※この作品はR-18です。

ホロライブラバーズX ファンタジック・ピースメイカー   作:とも667

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 お待たせしました。


初エッチリザルトから

俊也くんがぺこちゃんで童貞を捨てた実況プレイ、はーじまーるよー!!

 

 さて、エッチシーンでスッキリ(意味深)したところで、リザルト画面を見てみましょう。愛情値は……56!! かなり貯まってくれましたね!!

 

>ぺこらとの間に、深い繋がりを感じる。

 

>『ぺこらとの深い繋がり』を入手しました。

 

>育まれた愛情で、ぺこらにも変化が起きる……

 

 はい、これがぺこちゃんの好感度と愛情値を参照するスキルです。これで常時強化が入ることになるので……このストーリーだと必須ですね。さて、ぺこちゃんにも強化が入るようですが……どんなスキル覚えるのかな。

 

>兎田ぺこらは『被捕食者の本能』を入手した。

 

>兎田ぺこらは『ボルテックフィニッシュ』を入手した。

 

>兎田ぺこらの全ステータスが上昇した。

 

 おぉっ、結構強いの覚えるなぁ!! まず『被捕食者の本能』は常時発動型のスキルで、相手からの先制攻撃を100%回避します。さらに『逃亡術』と同じ効果がある他、HPが二割以下になると全ステータスが二倍という破格の能力です。

 

 そして『ボルテックフィニッシュ』!! これは『仮面ライダービルド』の必殺技の一つですね。仮面ライダー系の技は大抵が超強力で、これもその例に漏れません。

 

 この技は敵をグラフのような物で固定して、書かれたグラフを滑りながら右脚でキックを繰り出す……という技です。ラビットタンク、つまり兎繋がりで採用されているのでしょうか。何にせよ強力な技ですね。

 

>……結局、その日は汚した布団を洗うだけで、一日が終わってしまった。

 

>ぺこらはまだ一緒にいたいと言ってきたが、明日は学校なのでと諭して、帰らせた。

 

>今日は疲れた……俺ももう寝ることにしよう。

 

 まぁ、あれだけヤったらなぁ……仕方ないね♂さて、次の日。俊也くんが起きましたね。俊也くんにしては、遅めの目覚めです。

 

>……目が覚めた。心地よい朝だ。

 

>昨日の疲れはまだあるが……気にしてはいられない。

 

>着替えて、朝食を食べて……弁当を作った。ハンカチよし、ティッシュよし、宝物よし……!!

 

 俊也くんは急ぎ気味で走っていきました。登校途中でぺこらが近づいてきましたね。ここからはぺこらの欲求不満にも気を遣わないといけません。

 

「おはようぺこ、俊也!!」

 

>あぁ、おはよう……調子はどうだ? ぺこら」

 

「お腹の中……まだ、ちょっと熱い……♡」

 

 俊也くん、それを聞いて顔赤くしてますが……やったのはあなたなんですよ。

 

>わ、悪かった……責任は取るよ、もちろん。

 

「うん!!」

 

>……とりあえず、学校に向かおうぜ。遅刻しちゃうよ。

 

 そう言って、俊也くんは学校に向かいました……そして昼休み。学校の図書室の本が借りられるようになっているはずなので、借りたかった本を借りましょう。

 

「こちら図書カードです、どうぞ」

 

>ありがとうございます。

 

>さて、どれを借りようか。

 

 ここは料理本一択です。『料理上手EX』を得られれば、バフや好感度を大きく上げられるので。

 

>……『本格派料理本』を借りた。

 

「ありがとうございました、貸出期間は一週間です」

 

>今日から実践してみようか。

 

 ちゃんと借りられましたね。さて、本も借りましたし教室に戻りましょう……ん?

 

「と、取れない……踏み台、持ってきてもらわなきゃな……」

 

>るしあは本が取れず、困っている様子だ。

 

>あれだな? 取ってあげよう。

 

 俊也くんは、身長が低くて取れないるーちゃんのためにるーちゃんの横から手を伸ばして、本を取ってあげました。イケメンですね……

 

「あ……俊也くん!」

 

>るしあ、取りたかったのはこれか?

 

「うん、ありがとう!!」

 

 るーちゃんはご機嫌そうにその本をもらって、椅子に座って読み始めました。あれは……何の本でしょうか。

 

>……楽しそうに読んでいる。何の本なのだろうか……

 

>何の本なのか聞いてみる

 

 立ち去る

 

 ここは聞いておきましょう。何かしらイベントが起こるかもしれませんし。

 

>るしあ。その本、何の本なんだ?

 

「えっ!? それは……その……」

 

>……話しにくいのか?

 

 るーちゃんは話しにくそうです。好感度足りないんですかね、おかしいなぁ……

 

「わ……笑わない?」

 

>笑うわけないだろ?

 

「これ……昔から、大好きな絵本なんだ」

 

 るーちゃんが見ていたのは絵本だったようです。メルヘンな絵柄ですね……題名は?

 

>『ひとりぼっちのネクロマンサー』か……

 

「うん。みんなから気味悪がられて、一人で泣いていたネクロマンサーの女の子のお話……」

 

>るしあもネクロマンサーだもんな。

 

 絵本の主人公、髪がピンク色をしていますね。これは覚醒フラグかな……? るしあの覚醒イベントはいろいろパターンがあるらしいのですが、これは見たことないですね。

 

「寂しがり屋なネクロマンサーは、一人でいつも泣いてばかり……神様はその子を可哀想に思って、アンデッドに意志を持たせて、友達を作ってあげたの」

 

>優しい神様だな……

 

「でしょ? それを喜んだ女の子は、この力をみんなの役に立てたいって思って、人間達のところに行って……ネクロマンサーの力で、みんなを手助けしたの。みんなは喜んで、女の子を受け入れた……」

 

 俊也くんは、興味深そうに聞いてます。るーちゃんも楽しそうですね。

 

>それで、どうなったの?

 

「いいことに力を使ってるうちに、いつの間にか女の子の力は、とても強くなってて……髪の色も綺麗なピンク色に変わった。最後には王子様に貰われて、幸せに暮らすの」

 

>へぇ……いい話だな!!

 

 ホロラバオリジナルの童話のようですね……お姫様は王子様に連れていかれて、幸せに暮らす。よくある感じの童話ですね。

 

「でしょ? るしあはこの子みたいになりたい、強くて優しいネクロマンサーに……この子が、アンデッドのみんなを大事にしてるから、るしあも『ふぁんでっどさん』って呼んでるんだ」

 

>るしあならなれると思うぞ? 強さも優しさも、十分だしな!! 

 

「そ、そうかな? ありがとう、俊也くん……」

 

 るーちゃんは、明らかに照れてます。そういうところだぞ? 俊也くん。

 

>そうだ。るしあは自分の大事な物を見せてくれたし……俺も見せるよ。

 

「えっ? これは……なに?」

 

>俺の『宝物』だよ。綺麗だろ? 父さんと母さんが、長期出張する前にくれたんだ。不安な時はこれを握って頑張れ、ってな。

 

 アクセサリーでしょうか……これまでは、描写されてなかったけれど……あっ、そういえば朝に『宝物』って言ってましたね。これは……宝石が嵌ったペンダントですね。

 

「綺麗……紫色の、宝石?」

 

>詳しくは知らないんだ、母さんの持ち物だったみたいなんだけど……いつも肌身離さず持ってるんだよ。とにかく綺麗だし、たまに光るんだよな。握りしめると、なんか安心するしさ……持ってみる?

 

「い、いいの? じゃあ……お言葉に甘えて……」

 

 恐る恐る、るーちゃんがそれを手に取りました。不思議そうな顔をしてます。

 

>どうだ、なんか落ち着くだろ?

 

「うん、不思議な感じだね……ありがとう、俊也くん」

 

>どういたしまして。さて、そろそろ時間だし……先に教室戻ってるぞ!!

 

 そう言って、俊也くんは教室に戻っていきました……少しして、るーちゃんも教室に戻ってきましたね。そして放課後……ぺこーらと船長がるーちゃんと話してますね。

 

「ぺこらにるしあ、聞いたよー? 俊也くんに毎日お弁当作ってもらってるんだってね?」

 

「うん‼ 毎日るしあの好きな中華弁当作ってきてくれるんだ‼」

 

「ぺこらも毎日食べてるけど、全然飽きないぺこよ‼ マリンも作ってもらったら?」

 

 俊也くん、それを聞いて近づいて……ぺこーらの後ろから顔を出しました。

 

>三人揃って、俺を呼んだか?

 

「あ、俊也! 今、俊也のお弁当の話をしてたぺこ‼」

 

「マリンも食べたいんでしょ? 頼んでみたら?」

 

 るーちゃんに背中を押されて、マリン船長も頼んできました。

 

「それじゃあ……船長の分もお願いできますか?」

 

>いいよ‼ 何がいいとかある?

 

「揚げ物系が好きです‼ よろしくお願いします‼」

 

 これでマリン船長の分も作れますね。揚げ物弁当を作れるようになります。そろそろ、るしあの好感度は最大に達しそうですし、マリン船長のお弁当を作り始めてもいいかも。

 

「おっと、話し込んでたらこんな時間‼ それでは、船長はこの辺で‼」

 

「今日も一緒に帰ろう、俊也‼ るしあもどうぺこ?」

 

「ごめん、るしあは本を借りて帰るから……また明日ね‼」

 

 るしあとは一緒に帰れないか……最後の詰めにいいかと思ったんですが。まぁ、揚げ物弁当でも少しは上がりますしいいでしょう。

 

>そうか。じゃあるしあ、また明日‼

 

「うん、またね‼」

 

「俊也、手繋いで帰ろう? いいでしょ?」

 

>もちろん‼

 

 二人が手をつないで帰っていって……あれ? 視点が変わらないぞ?

 

「……二人とも、すごく楽しそうにしてる」

 

『るしあ、ずっと一緒だよー‼』

 

『るーちゃん、一緒に帰るぺこ!!』

 

『るしあ、どうだ? 美味いか? ……そうか、そりゃよかった!!』

 

「るしあも……みんなのこと、大好きだよ」

 

 言ってることは明るいのに、落ち込んでる……何かあったんでしょうか。

 

「……だけど、るしあは種族が違う」

 

『妖精種は、1000年ほど生きることもある長命な種族です。それより長く生きるのが、魔族という種族で……』

 

「友達も、好きな人も……みんな、すぐにいなくなっちゃうんだ……」

 

 涙まで流してます、相当気にしてるんですね。寿命の差かぁ……異世界特有の問題ですね。

 

「みんなとずっと、友達でいたいな……いなくならないで、ほしいよ……」

 

「……」

 

「ふぁんでっどさんは、どう思う?」

 

 アンデッドに一人で話し始めました。とはいえ、簡単に解決できる問題でもないしな……どうしたものか。あ、また場面が切り替わりましたね。ぺこちゃんと俊也くんが、お話ししながら一緒に帰ってます。

 

>そういえば、ぺこらってさ。何歳なんだ? 俺は19歳だけど……やっぱり、そこそこ長命なのか?

 

「うん、今は確か……111歳だね!! それでも、るーちゃんとかに比べたら若いけど」

 

>人は見かけによらないな……種族によって寿命が大きく違うんだな、ホントに

 

 こっちも歳の話をしてます。タイムリーですね、偶然ですけど。

 

「もしかして……寿命の差とか、気にしてるぺこ?」

 

>まぁな、生きてられないなら資産とか残しとかないと……

 

「大丈夫ぺこだよ。異世界の技術を使えば、寿命を伸ばすくらい簡単だから」

 

 あ、ぺこちゃんの目のハイライトが……病み度溜まったかな、これ。

 

>そうなのか……まぁ、みんなと同じ時間を過ごせるならいいな

 

「ぺこらが死ぬまで、ずっと一緒ぺこだよ?」

 

>わかってる。いなくなったりしないから、安心しろ

 

 俊也くんがぺこちゃんの頭を撫でてます。これで病み度はプラマイゼロかな。

 

「えへへ、俊也の手優しくて好きだな……」

 

>俺もぺこらの頭撫でるの好きだよ、一番好きなのはぺこら自身だけどな。

 

「そ、そういうことサラッと言うなよ、恥ずかしいだろ……」

 

 昨日はあんなに好き好き言ってたのに……というのは言わないでおきましょうか。

 

>いいだろ、気持ちは伝えられるうちに伝えといた方が……おっと、楽しい時間はすぐに過ぎるな。

 

「もうお別れ……? 寂しいよ、俊也……」

 

>明日も会えるさ、そんなに寂しがるなよ。みんなのお弁当作るために、早めに寝ないといけないんだ。

 

 俊也くんに説得されて、一応納得したようです。毎日ヤってたら身が持たないので、仕方ないね。

 

「わかった、それじゃ……こっち向いて」

 

>うん……んむっ

 

「……っは、これで我慢してあげる。また明日ね、俊也?」

 

 ぺこちゃんは俊也くんに一回キスしてから、走っていきました。積極的ですねぇ。

 

>キスをされた、どうやら相当好かれているようだ。

 

>おっと、いつまでも余韻に浸っていられないな。

 

>そろそろ帰ろう。

 

 さて、今日は訓練して終了……次にいつ、邪神が出てくるかはわかりませんし、できる限りはレベル上げしておきたいです。そして次の日。

 

>今日はどのお弁当を作ろうか。

 

>人参弁当

 

>中華弁当

 

>揚げ物弁当

 

 ここは揚げ物弁当にしておきましょう。るしあはそろそろMAXのはずですしね。

 

>『美味しい揚げ物弁当』を四つ作った。

 

>早く学校に向かおう。

 

>マリンは喜んでくれるだろうか?

 

 学校に向かって、昼休み。さて、反応はいかに?

 

「あ、メニュー変わってる!!」

 

「揚げ物がいっぱいだ……船長のために作ってくれたんですか? ありがとうございます!!」

 

>口に合うといいんだが……食べてみてくれ。

 

 案の定美味しそうに食べてくれてます。やっぱり料理上手って便利ですね。

 

「……美味しい!! わざわざありがとうございます!!」

 

「これはこれで美味しいなぁ……このエビフライ美味しい!!」

 

「あ、にんじんフライあるぺこ!! ありがとう!!」

 

 細かいところで気が利きますね、やはりモテる男は違う。

 

>どうやら、みんな満足してくれたようだ。

 

>潤羽るしあの好感度が上がった。

 

>宝鐘マリンの好感度が上がった。

 

 よし、いい感じですね。それから、放課後……るしあと一緒に帰れるといいんですが……お、噂をすれば。

 

「俊也くん、よかったら一緒に帰らないですか?」

 

「俊也、今日も一緒に帰ろう?」

 

>……二人同時に頼まれてしまった。どうしようか。

 

>るしあと帰る。

 

>ぺこらと帰る。

 

 おっと、これは予想外ですね……ダブルブッキングとは。まぁるしあと一緒に帰るんですが(鬼畜)。

 

>今日は一緒に帰ろうか、るしあ。

 

「やった!! それじゃ、早く行こう?」

 

「……ぺこらより、るーちゃんなんだ。ふーん」

 

>ぺこらからの視線が痛い……今度謝ろう。

 

 大丈夫ですかね? この後ハーレムするんですが……まぁ、もし病んだらその時はその時です。他ルートの試走で病みホロメンの対処は慣れてますし。

 

「ねぇ、俊也くん……もし明日大切な友達が死んじゃうとして、俊也くんはどうする?」

 

>なんだ、いきなり湿っぽいな……そうだな。俺なら、過ごせる最後の時間をたっぷり楽しんで、その後に泣くよ。

 

「そうだよね、やっぱり……ごめんね、変なこと聞いちゃって」

 

 るしあの顔は暗いです。寿命のことを気にしているんですね。

 

>……どうする。

 

>励ます。

 

>何も言わない。

 

 えっ、ここで選択肢? ここは……今の好感度なら、励ます方がいいかもしれませんね。

 

>大丈夫さ。今みんなは死んでないだろ? まだまだ時間はたっぷりある、ゆっくり考えればいい。

 

「……うん、ありがとう」

 

>るしあを上手く励ませただろうか……?

 

 やれるだけのことはやりました。あとは邪神にやられないことを祈るばかりですが……さて、ここからはイベントが起きるまで学園に行きながら、料理本を使って料理して……訓練をするのを繰り返します。というわけでスキップ……あ、止まりましたね。レベルは57に上がっていますね。スキルはどうでしょうか。

 

>自動訓練(14日)で、これだけのスキルを覚えました。

 

>『料理上手』が『料理上手EX』に変化しました。

 

>『龍尾烈脚』を獲得しました。

 

>『ソニックサイス』を獲得しました。

 

>『サイクロンディザスター』を獲得しました。

 

 おぉ、いいのを覚えてますね!! まずは『龍尾烈脚』、これはストリートファイター6、『ケン』の技です。威力重視の炎属性キック技で、回し蹴りで打ち上げた後に二発飛び蹴りを入れて、トドメにもう一発蹴りながら、相手と位置が入れ替わりながら着地する派手な技です。相手に大きな隙ができた時に使うのが基本ですね。

 

 次に『ソニックサイス』、これはストリートファイター5より『ナッシュ』の技で、弱.中.強を打ち分ける技です。まず、弱は足払いするように放つ回し蹴り。中は中段に回し蹴りを放つ牽制技、強は対空無敵のサマーソルトを放ちます。一つで三つの使い道がある、便利な技ですね。

 

 最後に『サイクロンディザスター』。これはストリートファイター5の『セス』というキャラの技です。技からの派生で使う技で、相手を空中に打ち上げた時に使用できます。空中で回転しながら、三回追撃の蹴りを浴びせる技ですね。竜巻旋風脚やソニックサイス、セントルイススマッシュから繋がりそうです。

 

 今回のスキルも大当たりですね、邪神ストーリーが難しいから補正とかあるんでしょうか。だとすると嬉しいですね……さて、今回のイベントは何かな? おや、またるーちゃんが本を読んでいますが……

 

>……るしあ、なんの本読んでるんだ?

 

「わぁっ!? み、見ないで!!」

 

>あ、見せたくないものか? ゴメンな、見ようとしちゃって……

 

 何か隠したい物のようですが……私には見る手段があります。カメラ角度変更……これは、『長命種が長命な理由』ですね。解決策を探してるんでしょうか。

 

「い、いや……ごめんね、大きな声出しちゃって」

 

>こっちこそすまない。ところで、弁当はどうだった?

 

「すっごく美味しい!! 最近はほっぺたが落ちるくらい美味しいよ!!」

 

 流石はEXになっただけありますね。とんでもない美味さのようです。さて、そろそろ告白イベントが来てもいいと思うのですが。好感度はMAXのはずですし……寿命の問題が大きいのかな?

 

>そりゃよかった、特訓した甲斐があるよ。

 

「特訓って……もしかして、るしあのために?」

 

>うん。正確にはぺこらとマリンのためでもあるけどね。

 

 流石は俊也くん。株をどんどん上げていきますね、こちらとしても助かります。

 

「そうなんだ……俊也くんって、優しいんだね」

 

>よく言われるよ……ん? ぺこらか?

 

「……るーちゃん。ちょっと来てぺこ」

 

 あれっ、まさか修羅場? しばらく見てない間に、病んじゃったとかないよね? そうだったら改悪なんてもんじゃないぞ、運営!!

 

>おい、ぺこら……どこに連れていくんだ?

 

「ちょっと話したいことがあるだけぺこ。心配しないで」

 

「えっ……ぺ、ぺこら? どうしたの?」

 

 ぺこちゃんは顔を上げて、言いました。少なくとも、怒ってる感じではなさそうです。とりあえず一安心。

 

「……俊也のこと。ついてきて」

 

>お、おい……もしかして、るしあに構ってるから怒ってるのか?

 

「違うぺこよ、脅したりなんかしない。約束する」

 

 どうやら本当に違うようです。病み度は振り切れてません……だったらなんだ?

 

>……わかった。ぺこらを信じるよ

 

「ありがとう。行こう、るーちゃん」

 

「う、うん……俊也くん、じゃあまた後でね?」

 

 俊也くんが見送って……あっ、場面変わった。ぺこちゃんとるーちゃん、教室に二人きりです。

 

「それで……ぺこら、何の話なの?」

 

「るーちゃん。俊也のこと、好きなんだよね?」

 

「えっ!?」

 

 あぁ、俊也くんより先に気持ちに気づいた感じですか。なるほどね……でも、圧をかけるって感じじゃないけど。

 

「その反応、図星だね……わかってたぺこだけど」

 

「ダ、ダメだよね。こんな気持ち……だってぺこらはもう、俊也くんと……」

 

「ぺこらは答えを聞きたかっただけだよ。ほぼわかってたけど……好きなもんはしょうがないぺこだよね」

 

 ぺこちゃんは納得したような顔をしてます。全然怒ってませんね。るーちゃんは困惑してるみたいですが……

 

「えっ、普通こういう時って……諦めるように言うんじゃないの?」

 

「それだったら、俊也の前で言ってるよ。これは俊也の前で言うと、かえってプレッシャーになるぺこだからね」

 

「でもあの時、明らかに嫉妬してたし……」

 

 そうですね。心変わりでもしたんでしょうか? ぺこちゃんは微笑んでます。

 

「あの時はね……だけど、彼のことでるーちゃんと仲が悪くなるのは嫌だし、何より俊也も望んでない。何より、俊也はすっごく優しいから、こういうことは絶対また起きる……その度に嫉妬してたら、キリがない。俊也がいいって言ったなら、共有してもいいよ」

 

「い、いいの? 俊也くん、納得してくれるかな……」

 

「ぺこらからも言っとく。あとは俊也の気持ち次第だね、頑張れるーちゃん!!」

 

 ハーレムものらしくなってきましたね、ここからがホロラバの本番ですよ。

 

「ありがとう、ぺこら……なんとか、諦めようと思ってたから」

 

「何もせずに諦めるなんて勿体ないよ!! 勇気出して、デートに誘ってみな!!」

 

「うん……頑張る!! 今日、帰り道で誘ってみるよ!!」

 

 るーちゃんに元気が戻りましたね……いやぁ、心臓に悪いですよ。さて、昼休みも終わる頃なのでみんな戻ってきてますね。

 

>話は終わったか、二人とも?

 

「うん!!」

 

>……その様子だと、悪い話じゃなかったようだな。

 

 いい話でしたよ、俊也くん。そして放課後……案の定、るしあが誘ってきましたね。

 

「今日一緒に帰ろう、俊也くん!」

 

>あぁ、もちろんいいよ。

 

「ありがとう!」

 

 よし……デートフラグが立てば、初エッチはすぐそこですよ。ここで愛情値をどれだけ稼げるか。帰る途中に……るーちゃんが話を切り出しましたね。

 

「あの、俊也くん……明後日、なにか予定ある?」

 

「いや。ないな……何も無ければ、いつも通りトレーニングするけど」

 

「じゃあ……良かったら、一緒に出かけない? 一緒に、どこか遊びに行きたいんだ」

 

 来ました、デートのお誘いです!! これは了承一択ですね!!

 

>あぁ、いいよ。その日を空けておく。

 

「ホント!? ありがとう、じゃあ明後日の12時ね!!」

 

>うん!! じゃあ、また明日な!!

 

 るーちゃん、恋が叶うかもしれないと思った途端、元気になりましたね。生きる気力って大事……ん? 場面がまた変わった?

 

「OKしてもらえた!! やった、やった……!! これで俊也くんと恋人になれるかも……えへへへ、るしあも俊也くんの隣にいられるんだ……えへっ、えへへっ……」

 

 いい笑顔です、こっちまで笑顔になりそうで……あれ? 後ろになにか……

 

「さてと、そうと決まれば服選ばないと……どれがいいかな……?」

 

「残念だが、その約束は果たされんぞ。潤羽るしあ」

 

「う゛ッ……!!」

 

 えっ、るーちゃん!? やられた!? ちょ、おま……誰だお前!?

 

「こちら、番号54。67、応答してください」

 

『……成功したか?』

 

「『破片』は埋め込みました。現在は意識を失っています」

 

 あ、お前ら……連合の奴らか!? よりにもよって、こんな幸せ絶頂の時に……!! イベントフラグが割れてんだよぉ、お前らのせいでよぉ!!(ホロラバおじさん)

 

『バレないうちに回収しろ。怪物になったら街中に放ってしまえ』

 

「了解。回収します」

 

『あとは任せたぞ。私は会議に出ねばならんからな』

 

 電話が切られて、るーちゃんが手際よく運ばれていきました。どうなってしまうんでしょうか、これ……というわけで、今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。




るーちゃん、捕まってしまいました。
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