裸体を晒す小柄な少女、顔を覆い隠すラバーマスクが彼女の最後の尊厳を守る。
彼女が本当にあのフェルシー・ロロなのかミオリネには判別が付かない。体格は確かに似ているかもだけど、彼女のインナー姿なんて見た事がないし、口が塞がれていては声も聞けなかった。とりあえずミオリネは彼女の首輪に繋がれたリードを便座の脇に取っ手に結び付ける。脇に置いたバケツの中には浣腸液、湯を足したのか少し温かった。
ミオリネは少し厚めのゴム手袋に両手に嵌めて、極太の注射器を構える。
そこでミオリネは、スレッタの助言を思い出した。お尻の穴は裂けやすいので、入念に解す必要がある。なのでミオリネはバケツの中にある浣腸液を指先で掬い取り、彼女のお尻の穴に添える。指先に触れるとキュッと萎むのが、まるでオジギソウのような反応に似ていて、少し楽しかった。変な言い方になるけど、開発の進んでいない彼女のお尻の穴は綺麗に思えた。もどかしそうに身動ぎする少女の姿、ピンク色の乳首の先端がピンと立っている。彼女の金髪は、下の毛にも反映されている。彼女の裸体を彩る少し薄めのアクセント、最初から見せるつもりだったのか丁寧に手入れがされているのがいじらしかった。
指先が、お尻の穴に沈むようになった。
少しだけ力を込める。彼女の括約筋を押し広げる感覚、だけど人差し指の第一関節まで入り、しかしそれ以上は抵抗を感じた。もっと奥まで指を入れるには、滑りが足りないようだ。ミオリネは、無意識に指先を舐める。少し苦い味がした、だけど、彼女は綺麗な身体をしていたので、あまり抵抗を感じなかった。まだ彼女がフェルシーだと断定できた訳ではない。だけど確信に近いものは得ている。今日までフェルシーに対して、何の感情も得て来なかった。グエルの取り巻きで、何処にでもいるクソガキ。それがミオリネが彼女に対する評価、だけど性欲というフィルターを通した目で彼女を見ると、良くも悪くも素直で無垢な女の子。セックスのセの字も知らないような彼女を情欲に染めるのも、情欲の目で見るのもそそるものがある。
ペット。なるほど、言い得て妙だ。愛玩動物として、身勝手に可愛がるのも趣がある。
他人を貶めるというのは、癖になる味だ。
たっぷりと唾液で濡らした中指を彼女の尻穴に添える。
ぐっと力を込めて押し込めば、第一関節までは簡単に入った。キュッと絞る括約筋に生意気な尻穴だと感じ、パァンと左手で尻を叩いてやった。ビクリと身を跳ねさせる。抗議するように身を捩ったので、もう一度、先程よりも勢いよく平手打ちしてやった。彼女は、スレッタの手によって、後ろ手に手錠をされているので、まともに抵抗する事ができない。赤く痣ができるほどの一発、気持ちいい程の音が女子トイレに響いた。瞬間、股下から透明色の液体を噴いたのをミオリネが見逃さない。ビクビクと硬直させる彼女の腰に手を添えて、ミオリネは一息に中指を突き入れた。括約筋に締め付けられる細道を押し退けて、指の先端が彼女の身体の中に入った時、ズルリと根元まで突き刺さる。プシュッと今度は、黄金色の液体が溢れ出す。
便器の中に収める気もない放尿に「誰が掃除すると思ってんのよ!」と手首を捻り、指を曲げながら彼女の腸壁を抉る。
口の塞がれた彼女から悲鳴が上がる。
だけど、お漏らしは止まらないし、愛液でぐちょぐちょに汚してるし、元気に身体は跳ねさせてるし! ミオリネは抜いた指を、今度は人差し指と二本で一気に根本まで押し込んだ。背筋を逸らそうとする彼女の頭を左手で抑え込んで「もっと尻穴に指を突っ込みやすい姿勢を取りなさい!」と便器の中に顔を突っ込ませた。口を塞いでると言っても悲鳴が五月蠅くなったので水洗用のボタンを乱暴に叩いた。なにか察したのか、彼女の抵抗が激しくなる。だけど尻穴に入れた二本の指をフックのように曲げて思い切り持ち上げるように前に突き出してやれば、より深く彼女の頭は便器の中に突っ込まれる。
勢いよく水が噴出する。抵抗する彼女を、尻穴に突っ込んだ二本の指で制御する。
コツを掴めば簡単なもので、二度、三度と繰り返してやれば、彼女は衰弱して抵抗する力も弱くなった。相手を支配する感覚にミオリネは背筋にゾクゾクとした何かを感じ取る。弛緩した尻穴に三本目の指が入った所で、私は指を引き抜いて、代わりに極太の注射器の先端を彼女の尻穴に突っ込んだ。指よりも細い先端に抵抗はなかった。浣腸液を注ぎ入れる。スレッタの説明だと、数分置いてから排泄。とりあえずミオリネは、彼女を便座に座らせる為に体勢を入れ替えようとした。
だけど、そうする前に少女は、尻穴から噴き出す。
下品な音と吐き出される液状の排泄物をミオリネは真正面から受け止める。頭から被った訳ではない。だけど、お腹から下が汚されてしまった。ビチャビチャと汚らしい音を立てる排泄物に、後始末が過ぎったミオリネは咄嗟にバケツで受け止めた。バケツには、浣腸液が入れてあった。それが茶色に汚される。そして、まだ膀胱に残っていた尿まで垂らし始める。
思い通りにならない尻に、ミオリネの苛立ちは募る。
とりあえず、これ以上、汚されない為に尿もバケツで受け止めたけど、異臭を放つ不純物の混ざった汚染水にミオリネは顔を顰めた。綺麗な透明色になるまで、と助言を貰っている。だけど、こうなってはもう、綺麗になったかどうかなんて分からない。
ミオリネは小さく、息を零す。
「腸内洗浄、十回もやれば十分かしら? 念の為、その倍もやっておけば充分でしょ?」
バケツの中の汚染水を浣腸器で吸い上げる。
そして排泄物の入り混じったものを彼女の尻穴に突っ込んだ。
感じているのか、不快感を示しているのか、身を震わせる彼女にミオリネは笑みを浮かべる。
姿勢を変えるのも面倒だ。
すぐ戻す彼女の排泄物をバケツで受け止めて、そしてまた彼女の体内に注ぎ直す。
ラバーフェイスの少女は、身を捩り、呻く事しか出来なかった。