※この作品はR-18です。

ホロライブラバーズX ファンタジック・ピースメイカー   作:とも667

1 / 25

 (RTAじゃ)ないです。今回は純愛エッチ方面に寄っていきそうなので、初投稿です。


第一章 邪念編
Re:キャラクリ~バトロワ前まで


>光ひとつ見えぬ闇の中で、白い何かが蠢く。ゆっくりと胎動する何かが、声を上げる。

 

「時は来た」

 

>白い何かが、触手を伸ばす。目の前の景色が変わり……何かと戦っているようだ。

 

「おのれ……邪魔をするな!!」

 

>しばらく触手と何かがぶつかる音と、血の吹き出す音がして……それが、ピタリと止まった。

 

「我は……滅びぬ……!!」

 

>そう言った白い何かは、唸り声を上げて……おびただしい量の血と共に、体にヒビが……

 

クビだクビだクビだ!!

(ムービースキップ)

 

 よくわからん化け物の夢からこんにちは、走者と申します。今回は最終アプデを受けた、『ホロライブラバーズX』をまたプレイしていこうと思います。三度目の正直、今度こそクリアしてみせます(フラグ)。

 

 初めての方のために、このゲームが何なのかを簡潔に説明しますと、これはホロライブJPタレント38名との恋愛ゲーム……の、はずなんですが。恋愛ゲームとは思えない本格派バトル、女性同士の昼ドラ顔負けの愛憎劇……時に重厚なストーリーなど、その要素いる? となる要素のたくさん入ったゲームです。それに色んなエッチな要素を入れて、R18にしたのがこの『ホロライブラバーズX』になります。

 

 最終アプデの内容は、公式曰く『バグの大量修正』と『スキルの大量追加』『強力すぎるスキルを『奥義』という新しい枠に移動』『シナリオの大量追加』『エッチシーンでのスタミナシステムの消去』のようです。特に最後のおかげで、昔取ろうとしていた『伝説の超床上手』は取るのがとても簡単になりました。

 

 さて、今回がダメだったらもう挑戦はできないと思うので、今回はRTAではなく実況プレイという体でいきます。理由としては、私が情に流されやすいからです(RTA走者の屑)

 

 そして、今回は最初の走者さんが失踪してしまった『ファンタジーを覇する者』を取って、クリアするまで頑張りたいと思います。要するに三期生ルートですね。

 

 条件は『種族が人間であること』『三期生全員と交際すること』そして『バトロワで三回連続優勝すること』です。ムズいです、はい。あ、ちなみに今回は『潤羽るしあ』を入れた上で実況します。

 

 さて、最早お馴染みになったキャラクリ画面ですが、今回はRTAでは無いので、名前はランダムでいいでしょう。種族は人間、性別は男で……さて、何が出るかな?

 

『碇 俊也(いかり しゅんや)』

 

 俊也くんですか……いい名前だ。さて、次は基礎スキルガチャですが……何が出るかな?

 

『敏捷』『敏捷』『敏捷』

 

 えぇ……(困惑)まさかの先駆者様と全く同じスキルですね。これで『シュートスタイル』が入手できますが……まぁ、強スキルではありますしね。難易度はハード設定で……攻略対象はもちろん、三期生です。さぁ、ゲームスタート!!

 

>うるさく鳴る目覚まし時計を止めて、目を覚ました。

 

>妙な夢だったな……まぁ、気にすることもないか。

 

>眠い目を擦りながら、枕元のペンダントを握りしめて起き上がる。

 

 流石、さっきの悪夢を気にしていないようです。つよい。

 

>着替えと歯磨きを済ませて、ペンダントを付けておく。

 

>ちょうどいい時間だ、朝飯を作ろう。

 

>フライパンに油を敷き、そこに卵を落として調味料を加えながら焼き、何回か重ねて卵焼きを作る。ついでに味噌と卵とワカメで、簡単な味噌汁も作っておく。

 

 おぉ、手際がいいですね。スキル『料理上手』を取得できそうな気がします。

 

>茶碗にご飯をついで、出来上がり!!

 

>……美味い! さすがは俺だな!!

 

>毎日作っていた甲斐があるというものだ。

 

 俊也くん、自分を褒めながら美味しそうにご飯をかきこんでいます。明るい子に見えますが……油断はできません、演技してるだけの可能性もあります(一敗)。

 

>さて、今日は何をしようか……

 

 >出掛ける

 

 鍛錬する

 

 勉強する

 

 休む

 

 さて、いつもの選択肢が出ましたね。ここは鍛錬一択です、トロフィー獲得だけは必須なので……とりあえず『シュートスタイル』を手に入れるまでやりたいです。

 

 知らない人も多いかと思いますので、鍛錬中に詳細をお話します。『シュートスタイル』は、『僕のヒーローアカデミア』の主人公、デクくんの戦闘スタイルです。

 

 足技主体の戦闘スタイルとなっていまして、このスキルを覚えると踵落としを脳天に叩きつける『マンチェスタースマッシュ』と、飛び上段蹴りで相手の頭を刈り取るように蹴りつける『セントルイススマッシュ』を同時に覚えます。

 

 『マンチェスタースマッシュ』には防御力を無視する効果があり、威力もそこそこです。一方『セントルイススマッシュ』は、相手を地面に叩きつけて動きを止めることが可能です。態勢を立て直したい時などに使えますね。

 

 そして、ダッシュのために使用するスタミナをゼロにできます。これは地味ですが、とてもありがたいです。いざという時に限って、スタミナがないということがザラにありますからね(19敗)。

 

 その上、足技のスキルを覚えやすくなる……とにかく便利なスキルです。迷ったらこれを目指せってWikiにも書いてありますし。さて、そろそろ覚えたかな? 一旦止めてみましょう。

 

>自動訓練(20日)で、これだけのスキルを覚えました。

 

>『料理上手』を入手しました。

 

>『シュートスタイル』を入手しました。

 

>『マンチェスタースマッシュ』を入手しました。

 

>『セントルイススマッシュ』を入手しました。

 

>『スマッシュパンチ』を入手しました。

 

>『竜巻旋風脚』を入手しました。

 

>『我慢』を入手しました。

 

 おっと、三つ別のスキルも覚えてくれましたね。これは嬉しいです、一つずつ解説していきましょう。まず『スマッシュパンチ』は、『星のカービィ』の技ですね。強い力で敵を殴ると同時に、前方に衝撃波を放つ技です。後隙が少なく、軽く打っていける技なので、追撃などに打ちたいですね。

 

 次に『竜巻旋風脚』、知っている人も多いのではないでしょうか。ゲーム『ストリートファイター』の技で、飛び上がって空中で高速回転しながら、敵に蹴りを回し蹴りを食らわせる技です。あと、飛び道具をすり抜けることができます。これも便利な技ですね。

 

 最後に『我慢』ですが、これは『ダークソウル』から『戦技』と呼ばれるもののひとつです。これを使うと、少しの間体を白い光が覆い、スーパーアーマーとダメージ軽減をしてくれます。要するにゴリ押し用の技で、これをしている間も普通に戦えます。俊也くんには嬉しい技ですね。

 

>訓練は終えた。次は何をしようか?

 

>出掛ける

 

 鍛錬する

 

 勉強する

 

 寝る

 

 さて、夜の行動ですが……ここは出かけておきますか。お金はあるようですし……夜の街中に出てきましたね。

 

>さて、どこに行こうか。

 

>武器商店

 

 鍛冶屋

 

 食料品店

 

 路地裏

 

 闇市

 

 せっかく『料理上手』を持っていますし、ここは食料品店に行ってみましょう。特殊効果のある料理が作れるのでね。

 

>食料品店に来た。夜なので、人は少ない……

 

>……! 特売になっている食材を見つけた!

 

>『特売の合い挽き肉』を手に入れた。

 

 おっ、ラッキーですね。肉系は当たりです、バトロワの日に食べていけば、最初から攻撃力アップ状態で始められます。

 

>足りない食材を買い足して、店を後にした。

 

>そろそろ寝ることにしよう。

 

>いい一日だった!

 

 ポジティブですねぇ……とりあえず、不意打ちで精神破壊されるようなことはなさそうでよかったです。さて次の日……RTAなら鍛錬でレベリングに励むところですが、ここは出かけておきましょう。レベルが足りないということはなさそうですし、スキルもいい物が揃っていますしね。

 

>街に出てきた……人で賑わっている。

 

>ん、あれはなんだ……?

 

「あの……そのっ、いや……」

 

 あれは……兎田ぺこらちゃんですね。どうやら、男に絡まれているようですが。でも、男の服装がヘンですね……黒いローブみたいなのを着てます。

 

「貴様、神からの天啓が下っているのだぞッ!! それを拒絶するとは、どういうつもりだ!!」

 

「人の欲に溺れた背教者め……!! 来い、貴様を浄化してやる!!」

 

「いやっ、やめ……!!」

 

 チャラ男じゃない……? このパターンは初めて見ますね、強引な宗教勧誘のようです。ぺこらは人見知りなので、怒鳴りつけたりすることができないようです。ともかく見捨てられません。助ける選択肢を……

 

>……助けなければ!!

 

「なんだ!? 今忙しいんだ、後にしろ!!」

 

>そう言いたいのは、そっちの人の方なんじゃないか?

 

 まさかの選択肢ナシ。即断即決でしたね……まぁええわ、今回は許したる。こいつらは何者なんだろう、変なアクセサリー付けてるけど。

 

「だ、誰……?」

 

>話はあとで!! こいつらをまずは何とかしないと……

 

「おのれ、背教者が増えたか!! まとめて浄化してくれる!!」

 

 相手さん、相当怒ってますね。二人とも拳を握りしめています。このままだとぶん殴られそう。

 

>さて、どうやってこの場を切り抜けるか。

 

>戦って倒す

 

 一緒に逃げる

 

 説得する

 

 一番下はナシですね、多分大変なことになります……逃げるか倒すかですが……暴力的なことをすると、騒ぎになる可能性が高い上、ぺこちゃんから怖がられて好感度が上がらない可能性もあります。なのでここは……丁度『シュートスタイル』もありますし、三十六計逃げるに如かず!!

 

>……アンタ達、後ろをよく見てみな。アンタ達のことみんな怪しんでるぜ? 警察でも呼ばれたら困るだろ?

 

「な、何を言う!! 我々の行いは正義だ!! 警察など、そんなものは……」

 

>隙あり!!

 

 上手い!! 一瞬の隙にぺこちゃんの手を掴んで、奴らの間をすり抜けていきました!!

 

「わ、わっ……!!」

 

「しまった!! おのれ、待てぇぇ!!」

 

>追いつけるもんなら、追いついてみやがれ!!

 

 あっちのスタミナは有限、こちらのスタミナは無限。逃げられない道理がありませんね。どんどん突き放しています。

 

「ぜぇ、ぜぇ……畜生ッ……!!」

 

「背教者、共め……天罰の時を、震えて、待て……」

 

>なら、その天罰からも逃げてやるよ!!

 

 奴らが見えなくなったところまで来て……ぺこちゃん救出成功です。変な奴らでしたね、初めて見るNPCでした。最終アプデで追加されたのでしょうか。何はともあれ、二人とも助かってよかった。

 

「その、あの……」

 

>ここまで来れば大丈夫か……大丈夫でしたか?

 

「あ、ありがとうございます……」

 

 というか、私服ぺこちゃん可愛いな……全く動じない主人公くんは流石というべきか。

 

>どういたしまして、じゃあ僕はこれで!!

 

「あっ……その……私は、兎田ぺこらです……あなたは?」

 

>碇俊也です!! それでは!!

 

 俊也くんはそう言って、その場を去っていきます……かっこいい。

 

「碇俊也、さん……」

 

>兎田ぺこらからの好感度が上がった。

 

>兎田ぺこらとの関係が『知り合い』になった。

 

 好感度美味しいですね。さて、ホロメンには会えましたし、ここからは鍛錬しながら時を待ちましょうか……スキルとか覚えてくれると嬉しいです。

 

>『兎田ぺこら』と一緒に逃げたことで、感覚を掴めたような気がする。

 

>『逃走術』を入手しました。

 

>また会えるだろうか……

 

 いいねぇ!! ぺこちゃんと一緒に逃げたことで、新たなスキルを覚えたようです。『逃走術』は、敵から逃走する時に1.5倍のスタミナを使う代わりに、二倍のスピードで逃走できます。しかし、『シュートスタイル』があれば、このデメリットを帳消しにできるので嬉しいですね。

 

 さて、もう学園入学の一日前ですね。鍛錬が止まりました……ここからがこのゲームの本番です。

 

>明日から『ホロライブ学園』に入学だ。

 

>明日は、入学式のあとに『バトルロワイヤル』があるらしい。

 

>準備をしておこうか……

 

 このタイミングで、闇市や武器商店にいいものが出やすくなっています。闇市に向かいましょう。武器商店は足技用の武器はあまり売っていないので。

 

>……闇市に来た。

 

>やっていることの後ろめたさからか、空気が重い……あまり長居はしたくないな。

 

>ふと目に留まる物があった、何か買っていこうか。

 

 さて、ラインナップオープン!! 何が出るかな?

 

>歴戦のバスタードソード

 

 携帯型パルスアーマー

 

 邪神の破片

 

 ……一番下はなんだ、これ。でも、買ったらヤバいのはわかります。歴戦のバスタードソード、これは大剣を使っている人なら、これで修行をすると強力なスキルを覚えられることがあるのですが、俊也くんには無用の長物です。

 

 なので、消去法で真ん中の携帯型パルスアーマーを買いましょう。これは使い捨てアイテムで、使うと一定時間アーマーを展開、攻撃を防いでくれます。バトロワに持っていきましょう。

 

>『携帯型パルスアーマー』を購入した。

 

>……そろそろ帰ろう。

 

>今日は明日に備えて、早めに寝ることにしよう。

 

 よし、準備はOKですね。次の日……俊也くんには肉の料理を作ってもらいましょう。理由はさっき言った通りバフのためです。

 

>今日からホロライブ学園生だ。そして、今日はバトルロワイヤルがある……

 

>精をつけるため、今日は前に買ってきた『特売の合い挽き肉』で、ハンバーグを焼くことにした。

 

>『美味しいハンバーグ』ができた。

 

>……美味しい! 我ながらよくできたな!!

 

>攻撃力が上昇した!!

 

 準備万端、優勝掴みに行きましょう!! 家から学校へ走る俊也くん……

 

>足取りがいつもより軽い。俺の学園生活が、これから始まるんだ……!!

 

>……ん?

 

「どいてどいてぇぇ!! 団長は、急がなきゃいけないんだぁぁぁぁ!!」

 

 あ、交差点……そしてこの声、これはまさか……

 

>なっ……!?

 

「えっ……!?」

 

>運悪く、俺は走ってきた人と思いっきりぶつかった。鈍い衝撃が体中に襲いかかる……

 

 今どき見ない学園モノの始まり方してる。俊也くん、HP減ってるけど……元気ですかー!?(アントニオ猪木)

 

「いたたた……ごめんなさい、大丈夫ですか……?」

 

>……痛くない? 俺は頭を地面に叩きつけたのでは……この感触は、まさか……

 

「ごめんなさい……起きられる?」

 

 あ、地面に頭を叩きつけることはなかったんですね。俊也くんは……ノエル団長のおっぱいに顔を突っ込んでます。

 

>うぉぉぉぉぉッ!?

 

「そんなに驚かなくても……でも、元気そうでよかった! 怪我はありませんか?」

 

>お、お陰様で……

 

 流石に顔が赤いですね、俊也くんもやっぱ男の子なんすねぇ。

 

「それならよかった!! それでは、急いでるので!!」

 

>その人は学園の方向へ、すごいスピードで走り去っていった……

 

>……柔らかかったな。

 

 おのれ俊也くん、羨ましいです。というわけで、学園に着きましたね。賑わってますね、入学式だから当たり前ですけど。

 

「今日のバトロワ、俺が優勝してやるぜー!!」

 

「卒業できれば人生安泰だ、頑張らないと……!!」

 

「大きい学校……迷子にならないようにしないと……」

 

 皆さんが色んなことを言ってますが、有意義な話ではなさそうです。遅刻しないように、教室へ向かいましょう。

 

>俺の教室は……ここか。失礼します!!

 

「お、また誰か入ってきた……」

 

>俺の席は……そこだな。あれっ、俺の隣の人……

 

 名前は……兎田ぺこら!! 運命的ですねぇ、どうやらぺこちゃんが同じクラスのようです!! 俊也くん、目を伏せているぺこちゃんに話しかけにいきましたね。

 

「おはようございます、兎田さん!」

 

「きゃうっ!? だ、誰……って、碇さん?」

 

「はい、お久しぶりです!!」

 

 あと同じクラスなのは、るしあちゃんとマリン船長のようですね。机に座って、大人しく待っていましょう。

 

「……失礼しまーす」

 

「Ahoy!! ぺこら~!! 船長とるしあが来たよ~!!」

 

「あ、二人とも!! やっと来たぺこか? 遅刻ギリギリぺこだよ!!」

 

 ぺこちゃんが元気になりましたね、この世界でも仲がいいみたいです。三人でニコニコしてます……ちなみに全員の好感度が高いと、この中に主人公も入れます。

 

「るしあ、隣の席だね!!」

 

「うん、嬉しい!! ぺこらの隣は……あの人か」

 

「いい人だよ、ぺこーらを助けてくれたし……」

 

 褒められてますね、俊也くん。このイベントが起こると、そのホロメンと仲良しのホロメンの好感度が上がりやすくなります。うまあじなイベントですね。

 

「そうなんだ……悪い人じゃなさそうでよかった!! ぺこらを悪い人に渡してたまるか!!」

 

「マリンの物でもねぇぺこだよ」

 

「そんなこと言わないでよ!! ぺこら~!!」

 

 船長達は平常運転ですね。俊也くんはそれを微笑ましそうに見ています。

 

>仲が良さそうだ……昔からの友達なんだろう。

 

>俺のことを褒めてくれたし、彼女はいい人だ……

 

>……そろそろホームルームが始まる。みんな席についた。

 

 ここで来る教師も、一部のホロメンであることがあるのですが、今回はどうでしょうか……おっと?

 

「みんな席についてる? 私はアキ・ローゼンタール!! アキロゼ先生って呼んでね!!」

 

>……耳が長い、エルフ種族のようだ。

 

>みんなと一緒に、先生を拍手で出迎えた。

 

 今回はアキロゼでしたね、先生がホロメンなのは嬉しいです。話が通じることが確定している上、いい成績を納めれば、自動で好感度が上がってくれます。

 

「さて、入学式まで時間があるし……みんな、出席番号順に自己紹介しとこうか!!」

 

>……みんなが自己紹介し終わって、次は自分だ。

 

>はじめまして!! 僕は碇 俊也!! 趣味はスポーツと笑うことです!! よろしくお願いします!!

 

 みんなから拍手が送られました。さて、そろそろ時間ですね。体育館の方へと向かい……ました。学園長のYagooが出てきて、色々言い出しましたね。

 

「狭き門を潜り抜け、今ここにいる皆さんこそが、この国の希望と成りうる可能性の原石なのです。また……」

 

>……話がつまらない。寝そうだ。

 

「そこ!! 寝るんじゃない!!」

 

 誰かが先生に怒られてますね。俊也くんも、頑張って起きてます。えらい。

 

「えー、それでは……新入生の皆さんに、これより開始される『バトルロワイヤル』の詳細を説明いたします」

 

>やっとか……眠気が吹き飛んだ。

 

「早く聞かせてくれ!!」

 

 みんな元気になりました。やっぱ(バトロワが)好きなんすねぇ。身体は闘争を求める(AC感)

 

「……では、ルール説明をさせていただきます。これが終わった後、皆様には仮想空間に意識を飛ばし、広大な空間で戦闘をしていただきます。これは殺戮の幇助などではなく、それぞれの戦闘能力を確かめるための試験であることをご理解ください」

 

「協力するか、待ち伏せするか、あるいは綿密な作戦を練るか……戦法は各自の自由です。リタイアを宣言するか、その世界で死ぬと現実世界に戻ってきます。一位を取った人は、私が後から表彰状をお渡しします」

 

「また、途中で『アンチ』と呼ばれる、強力な上級生を投入することがあります。倒すのは難しいですが、倒すことができれば、自動的に一位となることが可能です。ルール説明は以上です、各自奮闘してください」

 

 そう言って、Yagooは一礼し……舞台裏に戻っていきました。それから、また進行役の先生が出てきて……

 

「えー、それでは今から一時間の準備時間を設けます。その間に準備をしてください、それでは解散!!」

 

>教室に戻ってきた……始まる前に準備時間があるらしい。何かしようか……

 

>協力の申し出をする

 

 戦う相手に挨拶する

 

 準備運動をする

 

 特にやることはない

 

 準備時間ですね、ここはぺこちゃんに協力の申し出をしておきましょう。この好感度ならいけるはずです。

 

>……兎田さん。よければ、僕と協力しませんか?

 

「うん、わかったぺこ。もし会えたらよろしくぺこ!!」

 

>協力を取り付けることができた!

 

 ヨシ!!(現場猫)これで心強い仲間が一人できましたよ、これは大きい!! ……さて、今回戦うことになる皆さんの説明をしておきましょうか。

 

 まずは宝鐘マリン船長、この人は基礎スキルが『天性の肉体』(物理ダメージ軽減)『大胆不敵』(相手よりHPが多いとスーパーアーマー)『大胆不敵』です。物理ダメージが通りにくい人なので、『マンチェスタースマッシュ』を活かしていきたいところですね。

 

 武器は普段は二丁拳銃を使用しますが、懐から大砲を取り出してぶっ放すこともあります。当たるとかなりHPを持っていかれるので、気をつけましょう(3敗)。必殺技は『Ahoy!! 我ら宝鐘海賊団☆』で、後ろに海賊船の幻影を出して、大砲で攻撃させながらも自分は動いてきます。これを出される前に勝負を決めたいですね。

 

 

 次は潤羽るしあちゃん、基礎スキルは『魔導の才覚』(魔法攻撃力が1.3倍)『死霊術』(アンデッドが召喚可能に)『黒魔術』(死霊達の攻撃力が1.6倍)の三つです。その上るーちゃんは魔族なので、種族補正のせいで時間が経つにつれて、威力もどんどん上がります。

 

 アンデッド達が多い上に、近づくと呪術で自分自身も攻撃を加えてくる、厄介な相手です。防御力やHPは紙なので、早めに一撃ぶち込みたいところ。必殺技は『超巨大ふぁんでっどアタック』で、デカい骸骨が出てきてこちらを殴り潰してきます。防御不可の一撃なので、食らったらおしまいですね。

 

 

 次は白銀ノエル団長、さっき俊也くんが羨ましいことした人ですね。基礎スキルは『天性の肉体』『頑健』『頑健』(一つにつき防御力1.3倍)で、物理で倒したい場合、防御力を無視しないとロクにダメージが通りません。その上、聖騎士の種族補正でHPが自動回復するので、さっさと勝負を決めないと削り殺されます。

 

 本人はその硬さにものを言わせて、近距離パワー型の戦闘スタイル。愛用のメイスをぶん回し、当たると痛い攻撃を絶え間なくしてきます。必殺技は『白亜の鉄槌』で、聖なる力を纏わせたメイスを叩きつける攻撃です。投げることもあります。当たった時? お察しください(白目)

 

 

 お次は不知火フレアさん、褐色のハーフエルフです。ノエル団長と仲が良く、バトロワでは必ずと言っていいほど一緒に出てきます。基礎スキルは『天性の肉体』『魔導の才覚』『敏捷』で、種族補正はMP自動回復。魔法も物理もこなす、バランス型ですね。

 

 隣のノエル団長とは違い、どちらかというとスピード型。基本は魔法を撃ち込んで攻撃してきますが、相手との距離が縮まれば、双剣を抜いて攻撃を加えてきます。

 

必殺技は『狩人の連撃』で、お得意の魔法と愛用の双剣で相手の動きを封じて、身体強化で急接近して雷魔法を纏わせた手で掴み、アッパーで打ち上げて……全力の炎魔法で〆る……つまりコンボ技です。嵌ると、もちろん死にます。

 

 

 最後にこっちの味方、兎田ぺこらちゃんです。無論、ぺこちゃんも強いですよ。基礎スキルは『天性の肉体』

『魅了』『魅了』(異性からの好感度が上がりやすい、異性からのダメージカット)で、男キャラで挑むと厄介な相手です。その上、獣人の種族補正で『敏捷』を所持しているので、厄介さに拍車がかかっています。

 

 武器は人参型の小さいハンマーで、これで敵を撲殺します。細身な体ですばしっこい上、一撃加えた程度では死なない硬さも持ち合わせている難敵です。兎特有の跳躍力もあって、簡単には捕まえられないと思うのがいいでしょう。

 

 必殺技は人参を投げて、それを食べに大量の兎の様な生命体が走ってくる『野うさぎ大行進!』で、その兎のような丸っこいものが、敵に次々噛み付いて動きを止めて、そこにダブルハンマーで脳天をかち割ってトドメを刺す……という技ですね。

 

 

 さて、全員見ていかがでしょうか。えー……ハッキリ言って、初見クリアは無理に等しいです。敵が鬼畜すぎます。でも……私だって何度も試走を繰り返した走者の端くれ。この程度、突破してみせますよ!! さてと……最後に挨拶をしておきますか。

 

>潤羽さん、お互い頑張りましょう。

 

「もちろん!! 会ったら容赦しませんから!!」

 

>僕だって負けませんよ、今日のために鍛えてきたんですから。

 

 一人目……あまり時間がありません、話しかけておけば、勝った時に好感度の上がりが良くなるので、話しておきたいのですが。

 

>宝鐘さん、お互い頑張りましょうね。

 

「言われなくとも、優勝はこの船長がいただきます!!」

 

>闘志は十分なようだ……

 

 さて……ノエフレと話せるかな。できれば話しておきたい……いた!!

 

「おっ? あれは……」

 

「もしかして、今日の朝ぶつかったって子?」

 

>おはようございます、バトロワ前の挨拶に来ました。碇俊也と申します。

 

 丁寧に挨拶をしてます、好印象のようですね。

 

「ご丁寧にどうも。私は不知火フレア……ハーフエルフだよ。そして、こっちは……」

 

「白銀騎士団団長、白銀ノエルです!! 好きな物は牛丼です!! 同じ学校だったんだね、改めてよろしく!!」

 

>えぇ、こちらこそ。お互い頑張りましょうね

 

 さっきのことなどなかったように、気さくに話しかける俊也くん。メンタル強いなぁ……ノエル団長も気にしてないみたいだけど。

 

「私達に会ったら、覚悟決めた方がいいよ?」

 

「団長とフレアは無敵だからね!! ねー、フレア?」

 

>やる前から諦めたりしません。負けませんよ、僕も!!

 

 そう言って、二人に啖呵を切る俊也くん……二人も、それに応じていますね。

 

「そうこなくっちゃ、会うのを楽しみにしてるよ」

 

「さっさと脱落しちゃダメだよ?」

 

>わかってます、絶対に戦って勝ちますから!!

 

 そう言って、その場を後にした俊也くん……あとは、準備運動して過ごしましょう。少しでも準備運動すれば、パフォーマンスが上がりますから。

 

『時間になりました、魔法による仮想空間への転送を開始します』

 

>目の前が不思議な光に包まれてゆく……

 

>絶対に勝つぞ!!

 

 俊也くんは決意が固まっていますね、私も気合を入れていきます。走者の実力をお見せしましょうか……!! というところで、今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。




次回、視点は変わってバトロワです。お楽しみに。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。