※この作品はR-18です。

ホロライブラバーズX ファンタジック・ピースメイカー   作:とも667

5 / 25

 エロシーンの導入まであります、ご注意ください。


☆邪神戦リザルトから

危うくゲームオーバーになるところだった実況プレイ、はーじまーるよー!!

 

 いや、マジで危なかった……あれは普通に死ねます。パルスアーマーを買っといてよかったって思うわけ……これが新ストーリー? 心臓に悪すぎますって……

 

>レベルが45→52に上昇しました。

 

>戦いの中で、新たな力の目覚めを感じる……

 

>『生への渇望』を入手しました。

 

 あっ、やっぱり覚えたか……これは『HPの1.5倍以上のダメージを受けると、一度だけHP1で耐える』というものです。先に覚えといて欲しかった、心臓に悪いよ……

 

>兎田ぺこらの好感度が大きく上がりました!

 

 まぁ、でしょうね。逆に、あそこまでやっても上がらなかったらおかしいですよ。どうやら、追加ストーリーでも、かなりの鬼畜ストーリーを引いたようですね……私はどうしてこう、鬼畜ストーリーばかり引くんだ……?

 

>……体中が痛い。生きているようだ。

 

>目を開けると、白い天井が目に入った。

 

>病院のようだ……誰かに手を握られている?

 

 一瞬死んだかと思いましたよ、生きててよかった……元気では全くないですけど。手を握ってるのは……あ、ぺこちゃんですね。

 

「うぅん……俊也くん……」

 

>ぺこらに目立った外傷は見られない。あいつの影響はないのだろうか……?

 

>……目元に隈が見える。眠れなかったのかな?

 

 ここまでしてくれるということは……ほぼ好感度MAXですかね。そろそろぺこちゃんは落とせそうです。

 

「ん……俊也くん!? 起きてたの!?」

 

>ぺこら、俺の看病してくれてたのか? ありがとう。

 

「そんなことより!! 生きてる、生きてるんだね……!! うぁっ、あぁぁぁ……!!」

 

 ぺこちゃんが泣いてます。俊也くん、いきなり泣かれて焦ってるようですが……

 

>ぺこらこそ大丈夫か? あいつに取り憑かれて、何か後遺症とか……

 

「バカッ!! 私よりも俊也くんでしょ!? 体中ボロボロで……!! 危篤だって言われてたんだよ!?」

 

>……そうだったのか。ごめん、心配かけたな。

 

 俊也くんの胸に顔を押し付けて、涙を流し続けています。相当辛かったんでしょうね……

 

「うぅっ、ぐすんっ……あんなこと言ったのに、怒ってないの……?」

 

>あれは神気取りが悪いだろ。ぺこらのせいじゃない、ぺこらが助かってよかったよ。

 

「……!! う゛ぅぅ、えぇぇぇぇん……!!」

 

 もっと泣き始めてしまいました。俊也くん、そういうところだぞ。

 

>もっと泣き始めてしまった……どうしようか。

 

>頭を撫でる

 

 抱きしめ返す

 

 えっ、ここで選択肢……? どうしようかな、どっちでも上がりそうだけど……頭を撫でておきますか。

 

>……ぺこらが泣き止むまで、頭を撫でることにした。

 

 ぺこちゃんは、しばらく泣き続けたあと……ようやく泣き止んでくれましたね。

 

「ぐすっ……ありがとう、俊也……」

 

>落ち着いたか? ごめんな、心配かけて……

 

「あ……やめちゃダメ、もっと……」

 

 もっと頭を撫でてほしいようです、かわいい。これは好感度MAXいったかな。

 

>わかった。それじゃあ……何をされたか、覚えてるか?

 

「ごめん、わかんない……誰かに後ろから背中を叩かれて、振り向こうとしたら意識が朦朧として、すぐに倒れちゃったの」

 

>そこであの神気取りに取り憑かれたのか……神気取り自身が、人間に化けてたのか?

 

 俊也くんがそう尋ねると、ぺこちゃんは首を横に振りました。

 

「それはないと思う……あいつからは、すごく恐ろしい気配がしたけど……叩いてきた奴からはしなかったからね」

 

>そうか……それなら、何かしらの媒体を使ったと考えるのがいいな。あそこで神気取りは倒したから、影響が消えたのか。

 

「うん、多分……普通に考えたら、やったのは邪神連合の奴らだと思うけどね。あいつも邪神って名乗ってたし」

 

 まぁ……でしょうね。あそこにあった『邪神の破片』とかいうのも怪しいですし。

 

>あんな恐ろしい化け物を神様扱いか……なら、あんな無茶苦茶な理論で人様が殺されても、文句を言うつもりはねぇってか?

 

「知らないのかもしれないけど……どっちにしたって、放っておけない!! ぺこらも戦う!!」

 

>えっ!? お前、あんな目に遭ったのに……今度は殺されるかもしれないんだぞ!?

 

 俊也くんがそう言うと、ぺこちゃんは俊也くんを睨みながら言いました。

 

「でも、俊也は戦いに行くんでしょ? で、またボロボロになって帰ってくる」

 

>ぐっ……けど、大怪我したら一生傷が残って……

 

「俊也を一人にして、死んじゃう方がもっと嫌だ……!! お願い、連れて行って?」

 

 ぺこちゃんが仲間になるのか……戦力としては申し分ないですしね。ありがたい申し出です。

 

>……わかった。ただし、絶対に俺の傍から離れるな。あいつらが何をしてくるかわからん。

 

「うん!! ありがとう、俊也くん!!」

 

>ぺこらが仲間に加わった。邪神連合とやり合う時には呼んでいこう……

 

 なるほど、こんな感じで仲間が増えていくんだな……ん、待てよ? じゃあ、あのレベルの邪神とあと四回は殺し合うことに……? やめてくださいよ本当に!!

 

>それにしても、ぺこら……ぺこって言わないのか?

 

「今はいい、いつもは言うかもしれないけど……今のぺこらは、普通の女の子だから……」

 

>それならいいんだ、ちょっと気になっただけだからな。楽になる手伝いが出来たなら、俺は嬉しい。

 

 それを聞いたぺこちゃん、満面の笑みです。というかずっと頭撫でて疲れないの?(純粋な疑問)

 

「えへ、えへへへ……あ、先生来ちゃった」

 

>とりあえず、診察を受けるから……一回離れてくれ。

 

「あ、わかった……」

 

 ちょっと寂しそうです。診察の結果……危険な状態は脱したけど、治るのには時間がかかるようですね。

 

「それでは、お大事に……食事が後で来ますので」

 

>はい、ありがとうございました……

 

「碇さん、お食事です」

 

 もう来た。食事が置かれて……あ、ぺこちゃんが近づいてきた。

 

>ありがとうございます……ん? ぺこら、どうした?

 

「腕痛いでしょ? 私が食べさせてあげる!!」

 

>い、いや……そこまでしなくても!!

 

 問答無用とばかりに、スプーンを手に取って口に押し込みはじめました。

 

「いいから、ほら!! あーんして?」

 

>わかったよ……うん、美味い。

 

「そうそう、たくさん食べて早く治してね?」

 

 ぺこちゃんにあーんされるとは……全く、羨ましい。さて、俊也くんとぺこちゃんがイチャイチャしてる間に……

 

 み な さ ま の た め に ぃ ~

 

 ここからの作戦を説明していきます。

 

 まず、これは私どころか誰もやったことがないシナリオのようです。あること自体はわかっていたようですが、これを引いた瞬間リセ確定するくらいには、鬼畜かつ時間のかかるシナリオらしいです。

 

 クリアするために必要なレベルや能力も高いため……そこで色々調べていたところ、使えそうな方法を見つけました。その方法は……結論から言いますね。

 

 ホ ロ メ ン と ヤ リ ま く る こ と で す 。

 

 皆さん待って、クマ吉くんを見る宇佐美ちゃんみたいな顔でこっちを見ないでください。ちゃんと事情がありますから!!

 

 最新アプデで追加された要素として、『愛情値』という物がありまして……これ、ホロメンとヤることでしか貯められません。これを貯めると、まず主人公くんが『好感度と愛情値を参照して、ステータスを強化する』スキルを覚えます。

 

 ホロメン側も愛情値を貯めていくとスキルを覚えたり、合体攻撃ができるようになったりと、良いことがたくさんあります。これまではこれがなかったため、基本的に病ませたい場合か、トロフィーが欲しい場合以外はヤらないのが基本でしたが、強力なメリットが追加されていたようですね。

 

 なので、今回は邪神達をどうにかするためにも碇くんには、ホロメン達とヤりまくってもらいます。ちなみに愛情値に上限は無いので、上げれば上げただけ強くなります。欲求不満が溜まると、病んだり襲われたりするというデメリットはありますが……メリットが大きいですしね。

 

 さて、説明が終わったところで……食べ終わったようですね。全部綺麗に食べてます。

 

>ごちそうさまでした……ありがとう、ぺこら。

 

「どういたしまして!!」

 

>……とりあえずぺこら、隈がすごいぞ。家に帰って、一回寝てくれ。

 

 俊也くんがそう言うと……ぺこちゃんは嫌そうに拒否しています。俊也くんから離れたくないようですね。

 

「やだ!! 退院するまでは一緒にいるもん!!」

 

>だけど、ぺこらが体調を崩したら元も子もないだろ? 俺が助けた意味が無くなっちゃうし……な? お願いだ。

 

「……明日も来るからね。絶対に無茶しないって、約束できる?」

 

 俊也くん、首を縦に振ってますが……ほんとぉ?

 

>あぁ、こんな状態じゃ流石に無理だ。だから、頼むよ?

 

「うん……じゃあ、ちょっと目閉じて?」

 

>えっ? いいけど……んっ!?

 

 ぺこちゃんが俊也くんにキスしました。これはもう、好感度MAX確定ですね。

 

「これが約束の印!! じゃあ、また明日ね!!」

 

>ゆっくり寝ろよ、帰りには気をつけてな!!

 

「わかってるー!!」

 

 ぺこちゃんはそう言って、病室を去っていきました。これがファーストキスですね、俊也くん。

 

>キスされた……? つまり、そういうことなのか?

 

>悶々としたまま、その日は眠りについた。

 

>兎田ぺこらの好感度が大きく上がりました!

 

 これでMAXですね、ぺこちゃん攻略完了です。次は誰を攻略しようかなぁ……さて、次の日。ドアがノックされました、ぺこちゃんが来たのかな?

 

「こんにちはー……俊也くん、大丈夫?」

 

「俊也ー!! 大人しくしてたぺこかー!?」

 

>あぁ、もちろん。そっちにいるのはるしあか?

 

 るーちゃんが果物を持ってきてくれたようですね……優しい。

 

「果物持ってきたよ、剥いてあげるね?」

 

「ぺこらもやる!!」

 

>あ、ありがとう……ん、この梨美味い!

 

>潤羽るしあの好感度が上がりました。

 

 ぺこちゃんの好感度が上がらない……やはり上限値のようですね。

 

「そうだ、いい機会だし……番号交換しない?」

 

「あ、ぺこらのも!!」

 

>いい機会だし、いいよ。交換しよう。

 

 二人の携帯番号を入手しましたね、これは美味しいです。さて、次の日ですが……今度はマリン船長が一緒に来ました。

 

「いやぁ……ホントにビックリしたよ、ぺこらがあんな化け物にされてたなんて!! ホント許せない!!」

 

「ぺこらも絶対許さない、とっ捕まえてボコボコにしてやるぺこ!!」

 

>宝鐘さんも気をつけてくださいね。

 

 船長に注意を呼びかけています。確かに、次の標的が誰かわかりませんものね。

 

「マリンでいいですよ、こっちも俊也くんって呼びますから!! あ、そうだ……携帯番号、よければ交換しません?」

 

>もちろん。さて、マリンの番号はっと……

 

>宝鐘マリンの好感度が上がりました。

 

 さて、次の日……ぺこちゃんとあと二人か、どうやらノエフレが来たようですね。

 

「こんにちは、元気になってきた?」

 

>はい、ぺこらのおかげでね。

 

「そ、そうかな……ありがと、俊也」

 

 顔を赤くして、嬉しそうです。かわいい。

 

「お見舞いもそうだけど、今日は二人に言っておきたいことがあってね? ほら、コレ見てよ」

 

>なんだこれ……肉?

 

「よくわからないらしいよ。この世のどの生物にも当てはまらない、謎の生物の欠片……で、ここからが本題。これは、ぺこらちゃんが暴れさせられてた場所から見つかったの」

 

 ふーたんがそう言うと、二人ともビックリしてます。まぁ、ですよね。というかこの形……見覚えがあるぞ? 確か……そうだ、闇市で売ってた『邪神の破片』だ!! これを使ったのか!!

 

「じゃあ、これが原因で……?」

 

>これがあの神気取り野郎の、本体……?

 

「よくわからない。今わかるのは、これを埋め込まれると……あんな怪物にされるか、溶けて死ぬってことだけだね」

 

 ノエル団長がそう言いましたが……サラッと言ったけど、溶けて死ぬってグロいな。

 

「溶けて死ななかっただけ、ぺこらは運が良かったのかな……」

 

>あんなことにされてる時点で十分不幸だよ。くそっ、滅茶苦茶しやがって……!!

 

「とりあえず、これの解析は急ピッチで進められてる。今わかってるのは、これが危険な物体だってことだけ」

 

 そりゃ危険ですよね、破片とはいえ邪神そのものなんですから。

 

>伝えてくれて、ありがとうございます。

 

「いやいや、こちらこそ。あのまま暴れられてたら……ぺこらちゃんを殺すことになってたから。それは団長もしたくないし……」

 

「そうだ。これからもこういうことあるかもだし、電話番号交換しとく?」

 

 ふーたんがそう言って、ノエル団長とも交換して……これで三期生は全員ですね。

 

>よし、これでOK……ありがとうございます、白銀さん。

 

「友達だし、ノエルでいいよ。団長も俊也くんって呼ぶからさ」

 

「同じく。フレアでいいよ?」

 

 二人も名前呼びになりましたね、全員攻略に近付いてますね……

 

>じゃあ、何かあったら教えてくれよ。フレア、ノエル。

 

「もちろん、任してよ」

 

「騎士団の名誉にかけて、あいつらを潰すから!! 期待しといて!!」

 

>不知火フレアの好感度が上がりました。

 

>白銀ノエルの好感度が上がりました。

 

 さて……全員分終わりましたね、そろそろ退院イベが来るかな? 数ヶ月後……ってことは、来ましたね。

 

>朝だ。もう体は治った、いくらでも動ける。

 

>明日から学校にも行けるだろう。

 

>今日は念の為、大人しく家にいるか……

 

 退院してきたので、明日から学校ですね。さてと……そろそろ、ぺこらとのデートができるはずです。学校に行きましょう……あ、るーちゃんにお弁当作るんでしたね。

 

>『美味しそうな中華弁当』を二つ作った、早く行こう。

 

>……道中でぺこらに会った。

 

「俊也~!! 元気になって嬉しいぺこ!!」

 

 俊也くんを見つけるなり、抱きついてきました。ベタ惚れですね。

 

>おぉ、ぺこらも元気そうで何より……あの後、何事もないか?

 

「うん。一回だけ、邪神連合が襲って来たけど……返り討ちにしてやったぺこ!!」

 

>流石はぺこらだ。下っ端程度は敵じゃないな。

 

 ぺこちゃん、俊也くんに引っ付いてます。かわいい。

 

「えへへ……あっ、着いた!!」

 

>今日からまた学校だ、頑張ろう。

 

>ぺこらと一緒に、教室へと向かった。

 

 明日は土日なので、二日間は休みですね。これなら、デートする時間もありそうです。そして、昼休み……

 

>……るしあがお弁当を食べていると、ぺこらが寄ってきた。

 

「るーちゃん、それ……俊也が作ってくれたの?」

 

「うん、料理が美味しくて……お願いしてみたら、これからも作ってくれるって言ってくれたから!!」

 

 ぺこちゃんがちょっと嫉妬してます、そらそうよ。

 

「……俊也、ぺこらにも作って欲しいぺこ!!」

 

>えっ、いいけど……

 

「好きな物は人参だけど……俊也が作ったなら、なんでも食べるから!!」

 

 はい。これで人参弁当か、中華弁当かを選択することになるのですが……ここは中華弁当一択です、るしあの好感度を稼ぎたいのでね。さて、放課後。

 

>……学校が終わった。家に帰ろう。

 

「俊也!! 明日、その……一緒に出かけないぺこか?」

 

>一緒に出かける誘いを受けた。どうするか……

 

>わかった、行こう

 

 用事があるんだ、ごめん

 

 断る

 

 一番下は地雷です。これは一番上の一択ですね……

 

>了承すると、ぺこらはすごく喜んでいる。

 

「駅でお昼12時に待ち合わせね!! それじゃ、また明日!!」

 

>……今日は家に帰ろう。

 

 さて、夜は鍛錬をして……おっと? スキルを覚えたようですね。

 

>『ソニックブーム・アヴォイド』を入手しました。

 

>今日はもう寝よう。

 

>いい一日だった!!

 

 おっ、当たりですね。『ソニックブーム・アヴォイド』は、『ストリートファイターV』から『ナッシュ』の必殺技で、姿勢を低くした後に高速移動し、敵の後ろに回り込む技です。ホロラバでは敵から離脱するのにも使えますので、なかなか便利です。さて、次の日……

 

>朝だ。

 

>今日はぺこらと出かける約束だ……

 

>早めに向かっておこう。

 

 駅の方に向かっていきましたね。今は10時50分で、一時間前です。

 

>……ぺこらが来た。

 

「あ、俊也……待ったぺこか?」

 

>今来たところだ。

 

 ナチュラルな気遣い、いいですねぇ。ぺこちゃんは、最初に会った時の可愛い私服です。

 

「そ、そっか……えっと……」

 

>その服似合ってるな、可愛い。

 

「ふぇっ!? そ、そうかな……ありがとう……」

 

 ぺこちゃん、もう照れてます。俊也くん、罪な男ですねぇ。

 

>どこに行きたいとかあるか?

 

「えっと……とりあえず、一緒にご飯食べない?」

 

>いいなぁ……じゃあ、あそこで食べるか。

 

 二人ともファミレスに入りましたね。お昼時なので、賑わっています。

 

「いらっしゃいませ。こちらの席にどうぞ」

 

>……俺はミックスグリルセットにする!

 

「じゃあ、ぺこらは……人参サラダとネギトロ丼!!」

 

 よし、決まりましたね。注文して、二人の食べる物が来ました。

 

「ご注文は以上ですね。ごゆっくりどうぞ」

 

>……美味い! このハンバーグ、噛めば噛むほど肉汁が溢れてくる……ご飯が濃い肉汁によく合うし、やっぱりこれだな!!

 

「う~ん、美味しい……!!」

 

 ぺこちゃん、美味しそうに食べてます。ちょっとずつスプーンですくって、よく噛んで食べる……健康的ですね。

 

>これも美味いぞ、ぺこら。食べるか?

 

「あ、じゃあもらう!!」

 

>よし。それじゃあ、切り分けてやるから……

 

 切り分けて、お皿に出そうとすると……ぺこちゃんがそれを止めました。

 

「……俊也が口に入れて?」

 

>えっ……

 

「ダメ?」

 

 そんな悲しい顔しないで、男には反則ですよ。俊也くんは仕方なく、新しいフォークでそのハンバーグを刺し直して……ぺこちゃんの口元に持っていきました。

 

>う……わかったよ、口開けて?

 

「あーん……美味しいっ!!」

 

>そりゃよかった、美味いだろ?

 

 ぺこちゃんは頷いたあとに、ネギトロ丼をスプーンで差し出してきました。

 

「ぺこらのもあげる!! あーんして?」

 

>……わかったよ、あーん

 

「どう、美味しいでしょ?」

 

 流石に顔が赤いです、人生初デートですからね。

 

>うん。美味しいよ……

 

「えへへ、よかった!!」

 

>……ドキドキして味わうどころじゃない。味が分からなくなる前に、早く自分のを食べてしまおう。

 

 でしょうね。手が震えてますもん。食べ終わって、お会計……

 

>俺が払う、先に出てるといい。

 

「えっ、いいの?」

 

>もちろん。それくらいカッコつけさせてくれ。

 

 俊也くんがそう言うと、ぺこちゃんは笑って……

 

「わかった、ありがとう!!」

 

>……カードでお願いします。

 

「ありがとうございました」

 

 よし、これでご飯タイムは終わりですね。次はどこに行くのでしょう。

 

「あ、出てきた!!」

 

>腹も膨れたところで、次はどこに行く?

 

「えへへ、もう決めてあるよ? あそこでショッピングしよ!!」

 

 そう言われて、ショッピングモールに向かうことになりました。

 

>……服屋で、ぺこらが小物を選んでいる。

 

「せっかくだから、お揃いにしたいな……どれがいい?」

 

>さて、どれにしようか。

 

>赤い涙石の指輪

 

 ちからの指輪

 

 だいちのペンダント

 

 うさぎのおまもり

 

 四つの候補がありますね。まず、最初の『赤い涙石の指輪』は、DARK SOULSから指輪のひとつです。『瀕死の時に攻撃力が1.5倍』という物です。『生への渇望』を持っているので、これは候補のひとつですね。

 

 『ちからの指輪』はドラクエから、その名の通り力が上がります。しかし……今のレベルでは雀の涙と言わざるを得ません。なので、候補からは除外します。

 

 『だいちのペンダント』、これはMother2からです。これをつけると防御が少しアップし、炎耐性と氷耐性がつき、即死系魔法を無効にしてくれます。これもかなり強いので、候補二つ目です。

 

 最後に『うさぎのおまもり』、これもMother2の装備です。選んだのがぺこちゃんだから出たのでしょうか。だったら強いのかと言われると……強いです。マヒへの耐性がついて、素早さが終盤でもついていけるくらいに高まります。素早さは回避率や会心率にも影響してくるので、候補に充分入りますね。

 

 さて、どれにするかですが……ここは、うさぎのおまもりを選択しましょう。ぺこちゃんの時だから出た可能性が高いので、ここを逃すと入手できないかもしれません。

 

>決めた、兎のお守りにする。

 

「あ、これにするの? これ、可愛いよね!!」

 

>二人で『うさぎのおまもり』を購入した。

 

 いい買い物をしましたね。これを装備すれば、これまでとは違う立ち回りが可能でしょう。さて……すっかり夕方ですね。告白イベ、来るかな?

 

「暗くなってきたね……」

 

>今日は楽しかった!! また出かけような?

 

「うん!! ……ねぇ、俊也。もうひとつお願い、してもいい?」

 

 おっ、これは……!! 来るかな?

 

>いいよ。俺にできることなら……

 

「ぺこら、俊也の家に行きたい。ダメかな……?」

 

>えっ……!?

 

 キター!! 告白イベントの流れです!!

 

「無理なら、また今度でも……」

 

>……ぺこらを家に招けば、後戻り出来ない気がする。

 

>どうする?

 

>了承する

 

 断る

 

 これは了承一択です!!

 

>……わかった。何もないけど、いいか?

 

「うん!! ありがとう!!」

 

>ぺこらが、家に来ることになった。

 

 さて、家に帰ってきました……ぺこちゃんと一緒に。手を洗って……さて、俊也くんはどうする?

 

>とりあえず、夜ご飯作るから……

 

「ねぇ、もうわかってるんだよね?」

 

>ッ……

 

 告白イベントです。ぺこちゃんが近づいてきてますね。

 

「ねぇ、こっち向いて?」

 

>……んむっ

 

「っは……二回目、だね?」

 

 またキスされました。これではもう、わからないとは言えないでしょう。

 

>……俺のこと、好きなのか?

 

「うん。すごくかっこよくて、大好きだよ」

 

>そう、か……

 

 ぺこちゃんの瞳が潤んでます。流石に緊張しますよね。

 

「だからさ、お願い……私と、ずっと一緒にいて?」

 

>こちらこそ。よろしくな、ぺこら。

 

「えっ……ホントに? ホントにいいの……?」

 

 目を丸くしてます。これで晴れて、恋人になれましたね。

 

>俺が嘘をつく人間に見えるか?

 

「夢じゃ、ないんだよね……」

 

>頬をつねってやろうか?

 

 ぺこちゃん、また泣いてます。もっとも、嬉し涙ですけど……

 

「うっ、あぁぁぁ……!! ありがとう、好き……!! 大好きだよ!!」

 

>うん。俺も……

 

「ごめん、涙止まんない……こんなに、嬉しいのに……」

 

 俊也くんは座って、ぺこちゃんの頭をポンポンしてます。

 

>よしよし、ぺこらは可愛いな……

 

「俊也、俊也ぁぁ……!!」

 

>……ぺこら、顔上げて?

 

 おっ? この流れは……

 

「ぐすっ、う゛ぅ……え? んっ!?」

 

>……っは。さっきのお返しだ、ぺこら。

 

「俊也……!! うぁぁぁぁん!!」

 

 嬉しそうに泣いてます。しばらく慰めて……ようやく泣き止んでくれました。

 

>……とりあえず、ご飯食べようぜ?

 

「うん、わかった……」

 

>ちょっと待ってろ。

 

 手際よく調理が進んで……完成しました。どの料理にも、人参が入ってます。

 

「いただきます……ん、美味しい!!」

 

>だろ? 我ながらよくできた、好きな人のためだからかな?

 

「またそんなこと言って……えへっ……」

 

 ぺこちゃん、やっぱり可愛いですね。二人ともご飯を食べ終わりました。さて、この後することは……

 

>さてと、風呂入れるから先に入ってくるといい。

 

「……うん」

 

>ぺこら。着替えの服は……

 

 そう聞くと、ぺこちゃんは……

 

「大丈夫、持ってきてるから」

 

>そうか。ならいいんだ……

 

「じゃあ、先に行ってくるね?」

 

 ぺこちゃんがお風呂に入りに行きました。そして……しばらくすると。

 

>ぺこら、出てきたか……最初から泊まるつもりだっただろ?

 

「うん。不安だったけど、すごく嬉しい……先に部屋に行ってるね?」

 

>あぁ、先寝ててもいいぞ?

 

 流石にそこまでは気づきませんか。とりあえず、体を洗って……さて、行きますかね。行けばわかるでしょうし。

 

「……来てくれた?」

 

>まだ寝てなかったのか? 俺は床で寝るし、いいぞ? 遠慮するな。

 

「そうじゃないよ。ちょっと、こっち来て?」

 

 おっ、この流れは来ますね? 俊也くんは……これキスだと思ってるな? 違うんだよなぁ。

 

>またか? いいよ、ぺこらは甘えたがりだな……ッ!?

 

「んっ……えへへ、聞こえる? 私の、心臓の音……」

 

>お、おい…….? ぺこら!?

 

 ぺこちゃんが自分の胸を触らせてますね。俊也くんは混乱してます。ノエル団長の時といい……えっちなことに耐性ないのかも?

 

「揉んでもいいんだよ? 俊也なら……」

 

>ちょっ、ちょっと待て。落ち着け!!

 

「……私とするの、嫌?」

 

 悲しそうに言うなってば、反則ですよ。

 

>嫌……ではないけど、その……

 

「何か、ダメなの?」

 

>俺、初めてだからさ……痛くしないかとか、心配で……

 

 気遣ってるのやさしい。でも、ぺこちゃんは気にしていないようです。

 

「いいよ? 俊也の、好きにして?」

 

>ぺこら……

 

「ねぇ、俊也。兎は年中、発情期なんだって。ぺこらはそんなことないけど……今のぺこらは、わるーい発情兎だ」

 

 そう言って、ぺこちゃんは続けます。

 

「俊也。そんな悪い兎ちゃんは、ちゃんとお仕置きしないと、だよね?」

 

>……本当に、いいのか?

 

「だから……俊也、発情うさぎに……いーっぱい、気持ちいいお仕置き、シて?」

 

 目がハートになってます。さて、私は黙りますか……えっちシーン、開始です。




次回、R18回です。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。