※この作品はR-18です。

シルヴァリオ ディアボロス~ハイスクールD×D銀月譚   作:グレン×グレン

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はいどうもー! とりあえず給料も入って一息を入れているグレン×グレンでっす!

ただやっぱり、家族との間で溝というかなんというか。とりあえずあと数日で心療内科なので、いろいろ真剣に相談してみようかと。……家出までストレスがどんどんたまったらやばいしなぁ……

それはそれとして幕間です!!


幕間 何はあっても一息入れて

《樹下誠二》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 すぐにでも動きたかったし、動けるとは思っていた。

 

 だが、今俺はお風呂に使っている。

 

『とりあえず誠二はもうちょっと休んでててねー。誠二はたぶんすぐ復帰できると思うけど、誠二レベルで消耗している人の大半はもうちょっと休ませないとやってられないから。ある程度は合わせとかないとね?』

 

 と、秀華からお達しがあってしまった。どうしようもない。

 

 世の中、できすぎる連中を基準に据えるとまずいしな。これぐらいでいいとは思う。

 

 ……実際問題、色々消耗しているからな。心身ともに癒してから動くというのは妥当だろう。

 

 正直、イッセーのMIA*1は結構精神的に来ている。

 

 殺しても死なないような印象があったからな。実際のところは一度死んで悪魔に転生しているわけだが、おかずを見ながらのWパイズリとか字面が酷過ぎてそっちの印象が強すぎた。

 

 なんか思い出したら別の意味でメンタルに来るところがあったので、俺は思わず天井を仰ぐ。

 

 あいつは素直に死を悼ませることもできんのか。

 

 なんだろう。サマエルの毒を食らった可能性が高く、ヴァーリで重体一歩手前レベルの症状。イッセーのポテンシャルで生存している可能性はまずないというか、死体が物理的に残っているかどうかも怪しい。

 

 ただアイツのことだ。龍が魂までしぶといことまで踏まえると、思わぬ置き土産ぐらいはあり得る。

 

 ……次元の狭間があいつの煩悩に染まっていたらどうしよう。転移した瞬間に京都のおっぱいゾンビみたいなのが多発する可能性がワンチャンありそうで怖い。

 

「駄目だ。マジで疲れてるぞ、俺」

 

 思った以上に心身が消耗しすぎて、なんか思考がおかしなことになってる。

 

 一旦休んで正解だったな。このまま出発して参戦しても何かやらかしそうで怖い。

 

 とはいえ、一人でいても妙なことになりそうだが。

 

 高い入浴剤を使って気晴らしをするつもりだったが、思った以上に重いのか気晴らしにならない。

 

 そう思ったとき、浴室のドアがノックされた。

 

「ご主人様、青蘭だ。所長から補佐を命じられたので、遅れながら到着したぞ」

 

「あ、ちょっと真剣に助かる」

 

 気晴らしをしないと絶対に無理だからな。

 

 俺が許可を出すと、青蘭が一糸まとわぬ姿で入ってくる。

 

「こういう時、男は出すものを出すとそれだけで気が楽になると聞いている。ささ、思いっきり命じてくれ!!」

 

 ……すごい全力だな。

 

 ただまぁ、思わぬインパクトでちょっと気が抜けたな。

 

「ならまず一緒に入れ。それと、できれば抱きしめさせてくれ」

 

 一旦真剣に気晴らしをしないとな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《OTHER》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 左豊菊花にとって、樹下誠二は無視できない人物だった。

 

 羽柴一族に拾われ、おぞましいものを見せられ厳しい洗脳教育を受けていた自分にとって、彼の異質さは畏怖にも近かったのかもしれない。

 

 いつでも早いタイミングでその指導を受け入れ、率先して学び、熱心に自習まで行っていた。

 

 ……今にして思えば、彼はその教育をのちの犯行に為の技能習得して腹をくくっていたのだろう。

 

 傑物だ。戦闘能力という一点なら勝っているが、どちらが強いかなど言うまでもない。

 

 だからだろう。敵になったという時点で、あまりにも気になってしまった。

 

 理由は簡単だ。嫉妬だ。

 

 彼は手を取り合い波柴を打倒し、共に生き残り未来すら見ている。それが、酷く恨めしい。

 

 八つ当たりだ、分かっている。自分が嫌いになっている。

 

 だけど、それでもだ。

 

 な(・)ん(・)で(・)、(・)私(・)達(・)は(・)逃(・)げ(・)出(・)し(・)た(・)の(・)に(・)一(・)緒(・)に(・)生(・)き(・)て(・)い(・)け(・)な(・)い(・)ん(・)だ(・)

 

 それが、すかっとしながらも心残りになってしまっている。

 

 だからだろう。当面の様子見が決定した中、倒錯的なことをしているのは。

 

 精神的なストレスを性的快楽をもって発散させる。波柴の教育課程においても叩き込まれたものだ。思考誘導はもちろん、それを利用した調教にも使えるのなら尚更だろう。

 

 おかげでこっちも大概にニンフォマニアだ。最も、実際に発散ができているのは好都合だが。

 

 相方が変態なら尚更だ。お互いに発散ができて好都合。どうせテロリストなのだから、倫理観を気にしすぎるのもあれだろう。

 

『あの……コレ、あと何時間……?』

 

【挿絵表示】

 

「私があと五回……イくまで、よ……っ」

 

 テーブルに置いたスマートフォン越しの吉子に、菊花はそう言いながらも絶頂寸前になっている自分を抑え込む。

 

 吉子は誰かの支配下に置かれることを望んでいる少女だ。

 

 そういう手合いは、程度の差を考えなければ多い。自由を重荷に感じ、自分を導く存在を求めている。

 

 自由とは責任がある。それを理解している者にとって、過度な重荷は精神的な苦痛にもつながる。

 

 だから、縁があって自分が彼女の主になって以来、菊花は吉子に少しずつ探りを入れながら調教をしてあげた。

 

 命令をされることが心地よい相手との円滑なコミュニケーションは、主になってやることだ。

 

 それに、バカになるのは意外と楽しい。快楽を得られる形ならなおさら効果的なストレス発散になる。

 

 人が来ない時期に、ちょっとした異能で男湯に放置。そこでバイブで入れて悶えさせながら、それを中継しておかずにして自分も自慰にふける。

 

 どうかしているからこその発散だ。あえてバカになることが、ストレスを投げ飛ばすのに効果的であることを自分はとても痛感している。

 

 最も、麦には認識を誤魔化す魔法をかけているので襲われることはまずないが。その辺りの保険はかけている。

 

 だが、教えていない菊花はだからこそ興奮している。

 

 見られたら犯されることまでを命令にして、その倒錯勘に酔いしれている。

 

 それを堪能した瞬間、菊花は抑えきれず一回絶頂した。

 

「く……っはぁ……! あぁと四回♪」

 

【挿絵表示】

 

『は、い……♪』

 

 絶頂し、快楽に悶え、ストレスを吹き飛ばす。

 

 倒錯的な快楽を幼少期に叩き込まれているからこそ、菊花はそれをあえて堪能する。

 

 あえてそこまで堪能しなければならない。それだけのストレスが溜まっていることは、あえて目を逸らした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《樹下誠二》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 湯船で青蘭を抱きしめていると、少し気が楽になった。

 

 人肌のぬくもりは無視できない。こういうのもやはりいいな。

 

「大丈夫か、ご主人様。……友人が死んだのだから、少しぐらい落ち込んでいい」

 

 そう、青蘭は俺を抱きしめながら言った。

 

「顔見知りが死ぬなんて、経験はそこそこあるんだがな」

 

 羽柴一族の教育機関で、死ぬもの当然いた。

 

 しっかり使いきるのが基本のあいつらの管理下に置かれている以上、役に立たないから殺処分などという真似はないし、必要なら薬物投与で強化してでも一度は使えるようにする。だが、その程度ともいえる。

 

 訓練課程で事故死する者はいるし、そういう風に使い潰されたものだっている。一斉摘発においても、教育がある程度進んでいるから抵抗して討たれた者もいる。

 

 それに桃山警護事務所の活動でも、作戦の過程で死者が出てくることは少なからずある。

 

 だから慣れているつもりだった。セルフマインドリセットなども教えられているから、おそらく下手な軍人よりその辺りはいなせる自信がある。

 

 自信がある。そして、それは根拠のあるしっかりとしたものだったんだがな。

 

「……殺しても死なない奴と思っていたからかな」

 

「そうじゃない。そうじゃないだろう」

 

 青蘭は、俺の言葉を否定する。

 

 青蘭は俺を支配者としているが、ただのイエスマンではない。

 

 ある程度は自分でも判断するし、意見を求められれば俺の方向性に対する批判的観点があるならそう意見もする。専務の立場上、事務所の経営や経済方面では俺より発言力はあるし俺にもいうべき時は言う。

 

 俺が自立意思を尊重して求めていることもある。だから、言うべきことがあるときは俺が黙れと言わない限り言うのだ。

 

「ご主人様の来歴は、多少は知っている。そして貴方が本当に全方位で優秀で勤勉だということも。だから、最初からある程度割り切っていたのだろう? ……兵藤一誠という男は、そうじゃない」

 

 青蘭は俺を抱きしめながら、俺が失念していたことを告げる。

 

「貴方にとって兵藤一誠は、おそらく波柴の引きずり込まれてから初めてできた、同年代の気の置けない友人だ。そして他の数人と違い、背中を預けることもできる、こちら側の友人だ。……別格ではないか」

 

 ああ、そうか。

 

 俺は納得してしまった。

 

 そういえば、桃山警護事務所は殆どが女性で、それとは別口で殆ど年上だ。和平が結ばれる前において、俺より年下のメンバーは美子ぐらいしかいない。

 

 相応の絆はある。友や仲間、愛する者達でもある。だが、十代の少年である俺にとって四年近く年上の人達は、どうしても年長者として見てしまうのだろう。

 

 オカルト研究部にしても、入部するまでは監視対象であることを念頭に入れていた。そこそこ気安い会話もするが、国家が違うようなものだからな。日本国政府側の立ち位置もあり、冥界政府側の木場達とは互いに線引きはあった。

 

 だから、青蘭のいうコトはまさにその通りだ。

 

 兵藤一誠は、俺にとって……本当にただの気安い為の友達だったんだ。それも、異形についてもあっさり話せるぐらいの。

 

 そりゃ、凹むわな。

 

「……ありがとう、青蘭。優秀な忠臣を持てて俺は幸せだよ」

 

 思わず、改めてぎゅっと抱きしめる。

 

「ご、ごごごご主人様!?」

 

「ああ、俺はお前のご主人様だ。それを改めてここに誓うよ」

 

 色々あったけど、本当にそこはちゃんとやろう。

 

 青蘭だって、麦吉子の件があって疲れてるだろうに。本当にありがたい。

 

「じゃぁ命令だ、青蘭」

 

 ご褒美も兼ねて、そろそろもうちょっと命令してやるか。

 

 それにまぁ、実益もあるしな。

 

「さっさと発散して、とりあえず問題なくやることやれるぐらいには切り替えたい。……尻を突き出せ。激しめに可愛がらせろ」

 

「……ああ、もちろん! ご命令とあれば喜んで!」

 

 若干どや顔レベルで、流れるように立ち上がると壁に手をついてくれる。

 

【挿絵表示】

 

 ちなみに秀華が利権使え利権使ってください利権を使ってくれないかと、大王派も民草も現魔王側も要望されているので、実は短い頻度でちょくちょく色々とリフォームしている。

 

 今、風呂場は檜風呂風になっているので、ちょっと旅館気分だ。

 

 さて、すっぱりやってさっと甘いもの食べてすぐに寝て、そこから復帰だ。

 

 ……イッセー。葬式は力入れてやってやるよ。少し、待ってろ……っ。

 

*1:
ほぼ確実に死亡している行方不明の意




 ただいま執筆速度は向上中。ストレスはまぁ抜けていっているほうではあります。

 なのでどんどん行くかもです。まぁ途中でだれるかもしれませんが……ね
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