シルヴァリオ ディアボロス~ハイスクールD×D銀月譚 作:グレン×グレン
AIイラストを載せてますので、まぁ評価を微妙に期待しながら待っています!
第一話 イッセーならなってもおかしくないと思った、異論は認める (微エロ画像あり・エロ少し)
《樹下誠二》
歴史にしるされし神話伝承宗教のほとんどに、原型といえる存在が実在するこの世界。
各勢力が鎖国気味の全方位冷戦状態を続けているこの世界で、例外的に堕天使は、他勢力の影響圏内でも動ける一つの必要悪を担っている。
それは、危険な神器使いの対処。
堕天使たちを統括する神の子を
神器とは、聖書の神が人に宿る異能として作り出されたものと言われている。大半は頭の回転が早くなったり足が速くなったりする程度で、人間世界でしか通用しない一つのちょっとした才能止まり。だが上位の神器は、戦闘能力という点で軍事兵器じみた異形相手にそれを振るえば通用するような、強大なものも存在する。
最上位である
そんな神器が宿主が制御し切れず暴走した場合、もしくは意図的な悪意で積極的に行使された場合。それは人間側の国家が対処しきれない事態となる。
結論として、汚れ仕事で秘匿したまま殺害することも視野に入れないといけない。そして、それを最も効果的に行えるのは神器研究最先端の、神の子を見張る者というわけだ。
これらに関しては人間側、それも表側も了承している。こと日本においては、神の子を見張る者を研究のために脱走した最高幹部が権力で保護していた危険な神器使いも連れ出していたからな。もっとしっかり仕事をするように嫌味を言われる事態となっている。
実際にはどうにかする手段がないではないが、それをうかつに使用するのはいろいろと問題な立場になっているからな。
だから、俺は立場としてイッセーが殺されたとしても止められない。
大義名分は向こうにあり、それを国家は容認している。この時点で必要な汚れ仕事だ。排斥ではなく敬意を払うべき存在だといえるだろう。
だが、今回に限っては懸念事項が存在する。
異形や異能の側に立つ者は、程度はともかく精神干渉の手段を持っている。それどころか携帯電話やPCの記録すら操作できる。
だからこそ、人に知られない形でサクッと片付けることはできるのだ。
……なんでわざわざ告白した?
そういうわけで、俺はこっそりイッセーのデートを尾行していた。
もともとモテたくてたまらない男。彼女ができたことはすさまじく自慢をしており、デートに関してもすぐにわかった。あとなぜか俺にも相談してきた。
なので大雑把なポイントを指定して、一緒に考えてルートや予定も組み立てた。結果として、移動ルートを変えて先回りするという形で、気づかれにくい尾行ができていると思う。
そして今、大詰めとして夕暮れ時で公園に連れ立って入ったわけだが―
「―ここで動くかっ」
―人払いの結界が展開されている。
そして十分なほどに、俺の疑惑は確信へと変わっていた。
このデートは必要ない。危険な神器保有者かどうかの情報収集はもっと気づかれない形で行える。
間違いない。あの女は、趣味で殺す前にデートしている。
万が一、せめて最後にいい思い出をという可能性はある。だがその可能性を妄信できるほど俺は世界が優しくないことも知っている。
おそらく中央近くに向かってことを成すと判断し、俺は収音マイクを使いながら駆けだしていた。
『……死んでくれないかな?』
その声と、そして視界に写った女の笑顔。
その心からとわかる、悪意のこもった嘲笑。
俺は、決断することに否はなかった。
「―創生せよ、天に描いた星辰を」
判断は一瞬。瞬時に星辰体と感応するための発動体を作り上げ、左手に構える。
同時に右手に三本の短剣を作り上げ、俺は牽制のために素早く投擲。
それに対し、位置の問題もあってか相手はすぐに気づいていた。
一瞬だけあっけにとられるが、すでに攻撃が迫っていることに気づいたその女は―
「創生せよ、天に描いた星辰を!!」
―素早く星を開帳する。
一瞬だけ具現化された剣が、俺の投擲した短剣をすべて一撃で粉砕する。
だが十分。俺はすでにイッセーをかばえる位置に回り込んでいた。
「え? え……え!? 樹下!? 夕麻ちゃんも……は!?」
完全に困惑しているな。いやまぁ、無理もないだろうが。
命を奪われそうになっている上に、超人じみた戦闘が一瞬とはいえ繰り広げられたんだ。普通は困惑するだろう。
とはいえ、今は底に気を取られている余裕もないんだがな。
「天野夕麻だったか。堕天使だと思ったから手を出すべきか悩んでいたが、さすがにこれはイッセーの友人として見過ごせないな……下種が」
「仕事を楽しみながらやろうとして何が悪いのかしらね。人間の分際で、堕天使という至高の存在が害獣駆除を楽しみながらするのを邪魔する気?」
あからさまな嫌悪感をたぎらせたこの言い草に、内面がいい感じに理解できたよ。
この堕天使、性格がかなり終わっている。
今の情勢下でそんな下種なことをしていると知られれば、後ろ指ぐらいは刺されるだろう。堕天使側も人材を無駄に減らすことは避けたいだろうが、こんな連中まである程度野放しにしないといけない窮状には同情する。
やってくれるな外道。汚れ仕事は必要悪であって、合法的に悪行をしていい対象ってわけじゃないんだぞ?
「……で? ただの学生じゃないみたいだけれど、私たち堕天使の崇高な仕事を邪魔していいのかしら?」
まぁそれはそうだ。堕天使側も余裕を見せるわけだろう。
危険な神器保有者と判断された人間の殺害は、日本だって容認している堕天使の役目。止めるほうが悪とみなされる所業だ。
だからこその余裕なんだろうが……甘いな。
「それはそうなんだが、対処の余地がないわけでもないんでな。下種に殺されるぐらいならま、日本政府もさすがに容認してくれるだろうさ」
必要悪として無意味に苦しめたり弄んだりしなければ、日本政府も止めることを由とはしないだろう。
次善策がないではないが、それはコスパやリスクの観点から非推奨。個人的な理由だけでそれを使えば、当然次を求められて日本が持たなくなる。政府としては止めないといけないし罰さないといけない事態だ。
だが、堕天使側がこんな下種行為をかましたのなら話は別だ。「下劣な方法で殺されるのはさすがに忍びない」という言い訳が使えるしな。
もっとも、目の前の堕天使はそのあたりを気にしてないみたいだが。
「下等な人間風情が堕天使の崇高な仕事にケチをつける気? 馬鹿馬鹿しい、そんなことができるとでも?」
……神の子を見張る者には同情する。どこにでもいるよな、こういう馬鹿。
ま、そういうことをするようならこちらにも考えがある。
「なら自己紹介をしよう」
俺はため息をつきながら、こんなこともあろうかと用意していた切り札を取り出す。
それは一枚の名刺。
チラチラと見せると、星辰奏者でもある堕天使はその内容を理解して面食らっていた。
「……それは、バラキエル様の!?」
「その通り。俺は堕天使最高幹部であるバラキエル殿の依頼を受けている。……つまり、直通のラインがある」
目の前の堕天使がどれぐらいの立場かは知らないが、最高幹部の直属がこんなバカなことはないだろう。……ないと願いたい。
「最高幹部の依頼を受けているものともめれば、事情にかかわらず心象が悪くなるリスクがあるだろう? ……さっさと帰れ」
ま、どっちにしてもチクるがな。
こういう連中を野放しすると、日本国内で同様の被害者が生まれかねない。
止めれるかどうかはともかく、とりあえず懲らしめておくぐらいはしておかないといけないだろう。職務上の義務といえるだろうしな。
そしてそこまで頭が回ってない堕天使は、忌々しい表情を浮かべてから翼を広げると飛び上がる。
「と、ととと飛んだ!? あ、下乳とパンツが!?」
「お前ちょっと平常運転に戻るな」
筋金入りのスケベなだけあるなぁおい。
ちょっとため息をついていると、堕天使はものすごくいら立った表情でこっちを見る。
「……今回だけは引いてあげるわ。次邪魔するようなら、このレイナーレ様が殺してあげるわ」
「はいはい。お互い再会しないことを祈るとするさ」
俺は適当に挨拶をしながら、飛び去って行くレイナーレとかいう堕天使を見送る。
……さて、それはともかく。
「イッセー。事情の説明とお前の安全確保のため、ちょっと来てほしいところがある」
「俺もう何がなんだかわからないんだけど? いや、助けてもらったみたいだからそこは本当にありがとうなんだけどな!?」
まあ正論だよなぁ。
というか、すぐにお礼を言える辺りこいつは本当に人がいい。
性欲に忠実すぎて女性の価値観に対する認識の甘さがなかったのなら、きっとモテたと思うんだよ。
スケベ根性で強引に頑張ったからとはいえ、裏を返せばモチベーションさえあれば努力でどうにかできる部分はどうにかできる余地が多いってことだしな。顔だって悪くないし、初手の覗き行為&エロアイテム堂々公開のダブルコンボがひどい。
まぁ、それはともかくだ。
さすがにこのままだといろいろ大変だしな。いろいろと動きたいがやることもあるし。
動いたのが俺である以上、責任を取って報告する義務がある。それも可能な限り速やかにする必要がある。
と、いうわけでだ。
「とりあえずついてきてくれ。俺はすることがあるから、説明できる人に合わせる」
「説明できるって人って……どこだよ?」
イッセーが首をかしげるが、まぁ説明したことはないから当然だな。
というわけでだ。
「桃山警護事務所。俺が学生と二足の草鞋を履いて勤務している職場だよ」
《兵藤一誠》
なんかまったくもって訳が分からない状況で連れてこられたのは、町はずれにある一件のビル。
しかも樹下の奴、俺を連れてきたとたんに「じゃ、上に事情を説明して怒られてくるから」とか言って別の部屋に行っちまったし。
「じゃ、俺は人を迎えに行くから。お茶は此処においておくね」
そう言って、男の人がお茶を置いて部屋から出ていく。
長い髪をまとめているけど、総髪っていうんだったかな?
明るめの茶髪で穏やかな人だけど、何だろうかなぁ?
そして椅子に座ってぽかんとしている俺に、部屋に残った女の人の一人が近づいてくる。
っていうか、三年生の波柴秀華先輩か!?
駒王学園高等部の女子生徒においては、人気がかなり高い部類だ。ただ二大お姉様と称されるリアス・グレモリー先輩や姫島朱乃先輩ほどではない。
なんていうか、ノリが良すぎて逆に周囲がちょっと引くタイプって感じだな。
……まぁ、其れとは別の意味でちょっと俺も困惑しているけど。
「やぁ兵藤君。いろいろ大変な目にあったね。ということで、お姉さんたちが説明して進ぜよう!」
そういう波柴先輩含めて、事務所の女性メンバーは全員がメイド服だし。なんならさっきの男の人も執事服って奴だったし。
もう、俺は困惑しまくりでどう反応しろってんだか。
あと波柴先輩に至ってはうさ耳つけてるし! 完全にメイドカフェのノリだよこれ!?
告白されてデートに行ったら殺されかけて、助けられたと思ったらメイドさんに囲まれるってどういう状況! みんな可愛かったりおっぱい大きかったりでそこはラッキーだけどね!
「ま、とりあえず桃山警護事務所にようこそ♪ モットーは「悩めるあなたにご奉仕するぴょん♪」。メイド服と執事服が制服よん♪」
お~! 眼福です!
でも、それでいいのか? 癖が強すぎない?
そんな困惑している俺をさらに困惑させながら、波柴先輩は俺に説明してくれた。
まず、俺に告白した天野夕麻ちゃんことレイナーレは、堕天使という人間じゃない種族だということ。
堕天使だけじゃなく神や悪魔、妖怪から獣人まで存在していて、どの勢力もにらみ合っている冷戦状態。特に堕天使含めた聖書の教えに由来する三大勢力は、バチバチに戦争してて今でも小競り合いがポンポン起きてるとか。
そして堕天使は世界各国や各異形勢力から「危険な
聖書の神様が作った人間に宿る異能で、大抵はちょっと足が速くなったりする程度。ただ物によってはかなりすごいのもあって、
ただ、使い手が暴走して人間世界で悪事を働いたり、そもそも制御できなくて暴走してとんでもないことになるってケースもあるらしい。そういったことを未然に防ぐために、神器の研究を積極的に行っている堕天使が抹殺しているとか。
でだ。俺はその神器を持っていて、しかも強力な奴だと判断されて、とどめに使いこなせなくて暴走すると判断されたらしい。
「身もふたもないけど不幸な話だよ。本当なら、私たちも止めるわけにはいかないもん」
「………え、と。でも……俺、樹下に助けてもらいましたよ?」
かなり残酷な話を言われたけど、俺はちょっと頭に入ってこないけど気になったので聞いてみた。
今の話だと、俺は日本政府からも見捨てられたってことになるよな? むしろ止めたほうが問題になるってことだよな?
首をかしげてると、俺の
「特にこの国、四年ぐらい前に堕天使幹部と
ため息をつきながらいろいろ言っているけど、耳に入らないなりにいろいろとすっごいな。
でもそれだとなおさらわからない。俺、殺されないといけないほうなんじゃないか?
そう思っていたけど、波柴先輩はにっこり微笑んでくれた。
「でもまぁ、それはあくまで必要悪。いろいろと政治的に揉めるからしづらいだけで他の手段もあるにはあるし、今回みたいな下劣な快楽殺人まで許容はしないから安心してね? 今、誠二が日本政府に話を通したうえで、堕天使最高幹部にチクってるから」
「なる……ほど。俺って、運がいいのか悪いのかっすね」
ひどい奴にひどい殺され方をするところだったけど、そのおかげで樹下が助けに入る大義名分を得られたってことか。
樹下には今までにもいろいろと感謝してるけど、真面目に足向けて寝られないぜ。
「一応私たちが提示できるのは二パターン。お詫びが終わったら説明するから、どっちか選んでね♪」
そうウインクしてくる波柴先輩だけど、俺はそろそろ本気でそっちに集中できない。
「ひ、一つ先に聞いてもいいですか!?」
「なにかななにかな~?」
よし、聞けるみたいだから聞いてみよう!!
「なんで俺、Wパイズリされながらパンツ見せられてるんですか!?」
これ絶対風俗店だよ!?
「……ツッコミが遅くない? でもまぁ、正論かも」
「それもそうだね……。それはそれとしてやるけどね」
ソファーに座らされている俺のズボンを脱がして、二人のメイドさんが左右から俺のチンポをおっぱいで挟み込んでいる!?
そしてテーブルをまず拭いてから、波柴先輩は俺の前にパンツを見せている。
いわゆる股鋸ポーズで、肌色に近いパンツを見せつけている。ぶっちゃけエロイ!?
「本当なら見捨てないといけない事態だったからね。ちょっとしたお詫びって奴だよ。っていうか誠二から聞いてない? 恒常的にエロいことしたい女の人たちって……さ?」
……なんだと?
確かに言った。だから頑張れた。そして、樹下がここで働いているのなら身近な関係だ。
つまり、この人たちはみんなエロいのか!?
「確かに、いい感じに全方位優秀なチンチンね。いい感じに大きいし硬さもあるし、初めてにしては結構持続してるし」
蒼っぽい髪のウルフカットお姉さんがちょっとうっとりしておられる!?
「そうだね。頑張っていろんなモノでちゃんとイけるようになったけど、硬さも長さも太さもあるし、これはこう……オーソドックスに優秀かも」
黒髪ハーフアップの和装メイドさんも、なんていうかワクワクしている!?
そして波柴先輩は、にっこり微笑むと四つん這いになって―
「ふっふ~。いろいろやらかしているから大学進学までお預けって話だけど、今回はお詫びしたほうがいい案件だから……つ・ま・み・ぐ・い・タ~イ……むぅ」
俺のチンコに口を含んで、下で先端をぺろりと——
「「「え?」」」
―あ、逝った—————
《樹下誠二》
……何が起きた?
俺は唖然となって、今わかる事態を冷静に把握しようとしていた。
通信をつなげ、事情の説明をして、説教された。
それが終わったので、この件で相談しないといけない現地の人が来るので合流しようとした。
その直後、秀華たちが入っている部屋にすさまじいオーラが発生した。なんなら外側の壁にひびが入っている。
何もかもがわからないな。
困惑しているとドタバタと足音が響いて、事務所の扉がけ破られる。
「て、敵襲か何かかな!? 誠二、なにがあったの!?」
「いや、俺も何が何やら」
入ってきた同僚に報告していると、続けざまに部屋に入ってくる女子が一人。
駒王学園の女子制服を着た、三年生の少女。鮮やかな紅色の髪を伸ばした彼女は、威風堂々としたたたずまいで辺りを見回した。
「敵襲の可能性もあるわね。堕天使風情が仕事もないのにのこのこと私の縄張りに入って狼藉だなんて……万死に値するわ」
臨戦態勢に入りかけている彼女が本格的に入ろうとしたとき、部屋のほうのドアが開いた。
「あ、助かった! い、悪魔の駒《イーヴィル・ピース》プリーズ!?」
「リーダー。何事ですか?」
すすけている秀華に同僚が声をかけるけど、秀華もかなり困惑の表情を浮かべていた。
「は、初フェラの感動でイッセー君が禁手に至って……耐えられず死んじゃった……?」
「「「は?」」」
意味不明にもほどがあるんだが!?
AIイラストを採用しているので、今後絵柄が若干ずれることを先にお詫びします。
……まだまだ慣れぬのよ。
あと修正処置などができる技量も今のところないので、当面AIイラストはR-15にする形です。そこもごめんなさい!
ただAIイラストは今後もそこそこ仕込んでいきたいので、お楽しみに!!