※この作品はR-18です。

シルヴァリオ ディアボロス~ハイスクールD×D銀月譚   作:グレン×グレン

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 はいどうもー! 久しぶりに戦闘に行って汗を流したグレン×グレンでっす!

 久しぶりのでかい風呂は気持ちよかったですねぇ。たまにはこういう気分転換は大事です!

 では本編!


第二十八話 祝勝会と新たな仲間

《兵藤一誠》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よぉイッセー。昨夜はお疲れさん」

 

 樹下がいい笑顔で朝の挨拶してくれるけど、元気いっぱいだな。

 

「どうしたんだよ、お前は」

 

「厄落としも兼ね、早朝からやっているスーパー銭湯に行って汗を流してきたからな。いい湯だったぁ……」

 

 すっげぇいい笑顔。

 

 趣味が絡むとたまにバグるよなぁ、樹下って。

 

 でもすっごいすっきりしてるな。元気いっぱいなのがよく分かる。

 

「……まぁ、この後いっぱい忙しいけどな。コガネさんも頑張ったし、海砂さん達も色々と大変だったからフォローしないと」

 

 大変だなぁ。

 

「こっちはある意味で楽なもんだよ。朱乃さんもすっきりしたみたいだからさ」

 

「あの乳神案件か。とんでもない形でとんでもないことになってるのがあれだな」

 

 樹下はなんか、めっちゃ困り顔になっている。

 

 まぁ、おっぱいの神様が異世界からおっぱいの精霊を遣わしたとか、意味不明すぎるだろ。

 

 俺のおっぱい好きは世界の壁を超えるだけの価値があるというのか。信じらんねぇ。

 

 正直ちょっと呆れてる。というか、そんなものを聞かされるとやっぱり困るんだろうか?

 

「どんだけとんでもないんだろうなぁ」

 

 ちょっとよく分かんないなりに大変なんだろうなぁと思ってたけど、樹下は俺の言い分に呆れ気味だった。

 

「いやお前、人間社会で言うなら宇宙人がコンタクトしてきた級の情報だからな? 大騒ぎになってもおかしくないからな?」

 

 え、そうなの!?

 

 そりゃすげえ。下手したら当分大騒ぎだろ。

 

「だからひとっぷろ浴びてきたんだ。出ないとやってられるか」

 

 樹下がぼやくけど、そんなレベルなのかぁ。

 

 そっかぁ。宇宙人のファーストコンタクトレベルかぁ。

 

 ……それが、おっぱいかぁ。

 

 おっぱいの神様がおっぱいの精霊をおっぱいの加護でおっぱいを思う気持ちかぁ。

 

 初めての異世界がおっぱいかぁ。

 

「俺、そういうロマンの人とかに殺されないかな?」

 

「ある意味お前も被害者な気がするから、気にしすぎるなよ?」

 

 気遣い、マジでありがとな!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《空本麗夜》

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……大暴れをした後とは言え、それで仕事が終わるわけでもない。

 

 一応成人済みだし、後始末とかもやっていたら結構疲れたよ。

 

「全員ご苦労。これでこちらがするべき書類仕事は一通り終了だ」

 

 と、レポートを確認していた青蘭さんがそう言ってくれる。

 

 つまり、これで正しい意味でひと段落、と。

 

「「「「「「ふぅ~~~~……」」」」」」

 

 書類仕事で疲れがたまったので、全員背もたれに体重を預けてしまったよ。

 

 学歴的な問題もあって、デスクワークは苦労する時も多いからね。

 

 とはいえ、これでひと段落。

 

 と、いうわけで。

 

「じゃぁ愚痴りながら酒盛りしようか。ピザとお寿司とるねー」

 

「じゃ、足りないお野菜はこっちでいくつか作っとくわ」

 

 そんな感じで麗奈と分担して立ち回って、プチ打ち上げと行く。

 

 お酒は色々とあるから問題ないだろうけれど、疲れたし食べるのも多めに頼んだ方がいいだろう。

 

 麗奈は専務補佐なので色々疲れてるはずだ。注文が終えたら念の為、あまり作りすぎないように言っておいた方がいいだろう。

 

 と思ってたら、なんか苦笑しながら麗奈が戻ってきた。

 

「あら、どうしたの?」

 

 ストレッチをしていた海砂が聞くと、麗奈はなんか苦笑いをしたままカートを引っ張った。

 

 ……色々日持ちのするお惣菜が並んでるね。

 

 結構たくさんあるし、和洋折中だったりする。

 

 で、ぴらりと一枚の紙を見せてきた。

 

―お仕事終わったらこれどうぞー♪ by美子&リーナ―

 

 それを見て、俺達は顔を見合わせると苦笑する。

 

 後輩達は気を利かせるのが上手すぎだよ。

 

「出前もいらなそうだから、これでいっぱいひっかけますか」

 

「同感。というより、色々あったから一杯あって大助かりかも」

 

 苦笑いしながら信子さんや流花がお惣菜を取り始めると、他のメンバーもつられてそっちに向かっていく。

 

 ただ麗奈はあえて離れると、俺の向かってきた。

 

「ちなみに、裏面にアンタ宛のメッセージ」

 

 そう言って裏面を向けてきたけど、その内容があれだ。

 

―デザートは私達です♥―

 

 とりあえず美子ちゃんの独断だと確信はするけど、それはそれとして麗奈に確認をしないと。

 

「……麗奈的にどうなの?」

 

「義理姉妹丼はお好き?」

 

 凄い返され方したよ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

「グリィイイッゴリィイイイイイイッ! バラキエル殿達と飲むつもりだったが、空気を読んでこっちにした私参上!! 手土産のブランデーケーキもあるぞ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてこのタイミングでややこしくなる子が来ちゃったぁああああああああっ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《アザゼル》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺はバラキエルを送った帰りで、肩をすくめながら飲み屋を探す。

 

 バラキエルを返す前に一杯ひっかける予定だったが、朱乃が和解の証におふくろの味を再現してたしな。ここはあんまり無粋するわけにはいかねえだろ。

 

 麗華は麗華で空本達の方に向かってるみたいだしな。流石にあっちに行くのは無粋かねぇ?

 

 そう思っていると、俺の視界に男が一人。

 

「どうやら、無駄骨にならずに済みそうですね。……バーに向かう予定ですが、どうです? 一杯奢りますが」

 

 誰かと思えば雨宮司教か。

 

 ここまで読んでたってなら流石だな。

 

 ま、暇なんで素直に付いて行ってバーに入って、それぞれカクテルにつまみをいくつか。

 

「では、和平の新たな進歩と―」

 

「―身内の家族問題解決に乾杯」

 

 そう言って、俺達はグラスを軽くぶつけ合う。

 

 そしてつまみをちびちびちやりながさ酒を呑むが、まぁ色々とあったもんだ。

 

 特に困惑ものは乳神だな。異世界からおっぱいの神様がおっぱいを思う気持ちに加護を与えるべくおっぱいの精霊ってあほか。なんだその頭の痛い展開は。

 

 世界初の異世界の実証例がこれとか、一部の堅い連中は憤死するんじゃねえか? というかもうしてねえか?

 

 余計な心配をしそうになるが、まぁそれは当事者の問題だろう。

 

 おっさん達は色々と動きつつ、こうしてたまに酒を呑むぐらいでちょうどいい。

 

「しかし、今回の戦いは肝が冷えましたね。私は資質的にも立場的にも前線に出て力になれるタイプではないので、尚更です」

 

「後方支援は後方支援で大変だろうがな。ま、こっちも固っ苦しい会議に巻き込まれながら意味不明案件だから胃が痛かったが」

 

 立場によって苦労も変わるって奴だ。深く考えすぎるのもあれってもんだ。

 

 多分これからも苦労するんだろうがな。大人ってのは大人なりの苦労があるもんだ。

 

「とりあえず、イッセーはどこに向かってんのかさっぱりだぜ。乳には力があるのかねぇ?」

 

「日本の八百万に限らず、男根信仰といった類は多いですからね。女性関係でそういったものがあってもおかしくないかと。文字通り異世界が存在した以上、一つ二つでは聞かないでしょうからね」

 

 そんなことをぼやきながら、俺達は酒を楽しむ。

 

 ま、こういう時間もやっぱり必要だな。

 

 あいつらも楽しんでんのかねぇ? 新入りもできてるわけだしな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《樹下誠二》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オーディン、死ねぇええええええええ! では歌います!!」

 

 なんか、新しいグレモリー眷属が荒ぶっている。

 

 とある北欧神話が伝わっていないプロペラ機娘系アニメの主題歌を選んでから吠えている皮肉満載なのは、オーディン神の御付きだったヴァルキリーのロスヴァイセさん。

 

 なんとそのまま置いて行かれたらしい。そして面子的に戻れない状態で、リアス部長がスカウトしたとか。

 

 ……もはやどこから突っ込んだらいいのか。とりあえずオーディン神は一回殴られても文句が言えないと思う。

 

 俺は触らぬ半神に祟りなしという感じで、そっと距離を取りつつチョコレートパフェを一口。

 

 そして同じようにプリンパフェを頼んでいた小猫と共に、甘さを染み渡らせながら一息をついた。

 

 ただいま、俺達未成年組はちゃっかり秀華が予約していたカラオケBOXで打ち上げの真っ最中。

 

 で、新メンバーのロスヴァイセさんをとにかく慰める方向で進んでいた。

 

「なんか凄いことになっているな。まったく、今日も帰りにひとっぷろ浴びるべきか」

 

「でも、見て……て楽しいね」

 

 と、ちゃっかり俺の隣をキープしたコナユキがそっともたれてきている。

 

 ……うん。これはこれで。

 

「とはいえ、そろそろ宥めた方がいいですよね……イッセー先輩」

 

「そうかもしれないけど、今の俺にはできないんじゃないかな?」

 

 と、イッセーはイッセーでちゃっかり小猫に乗っかられている為、若干苦笑い気味。

 

 しかしまぁ、これでリアス部長は駒を全部埋めたわけだ。

 

 しかも一人一人が、下手な上級悪魔眷属ならトップエースも狙えるような優秀な才覚を持っている者たちばっかり。これ、キチンと鍛えれば凄いことになるよなぁ……。

 

 ま、それはともかく。

 

「多分今後も大変だろうし、俺たちも色々と鍛え直すか」

 

「だよなぁ。走り込みからやり直さないとなぁ」

 

 本当にそれな。

 

 神を返り討ちにした所為で、あらゆるところから注目されるのは間違いないだろう。

 

 アイアンローズは更に目の敵にするだろうし、禍の団も俺達の警戒度合を上げるのは間違いない。純潔十字連盟も、俺達が関わる可能性があると警戒してくるだろう。

 

 というか連戦で巻き込まれすぎだ。ほどほどにしてくれ。

 

 とはいえ、だ。

 

「結局やることはそこまで変わらないしな。お互い頑張るか」

 

「だよなぁ~」

 

 イッセーと共に苦笑いするが、本当にそれだからな。

 

「いよっしゃぁ~っ!! 次はトップで歌うぞ……ついて来ぉおおおおっい!!」

 

「何故かノリで巻き込まれたわね。ソーナ、大丈夫?」

 

「まぁ、こういうこともやはり大事という者でしょう」

 

 と、秀華がちゃっかり色々と動いているな。

 

「うぉおおおおおっ!! 会長ぉおおおおおおっ!!」

 

 そして匙のテンションが高い。まぁあいつも大活躍だったし、まだハイになってるのか?

 

 さて、それはともかくだ。

 

「次は俺達でなんか歌うか?」

 

「変な噂になりそうだからパスで!!」

 

 なるほどな。

 

 さて、それはともかく俺達も楽しんで、しっかり英気を養うか。




 まぁ今回はエピローグ程度でしたが。

 後はまぁ、幕間を入れたうえで幕章を一つ入れてパンデモニウム編に突入する形です。

 パンデモニウム編はその性質上、いろいろとテコ入れが必要なのでちょっと設計に苦労していますが、まぁ何とかやっていこうと思っております。
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