昔のことは俺にはわからない。
癒蘭とSMプレイで楽しんでいたのは記憶の無くなる前の俺であって俺じゃない。
それでも、俺の上着を脱がして乳首にキスをする彼女にとっては、十数年ぶりに待ち望んでいた俺との行為だろう。
であれば、当時のことを思い出せるぐらい悦ばせてやりたい。
「ちゅ、ちゅぱっ……ああむっ、ちゅう♡」
乳首を舐めながら、ゆっくりと下半身へと移動する。
ズボンとパンツを一緒に脱がすと、既に屹立していたペニスが癒蘭の目前で大きく跳ねる。
「あ……っ♡」
鼻先に触れそうなほど近い距離でペニスが震えると、癒蘭は嬉しそうに吐息を吐く。
「あの頃と何も変わらない……長くて、太くて、硬くて、それに……んっ♡ とっても、いやらしい雄の匂い♡」
鼻をピクピク反応させながら匂いを嗅ぐ。
ずっと待ち望んでいたのか、ペニスを見ただけで泣きそうになっている癒蘭の頭を撫でる。
「ほら、気持ちよくしてくれ」
「ええ、たっぷり気持ちよくしてあげる♡ だけど、ちょっと待ってて♡」
癒蘭は白衣を脱ぐ。
たぷんとした豊満な乳房を露わにさせると、癒蘭はベッドから降りる。
「こっち、座って♡」
足を放り出してベッドの端に座ると、目前で正座した癒蘭は肉棒を乳房で挟む。
柔らかい快感に肉棒が包まれると、癒蘭は舌を伸ばす。
「れろぉ♡」
舌先から唾液が垂れる。
まるで透明な糸のような雫はゆったりと乳房に挟まれた肉棒の先端にかかると、温かくねっとりとした唾液が乳房と肉棒を濡らす。
「胸での奉仕か」
「あら、ご不満?」
「まさか。最高の気分だ」
「ふふっ、でしょうね。……じゃあ、もっと気分良くさてあげる♡」
唾液が潤滑油になって滑りのよくなった乳房。
ぬちゃぬちゃと水音を響かせながら行われるパイズリは、フェラともセックスとも違う最高の快楽に誘ってくれる。
「これは……」
「気持ちいいでしょ? こうして、おっぱいでおちんぽを扱いてあげると、いつもあなた……気持ちよさそうにしてたもの♡」
「ああ、これはいい。それに、癒蘭がペニスを胸で扱きながら上目遣いで見つめてくれるのは最高だ」
「ふふっ、変態♡」
そう言いながらも癒蘭は目を逸らすことなく、ジッと俺を見つめながら乳房で肉棒を扱く。
そんな彼女に手を伸ばすと、吐息を漏らす唇を指で撫でる。
開かれた口から舌が顔を覗かせ、器用に指先に絡みついてくる。
「んっ、はあ、んん……っ♡」
乳房で扱いて感じているのか、ぬちゅぬちゅと音を鳴らしながら呼吸を荒くさせる癒蘭。
頬を赤く染め、トロンとした瞳が俺を興奮させる。
「久しぶりだから、その……上手くできてるかしら?」
「ああ、もちろん」
「そう、良かった♡」
両側から手で押しているのに圧迫感はなく、なんだか柔らかい水玉に包まれているような感じがあった。
「だけど、これで終わりじゃないわよ♡」
「まだ何か楽しませてくれるのか?」
「ええ、もっと気持ちよくしてあげる……っ♡ れろっ♡」
癒蘭は乳房から突き出た亀頭へと舌を突き出す。
そのまま亀頭を咥えると、口と乳房で同時に責められる。
「んっ、はあ……」
最高の快感に声が漏れ出る。
癒蘭は俺の顔を一瞥してから、気持ちよさそうな俺を見て嬉しそうにすると、動きをどんどん激しくさせていく。
「んじゅ、じゅるる……っ♡」
貪るようなフェラに全て搾り取られそうになる。
俺はリールを持つ手に力を込めながら、赤い袴の奥へと足を出す。
「んっ、んんっ♡」
親指で秘部を弄ると、既にびっしょりと愛液で下着を濡らしていた。
クリトリスを弄るように擦ると、癒蘭は腰をくねくねと揺らして悶える。
「どうした?」
「どうしたって……あなたが、あんっ♡ あなたが……わたくしのおまんこを弄るから……っ♡」
「ほら、ちゃんと奉仕してくれ」
頭を、耳を、頬を。
それぞれ撫でながら秘部を足先で擦る。
癒蘭も負けじと頑張っていたが、甘い声がどんどん大きくなってパイズリフェラに集中できなくなっていた。
「あっ、ダメ……っ♡ 気持ちいい♡」
気付くとフェラを止め、パイズリの手も止まりかけていた。
だから俺も足を止め、切なそうに俺を見つめる彼女の頭を撫でる。
「止めたら、いつまでもイカせてやらないぞ?」
「……も、もう♡ あと少しで、イキそうだったのに♡」
頬を膨らませてふてくされる癒蘭。
再びパイズリフェラを続け、互いに刺激し合う。
「あ、んっ……じゅる、じゅるるっ♡ あ、はあ、んんっ♡」
イキたいからなのか、イカせたいからなのか。
癒蘭は一生懸命に乳房で肉棒を扱き、唇で愛撫をする。
「そろそろ射精すぞ」
そう伝えると、さらに速度を上げる。
いやらしい音と切なそうな喘ぎ声を部屋中に響かせ、俺は勢いよく精液を吐き出した。
「あっ♡ ああっ♡」
どぴゅ!
一発目の射精を口内で受け止めると、癒蘭は限界まで顔を前に出して喉奥で射精を受け止めようとする。
どぴゅどぴゅ!
何度も何度も濃い精液を吐き出すと、乳房での動きを止めず、最後の一滴まで搾り取ろうする。
最高の快感だ。
射精が終わると、癒蘭は喉を鳴らして精液をお腹の中に流す。
「……ん、はあ♡ 久しぶりの、あなたの精液♡ とっても……美味しっ♡」
どうやら射精と共に彼女も絶頂したらしく、口を開けて満足そうにした彼女の声は弾んでいた。
「まだ満足するなよ?」
乳房から解放された肉棒は癒蘭の目前で大きく跳ねる。
それを見た癒蘭は目を輝かせ、二度、これからの行為に期待して頷いた。
「はい♡」