこいつは可愛いのか。今日はやたらと可愛く見える。

 玄が前屈みになる。本当に胸が果実のように下を向いて垂れる。乳首も身体が川水で軽く冷えたせいか、つんとそそり勃っていて、とても美味しそうに見える。おいおいおい、やめろ。その格好するな。

 

「nwh*q mzs nwmeeki」時々鬼の言葉を喋る玄。

「だから、何言ってるんだよ」チラチラと見てしまう俺。

「ふふふ」悪戯っぽく笑う玄。

 

 彼女は近くの落ちている手頃な長さの木の棒を見つけると、それを拾う。拾った枝に捕まえた夏魚を口から尾まで串刺しにして、地面に刺す。手に入れた獲物の刺さった棒をそうしておくと、そのまま次の獲物を探すべく、川に突っ込んでいく。

 ぶりんぶりん。玄はよく見ると大きな元気な子供が埋めそうな安産とした丸々としている大きな尻をケツにくっつけている。それを男である俺の目も気にせずに、無防備だ。

 全く、俺の気も知らずにこいつは。ため息をつく。

 

「~~♪」

「(しかし、楽しそうに取るな、玄)」

 

 川水の冷たさに浸りながら、俺は涼むことにした。丁度よく俺の大岩は近くの大木からよく伸びた枝葉が俺の真上を守ってくれていたの。日照の時間的にもこの時間だと日照りから俺を守ってくれるのだろう。休むのにちょっとした良い所を見つけた。

 結局、玄が五匹ほど取った辺りで夏川魚の姿はなくなった。それでも大漁といえよう。

 

 その日の夜の夕餉は玄が獲ってくれた魚を焼いて、塩を振った。

 

「美味いな」

「うまいなー」俺の言葉を真似して笑う玄。

 

 魚の内蔵(わた)は採ってから時間が経ち、苦かったが、酒の当てには丁度良かった。かぶりついて食べるのがまた気持ちいい。玄も真似して、串焼き魚の胴体にかぶりついて、頬張っていく。内蔵に渡ると「うげー」とにがそうな顔をしているのがまた可笑しかった。

 

 ついつい、俺はこの日、酒をたくさん飲んでしまった。おかげで、このあとの玄をたくさん驚かせてしまっただろうと、後々後悔することになる。

 

 +++

 

「おまえー、ほんとうにかわいいよなあ。ちゅっ」

「……ちゅっ。んぅ、ん」

 

 俺は酒を飲む前に昼間の玄の姿を思い出して興奮してしまっていた。酔った勢いで、つい玄のことを甘やかすように、口説いてしまう。その言葉をどこまで本気にしているのかわからないが、俺から玄への口吸いは抵抗が無かった。

 

「ん、与作。ちゅっ、ちゅっ」

「んぉ? こらこら……くすぐってえ。うはは」

 

 そこから玄も引き金が引かれたように唇を伸ばしてくる。少し狙いがズレて頬や顎に触れてやけにくすぐったかった。柔らかい水餅みたいな感触が気持ちいい。俺の顎髭が当たって、向こうもくすぐったそうなんだろう。しかし、懸命に口付けしてくる。興奮した俺はそれにこたえちまった。

 

「ん、んん」唇を角度を変えて重ねてくる玄。

「んー、っ、ん……玄~……ん」

 

 蛸みてえに俺はよく玄の唇を愛撫した。乙女にしては少し大きめの口。鬼らしいとも言えよう。そんな口を唇で吸ってやると気持ちいい。ぷるんとした良い肌触りの唇で、ぽてっとした肉厚さが当たり心地がよいのだ。

 

 俺も前に女を抱いたのはずいぶん前だった。そのせいか、相手は何歳かも分からない娘っ子だっていうのに、俺も接吻を重ねるうちに気分が高揚していき、つい大人気なく興奮しちまった。玄は可愛い。とても可愛い。それだけでなくて身体付きまで男好きするんだから、とめようがないだろう。

 

 首後ろに腕を回す。意外と細い首。なのに力強い感触。鬼だからだろうか。自分は久しぶりの「女」を前に燃えていた。にがしてやんねえぞ、という意思のもとで回したつもりだったが、度肝が抜かされたのは、玄からも腕が、己の首後ろに回った時だ。互いに首ねっこ回して、取っ組み合いなら、もう「そういうことだろう」ってな。

 

「ねる……れろ……ちゅ……ん……んは……げん……んん……れろ……ぉ……」

「ふゃ……ん、……ぇる……ん……れろれろ……ちゅ……ふ……にゃ……」

 

 唇を夢中で重ねまくっていて、俺が口を開けて、舌で唇を舐めてやったら、玄は口を開けてくれた。もうそうなったら、こっちのものだった。舌を伸ばして、互いのベロで舐めまくってやった。玄の舌もやわっこかった。ねとねとになった俺のか、玄のかわかんねえベロと、俺のがぶつかりあって、ヘビみえてにこねくりあう。それがまた「俺達」を熱真っ盛りに燃え上げるのだ。俺の背中もぞくぞくぅ、ってすごいことになった。本気で抱く。玄が欲しくなった。

 

 玄も俺が欲しいみてえだった。

 

 あいつの着ている着物を強引に、戸棚を破るみてえに剥いでいく。ぶるんぶりん、といやらしく灯りにあいつの胸やら尻房が照らされる。夏夜で汗ばんだ白い肌がほんのりと桃色に色づいていて、とてもたまらなかった。

 

「ぇろー……れるれる……っ」玄の太腿の肌を舐め上げる俺。

「ひにゃっ」

 

 ひにゃっ だってよ。けど、あいつの高い声を聞くと益々気分が上がる。玄の鎖骨からおっぱいにへと舌が下がっていくと、頂きにむしゃぶりついてやった。

 

「c cbf3 90ek」

「(お?!)」

 

 何がなんだか分からないが、玄を抱いていると、あいつの弱い所だったのか。乳首をしゃぶっていると、鬼の言葉が出てきた。それがまた俺の背中をぞくぞくとさせる。田子端曰く「女の胸にむしゃぶりつくのは赤子のすること」となんだかんだと宣っていたが、今の玄の姿を見たら、そんなこといえるだろうか。むしゃぶりついてやりたい一心になる。

 

「あむあむ……じゅうううっ……んんんっ」

「#1 ##### q@/z」

「んん、……っ……ぢゅう、ぢゅう」

「i71 # ahv@f@ztl」

 

 どんどん俺の口の中で乳首が固くなる。膨らんでいって、南蛮の干した葡萄みてえにそそり立つ。それが口腔で分かると転がしてやったりする。

 

「#####!!」

 

 耳に広がる嬌声がきもちええ。赤子のようにしゃぶるたびに、春先にはぶすっとしていた鬼娘が、真珠みたいな黒髪を振り乱しながら、背を反らせる。海老みたいにそるもんだから、俺は何度もすってやった。

 

「じゅぅ」

「yyyyyy」

「じゅ~~~~~~~~~~~っ」

「#### q@/z 与作 q@/z」

 

 まだ甘勃起していない反対の乳首の頂きにも吸い付いてやった。びくんびくん、と挙げたばかりの魚みたいに身体を身動ぎさせていくのがとても楽しい。それに鬼の言葉の中に、オレの名前が混じって聞こえたのが最高だった。

ここまでくると俺の股間の大刀はいつおれのが出番がくるんだ、とぎんぎんにいきり立つのがしんどい。あわてるな。いまからお前の出番だっての。

 

 おれはがまんできなかった。空いてる手で玄の股間に手をのばしてやろうとした。ところが、恥ずかしそうにあいつは腰を逃がしていく。それどころか、いまになっておじけづいたみたいで、あいつは壁まで逃げていってしまう。ちょうど、そこは灯りの照らされていない家の中の暗闇の中。暗闇に逃げても玄の可愛らしい息遣いが分かる。

 汗ばんでいるけど、そのツンとした酸味のある薫りの中に混ざる良い香り。その方向もわかるほどに俺の感覚が研ぎ澄まされていく。俺が近づくと、あいつの身体が震える。緊張してやがるな。

 

 もういちど、歩んでいき、ついには壁にまで辿り着く。

 あいつの肩に触れてやった。

 

「b0e………」

 

 震えていた。震える肩だった。途端に俺の中の愛おしさが爆発した。俺を失禁させるくらいに剛腕で強風吹かせていたこいつも雌だった。今からするまぐわいに緊張しているのだろう。そんな不釣り合いさがかみあうとどうにもダメらしい。こいつを孕ませてやりたくなった。鬼と人の子が交わるかどうかはわからなかった。

 

「鬼は内」

 

 鬼(災)を外に追いやる時には昔から「鬼は外」っていう言い方をじいさまやばあさまから習った。鬼とは災いであり、災いは外に出すべきだろう、という考えがあるからだ。そのあとには決まって「福は内」という。災いが去った後には福が来るべきなのだ、という希望の言葉。悪いことの後には悪いことよりも、良いことが来てほしいのが人情だ。

 けど、俺はおまじないのように、孕ませる相手の子を願ったのか、昔から伝わる習わしとは逆の言葉を吐いてみた。

 

「……?」

 

 玄はかすかに外から照らす月光に照らされて、きょとんとしていた。俺が何を言ったのか分からなかったのだろう。というか、こいつ、可愛いな。めっちゃ目元に雫を貯めて、うるうるとしている怯えた眼が可愛い。けど、その奥に光が見えた。俺を信じていて愛してるかのような光だ。その光を見て、俺は安心した。

 もう一回、唇を吸ってやった。すると、あいつの震えは止まった。

 

 再び、玄の股ぐらに手を、指を伸ばしてやった。あいつの閉じる脚を開かせるのは苦労したが、貝柱を切ったみたいに途中からぱっかりと足を左右に開いてくれた。よしよし、いいぞ。

 

「7q@……1+w.k……与作 f@*a7$……」

「?(相変わらず何言ってるんだかわからん)」

 

 そのまま白い象牙のような脚の間を縫うように進んでいく。どこもかしこも火照った肌と柔らかい肌が気持ちいい。汗ばんでいるので、しっとりとした感触もいい塩梅だ。

 ところが、しっとりとしていた部分がいきなりべっとりとした感触になる。なんだ、これぇ。なにかの汁でもぶっかかったのか。最初はそう思ったが、だが違った。あいつの股ぐらの間から滴る愛蜜だった。

 

「すげえな、ここ。玄。なんて卑猥(ひえい)なんだ、おめえ」

「e e$u#……#……q@/……x0.u#」

                          

 ど(・)っ(・)と(・)蜜が益々増えた。縦にぴったりと閉じていた筈のお(・)め(・)こ(・)は、すっかり洪水状態だ。ちょっと縦に上へ下へと指をなぞっただけで形が分からなくなる。指に絡む蜜がすごいからだ。商売女みたいなビラビラも全然ない。身体は大人の女のように成熟してるくせに、ここだけは年若い少女のような純粋性。ここもアンバランスだ。だからこそ惹かれるのだろうか。

 

「玄!!!」

「####!?」

 

 俺は今まで抱いた女の中でも股ぐらはどいつもこいつも女のくせえかおりがするから、おめこを舐めたりしたことなんて無かった。なのに、おれは無性に今、そこにむしゃぶりつきたくてしかたなくなった。玄の叫ぶような喘ぎがよく耳に届く。いいんだろうか。でも、拒否のかんじはねえ。続けよう。股ぐらに顔を突っ込んだ。

 

「$$$$……」

 

 あいつの足が左右から俺の頭を鍬形虫みてえにはさみこんでくる。ぎりぎり。痛い痛い痛い痛い。玄、おまえ力加減まちがえすぎだろ。頭割れる。死ぬぞ、てめえ。やめろ。こら。痛い。もうむしゃぶりつく。舌でぺろんと舐め上げた。

 

「#!!」

 

 どうやら俺の頭が玄の太腿で果実みたいに割られることはなくなったらしい。力が抜けていく。よしよし、人間の女と変わらない構造みたいで安心した。どれ、もう一舐め。

 

「u/uiw@……」

「れろれろ……ぴちゃ……れるれる……」

「g giw9&……#!」

 

 時々、太腿でぐいぐいと頭に力で挟み込んでくるが、その圧力具合がどこか心地良い。無理矢理抱いてるみたいで興奮する。時々、舌を休ませてやる。人の舌根は乾いて疲れるからだ。ずっとは舐めてやれない。舌を引っ込めてはまた舐める。

 

「れるれる……ちゅっ」

「#! ##!!」

 

 女陰に口付けを落とすと、びくん、とまた海老反りのように玄が身を震わせた。暗闇の中で舌と口を頼りにしてやったが、どうやらよく効いてるらしい。

 

「はむっ…………おっ、皮っこの中から……豆発見……」

「i87#!? cbq@/%%%%%!!」

 

 女の弱点の一つ、陰核は包皮に包まれていた。唇で優しく剥いてやる。露出した、そこ、その女のお豆さんに吐息がかかると、とてもよく玄が反応して身を震わせる。やっぱり、鬼娘もここは弱いらしい。

 

「ちゅっ」

「?!?!!?」

 

 ぷしゃっ。秘豆に唇が当たると、びくんびくんと身体が震えて、俺は女の潮を顔にひっかけられた。

 

「うお」

 

 どうやら第二の弱点だったらしい。思わず顔を離して、慌てて離れる。ぷしゃっ、と何かを搾ったような噴き出る音が聞こえた。暗闇の中――否、月光が少しだけ潮を吹く様子を垣間見せる。痙攣する玄の身体。益々、彼女の身体、肌は濃い桃色が浮き出ているようだった。

 

「(鬼も豆には弱いらしいな……よし、これくらいでいいか)」

 

 俺は玄が準備万端だと思った。玄の潮吹きが終えて、あいつの身体が落ち着くまで、待ってから、細い彼女の腕を強引に掴んで、布団にあいつを押し倒した。

 

 +++

 

 

 俺は着物の腰紐を緩めるだけで、汗だくになった着物を羽織ったまま脱ぐことすらじれったい中で、完全に身を起こした大刀を振り回す。完全に熱を持ち、反り返った女殺しの男根をあいつの股ぐらによせてやった。

 くちゅくちょ。ねとねと。あいつの蜜がおれの大刀によく絡んでくる。砥石は水で濡らしたまま刃をとぐものだが、俺のアソコも玄の蜜で研がれているようだった。どんどん気持ちよくなる。こうしてるだけでも気持ちいい。ずっとこうしていたいが、俺は玄を孕ませたいので、一滴でも多くアイツの中に子種をばらまくつもりだ。

 

 

「…………入れるぞ」

「……………与作」

「ん?」

 

 仰向けに布団に寝ているあいつの顔が見たくて、薄火皿の位置も移動してある。あいつの顔が見える。娘というよりも女。愛おしそうにとろんとした瞳で、俺の顔を見つめる。そうすると、とても柔らかい声音で俺の名前を呼んでくれる。夫婦になったみたいだ。ううん、俺はあいつと夫婦になるんだ。決めた。

 

「玄」玄の目を見ながら名を呼んだ自分。

「……………ッ……」

 

 俺がアイツの名前を呼んでやると、あいつはそれだけでぶるりと背を反って、気をやってしまった。名前を呼んだだけで身を痙攣させている。

 

 そんなアイツが可愛くて仕方ない。

 

 めりめり。ぶちぶち。一気に腰を寄せてやった。

 

「ひぎっ?!」蛙の潰れたような叫びが上がる玄。

「一気に……いくぞ……っ」更に男根を進めていってやる。

「g@8#!?」また叫びが上がる。

 

こういうのはゆっくりするとよくないんだ。昔、初めての女を抱いた時に怒られたことを思い出しかけるが、今は玄に集中してやりたい。今抱いてるのはあいつなんだ。あいつのせんめえ中をこじあけていく。ずるりと赤が俺の大刀の間から滴る。いてえだろうなあ。かわいそうに。けど、おれは玄の初めての女になれたことが嬉しくてたまんねえ。

 

「フーッ……フーッ……」

「iqi………iqi9&……」

 

 こちゅんっ。もう進めねえ、って所まで自慢の大刀を突っ込んでやった。俺の肉槍の側面にぐいぐいと媚びてくるみたいに女中肉が吸い付いてくる。けど、痛いぐらい、というか痛い。筋肉の塊、いや、手の中で思いっきり握られてるみたいだ。

 

「(ちょっと、このままでいるか)」

 

 経験があって良かった。こんな中で長くいたら、もっと玄の中を楽しむ前に精を放っていたかもしれない。それは男としてもったいない。それだけでなく玄に怖い思いだけさせただけで終わっちまう。これから先の夫婦生活でそれだけはよくない。玄にはたくさん、うんと子をこさえてほしい。

 

 +++

 

 突っ込んだまま、動かないでいるといっても、それは俺の息子だけの話だ。あいつが仰向けに寝転がっているまま、俺が突っ込んでいる体勢(正常位)だ。手は自由だから、あいつの豊満な胸を掴んでやった。これまたつきたての餅みたいに柔らかくてふわふわで揉み心地がいい。西瓜みたいにデカいせいで、俺の大きい手から溢れてしまう。西瓜の下側を持ち上げるみたいに、乳球を下からぐらぐらと揺らしたりしてやる。そうしたと思ったら、あいつのべとべとになった乳首にまた吸い付いてやったのだ。

 

「与作$……与作$……!」

「へへ……ちゅぱ……ん……さすがに、たまんねえだろ。なあ。玄」

 

 また赤子みたいにちゅうちゅう吸ってやったら、俺の頭の後ろに手を回して、俺の頭部を抱きしめながら鬼娘が喘ぐのだから気分が良い。この頃には俺の肉棒が突っ込んだままの、あそこも随分と様相が変わった。

 

 まず反応が柔らかくなった。内側はどんどん蜜を吐き出して、あったかいどろのなかみてえになっていく。それなのに、きゅっと締め付けてくる「壁」はしっかりと俺を離さなかった。俺の大刀の形もすっかり覚えたらしい。結構な大きさで、女殺しと呼ばれて等しい俺のアソコだが、それを覚えたとなると、玄も大したもんだ。

 

 畑に鍬を差し込んだら、後は耕すだけだ。

 

「うごくぞ、……玄」

「……与作? ……………! #Z!!」

 

 ずちゅずちゅ。ずっこんばっこん。我慢していた分、辛坊たまらなかった。頭はもう痛いくらいにおかしくなるくらいに、玄のあそこが気持ちいい。

 

「な、はははははは! なんだ、これ! すげえ! やべえ!」

「v7z! #! #####! Y! YY !!」

 

 思わず笑いがこみ上げてきて口元が緩みっぱなしだ。涎もあふれる。あ、でも玄もすっごい顔してる。灯りに照らされて、普段からは考えられないくらいすごいとろけてる。

 

 ぐぷっぐぷぷっ。すっかり具合の良くなった膣肉を肉エラで濯ぐように抉っていく。滑るたびに玄の身体が跳ねて、髪やら胸やらがいやらしく揺れる。

 

「?! Vi7!!」

「(もう全然わけわかんねー、けど……表情がすごい卑猥だし、気持ちいいんだろうなあ)」

 

 そのまま根元いっぱいまで入った大刀をごりごりと膣肉を引きずり回していく。

 ぷしゅっ。これだけで、玄のあそこは気をやってしまった。

 ぎゅちぎゅち。万力の圧迫感がすさまじい。膣壁がぎちぎちに肉槍に絡みついてきて、締め付けが気持ちいい。あ、だめだ、これ。ムリムリ。もう我慢なんてできない。腰の奥から一気にこみ上げる。

 

「だ、……だすぞ……! うけとめろ……っ!」

 ずちゅっ、ぐちゅっ。ぬぷっ。

「%? #? %? ………??? #! んんッ!」

「はらめ……っ、オレの子を……子種を……うけとれ……おらっ……! 玄」

 ずぷんっ。ぱんぱん。

「! #、###########!!!」

 びゅるるるるるるる。どぷっ、どぷっ。

 

 頭のてっぺんから足の先までしびれるくらいに気持ちいい。凄まじい疲労感と引き換えに、オレは玄の中に脳みそをぶちまけてしまうぐらいの官能と共に白熱をマグマみてえな温度で吐き出していく。

 

 ぷしゃっ。ぷしゃああああ。とぷとぷ。

 俺の身体に潮がふっかけられていく。玄も気をやってるらしい。俺の出した熱にあてられたらしい。どんどん余韻を吐き出していく。吐精しながら、あいつの奥にぐりぐりと腰を推してやると、玄は腰を逃がしていく。なので、あいつの細い腰に手を添えて、ぐりぐりと執拗に「押し上げてやった」。

 

 ぐりゅんぐりゅん。ぷしゃあああああ。とぷとぷ。ぷしゃっ。

 腰を捻りながら入れてやると、また玄が嬉しそうに目を血走らせながら、身体を強く反らせる。そのまま潮を拭いて、中がとんでもなく収縮して気持ちいい。それに合わせて吐精すると、気持ちいいのだ。

 

「ふぅ……はぁ……」

「与作……与作………」荒い息遣いをつく玄。

 

 俺もたくさん出し終えても尚、大刀は元気だった。こんなに元気なのも久しぶりだ。まあ、まだまだ俺も若い。けど、嫁さんを貰うには遅いくらいだ。

 玄の中から俺の子種がいっぱい抜け落ちないように、繋がったままでいる。下に目をやると、俺の大刀と玄の割れ目たる器の隙間からちょろりと白濁が垂れ落ちる。それが少しもったいなく見える。

 

「与作……………」

「……………」

 

 潤んだあいつの眼が見える。無意識に鬼の言葉が出るくらいいっぱいいっぱいの中で俺の名前はきちんと人間の言葉で呼んでくれる。それがたまらなく愛おしい。今日の俺はどうしたんだろうか。玄の顔が素敵に見える。俺の心臓は早車のように周る。

 

「玄……ちゅっ……」

「! 与さふ……ん……ちゅ……ちぅ……」

 

 俺達は繋がったまま口付けをまた果たす。あいつからの思いが流れ込んでくるようだった。懸命に鳥がついばむように口付けをしてくれる。軽く接吻するつもりが、玄がしてくれた分だけ、俺はあいつに口付けを返した。

 

 むくむく。びきびき。

 

「#Z………」思わず下の方を意識する玄。

「……もう一回戦いくか……」

「#!!!!」

 

 繋がったまま体勢を変えてやる。松葉崩しという体勢だったか。あいつの白魚のような太腿を天井にピンと上に上向けてやる。この体勢ですっかり耕した玄の中だ。前の女は気絶させちまった。けど、頑丈な玄なら。耐えてくれるのではないか、俺の巨根を受けきってくれるのではないだろう、と感じた。

 

「bktzb$………」どこか怯え竦んだ目を浮かべる玄。

 

 そんな可愛い目をしないでくれ。手加減ができなくなる。

 

「いく、ぞ……………っ、玄!!!」

 

 ぱぁんっっ。

 

「~~~~~~~~~~~~~~~~~!?」

 ぱんぱんぱんぱんぱん。

「お゛っ、ほっ……やべ、たまらんッ……、この格好だな、やっぱり」

「“”“!!!”“”!!!“”“!!? ”“”“!!!!」

「(もう何言ってるかもわからんな。すまん、玄)」

 ぐりゅんぐりゅん。

「んぎ……っ?! #” #” #”………!!」

 

 玄の太腿を抱え込んだまま、力いっぱい突っ込んだ次は、あいつの膣奥の手前周りを雁首でエグってやる。そうしてやると大層、媚肉がうねって、気持ちいい。

 いかんいかん。

 動かし始めたばかりだというのに、もう出そうになるくらい気持ちいい。

 

 何せ泥みたいに温かくて、蜜が滑りを良くしていき、往来がとても楽なのだ、そんな状態だというのに、俺の形に合わせて締め付けてきて、離さないように吸い付くのだ。玄は名器の持ち主だ。

 

「”#”#”#”##”#”!!」猿叫のような雄叫びを上げて獣のようになってしまった玄。

 

 ぐりゅん。こちゅっ。ぷしゃっ。ちょろろ。いけない。腰を捻りすぎて、手前だけでなく、膣奥を叩いてしまった。それにあわせて玄は黄色い飛沫を軽く上げて粗相をしてしまう。失禁に近い感じだろう。いや、俺も玄とは会った時にさせられたから、これでおあいこだな。

 

「ほっ……ほっ……もうすこしだ……っ、……二発目もうけとめろよ……!」

 ぱんっ、ぱんっ。ずちゅずちゅ。腰の動きも少し速まる。どんどん子種が昇る。

「Yg@eeee”! #”!! #”””!!! Ut b0+>!!」

「むう?(いまのなにか分かったな)安心しろ、玄。……むほ……んん……こわれはしない……」

「q@/q@/q@/q@/q@/!!!!」

「うおおおおおお、おおおおお、孕めえええええええ」

 

 ぶびゅるるるるるるる。びゅぅぅ。びゅっ。魂が抜けるくらいにきもちいい。

 

「くはぁぁあ~~~!!」思わず俺も声を上げちまう。

「~~~~~~~~!! ~~~~~~~~~!!」叫びに近いレベルで嬌声を上げる玄。

 

 一度目と変わらない量を注いでしまう。しょうべんみたいにこれまたどんどんすごい量をすごい勢いで玄の乙女なあそこに注いでしまった。それを受け止める玄の声がまた森中に響き渡りそうな勢いと声量を持っていた。

 

 とぷとぷ。とぷぅ……。まだまだ余韻を出しながら膣奥に子種汁を執拗に擦り付けていく。

「ふぅ……たまらん……」

「…………ッッ……」

 

 何度も目を開いたり、閉じたりする玄の様子を眺めながら、俺は二度目の気持ちいい射精を果たして、身震いしていた。この頃には酔いも引いてきていたが、興奮は全然冷めなかった。

 

 

 

 

 

 

 この後、もちろん、三回戦もした。

 

 玄はこの日の種が当たったのか、それから毎夜のように抱いたせいかは分からないが、見事に「種が当たった」のだった。

 

 1年後には俺に似たのか、玄に似たのか分からないようなしわくちゃの猿の子が生まれて、俺は思わず笑ったが、成長すると、玄に似ていた。男の子だった。めちゃくちゃ可愛い。ちんこの形が少し変だったが、角も玄よりはるかに小さいものだったので、髪に隠せばなんということはなかった。

 

「んくんく………」俺の子は俺に似たのか玄の乳をたらふく吸った。

「あっ……ん、……もう、誰に似たんだろうね」時々色っぽく喘ぐ玄。

「(玄が俺の子に乳やるのはいいけど……)」胸をじっと見つめてしまう俺。

「もう……」俺の視線に気づいたのか優しい笑う玄。

 

 俺の赤子がよく眠ってからは、玄の乳をねだってしまった。

 

「あっ……やっ……そんな、吸いすぎ……っ、あの子の分が……っ」

「いいじゃないか……んくんく……ぢゅう~~~~」

「あっ、あっ……んんん!」

「(本当、玄の乳うめえなあ)」

 

 口に広がる甘い甘味はとても喉当たりが良く、濃厚な味わいで牛の出す乳よりも、俺に力強さを与えそうだった。玄の乳を俺は無性に時々、吸う。活力を得るばかりだった。

 

 

 なので、玄との二人目の子もそう遠くない内に産ませてしまうことだろう。俺はとても幸せだ。

 時たま、口に唱えてしまう。

 

 鬼は内。




あとがき
ハーメルンならではのあとがきを今回も書かせて頂きます。

異聞:◯◯の日ということで、こどもの日に企画物としてノクターンノベルズで書いたりしたのですが(2024年9月現在までに3作ほど)
これは節分の日に書いた作品です。これ単体でも楽しめる仕様です。
ですが、今作はどこか「鬼従少年鬼」に繋がるような話をイメージした作品でした。
当時は夜通し勢いで書いたことをふと今思い出しました(もうあのことが半年以上も前かと)

与市の血の源流について触れてみました。如何でしたかね。
玄の一部セリフについてはパソコンのキーボードを見ながら解読すると、彼女が何を言ってるか解読できるようになります。

といったところで、今回もここまでお読み頂きありがとうございました。
当作はここから続くような外伝等はありません。
次回、投稿をお待ち下さい(当著作の別作を今すぐ見たい方は是非ノクターンノベルズまで)
https://xmypage.syosetu.com/mypage/novellist/xid/x2589ch/

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