シルヴァリオ ディアボロス~ハイスクールD×D銀月譚 作:グレン×グレン
まぁのどの調子以外はほぼ回復してはいるのですが。まったく嫌になるぜ……。
では本編!
第一話 旅行前夜の大はしゃぎ♪
《樹下誠二》
日夜努力したり学生生活を頑張ったりで結構経つけど、和平が成立してからまだ三か月行くか行かないかといったところ。
そんな時期、俺達駒王学園高等部二年生は、修学旅行で京都に行くことになった。
今どき駒王学園レベルの高校で国内レベルというのも意外かもしれないが、異形の影響力が強いこともあって、日本フリーク向けなんだろう。
ちなみに悪魔が行っても問題ないように話を通しており、特別許可証を発行してもらっている。俺はまぁかなり特殊だから京都に行ったことがないわけではないが、仕事で行っていただけなのであまり観光はしてないから、正式に許可証をもらって大手を振って観光したいところだ。
したい……所なんだけどね?
「なんでそんな前夜祭で乱交パーティをしでかす? 馬鹿なのか……馬鹿なのか!?」
「え? だって抜きタイミングがないんだよ!? 思う存分ぶっぱしたくない?」
真顔で返すな秀華。
……いやまぁ、抜こうと思えば相手に困らない生活を送っているからな。タイミングを失うと妙なストレスが溜まるかもと言われるとあれだ。出し修め的なことをしてインターバル的にするという発想はあるのかもしれない。
しれないが一週間も掛からないんだが。
「なにせ最近、皆つるべ打ちで大変だしね。誠二はともかく海砂達の発散が追いつかないと思わない?」
「あ、そっちか」
俺は耐えれても他が耐えれるかと言うとそれは違うということか。
「そういうことだ、ご主人様。私としても、ご主人様の命令無しに三泊四日も過ごすなどとは大変だが、しかしそれもまた世の中の不条理だと―」
「一応大雑把な行動指示書は作ってるから安心しろ。非常時は秀華に概要を与えてもらって対応。俺に対する直通ラインに関しては、目安となる脅威度を記載しているからそれに応じた通信法で実行しろ」
「―至れり尽くせりだご主人様……~~~~っ」
その辺りはしっかり考えているから安心してくれ。
まぁ、それはともかくだ。
「……親族が敵になるは、音成さんの妹が禍の団に入っているは、あと巴御前も多分関係者だろうし……~~~ッ♪ 次よ、いい機会だしあと十回は抜くわ! そのあと誠二で!!」
「……ぷはっ♪ これ、ちょっとテンション上がってきたかも。誠二は……あと十分ぐらいこっちで相手をしてから……///」
「ふふ……上手になった子も多くていいかな、ぁん♪ 誠二は……最後にしよっと♪」
誰もかれもテンション上がってるなオイ。
あと俺、たっぷりやることあるのが確定か。こういうのを、モテる男はつらいというのか?
「……あ、誠二。空いてるなら……私で、ね……♪」
「コナユキも染まってくれたようで何よりです」
いやまぁ、これぐらいガス抜きしないとやってられないことも多いからな。
「じゃ、明日以降の予定設計お願いね青蘭! そして私ははしゃぎまくる!! 最近忙しくて全然ヤりまくってないからイきまっくるぞ~」
そして酒池肉林に飛び込む我らが所長は楽しそうで何よりだ。
ま、これもうちらしさなんだろうが……このレベルはたまにしとかないと駄目な気がするな、うん。
まぁ俺も大概染まっているし、二輪挿しは中々機会がないからはしゃぐとするか。
そう思いながらちょっと見渡して、俺はふと気づいた。
「あれ? そういえば麗夜さん達はどこ行った?」
というか、このレベルとなると麗華さんがノリノリで参加しそうなんだが?
俺が疑問に思っていると、そっち方面側でないので帰り支度を進めていた青蘭が首を傾げていた。
「聞いてないのか? 彼等は京都に出張だぞ?」
……え、そうなの?
《空本麗夜》
「ふっふっふ……そういえばまだ行ってなかったぞ、京都!!」
「そういえば、小中高と奇跡的に京都抜けてたよね、俺達の修学旅行」
ノリノリで準備している麗華に、俺はちょっと過去を思い出してそういえばそうだと思い返す。
まぁ、事務所の仕事で俺は京都行ってるけど……お茶したぐらいなんだよなぁ。
まぁ今回も、観光ってわけじゃないんだけど。
「あんまりはしゃぎすぎないでよ? 今回、アンタはゲストっつっても魔王血族としての活動なんだから。……あと、生理用品さっさと入れときなさい」
麗奈が指摘しながら荷物の最終確認をしているけど、まぁそういうわけだ。
事務所メンバーの中で俺と麗奈は、特別顧問の地位に納まった麗華のサポート役として京都に向かう。
なんでも京都の妖怪が中国神話勢力の須弥山と、冥界の仲介で和平を結ぶらしい。
で、そこに合わせて魔王血族のネームバリューを生かそうということになったわけだ。白羽の矢が立ったのが麗華なわけだ。
で、麗華の依頼で俺と麗奈が補佐役兼護衛として派遣されることに。美子ちゃんやリーナちゃんも連れて行くべきかとも思ったけど、そこは学生生活をなるべく優先した方がいいと断られた。
でもまぁ、この三人で仕事とはいえ京都に行くのか。あとまぁ、仲介を担当するセラフォルー様も気を利かせており、結構遊べる時間が用意されているそうだ。
……なんだろう、二人とも気を利かせてくれたのかもしれないね。
「お土産はしっかり買っとかないとね。あ、あとで誠二とお土産のブッキングが無いように気を付けないと。……とりあえず甘味の類は避けた方がいいね」
「うちの事務所、デザートやお菓子で女性陣じゃなくてまず誠二が来るのも大概ね」
麗奈がちょっと呆れているけど、そうなんだよ。
スイーツ大好きなんだよねぇ。
まぁ後懸念があるとするならあれだね。
「自由時間に京都のスーパー銭湯に突っ込まないよう、イッセー君には監視を頼んでおかないと」
「趣味が絡むと変な暴発するのね。というか、スーパー銭湯って京都にもあるのね」
意外とどこにでもあるんだよ、麗奈。
誠二は観光に言ったら、まず現地のスーパー銭湯を探す男だし。
所長に冥界でもらった土地の管理を提案されて、スーパー戦闘ならぬ健康ランドを主体とする保養地計画を速攻で提唱したこともあるし。青蘭さんまで巻き込んでプレゼンしてたし。
まぁ、日本の温泉文化好きも多いから意外といけそうだけど。所長も色々マジで考えているみたいだし。
「ふふ。思えば三人だけで観光なんて、初めてではないか? 自由時間は思う存分遊び倒そうではないか!! テンション上がってきたぞ!!」
「仕事に影響でない程度に抑えなさいよね? ……ま、ちょっと私も楽しみだけど」
子供レベルではしゃいでいる麗華に呆れながら、麗奈もちょっと楽しそうだ。
俺も、結構楽しみだったりする。
「三人でこうしていられるのは、やっぱり俺も大好きだよ……遊べる時は思いっきり楽しもうか」
ああ、本当に楽しみだ。
この三人で、こうして観光ができるっていうのがもう奇跡だ。
この奇跡みたいな幸運に心から感謝をしたい。
だからまぁ、なんとなく思う。でも言葉にするのはなるべく避けたい、言霊的な日本人の心理が働く。
……ここ最近、駒王学園のそれなりのイベントに前後してでかめのトラブルが起きるからね。流石にドンピシャだからないかもだけど……変な事件に巻き込まれませんように……っ!!!
《兵藤一誠》
俺は今、戦慄を覚えている……!
京都の修学旅行が明日に迫った夜。俺は、俺は……っ!!!
「ん……む……イッセー……♥」
「イッセー♪ ほぉら、ぱふぱふ♪」
「先輩……もっと、です……んっ///」
リアス部長と朱乃さんと小猫ちゃんにめっちゃ可愛がられているぅ~~~~~~っ♪
え、なにこの展開!? 想定外すぎておかしなことになるぞ!?
リアス部長と朱乃さんのWパイズリに、小猫ちゃんがキスしてくるこの可愛がりっプリ……俺は死ぬのか!?
「うふふ♪ これからイッセー君のイッセー君が私達に入ってくるのね♥ でも、数日はイッセー君すらお預けなのだから……♪」
「そうね、朱乃。修学旅行中はゼノヴィアとアーシアに譲らないといけないもの。ここは三人でしっかり味わいましょう……♥」
うぉおおおおお!? お二人の、お二人の会話によって生まれると息が俺の俺をぉおおおお!?
「にゃぁ……ぁん♥ 今日は一杯、私たちが食べられちゃいます……♪」
小猫ちゃんまでエロエロに! これは、これはこれでいいものだけどいいのだろうか!?
エロに厳しかった小猫ちゃんがここまでエロエロになるなんて! 俺の、俺の魔性の魅力だとでもいうのか!?
いやっほぉおおおおおおっう!! 今日はパラダイスぅうううううう!
……あれ? でもアーシアちゃんやゼノヴィアはどこに?
《木場祐斗》
「ところで雨宮司教。何故私とアーシアに木場だけを呼び出したのですか?」
「調整や人工神器の試作というものは、対処できる人数という物が必要だからな。まだノウハウや機器関連が未熟である以上、人数は絞った方がいいだろうということだ。特に君達三人は、これから修学旅行だろうに」
ゼノヴィアにそう言いながら検査や調整を行っている雨宮司教だけど、半分建前だ。
今イッセー君は、付いて行けないリアス部長達に可愛がられている。そして秀華さん達も今回ははしゃぎまくっているとのことだ。
なので、グダグダにならないように時間稼ぎを買って出てくれたわけだ。僕はそのサポート役ということだ。
雨宮司教は駒王学園の非常勤講師でもあるけれど、今回の修学旅行には参加しない。それはこの地域を担当する司教でもあるし、研究部門の長でもあるからだ。
そして僕達が修学旅行で遠出をすることもあり、そういった懸念もあるのだろう。
万が一トラブルに巻き込まれた時に備えた、札という物だ。
「その、雨宮司教様。イッセーさんは呼ばなくてよかったんですか?」
アーシアさんが突かれると厳しいところをに気が付いてしまった。
今イッセー君がどんなことになってるかを悟られるとまずい。本当にややこしくなるのが目に見えている!?
ただ雨宮司教は、まったく顔色を変えなかった。
「非常に単純なことだ。……今の赤龍帝の籠手に手を加えると、碌なことにならないと経験則で察したのでね」
……確かに。
イッセー君の進化はなんというか、イレギュラーが過ぎる。
そしてここ最近は、乳神の加護という意味不明な点もある。そこにアジュカ様が悪魔の駒の方でアプローチもしている。
下手につつくより何が起こるかを探った方がいいということなんだろう。正論だ。
「信徒として業務上の必要性がない虚言などはつく気がない。この件において、私が介入するのはもっと後となるだろう」
そして嘘を全くつかずに誤魔化す手腕も流石だ。
あと何割かは本音ですね? 研究者としては、ある意味イレギュラーすぎるケースは興味津々ですよね? 聖魔剣使いである僕がよく呼び出されるのはそれですよね?
そんなことを僕が思っていると、雨宮司教は僕の方にも向いた。
「ただし、ある程度のデータが取れた君の方は例外だ。……試験的に作った物があるので、よければテスターをお願いしたい」
「……それは、興味深いですね」
本当に興味がわくよ。
僕達も更に強くならないといけないしね。武装の強化というアプローチは、実に興味深いよ。
まぁ、それを京都で披露することはまずないだろうけどね?
挿絵には限界があるので、今回は原作キャラだけにしておきました。
さて、それはともかくパンデモニウム編! 英雄派も本格駆動となっております!