※この作品はR-18です。

シルヴァリオ ディアボロス~ハイスクールD×D銀月譚   作:グレン×グレン

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塩鯖万歳でございます! エクスカリバー編です!

エクスカリバー編ではガチ目のエロシーンを多めにする予定です。具体的にはこの一話からエロを入れており、中盤辺りでさらにエロい展開を入れる予定です。


第三章 月光校庭のエクスカリバー
第一話 面倒ごとの裏に世界の命運がかかっているという核地雷(エロ挿絵あり:乱交パーティー)


《樹下誠二》

 

 

 

 ……事務所に戻ると、そこでは麗夜さんの膝の上に美子が座っていた。

 

「ふふ~ん。ダーリンと二人の時間……あ、残念だけどもう終了?」

 

 もの凄く幸せそうな表情で、ちょっと申し訳ない。

 

 ま、そこに関してはどうにかなりそうだな。

 

 俺は周りを見渡して、先に帰っているはずの秀華がいないのを確認していた。

 

「秀華を含めて相談したいことがあるんだけど、秀華達は地下か?」

 

「そうだね。今日は結構集まったから、俺は美子ちゃんと二人で店番兼用でちょっとイチャイチャしてたんだよ」

 

 麗夜さんがそう答えながら、ポッキーを口にくわえる。

 

 その瞬間、餌を与えられた雛鳥の勢いで美子が反対側を加えていた。

 

 それと同時進行で、二人揃って下の方を指差していたので、俺はひらひらと手を振ってから地下の方に向かう。

 

 秀華は総合的に優秀だ。合法的な資産をそれなりに稼いでおり、このビルもそれをもとに購入している。

 

 で、上のお目こぼしをもらいながらの専用空間が地下に存在するわけだ。

 

 で、地下室についてからパスワードを入力して入る。

 

 ……案の定というか、帰ってすぐ乱交パーティを開いていたらしい。

 

「あ、お帰り誠二」

 

 と、真っ先に出迎えてくれたのは海砂さんだ。

 

 一旦休憩していたらしく、ちょっと髪を手櫛で整ていたタイミングだった。軽くシャワーを浴び終えているのか、綺麗な状態だしな。

 

 ま、堂々と全裸でいる辺り実にウチらしい。

 

「ただいま。もしかして結構長時間やってたか?」

 

「ええ。ちょっとタイミングが早かったから先にやってたわ。それじゃぁ混ざる?」

 

 

【挿絵表示】

 

 

 小さく笑みすら浮かびながらの海砂さんの言葉にはそそるものがあるけど、まずやることがあるわけで。

 

「もうちょっと後でな。とりあえず、秀華はどこだ?」

 

 一応伝えておきたいことがあるからな。まずはそこだけ伝えておこう。

 

「えっと、あっちで股鋸エロダンスするって言ってたけど」

 

 相変わらず、美子以外で過去の経験抜きで性癖が歪んでいる女だ。帰ってすぐにそこまでするか。

 

 と、そこでなんか歓声が巻き起こった。

 

 見ると、シックスナイン状態で下にいる男がイったところだ。

 

 で、イかせたのは流花さんだった。

 

「ふふん。これで三連勝♪ 私まだ咥えてもないけど、溜まってた?」

 

 

【挿絵表示】

 

 

「ふぉおおお……っ。 やっぱりこの人達、すっげぇ……っ」

 

 息も絶え絶えな男に勝利宣言をしているけど、顎に精液が掛かって髭みたいになってるんだけど。

 

「流花さんも大概溜まってるな。つい最近、配信したばっかりだろ?」

 

「あ、誠二。でもあれ、おチンポ入れてなかったから……たくさんのおチンポに囲まれてはしゃいじゃった♪」

 

 なるほどなるほど。

 

 そういう物か。まぁ、砲身の消耗はあっても残弾の概念はないからな、女性は。実際に乱交パーティとかが全員エロ目的でやると、男のほうが多くなるっていうし納得だ。

 

 っと。流花さんの向こうに秀華がいたな。

 

「ぴょんぴょんぴょんぴょんおっマンコぴょぉ~っん♪ 発情兎のっ擬態を解いてっ、兎に戻すの誰かなぁ~っ♪」

 

 

【挿絵表示】

 

 

 ノリノリの笑顔で若干挑発的に、秀華が股を開いた座り方で、腰を揺らして精液を垂らしたマンコを男たちに見せつけている。

 

 問題は、男連中がチンコを固くしているのだが、そこにうさ耳カチューシャをひっかけている点だ。

 

 なんつう変則的変態レクリエーションだ。思いつくのも凄いが、実行まで持っていく秀華には脱帽する。

 

 あいつ、美子と同じで性的関連で貞操観念物ぶっ壊れるようなトラウマはないはずなんだが。もう一周回ってギャグになってるぞ。

 

「おーい秀華ー。悪いんだけとちょっとだけいいかー?」

 

「おチンポっ人参っ食べてもらえる……ちょっと誠二ぃ? 今いい所なんだけどさぁ~?」

 

 いや、俺も割って入りたくはないんだけどな?

 

 なんか嫌な予感もするから、一応秀華には伝えておかないと。

 

「学校の本(・)業(・)問題でな。我らがオカ研イケメン王子がやばい雰囲気だとか」

 

 ここ最近月一で、オカ研絡みで結構な大ごとに巻き込まれているからな。

 

 知った以上は念の為、秀華には伝えておかないとな。

 

「あと携帯、部屋に置きっぱなしだろ? 態々ここまでくる羽目になったろうが」

 

「じゃ、お詫びに一発抜いてく?」

 

 後でな、後で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 時は少し戻って、今日の放課後直後。

 

 リアス先輩の婚約騒動も終わり、時期は初夏。

 

 夏服にも慣れた頃、イッセーから相談事をされた。

 

「……木場の様子がおかしい?」

 

 イッセーの口から、男に関する悩みを相談される。

 

 イッセーは情に厚い男だから、相応に仲良くなっているだろう木場が何かあったのなら心配にもなるだろう。

 

 とはいえ、男関連で相談とは中々にないな。……大ごとか?

 

「なんか最近抜けてるっていうか……球技大会でもポカしてただろ?」

 

「あ~……確かに」

 

 イッセーに言われて、俺も思い出す。

 

 言われてみると、球技大会で木場はなんというかぼんやりしてミスを連発してたな。

 

 あいつは俺達より、物事をしっかりこなすというかそつなくこなすところがあるはずなんだが。気質が忠臣とでもいえばいいんだろうか。

 

 イッセーも部長を敬愛しているが、その辺りはなんというか……舎弟気質? 俺は俺で秀華のことを尊敬しているが、良くも悪くも互いに遠慮がない部分があるからな。そういう意味だと木場のそれはもっと品行方正向きだ。

 

 それが最近そんな感じのままか。確かに気になるな。

 

「それで部長にも相談するつもりなんだけど、多分これが原因だと思うんだ」

 

 そう言ってイッセーがスマホで見せたのは、一枚の写真だ。

 

 写真をスマホのカメラで撮ったと思われるそれ。そこにはイッセーと思われる小さい男の子が、同じぐらいの中性的な子供と映っていた。

 

 そして、後ろには剣が飾ってある。飾ってあるがそこが気になるな。

 

「これ、観賞用の模造品じゃないな。しっかり刃が研がれている」

 

「そうなんだよ。小学校に上がる前に海外に転向した奴で、俺もかなりうろ覚えなんだけ」

 

 そういうイッセーは、この写真を木場が見た時のことを伝えてくる。

 

 なんでも、部室を業者に一回整理してもらうので、イッセーの家で行うことになったそうだ。都合のいいタイミングにかこつけて私情が漏れ出てないかと思うが、そこはスルー。

 

 そしたらイッセーのお袋さんが、イッセーの子供の頃のアルバムを取り出してきたと。俺は経験ないが、想像するとかなり恥ずかしいような気がしてくるな。

 

 で、その一枚であるこれを見た木場が、明らかに雰囲気が剣呑としてきたらしい。そしてそこに飾ってある剣を「聖剣」と言っていた。これが、様子がおかしくなるの直前のタイミングで起きたと。

 

「木場は、教会を憎んでると言ってもいいって言ってたことがあるんだ」

 

 そう、イッセーは補足してくれた。

 

「で、うろ覚えなんだけどこの子の家はクリスチャンだったのは覚えてるんだ。親は神父だったか牧師だったか」

 

 イッセーが首を捻りながら、当時の記憶も捻り出している。

 

「妻子持ちなら十中八九プロテスタントだろうし、牧師だろう。神父はカトリックの呼称で、妻帯者が成るっていうのは基本的にはなかったはずだしな」

 

 その辺りはまぁ、後で調べ直すとしてだ。

 

 クリスチャンで聖剣か。くさいな。色々と荒事のにおいがプンプンする。

 

「……確か、リアス先輩の前任は滅ぼされたという話があるな。聖剣クラスの伏せ札があるなら、納得できる話だが」

 

 俺もうろ覚えだが、確か時期としては十年少しぐらい。タイミングとしても合っているな。

 

 おお揉めして当時の上級悪魔が聖剣使いに滅ぼされる。だがグレモリー次期当主のリアス先輩が赴任する土地なら、大ごとになりそうだな。それで手打ちとして教会がこの地から手を引いたというのはありそうだ。

 

「そっか。あと、ライザーの眷属が聖剣使いと戦ったことがあるとかで、木場の様子がすっごく怖くなってたろ?」

 

 そういえばそうだな。

 

 俺も思い出したが、あいつはかなり熱くなっていた。

 

「イッセー。とりあえずまずリアス先輩にその辺りを説明しろ。リアス先輩なら流石に心当たりはあるだろうさ」

 

「そうだな。……前に木場は、グレモリー眷属(自分たち)は俺やアーシアと大差ないって言ってたし、あいつも酷い目に遭って部長に助けられたのかもしれない」

 

 イッセーが頷きながらそう言うが、あるだろうな。

 

「十中八九それだろう。この業界、日本とは違って人権意識も低いから、相当の厄ネタが転がっていても驚かないしな」

 

 ま、それはともかくとしてだ。

 

「少しウォーミングアップをしておくか。これ、荒事になる可能性が大きすぎるだろうし」

 

「頼むぜ樹下。俺も頑張るけど」

 

 まったくだ。

 

 ……さて、ここ最近大ごとになることが多いものだが、今月もか。

 

 そろそろ勘弁してほしいが、さてどうなることやらな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 で、その辺りを伝えた夜。サバトじみたエロサバトを終えて、今は仕事の体勢に入っていた時だ。

 

「……あ、もしもし~?」

 

 なんか電話が鳴って、秀華がそれに出る。

 

 そして同じタイミングで、俺のスマホにも電話が来た。

 

 相手はイッセーか。一体なんだ?

 

「どうしたイッセー? 何があった―」

 

『やばい樹下! あの子が女で悪魔祓いで!?』

 

 ラノベのタイトルにありそうなことを言ってきたな。

 

 ただ、悪魔祓いの言葉で真剣状態にならざるを得ない。

 

 悪魔祓いって、どういうことだ?

 

 現状、この町は日本政府や日本神話が了承したうえで悪魔側が管理しているわけだ。教会側だってそう簡単に動けるとは思えない。

 

「イッセー、深呼吸ができるならきちんとしてから説明してくれ」

 

『お、おう! ……その、アーシアと二人で家に帰ってきたら、急に教会に近づいたみたいな寒気を感じて……』

 

 イッセーの説明を簡単にまとめると、こういうことになる。

 

 ついさっき聞いた中性的な幼馴染。それが美少女悪魔祓いコンビとして、イッセーの親に挨拶をしていたらしい。

 

 任務のついでに古巣に返ってきたので挨拶をした。これはそれだけだろう。むしろ幼馴染が悪魔になってて残念に思っている可能性も十分あるな。

 

 で、二人はもうお暇したらしい。ま、これは当然か。

 

「とりあえず、今すぐ殺し合う訳ではなさそうだな。リアス先輩と合流して、オカ研で準備を―」

 

「………かしこまりました。では、その様に」

 

 俺の言葉を遮るように、強張った秀華の声が聞こえてくる。

 

 振り開けると、電話を切った秀華が俺達を見渡していた。

 

「上(・)から緊急連絡。リアスちゃんのところに教会と神の子を見張る者がそれぞれ使者を送るから、仲裁役として話を通して参加するようにって」

 

 ……なんかヤバイことになってないか?

 

「どうしたんです、所長? というより、三大勢力が現場単位とはいえ戦闘ではなく対話という形になるけれど」

 

 海砂さんの疑問はもっともだ。

 

 三大勢力は長年いがみ合い殺しあっている。今現在においても小競り合いは絶えないほどだ。

 

 レイナーレ一派との一件では、奇跡的に共通の敵と保護対象ができたことで共闘した。それだって、それぞれが分散して活動していたようなものだからまとまっていたようなものだ。

 

 っていうか、いくら日本で起こるからって上から態々通達が来るってことは、日本政府がきちんと認知している形になるんだが。

 

 嫌な予感を覚えてくるんだが、一体何が―

 

「ちなみにその使者が来る理由が共通で……コカビエルが教会が統合を試みていたエクスカリバーを強奪して駒王町(ここ)に侵入したとか」

 

 ―あったと思ったら一体どういうことだ。

 

「え? ちょっと待ってください、どういうこと!?」

 

 流花さんも困惑しているが当然だ。

 

 おい、これってもしかして最大級の厄ネタじゃないか!?

 

 で、更に秀華は困惑したままだ。

 

 まさか、他にも余計なことが起きるっていうんじゃないだろうな?

 

「それと、双方共にアーシアちゃんの兼で動いていたメンバーを送るってさ」

 

 あったよ。

 

 俺は視線を、麗夜さんの方に向ける。

 

「え、え……え~?」

 

 何とも言えない表情だった。

 

「その、なるべくフォローするから頑張ってくれ、麗夜さん」

 

 俺はもう、そういうほかなかった。

 

「「……頑張って」」

 

 流花さんも海砂さんも、もの凄い同情の視線と表情だった。

 

「頑張ってダーリン! 大丈夫、今までのダーリンは見てきたから!!」

 

 美子も拳を握って応援しているけど、いや本当に頑張れ。

 

 ……これ、どうするんだ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《Other》

 

 

 薄暗い山間部でで、数十人の男女が集まっていた。

 

 その誰もが目が淀んでおり、間違いなく退廃的か荒んだ雰囲気をもたらしている。

 

 そしてそこに現れる、ローブを着た男。

 

 黒い髪を伸ばし、赤く染まった目。肌の色も白く、一見すると不健康そうにも見える。

 

 だが同時に、その動きはしっかりと鍛えられ、実戦で磨かれた戦士のそれ。実際問題、この男に恐喝でもしようものなら死体すら残らず滅ぼされるだろう。

 

 男の名は堕天使コカビエル。神のを子を見張る者の最高幹部だ。

 

「波柴だったか。一応礼を言っておこう」

 

 コカビエルはそう言うと、愉快そうに喉を鳴らす。

 

 目の前の者達は、こちらにとっても都合のいいことをいくつもしてくれた。

 

 文字通り世界をひっくり返すこともできる行動をとる。更に、それは他の幹部に知られれば妨害される。必然として、少数で行動するしかなかったのだ。

 

 だが、目の前の男達の協力で多方面に手を伸ばすことができた。

 

「動員数は数百人。それ以外にも人間界を経由することで乗じて動く同胞も見い出せた。数千人規模で動けば、成功さえすればことを成せるからな」

 

「……かまわないさ。その代わり、キチンと対価はいただくぞ」

 

 そうぶっきらぼうに告げる男に、コカビエルは鷹揚に頷いた。

 

「かまわんさ。どうせ今回の動きが成功すれば、そいつらも確実に死ぬ。どうもつるんでいるみたいでな、どうしても妨害はしてくるだろうさ」

 

 そう。それゆえにコカビエルは愉快にすら思っている。

 

 どうせ死ぬ相手を手ずから殺すことを約束するだけで、今回の行動はより大規模に動くことができた。

 

「それで? 他の勢力にも繋ぎは取れたか?」

 

「現魔王は、一週間は人間界に向かえないだろう。楽に花火を上げれるな。バチカンに関しては、だからこそアレが手に入ったんだろう?」

 

 その返答に、コカビエルは納得する。

 

 思った以上に、自分と同様のことを願っている者は三大勢力全体に集まっているのだろう。

 

 なら、花火を上げれば絶対に成功する。

 

 その確信を覚えながら、コカビエルはほくそ笑む。

 

「さて、其れじゃぁつまらない平穏を壊しに行こうか」

 

「そうしようか。そうすれば、あいつらへの復讐もできるからな……っ!!」

 

 悪意が、動き出す。

 

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