※この作品はR-18です。

ホロライブラバーズX ファンタジック・ピースメイカー   作:とも667

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 こちらの作品から、るーちゃんの技名をいただきました(本人許諾済み)。ありがとうございました。

 作品リンク
 https://syosetu.org/novel/311839/


えっちリザルトから・その2

ゆうべはおたのしみでしたね……そんな感じで、実況プレイはーじまーるよー。

 

 るーちゃんとの初えっちを終えて、リザルト画面……溜まった愛情値は……58ですね。これでまたステータス強化が入ります。貴重なボーナスですからね、どんどん取っていきましょう。

 

>るしあとの間に、深い繋がりを感じる。

 

>『るしあとの深い繋がり』を入手しました。

 

>育まれた愛情で、るしあにも変化が起きる……

 

 これでるーちゃんにも強化が入ります。さて、どんなスキルを覚えてくれるのか……できる限り強いスキルを覚えて欲しいです。

 

>潤羽るしあは『屍術師の絶叫』を入手した。

 

>潤羽るしあは『共撃の死霊』を入手した。

 

>潤羽るしあの全ステータスが上昇した。

 

 スキルは二つですね、二つとも強力です。二人が布団を頑張って洗っている間に、一つずつ解説させていただきましょうか。まずは『屍術師の絶叫』、読み方は『アン・クリ・ドゥ・フォリ・エクスプロジフ』のようです。フランス語らしいんですが、なんだかよく分かりません。ありがとうございました(オールドンマイ感)。

 

 気を取り直して、効果の説明をしますと……『魔力属性の多段ヒットダメージと状態異常「怖気」の蓄積、おまけで与ダメ被ダメ双方+25%の壊れ魔術です。自分には状態異常「発狂」が蓄積する』……要するに、自爆技ですね。

 

 しかもこの技、『死者の断末魔(=死の瞬間)を自分に収束して周囲に絶叫と共に解き放つ』技なので、呼んだ死者にも嫌われる、自分のメンタルもぐちゃぐちゃになる、無差別だから食らったら敵味方関係なく、精神に多大なダメージを受ける……三重苦ですね。食らった人のメンタルが弱いと、一撃で錯乱する危険な技です。

 

 ちなみにこれは設定通り味方も食らうので、俊也くんもホロメンもダメージを受けることになります……状態異常『怖気』への耐性は、そのキャラの精神力に依存するので、俊也くんは大丈夫だと思いますが……なので、ホロメンがいる時は撃てません。

 

 さて、その状態異常『怖気』の性能は、「モーション中の被ダメ+45%、SPダメージMAX×120%」となっています。つまり相手の被ダメが45%増える上、スキルを使うためのSPが全部消えてしまいます。SPの回復アイテムを使ってる最中でも、その回復分ごと消える鬼畜っぷりです。

 

 状態異常『発狂』の効果は、HPに18%、FPに15%のダメージを受ける上、怖気と同じように特定のモーションを取っている間、被ダメが33%アップしてしまいます。怖気より勝っている点はHPダメージがあること、モーションが怖気より長いことです。モーションの優先度が怖気より高いので、追撃されても怯みモーションに移行しにくいようですね。

 

 なので追撃も含めると、発狂の方が総合ダメージは多くなりやすいようです。一撃でダメージを出すなら怖気、逆に軽量武器でタコ殴りにするなら怯みにくい発狂が勝っていますね。デメリットの分メリットも大きい、ハイリスクハイリターンの技です。

 

 お次は『共撃の死霊』……読み方は『ラ・ヴンジャンス・ディ・ファントム』らしいですよ。これもフランス語のようです。これは達人のアンデッドを呼び出して、その霊を憑依させて、動きを模倣して突撃する……珍しく、るーちゃん自身が動いて攻撃する技ですね。

 

 これは呪術ですが、物理属性で打撃属性を持っているので、呪術が効かない相手もこれなら攻撃していけますね。呼び出した他のアンデッドはその間も動いていますから、命中率はかなり高いです。ちなみにるーちゃんに限らず、ネクロマンサーはあまり運動が得意ではない子が多いので、これを使うと筋肉痛になってしまうらしいですよ。

 

 さて、スキル解説を聞いていただきありがとうございました。二人は布団を洗い終わったでしょうか? 確認してみましょう。

 

>……結局、その日は汚した布団を洗うだけで、一日が終わってしまった。

 

>るしあはまだ一緒にいたいと言ってきたが、明日は学校なのでと諭して、帰らせた。

 

>今日は疲れた……俺ももう寝ることにしよう。

 

 この文章は完全固定のようですね。とりあえず愛情値は稼げましたから、まぁいいでしょう……明日からまた学校です。次の攻略対象は、この調子だと船長になりそうですね……そうなってくると、次の相手は『マリンの邪神』ってところでしょうかね?

 

>起きた。少し起床が遅くなってしまったが……急いで準備をしよう。

 

>時間が無いな……自分の分はおにぎりでいいや。

 

>よし、できた。急ごう……遅刻したら、内申点に響くからな。

 

 なんかリアルな学生っぽいこと言ってる。なんだろう、学生の厳しい現実を突きつけるの、やめてもらっていいですか?(ひろゆき感)

 

「あ、俊也くん! おはよう!! いつもより遅かったね?」

 

「ちょっぴり寝すぎちゃってな。俺としたことが、失敗したよ」

 

「しょうがないよ、あんなに激しくしたら……えへへ」

 

 情事を思い出して、るーちゃんは微笑んでます。シてる時も嬉しそうでしたもんね。

 

「まぁ、そうだな……やっべぇ、急がねぇと遅刻する!! 急げ、るしあ!!」

 

「うん!! 頑張って走れば、まだ間に合う時間だよ!!」

 

「ホントか!? うぉぉぉぉっ、間に合えぇぇ!!」

 

 遅刻しないために走っていく二人……二人とも無事に間に合ったようです。

 

「はぁ、はぁ……ギリギリセーフ……おはよう、ぺこらにマリン」

 

「おはよう!! 間に合ってよかったね、二人とも!!」

 

「おはよう、二人とも。そんなに息切らして……二人とも寝坊したぺこか?」

 

 そりゃあもう、色々とね……ぺこちゃんもそれを察しているようです。

 

「うん、色々あってね……」

 

「そっか……俊也、責任持つ人が増えたぺこね?」

 

「大丈夫さ、なんとかする」

 

 自信満々な俊也くん。なにかアテがあるのでしょうか? いや、エロゲーだしそういうところは突っ込むべきではないですね。

 

「そう言うと思ってたぺこ、俊也だし」

 

「まぁ、俺だしな!!」

 

「あ、先生来た!! 二人とも座って!!」

 

 先生が来て、授業が始まりました。それから昼休み、今日もみんなは揚げ物弁当を食べてますね。船長の好感度、そろそろMAXに達するでしょうか……? そう思っていると、ぺこちゃんとるーちゃんの二人が俊也くんのところに来ました。

 

「俊也、ちょっと来て欲しい場所があるの……来てくれる?」

 

>ん、なんだ? どこでもついて行くぞ。

 

「ありがとう、るーちゃんも行こっか」

 

 るーちゃんも着いてくるらしいです。それにしても、どこに行くのでしょう……定期的に処理はしてるから、欲求不満ではないはずですが。

 

「えっ、るしあも行くの?」

 

「うん。考えてたことがあってね、とりあえず来て?」

 

>とりあえず、言われた通りについて行くことにした。

 

 しばらく行くと……空き教室に着きました。攻略対象によっては、ゲーマーズやしらけんが使っていることもある部屋ですが……ぺこちゃんが何か貼り始めました。

 

「よし、これ貼って……できた!!」

 

>……『邪神連合対策部』?

 

「三人になったからさ、作戦会議できる場所はあった方がいいかなって!!」

 

 雰囲気出てきましたね。ぺこちゃんはえっへんと言いたげに腕組みしてます。

 

「そういえばぺこら、使用許可は……?」

 

「不純なことに使わなければ、しばらくは使ってくれていいって!!」

 

>それならいいんだ……とりあえず入ってみよう。

 

 引き戸を開けて入ると……机と椅子が教室の奥の方に片付けられていました。とりあえず、机と椅子を人数分出して……みんな座りましたね。

 

「これでよし!! 今日からはここが、ぺこちゃん達の本拠地だ!!」

 

>リーダーは俺でいいか?

 

「一番活躍してるの、俊也くんだもんね。るしあはいいと思うよ」

 

 ぺこちゃんも納得してます、決まりですね。

 

「最初からそのつもりだったぺこ!!」

 

>よし……今ここに、邪神連合対策部を結成する!!

 

「「おー!!」」

 

 気合いを入れたところで、作戦会議タイム。まず口を開いたのはぺこちゃんでした。

 

「みんなにまず聞きたいのは……『邪神』って何者だと思う?」

 

「救いようのないクズ」

 

>確かにそうだが……るしあ、多分ぺこらが聞きたいのはそういうことじゃないと思うぞ。とはいえ、俺もあいつに関しては全然わからないな……

 

 キレそうなるーちゃんに、冷静にツッコむ俊也くん。流石は主人公、ボケもツッコミもスケベもこなせますね。

 

「だよね……あいつは『願い』がどうとか言ってたけど、それが力の源なのかな」

 

>あいつが勝手に言ってるって可能性もあるが……奴の目的はわかってる。怪物にして乗っ取った人の心を破壊して、自分の体に変えること……

 

「体がないのかな? ってことは、実体はない……?」

 

 やっぱり進展はないようです。何せ手がかりか少ないですから……プレイ動画を上げてる人もいませんから、私もよく分かりません。

 

>……この話は進展しなさそうだな。次の話に移ろう……次に狙われるのは、誰だと思う?

 

「問題はそこだよね……まず、襲われたぺこらとるーちゃんの共通点は……」

 

「女の子……ってことは、女の子の悲鳴が聞きたいの!? クズの上に変態じゃん!!」

 

 申し訳ないがリョナはNG、可哀想なのは抜けない。

 

>二人が女だから狙ってるのか……? いや、多分違うな。

 

「えっ、違うの?」

 

>あいつは女の悲鳴を楽しんではいなかった。ずっと、『救済』だとか『願い』だとか……よくわからないことばっかり言い続けてた。ぺこらの時に、勝ちを確信した時でさえそうだったから……目的はそれじゃないと思う。

 

 そういえばそうですね。あいつからすると、女だから助けてあげるつもりなんでしょうか? 随分と迷惑な話ですが……

 

「女の子以外は救わないってこと? それはそれで酷いよ!! 神様ならみんな救えるはずでしょ!?」

 

>いや、邪神連合員にはきちんと男がいる。あいつらも奴の言う『救済』の対象だと思うぞ。

 

「となると、狙ってる理由はなんだろう……?」

 

 なんなんでしょうか……おっ、俊也くんがなにか考えついたようです。

 

>……『強いから』じゃないか? 二人とも、バトロワで好成績を収めてるだろ?

 

「あっ、そういえば……でもそれなら、どうして俊也くんは狙われないの?」

 

>信仰対象で、負けるなんて有り得ない……有り得ちゃならない相手を殺したんだぞ? そんな奴を仲間に引き入れたら、内部分裂とかを招く可能性もあるしな。

 

 それは確かに。噂の神様を殺した奴ですが、今日から俺達の仲間です……なんて言われたら、大反対は間違いないですからね。

 

「じゃあ、バトロワで強かった人が狙われるとすると、次は誰だろう?」

 

>やられたのはぺこらとるしあ……あと好成績だったのは、マリンとフレアとノエルだな。

 

「この三人のうち、誰かが狙われるってことか……」

 

 ゲーム的に考えると、次に狙われるのは好感度が一番高い船長だと思いますが……彼らにそれを知るよしはありませんしね。

 

>ちょうどメンバーも三人だし……それぞれで分担するか?

 

「賛成!! 誰が誰のところに行く?」

 

「リーダー、どうする?」

 

>どうしようか?

 

>マリンを護衛する。

 

 ノエルを護衛する。

 

 フレアを護衛する。

 

 ぺこちゃんに尋ねられて……おっと、選択肢が出てきました。選ぶのはもちろん船長一択です、守ってあげれば好感度上がりますし、邪神化イベントフラグも折れるでしょう。

 

>俺はマリンのところに行く。ぺこらはノエルを、るしあはフレアを頼む。

 

「了解、任せてよ!! あんな奴らにやらせるもんか!!」

 

「あのクソッタレ共が、もし来やがったらバラバラ死体にしてやる……!!」

 

 そうこうしている間に、授業の時間ですね。戻らないと先生に怒られてしまいます。

 

>あ、もうこんな時間だ!! 教室戻ろうぜ!!

 

「うん、急ごう!!」

 

「今日は急いでばっかりだね……」

 

 授業には間に合ったようなのでヨシ!! というわけで放課後……教室で、三人が集まって小声で話しています。

 

>いいな、何かあったらすぐ連絡しろよ?

 

「わかってる、お互い頑張ろうね!」

 

「じゃあ……リーダー、号令お願い!!」

 

 そう言われて、俊也くんが真面目な顔になりました。

 

>よし……!! これより、邪神連合対策部の活動の一環として、狙われる可能性の高い三名の護衛を行う! 始めるぞ!! 命知らずども!!

 

「「おー!!」」

 

「……君たち、教室で何やってるの?」

 

 あ、アキロゼ先生に見つかってる。雰囲気冷めちゃった……気を取り直して、ミッション開始です。俊也くんは、路地裏に隠れているようですね。物陰に隠れながら追跡中です。

 

>……こちら碇。二人とも、問題はないか?

 

『こちらぺこら、何も起きてないよ』

 

『こちらるしあ、こっちも同じ……バレないようにする方が大変なくらい』

 

 今日は来ないのでしょうか。まぁ、来ないなら来ないでいいのですが……というか永遠に来ないで欲しい(願望)。

 

『……ノエルちゃん、騎士団に入っていっちゃったよ。どうしようリーダー、追いかける?』

 

>いや、深追いはしなくていい。るしあの方に合流してくれ。

 

『了解。るーちゃん、今どこにいる? ……えっ!?』

 

 ──ズォォォアァァッ!!

 

 るーちゃんの方は……えっ、なんか魔法の音が聞こえますよ!? まさか巻き込まれた!?

 

>……!? るしあ、大丈夫か!? るしあ!!

 

『げほっ、げほ……大丈夫だよ。フレアちゃんの前に、魔物が現れて……フレアちゃんが退治するために魔法を撃ったから、土埃が口に……』

 

『な、なんだ……ビックリした。邪神連合はいない?』

 

 電話の向こうから、肯定が返ってきました。それならよかったです。

 

『いないみたいだよ。今、家に入っていった……』

 

>よし、二人とも俺に合流してくれ。あとはマリンだけだが……ん?

 

『どうしたの、何かあった?』

 

 電話から耳を離して、耳を澄ます俊也くん……すると話し声が聞こえてきました。

 

「……秋月様が次に狙えと言ったのは、あいつだな?」

 

「ホロライブ学園一年、宝鐘マリン。間違いありません」

 

「よし、バレないように接近するぞ」

 

 邪神連合の奴らです。こうも簡単に見つかるとは……俊也くんには気づいていないようですね。あいつらも、同じように路地裏に隠れてます……船長が通り過ぎたところで、後ろから叩くつもりでしょう。

 

『もしもし、どうしたの!? 俊也、大丈夫!?』

 

『返事して、俊也くん!!』

 

>悪いな、連合の奴らを見つけて……静かにしてたんだ。ビンゴだぜ、マリンを襲う気らしい。ギリギリまで接近して、先制する……!! 後でかけ直すから!!

 

 電話を切って、俊也くんが物音を立てないように近づいていきます。

 

「いいか、気絶させて持ち帰る。殺害しないように手加減しろよ」

 

「わかってますって、さっさと行きましょうぜ」

 

>よし……今だ、行くぞ!!

 

 二人がステルス魔法を解除し、飛び出して行こうとしたところで……俊也くんが立ち上がって、言いました。

 

>そうはいくかぁぁ!!

 

「な、なんだ!?」

 

「貴様は碇……ぐふぅっ!?」

 

 ──ズドォォッ!!

 

 俊也くんの渾身の前蹴りが、片方の男の胸板に炸裂!! 片方の男は吹っ飛んでいって、地面に叩きつけられました。

 

「何故だ、どうしてここがわかった!?」

 

>悪いな。友達をこれ以上やらせるわけにはいかないんだ!!

 

「え、えっ!? どういうこと!? 何が起きてるの!?」

 

 船長はめちゃくちゃ困惑してます。そら(急に三人の男が出てきて闘いはじめたら)そうよ。

 

>ごめんマリン、後をつけちゃって……!! 後で謝らせてくれ!! とりあえず、今は警察呼んで!!

 

「わ、わかった……!!」

 

「おのれ、碇俊也ァ!!」

 

 ──ズダンッ!!

 

 邪神連合の男が、懐から銃を取り出して撃ちましたが……俊也くんはそれを横に跳んで回避、射線に入らないようにしながら接近していきます。

 

 ──ズダダダダダッ!!

 

>そんな雑な撃ち方じゃ、俺には当たらんぞ!!

 

「この野郎……ッ!? しまった、弾切れか!!」

 

>そこだ、セントルイス……スマッシュ!!

 

 ──ズガァァッ!!

 

 俊也くんが小さく跳んで、相手の頭を狙って横回し蹴りを放ちました!! もちろんクリーンヒット、いい音がして……男は大きく吹っ飛び、路地裏のゴミ箱に突っ込みました。

 

「ぐっは、あがっ……」

 

>ふぅ、何とかなったようだな……怪我はしてないか、マリン?

 

「は、はい。船長は大丈夫ですけど……その人達、邪神連合の人?」

 

>察しがいいな、その通り!! とりあえず説明するよ、まず……

 

 船長は察してくれているようです。俊也くんが事情を説明していると、二人も来ました。

 

「俊也くん、大丈夫!?」

 

「またボロボロに……なってないね、よかった」

 

>あ、二人も来たんだな。今、マリンに事情を説明してるところだ

 

 事情を説明し終わると、船長は納得してくれたようです。

 

「なるほど。それで、この三人のうちの誰かが狙われると考えて、尾行してたってわけか」

 

「うん。邪神連合はどんな手があるかわからないから、実力があっても油断できない……」

 

>……だけど、ごめん。本人に許可も取らずに……

 

 仕方ないですよ、三人とも強いですし……『そんなのが来ても平気!! 心配ご無用!!』って言いそうです。

 

「いや、全然いいよ!! 結果として助かっちゃったわけだし……ありがとう」

 

「これで一件落着だね!!」

 

>あぁ。これで安心して眠れるってものだ……

 

 その後警察が来て、事情聴取を受けて……二人は気絶したまま、救急車に載せられていきました。その後……みんなでファミレスに来て、晩御飯を食べてますね。俊也くんの奢りのようです。

 

「あー美味しい、ひと仕事終えた後の飯は格別ぺこな!!」

 

「奢ってくれるって言うから来ちゃったけど……でも、いいの? 結局何も無かったけど……」

 

>いいんだよ。何も起きない方がいいに決まってるしな、遠慮せず食ってくれ!! マリンもな!!

 

 船長にもお詫びの意を込めて、奢っているようです。ぺこちゃんは海鮮丼、るーちゃんは回鍋肉、船長はトンカツですね。

 

「それじゃ、お言葉に甘えて……!!」

 

>これでしばらくは安全だと思うし、俺達の出番もなくなるな。

 

「いいことじゃん、被害がないのは!!」

 

 そうなんですが……本当に、大丈夫なんでしょうか。心配ですね……全て食べ終わって、みんな家に帰っていきました。今日のところはここまでですね。

 

>宝鐘マリンの好感度が大きく上がりました!

 

 好感度がまた上がりました、多分そろそろMAXのはずです。とりあえず、明日からまた訓練を……あれ、場面が変わって……なんか見えました。この感じ、邪神連合視点か?

 

「なんだと!? 宝鐘マリンの鹵獲に失敗した!?」

 

「はい。どうやら、碇俊也に待ち伏せされていたようで……いかがいたしましょう」

 

「おのれ、使えない無能な奴らめ……女一人を捕まえることも満足にできんのか!!」

 

 秋月と呼ばれた男が台パンして、立ち上がりました。大分イライラしている様子ですが……不穏ですね。こいつが連合のボスなんでしょうか。

 

「し、支部長? どこへ行かれるのですか?」

 

「決まっている。無能なあいつらにはもう任せておけん……私が直々に、奴に破片を埋め込みに行こう」

 

「支部長が直々に!? そこまでする必要は……ひっ!?」

 

 あ、こいつ支部長なんだ……と思ってたら、体から何か出てきた!? これは……白い触手? 先端が手のような形になってます。

 

「神のすることに、凡人が文句をつける気か?」

 

「い、いえ!! そんなことはありません!! ど、どうかお許しください……!!」

 

「まぁ、いいだろう……今回は許してやる」

 

 そう言って、白い触手を出したまま秋月が歩いていきます。狙うはマリン船長でしょう……こいつ、何者なんでしょうか。少なくとも、普通の人間じゃなさそうですが。

 

「すぐ戻る。留守番をしておけ」

 

「行ってらっしゃいませ。秋月様」

 

「待っていろ宝鐘マリン、神からは絶対に逃れられんぞ……!!」

 

 恐ろしい笑みを浮かべて、船長を見据える秋月……今から止めるのは無理ですね。訓練しようと思ってましたが、後回しになりそうですね……というわけで、今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。




次回、マリンの邪神戦。お楽しみに。
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