シルヴァリオ ディアボロス~ハイスクールD×D銀月譚 作:グレン×グレン
自分はどうも「大筋は脳内で決めつつ設定や細かい部分を即興を踏まえて詰めていく」というスタイルがあっているみたいなんですが、そうなるとこうして詰める設定の多さで滞る場合があるのが難点です。事前に詰めすぎると燃え尽きてしまって書けなくなってしまう悪癖が……っ
それはそれとしてエロ回です!
《樹下誠二》
後日、時間を作ってもらいイッセーと合流した俺は、すでにゼノヴィアを向かわせたマンションに向かっていた。
「で、今日は時間がかかったみたいだが何があったんだ?」
「あ、朱乃さんに呼び出されたんだよ。……それでだな?」
イッセーはちょっと切ってから、こっそり俺に教えてくれた。
「天使の長のミカエルさんを紹介されて、聖剣アスカロンをもらったんだ」
なんというか衝撃的だな。
堕天使総督のアザゼルに続き、セラフを治める天使ミカエル。魔王サーゼクス・ルシファーと合っていることも含めて、なかなかに無い体験をしているぞこいつ。
付け加えると、聖剣アスカロンをもらったというのもすごいな。
教会にとって一種の信仰対象ともいえる聖人。その中でも、龍殺しの聖人として名高いゲオルギウスが使っていた聖剣だ。龍退治の逸話を持つ剣であり、実際に龍殺しの力を秘めている伝説の剣でもある。
悪魔に転生しているドラゴンに対し、そんなものを渡すとはなかなかの決断だ。イッセーがエロエロであることを考えると、内部で反発も生まれかねないだろうに。
「すごい決断だな。理由は聞いたか?」
「なんかゲン担ぎらしい。二天龍の喧嘩が三大勢力の共闘を成立させたことがあるから、二天龍が味方なら和平もうまくいくんじゃないかって」
なるほど。
かつて敵対した時ですら、三大勢力の共同作戦を成立させる要素なった二天龍。その二天龍を使った神滅具の宿主が三大勢力に与しているのなら、和平も行けるかもしれないってことか。
まぁ、考えようによっては通る内容だな。
とはいえだ。
「イッセー。それはつまり和平の美談としてモテはやすつもりだから覚悟しておけ、いつか必ず式典の目玉として呼ばれたりするぞ」
「え、マジで!? 俺そんなに活躍できたっけか?」
活躍じゃなくて存在が重要なんだがな。
やはり年期も経験も知識も足りてないからだな。イッセーは赤龍帝を宿していることの意味が追いついてないようだ。
かつての大戦から生きている三大勢力にとって、二天龍は無視できるような存在ではない。
それに神滅具保有者が転生悪魔になるというケースもめったにない。というより、多分前例がないだろう。この時点で各勢力も注目する。
そしてコカビエルによる戦争再開をもくろむテロに対応し、生き残った。これだけでも注目度合いは大きいだろう。
コカビエルに目をつけられて生き残る。この時点で運によるものであっても褒められること請け合いだ。転生してから半年も経ってないうえ、実戦はおろかゲームの経験もさほどない下級悪魔がだからな。そんなことができる下級悪魔、果たして今現在の中にどれだけいることやらって問題だ。
そのあたり、もうちょっと理解しておかないと問題になりそうだな。
祓魔庁の面子を読んで、模擬戦の経験でも詰ませたほうがいいかもしれないな。今後の展開次第では恩も売れるという形で上に打診するか。
そう思ってると、イッセーはいろいろと首をかしげていた。
「そういやドライグは一つの存在として扱ってくれるだけで楽しんでるしな。もしかして、二天龍ってなんかすっごいアイテムとかそんな感じなのか? それでか?」
当人なりに考えているが、見当違いの方向に行っているな。
というよりだ。そういう感じの意見が出てきたのか。
……なるほどな。
「そういうところは美点だな。ま、大事にしとけ」
本当、こっち側の業界でそのスタンスは美徳だ。
エロさえ抑えていれば人徳あふれるやつなんだよなぁ。……本当、性欲に忠実すぎるのが玉に傷過ぎた。
嫌うやつは徹底的に嫌うタイプだ。人間的魅力にあふれた男だってのに、折り合いをつけるタイミングを失ったのが致命傷に近い。
そういう意味では、異形側に行ったのはいいことかもな。人間界よりはそのあたりが緩い傾向にあるし、実力があれば多少の無理は塗りつぶされる業界でもある。
ま、今回においてはその発散の一環でもあるがな。いろいろあって童貞卒業をしているが、その後がグダグダらしいし。
そういう意味ではリアス先輩とアーシアが怒りそうだが、そこはもう知らん。あの二人も大概問題があるというか、共食いで足を引っ張りあうのも問題だ。
と、いうわけでだ。
「さて、このマンションだ」
さて、それではヤるとするか。
《Other》
その部屋の中で、ゼノヴィアは珍しく緊張していた。
命がかかった実戦でも経験したことがない緊張だが、方向性が異なるから当然だろう。
同時に非常に興味深く、見ているだけで興奮する展開にもなっている。
そしてドアがノックされ、二人の男が入ってきた。
「待たせたなゼノヴィア。イッセーを連れてきた」
「……え、ゼノヴィアぁ!?」
イッセーが驚愕するのも当然だろう。
今のゼノヴィアが身に着けているのは、上は前開き型の小さいネグリジェ。下もパンティーだけだからだ。
そして顔は上気して息も荒めになっているのは、完全に発情のそれである。
それをイッセーが理解するのもすぐ。隣を見てからだ。
「って、松森さんにフロージア!?」
驚愕するイッセーの視線の先、なぜか壁が透明になっている中で、音もなく信子とコナユキが男たちを乱交に耽っていた。
その光景にイッセーは気を使って誠二のほうを見るが、誠二は得に気負うこともなく小さく笑みすら浮かべている。
「慣れてきたようでよかったよかった。あっちのフォローは当分後でいいな」
「「いいのか!?」」
特に気にしてもいない誠二の言い草に、イッセーとゼノヴィア両方からツッコミが飛ぶ。
それに対して、誠二はポリ袋に入れていたペットボトルの飲み物を隅にある冷蔵庫にしまいつつ平然としている。
「桃山警護事務所正社員は最低でも月一で乱交してるからな。まぁ子飼いの連中は大半が男だが、女がいないわけでもないし。なんなら美子の処女をもらったのは俺のほうだし」
「そうなの!?」
イッセーが驚愕するが、誠二は苦笑を浮かべていた。
「麗夜さん的には覚悟を確認するだけのつもりだったんだが、あの子はあの子で性癖が乱交だったせいでノリノリでな。勢いで押し切られた」
「まじか……すげえな、お前ら」
一番性的にトラウマの類がない美子のノリっぷりに、イッセーは多少の誤解を込みで感心している。
そしてゼノヴィアのほうは、部屋に入ってからすぐに始まっている隣の乱交に視線が戻っていた。
悪魔になり、リアスの助言を受け、ゼノヴィアは子供を産んで育てたいという願望を得た。
相手の候補は兵藤一誠と樹下誠二。どうせなら強い子供であることを望むゼノヴィアは、神滅具にゆかりある二人を狙っていた。
それもあって誠二からの誘いに応じたが、まさか隣の部屋で多人数でのSEXが始まるとは想定外。
正直初めての経験に動揺している。ものすごく動揺している。
目が離せないうえ、これまで意識もしてなかった股間の疼きに集中力が一切集まらない。
それが一時間近く続いており、正直ゼノヴィアは限界に近かった。
血流は激しい運動をしているかのようにたぎり、心臓もバクバクと波打っている。さらに未知の感覚といえる性的な疼きにより、ゼノヴィアは正直気が狂いそうになっている。
と、そこでいつの間にかトランクス一丁になっていた誠二がゼノヴィアの後ろに回り込んでいた。
それに反応するより早く、誠二はゼノヴィアの胸を絶妙な力加減でゆっくりと揉みしだく。
わずかなゼノヴィアの震えを読み取るように、揉みしだく中ですぐに力加減が調整されていく。それもちょうどいい力加減を維持するのではなく、波を作るようにわざと調整してだ。
「ふぅ……ぁ‥…?」
思わず感覚に、ゼノヴィアは震え、口からは緩み切った声が漏れ出す。
ゼノヴィア自身が困惑する中、誠二は小さく耳とに息を吹きかけ、耳たぶをあまがみする。
それに対し、ゼノヴィアは快楽に翻弄され、目の前すらよく理解ができていない。
「いい感じに発情してるようで何より。……ほらイッセー、お前も混ざれ」
「え、ど、どういうこと!?」
誠二はイッセーを自分たちのほうに連れて行こうとするが、ゼノヴィアはそれがよく理解できないでいた。
まっすぐな気性を持ち、主に対する愛以外の全てを切り詰めるように戦士として突き進んでいた人生。そんな人生において、ゼノヴィアは女としての喜びすら特に興味を示さなかった。
必然として、性欲に対する知識や経験も薄い。座学は多少行っているが、性交そのものに対する経験もなければ知識も浅い。
対し、樹下誠二は洗脳教育を受け、それに呑まれないようにしながらも吸収して取り込んできた傑物。護衛や暗殺者、付き人としての各種作法以外にも、性奴隷として相手を喜ばせる技術すら叩き込まれている。
時に主の疑似的な愛人として。時に主が狙った獲物を誑し込む際の助手として。時に主の前で調教した相手と混じって目の保養を行う芸者として。様々なシチュエーションや相手の性癖に合わせた技術もまた、彼は波柴に警戒されないよう取り込んでいた。
加え、樹下誠二は桃山警護事務所正社員。乱交を当たり前のように行う女性陣に混ざっている以上、実地研修として様々な女性の性癖や性感帯に合わせた立ち回りも習得している。
結論として、ゼノヴィアがその気になってしまっている時点で翻弄されるのは当然だ。
そして、誠二はそれらを本領発揮することなく絶妙な塩梅で留めている。
その理由は単純。
「童貞を卒業して以来、共食いのせいで全然味わってないんだろう? 相手のほうがお前も狙っているんだから、いい経験だし3Pも楽しんどけ」
「え、まじ、いいの……?」
一人で獲物にしているわけでは断じてないだけである。
「ゼノヴィアの場合経験がなさすぎるからな。変な奴に襲われて道を踏み外すより、一から同時に成長して息の合った相手がいたほうがいいだろう? ま、俺も候補だから、こうして実地研修も兼ねているってわけだ」
苦笑している誠二だが、その上でちらりと隣の部屋の様子も確認している。
乱れに乱れる信子とコナユキを見て、誠二は安堵の表情すら浮かべていた。
「幸い、手綱はしっかり握っているしマシになっている奴もいるしな。……あと俺一人で何人も相手できるか。男は砲身損耗だけじゃなく残弾数の概念もあるんだよ」
「切実な顔やめろよ。……え、とこれでいいのか?」
「力を入れすぎるな。まずはゆっくりで、相手の反応を見ながら力加減を切り替える。俺の揉み方を参考にして、少し加減にズレを作るのが最適解だ……そうそう」
適切な力加減でうまく対応する誠二に、それを見ながら煩悩の強さで瞬く間に吸収するイッセー。
二人の前後から責められ、ゼノヴィアは自分が言葉を発しているかどうかすらわからなくなっている。
胸と股を中心に、さらに誠二が様々な箇所を刺激して反応を確かめていく。結論として、まったく慣れていないゼノヴィアは翻弄されており意識ももうろうになっている。
まるでお湯の中に浮かんでいるような感覚すら覚えていた、その時だった。
「……よし、そのまま。こういうのはスパッとやったほうがまだましだぞ?」
「お。おう!!」
そんな会話が聞こえた瞬間、ゼノヴィアの全身を鋭い痛みと鋭い快楽が貫いた。
「……ふぁぁっ!?」
全身を跳ねさせながら、ゼノヴィアはその刺激に目を白黒とさせていた。
生まれて初めての感覚に、なにがなんだかわからない。
わからないが、その感覚を心地よく感じている自分がいる。
「ゼノヴィアー? 大丈夫か、痛みと快楽、どっちが上かいえるかー?」
「き、気持ちいい……? ああ、これ、気持ちいい!?」
びくびく震える感覚に戸惑いながら、ゼノヴィアは誠二の質問に反射で応える。
いや、それは答えているのではない。
誠二の言葉が脳裏に届いたことで、困惑する感覚が理解できてうわごとのように呟いているのだ。
頭が半分以上機能していないこともあり、ただ流されるようにリズムに合わせて動くチンポの感覚に合わせて、条件反射で言葉を発している。
それほどまでに短期間で性感を刺激されているゼノヴィアは、顔面に乗せられたものもあまり理解できない。
「悪いが俺も結構興奮してきたから、こっちも練習してくれ。……まずは舌を出してペロペロとなめるだけでいいぞ?」
「なみぇる……ふぃもちぃ……にゃめる……きみょちぃ……」
ぼんやりとする思考で、ゼノヴィアは股間からもたらされる快感に酔いしれながらそれをなめる。
乗せられたのが誠二のチポだということもわからないまま、ゼノヴィアは陶酔した表情で無自覚にフェラチオの練習をしていく。
「やべぇ……めっちゃ興奮する!」
じゅぼっじゅぼぉっじゅっぽぉっ♥
「落ち着けイッセー……っ。呼吸を整えながら、相手の反応を確かめつつ動くんだ。AVのあれは見せ方重視だから参考にするなよ?」
ぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろ♥
イッセーとゼノヴィアの二人が快楽と興奮と困惑で自分自身すら理解できてないところがあるなか、誠二は言葉と手の動きで二人を調整する。
特にゼノヴィアに対しては念入りにしており、胸を中心に愛撫をしつつ、フェラに意識を向けさせるなどして絶頂をギリギリで止めるようにしていた。
そして、イッセーの限界が訪れる。
「……あ、もう無理! そろそろ出る!!」
パンパンパンパンパンパンパンッ♥
腰の動きが本能的に早くなっているのを悟り、誠二は愛撫の加減を解除する。
「にゃみぇっ!? にゃ、にゃにかこぅりゅぅっ!?」
今までの絶妙にラインを維持するやり方から、一気に突き抜けるように刺激を与える形に変わったことで、ゼノヴィアは思わず背中が反り返るほどに快楽に振るえる。
ただでさえ初めての感覚に戸惑っている中、さらに刺激的な未体験が迫り、ゼノヴィアはパニックすら起こしかけていた。
だが誠二は落ち着いて刺激を与えながら、ゼノヴィアの耳元に声を届ける。
「ゼノヴィア。日本ではそれは来るじゃなくてイくというんだ。連呼してみろ、イッセーは喜ぶぞ?」
波柴の洗脳教育もあり、誠二はそういう場合の誘導方法も多少は心得ている。主が奴隷を作るための調教を手伝うことも想定された教育だからだ。
そして快楽と困惑で思考が回らないゼノヴィアは、反射的に言われた通りの行動をとってしまう。
「イック♪ イクゥイクッ♥ イックゥイィクゥ……イクイクイクイクイクイクイクイク~♪」
連呼していくたびに、ゼノヴィアは自分の快楽と歓喜が増していくのがわかる。
本能が悟っているのだ。自分は今からくるこれを待っていたのだと。来るのは自分にとって欲望を満たしてくれるものだと。
それに応えるように、ゼノヴィアのヴァギナはリズミカルに収縮する。
それが刺激となりイッセーの快楽もまし、さらに絶頂が近づいて動きが早くなる。
それに合わせて誠二は愛撫のバランスを変え、ゼノヴィアがその刺激でさらに快楽に振るえ、そのらせんが一気に二人を高めていく。
パンパンパンパンパンパンパンッ♪
ビクビクビクビクビクビクビクゥ♥
もはやお互いがお互いを理解していないレベルの状況に、均衡が崩れたのはその時だ。
「あ、もう出る……ぅっ!」
イッセーのほうが先に限界を超え、大きく一回びくりと震える。
そのタイミングを逃さず、誠二は今まで魂に刺激を与えるだけだったクリトリスを一気に攻めたてる。
「じゃ、一緒にどうぞっと♪」
「いっきゅいきゅぅぃきゅ……ぅううっ♪!?♥」
今までじらされていた部分に、一気に快楽が生まれる。
その瞬間、ゼノヴィアは情けなく緩んだ表情を浮かべて達した。
「ぅううううう~っっっ♥♥♥!!!」
ビックンビックンと刎ねるように震え、ゼノヴィアは人生初めての絶頂を経験。その影響でリズミカルに膣で締め付けられ、イッセーも完ぺきに限界を超えた。
「あぁ~出る出る出るぅっ!!!」
勢いよく飛び出す精液。それは当然、男にとっての絶頂でもある。
今この時、イッセーとゼノヴィアはお互いがSEXをしているという事実すら忘れ、忘我の快楽に酔いしれていた。
そして誠二はというと、その様子を確認しながら冷蔵庫からスポーツドリンクを取り出している。
常備してある紙コップを三つ出して中身を入れつつ、ほほえましい笑顔でその様子を見つめていた。
「うんうん。愛がないSEXだろうと、互いに気持ちよくなってえぐい要素がないのはいいことだ」
そう言いながら透明になっている壁を見て、こちらも休憩タイムに入っているコナユキや信子たちをみてまた微笑む。
「うまく発散できてるみたいで何より何より。……いやまぁ、そこで慢心しないように気を付けないとだがな」
経験上、お互いが仲良く後ろめたいことなど何もなくできるSEXはいいものだし、それが主体になるべきだと心から思っている。
ギスギスした要素や悪逆や鬱になるような展開など、そういう趣味の者がフィクションで楽しむので十分だ。現実にあるのが残念だが、かといって自分がすることも人にさせることも論外だろう。
貞操観念が半ば破綻している桃山警護事務所のメンバーだが、破綻するような来歴がある者が大半であるがゆえにそこは大事にしている。
今回の件も、イッセー自身の成長を促すことを踏まえつつ、ゼノヴィアが変な暴走をしないようにするための行動だ。もちろん秀華たちにも許可を取ってあり、リアスに対するフォローや牽制を入れてもらっている。
最も、自分がゼノヴィア達の担当になったのは少し驚いたが。
「ターゲットにされてるからって、普通初手で3……いや、リアス先輩とアーシアの時もそうだったな」
あれ? もしかして客観的な貞操観念が一番ましなの、一番情操教育が必要な時にとんでもない環境にいた自分なのか?
そう思うと軽く引くが、気を取り直して誠二は二人の元へと戻る。
絶頂の波を引き、荒れた呼吸を落ち着かせている二人に誠二はコップに入ったスポーツドリンクを渡した。
「ほら、水分補給な。どうせこれで終わったりしないだろ?」
「え……あ……まぁ確かに」
イッセーはすぐに受け取るが、ゼノヴィアは初めてのSEXで初めての絶頂もあり、若干の時間がかかった。
「すごいなこれは! 色欲が七つの大罪になるだけのことはある!」
「そりゃよかった。とりあえず落ち着いたら第二ラウンドだからな? ……あとこのアフターピルも飲んどけ。俺たちの年頃で避妊は大事だから、手配はするからピルは常飲しろよ?」
あ、これハマりすぎるかもしれん。
ゼノヴィアの反応に内心でちょっと調整を入れることを決めながら、誠二はゼノヴィアの胸を軽くもむ。
「ん……。まだ、やるのか?」
「お前レベルの美少女とのエロいことを、イッセーレベルのスケベが一発で収まるわけがないだろう? 思いっきり出して一旦落ち着いているだけですぐに復活するし……」
そこで切り、誠二は指で自分の下半身を示す。
そちらを見たゼノヴィアは、思わず息をのんだ。
そそり立つペニスを見て、絶頂の余韻が残っているゼノヴィアの雌の部分がうずいている。
それを見ながら、誠二は茶化すようににやりと笑った。
「俺だって十分発情してるんだ。しっかり内側も開発してやるから、お前もイッセーの喜ばせ方を学ぶといい」
「え、やっぱりそういう方向!?」
なぜかイッセーのほうが驚愕していた。
《樹下誠二》
マンションに入ってから、大体90分ぐらいたったな。
ソープランドってわけでもないが、この辺で切り上げたほうがいいだろう。
「そろそろ終わるぞ……まぁ、ゼノヴィアのほうはもう限界っぽいな」
「え、あ……確かに!?」
俺に言われて初めて、イッセーはゼノヴィアがかなりあれなことになっていることに気が付いたようだ。
「……ぁ……もぅ……りぃ……?」
顔がもうとろけにとろけているし、外に出したり中に出したりで全身は白と赤で彩られている。
少し痙攣が続いているし、さすがにそろそろ限界だろう。
隣のほうを見れば、男連中もそろそろガス欠気味だしな。このあたりで十分か。
「ほら起きろ。まずは水分を取って、それから風呂入るぞ? 入れてあるから」
「じゅ、準備がいいな……」
「いつの間にしてたんだ……?」
ゼノヴィアもイッセーも驚いているが、これはもう慣れだ。
とりあえずお湯を張ったバスルームに連れて行き、シャワーで全身の汗や体液を流す。
ついでに体も石鹸でごしごしと洗い、ゼノヴィアには丹念にシャンプーも使って髪にこびりついた精液もしっかり落とす。
そして入浴剤を入れていい香りになっている湯船に三人で使って一息ついた。
「「……ぁ~……染みるぅ……」」
「ここまで湯を入れてつかるのか。日本は興味深い文化をしているな、ローマ帝国か?」
ゼノヴィア離れてないので困惑しているが、まだ絶頂の余韻で頭がぼーっとしているみたいなので素直に使っていた。
「っていうか、浴室広いな? いや、本当に広いな」
イッセーが感心するが、まぁそうだろう。
マンション最上階にある部屋は、もれなく浴室がでかいようになっている。
一から設計しているこの浴室はちょっとした寝室ぐらいはあるし、鏡もシャワーも二つずつある。湯船も広く、三人ぐらいなら狭いと感じない程度の広さだ。
「秀華が持ってるマンションでな。この階は秀華が持っているヤリモク専用なんだよ。ほぼほぼ乱交だから、最初っから風呂も同時に何人も入れるようになってるんだ」
ま、こっちはちょっと特殊なシチュエーション用だからまだ小さいが。
隣の部屋が見れるようになってるのもそのための特注品だからだ。異能まで併用して作られており、そもそも隣はマンションとして別室だからほぼほぼ誰も俺たちが見ていることに気づいてない。
俺がそのあたりを説明すると、イッセーは歓心を通り越して呆れている顔だった。
「その、エロにオープンすぎるんじゃね? あの人もなんかトラウマあるのか?」
「いや、そういった話は俺も聞いてないんだが……むしろ三大欲求に忠実なところがあるからな」
快眠には気を使っているし、飯もうまいものを食べるのが大好きだと堂々と宣言しているし。
まぁその分動いているから、太ってはいないんだが。それでいてスタイルも人並みはあるし……大半の女性が知ったら殺意を抱きそうだ。
「ふむ。日本はいろいろな分野で名をはせることが多い。エロにおいてもここまで進んでいるとはね」
ゼノヴィアはなんか変な方向に感心しているし。
ま、いいか。
「つーか、なんでこんなことしたんだ? エロの教導とかならわざわざ3Pにしなくてもいいんじゃねえか?」
イッセーがもっともなことを言うが、俺としても困惑したけど納得もしている。
「現実問題、男は弾数制限があるからな。エロエロになった女の相手には限度があるってことだよ」
俺はそういいながら湯船を出る。
「欲求不満だと変な暴発が起きるのは残酷な現実だ。そこを考えると、ハーレムを作る奴は人数をほどほどにするとか別口の発散手段をきちんと用意したほうがいいってことだ」
俺もその辺は考えたほうがいいみたいだしな。
信子さんとコナユキを言葉で落とすとは思ってなかった。というか、そうなるとやばいのがほかにも数人。
そのあたりも考えた末での行動だ。
「女性用にも風俗店はあるし、ハーレムの女性同士が
そう言ってから、俺は浴室の扉を開ける。
「じゃ、俺は信子さんやコナユキのほうに行くから。……そろそろ帰ったほうがいいが、覗きながら盛りたいなら怒られるのも自己責任でな?」
そう茶化すと、返事を聞かずに扉を閉める。
ささっと服を着ると隣の部屋に入った。
と、浴室から結構けだるげになっている男が二人ほど出てきた。
「新入りの相手ご苦労さん。お土産にクッキー買ってるから、帰りに一袋ずつな?」
「うっす誠二さん。あざっす」
「じゃ、もらって帰ります。……さすがに俺たち、すっからかんなんで」
軽く挨拶をしてから、俺はメインの部屋に入る。
壁から床までプレイ専用に設計した部屋に入ると、さすがに男連中も二人もいい感じに体力がつきかけてる感じだった。
「お疲れ、二人とも。……どうだった?」
俺が訪ねると、信子さんは歯を見せて笑顔になる。
「最っ高♪ 最初は自分が抑えられるか不安だったけれど、こういったことができるなら安心できるわ」
不安が吹っ飛んだことでちょっとスイッチが入りすぎているっぽい信子さんは、横になりながら三人同時に相手をしていた。
相当はしゃいでたからな。かなり楽しめたのならいいことだ。
「……私は疲れたかも。でも、お互いに楽しみあえるのはいいよね」
コナユキはそんなことを言っているが、男二人を同時にかわいがっている。
あ、そういう方向性も行けたのか。なるほどなるほど。
うまく発散もできているならいいことだ。こうやってコントロールしながらなら、手綱も逃げれるようになるだろうさ。
さて、其れじゃぁそろそろ。
「実はイッセーとゼノヴィアのフォローを重視してて、俺も高ぶったままでまだ溜まってるんだ。混ぜてくれ」
いやまぁ、本気を出すと勢い余りすぎて変なことになりそうだったからな。
加減とかをしていたうえに二人の成長を促すのを重視してたから、不完全燃焼気味だ。
バックドラフト的なアレを起こしそうだが、まぁ頑張るか。
「「うん♪ 出して」」
二人は同時に俺に近づくと、そうして舌を突き出した。
ふふ。ま、こういう倒錯的なのが俺たちの味ってことでだな?
今後もガチ目のエロ回は隙あらば作っていこう。イッセーのエロシーンも一回は入れておかないとな!!