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光和5年。
紅月カレンは、既に22歳を迎えていた。
かつて、黒の騎士団に身を置いていた彼女は、既に大学の卒業を控えていた。
彼女は、これからの進路に関して悩みながら、同時にとある悩みを抱いていた。
「どうかしたの、姉さん?」
「えっ、うぅん、なんでもないよ」
その悩み。
それは、カレンの目の前にいる弟の存在である。
彼の名前は、紅月ナオト。
今はなき、兄と同じ名前を持つ弟である。
だが、それは本名ではなく、偽名。
本当の名前を、カレンは知らない。
ナオトと本格的に関わりを持つようになったのは、3年前。
とある事件で再会した知り合いから預かったのが始まりだった。
彼は、今は、とある事情で表に出る事はなかった。
だが、過去に助けられた事もあり、それを引き受ける事にした。
『だけど、なんで私に? あなただったら、他にも幾らでも当てがあるんじゃないの?』
『俺は、今は表には出られない。何よりも、こいつの持つ力を考えれば』
『まぁ、ルルーシュ達からギアスの事は聞いていたけど』
『見た目は確かに成長しているが、未だに未知な部分もあり、冷凍保存されていた。かつての基地にて放置されていたのを発見した』
『それって、私に言っても良いの?』
『今の世界に、ギアスは必要ない。だが、もしも必要になった時、彼を護りながら、導いてくれるのは、君だろうと思った』
そう、知り合いから、彼を預けられた。
それと同時に渡された代物。
それらを、使わずに済む事を、カレンは祈っている。
「けれど」
ここ最近になって、日本にまた大きな問題が起きていた。
サッポロ事変。
ノーランド率いる旧ブリタニア帝国の勢力が、合衆国日本のホッカイドウブロックを急襲し、ネオ・ブリタニア帝国の建国を宣言した事件。
大量のナイトメアフレーム投入、シトゥンペバリアの設置、果てはダモクレスの用意など、国家レベルの後ろ盾がなければ説明のつかない技術と軍事力が動員されている。
「本当に」
本来ならば、カレンもまた黒の騎士団として動くべきだった。
しかし、それは、黒の騎士団から、その要請は却下された。
その理由は単純ながらも、カレンの力が強すぎる為である。
かつての、黒の騎士団のエースとして、数々の伝説を造り上げた。
それは、普通の少女では、あり得ない功績でもあった。
それ故に、ノーランドが率いるネオ・ブリタニア帝国との戦いでは最後の切り札にする動きが必要だった。
現在、ネオ・ブリタニア帝国には、シトゥンペの壁など多くの要素があり、それらの不確定要素が無くしていかなければ、投入は許されない。
「戦う相手がブリタニアなのは、変わりないけど、これじゃっ」
そんな不安に思いながらも、部屋に一人入っていった。
やりきれない思い。
そんな思いと共に。
「姉さん」
「えっ、どっどうしたの」
不安に思っていたカレンに対して、ナオトの突然の来訪。
「その、さっきのニュースを見ていて、すごく辛そうだったから」
「あっ、うん、そうだね。その、昔の事を思い出して」
「やっぱり、その、戦いたいのかなって?」
その不安に、ナオトは尋ねる。
「……戦いたい訳じゃない。けど、戦わなきゃ、虐げられるだけ」
それを、カレンは、幼い頃から知っている。
「姉さん」
「えっ、ナオト」
そんな事をしていた時だった。
ナオトは、カレンに近づいた。
いきなりの事に、戸惑いは隠せなかった。
近づくと共に、ナオトは、そのままカレンを抱きしめた。
突然の事に、カレンは驚きを隠せなかった。
「どうしたの、いきなり」
「だって、いなくなると思うと、急に」
そう言ったナオトの言葉に、カレンはどう返答したら良いのか分からなかった。
カレンは、どこかナオトに惹かれていた気がした。
それが、なぜか、カレンは分からなかった。
「ごめん」
「別に、それは良いけど、その」
抱きしめられて、すぐに引き離すべきだと思った。
仮にも、義理でも、姉弟の関係。
だから、本来ならば引き離すべきだった。
だけど。
(なんでだろう、今、離れたくない)
新たなブリタニアの脅威。
それに立ち向かう事が出来ない事への苛立ち。
数々の出来事があり、自分に優しくするナオトの温もりに、カレンは引き離す事が出来なかった。
そして、温もりを共有するように、ナオトは。
「姉さん」
その言葉と共に、ナオトはカレンを見つめる。
その瞳は、どこか求めているのを。
何を求めているのか、自然と理解した。
いけない事である。
そう、確かに理性では分かっている。
だけど。
「良いよ」
本能が、欲望が忠実にさせた。
「姉さん」
そう、ナオトがカレンを呼ぶ声と共に、ナオトは自分の姉に手を伸ばしている。
一般家庭程度の家の、部屋の一室。
その一室で、本来は1人で寝る程度の広さしかない部屋で一緒にいる。
姉さんと呼ばれている人物、紅月カレンは、戸惑いを隠せなかった。
自分の弟から、性的な目で見られていた事を。
そんなナオトの手は、そんなカレンの胸に触れていた。
一般人に比べても、成長をしているカレンのおっぱいに、弟は戸惑いながらも触れる。
「んっ」
触れたのは、一瞬。
それと共に、カレンの口から漏れ出た声は、これまでの人生でカレン自身も出した事のないような艶のある声。
カレンの人生において、乱暴に触れられたり、邪な目で見られながら触れられる事は、数多くあった。
だが、それらとは違う純粋な好意。
そこから一撫でした程度で出る心地良さに、カレンは戸惑いを隠せなかった。
「こんな風に触ってくるんだ」
戸惑いを隠せずにいた。
それでも、そんなカレンを気遣うように、ナオトはゆっくりと撫でていた。
肌を労るように、決して性急ではなく、優しく。
「どう、姉さん?」
それと共に、ナオトは徐々に、カレンの反応を伺う。
僅かに手を動かしながら、その感度が徐々に上がっているのを確認するように。
「あっんっ、そこっ」
同時にカレンもまた、正直な言葉を言い放つ。
徐々に、その手による前戯により、カレンの胸は、やがて興奮した証を見せてくる。
興奮と共にぷっくりと膨れ上がっている乳首は、ブラジャー越しでもわかる程になっていた。
「あぁっ……んぅ」
そしてそれは、カレン本人も理解していた。
自身の身体の変化に戸惑っていたものの、カレンはその刺激を受け入れていく。
カレンは、弟の手に身を任せて、ただ快楽に身を任せるだけ。
既にカレンの息遣いは荒くなっており、呼吸をする度に上下する胸の動きさえ感じられるほどだ。
そんなカレンの様子に、弟であるナオトは更にカレンの胸に手を伸ばす。先程よりも強く、揉みしだいたのだ。
「んっ! はげしいよぉ……」
「ごめんね、姉さん。もっと気持ちよくなって欲しいからさ」
そう言いながら、ナオトはカレンの下着を脱がす。
脱がされた瞬間、カレンの胸が揺れ動く。
それだけではない。
今までずっと抑えつけられていた乳房が解放された事で、カレンの顔は真っ赤に染まり、恥ずかしさを隠せない様子だった。
カレンは抵抗しない。
ただされるがままになり、羞恥に耐え続けるだけだ。
だが、その表情には、どこか期待感があった。
これから何が起きるのか、それを楽しみにしているかのようにも見える。
そして、ナオトの指先がカレンの秘所に触れる。
「んっ……!」
敏感な部分に触れた事に驚いたのか、カレンは小さな悲鳴をあげる。
先程まで、カレンの胸に触れていた影響なのか、
指先は既にある程度の滑り気があり、カレンが感じている事を証明しているかのようであった。
「姉さん、もう濡れてるみたいだよ?」
「……いやらしい女だって思ってるんでしょ? いいわよ、別に……。私も自分がこんな風になるなんて思わなかったけど、こうなった以上仕方ないじゃない……」
その言葉通り、カレンの声色は普段とは違った。
弱々しく、まるで自分に言い聞かせるような口調。
けれど。
「けど、俺、それでも姉さんとこうして行為が行えるのは、嬉しいから」
そう言いながら、ナオトはカレンのおっぱいと秘部の両方の愛撫に加減はなかった。
「ひゃっんっ♡」
「こんな姉さんを見られるのが、俺だけっていうのも悪くないしね」
「そっか……そうだよね……あんたがそういう風に見てるのはわかってたんだけど、改めて言われると……やっぱりちょっと照れるかも……」
カレンの言葉からは、恥ずかしさが消えていなかった。
むしろ今にも泣き出しそうな顔で、頬を赤く染めている姿を見ると、こちらの方が申し訳なさを感じてしまうくらいだ。
「ごめん、変なこと言っちゃったかな?」
そんなナオトの表情を見て、カレンは。
「言った、普段は絶対に言わない事、けど」
そのまま、何も言わずにナオトの唇を自分の唇と重ねる。
「くちゅ♡んちゅっ……♡はぁむ……れろぉ……♡」
舌を絡ませながら、お互いの唾液を交換し合うような濃厚なディープキスを交わしつつ、ナオトとカレンの手は再びお互いを求め合っていた。
互いを求めるように手を握り合い、指同士を絡め合わせるようにして握り合った手は離れようとしない。
それが恋人繋ぎと呼ばれるものであるという事すら知らないまま、ナオトらは求め合っているのだ。
「ふぁっ……♡んぅ……」
激しい接吻を終えて口を離せば、二人の口の間には銀色の橋がかかる。
そんな光景を見た二人は、恥ずかしそうな表情を浮かべると同時に、更なる興奮を覚えたようだ。
その証拠に、二人とも下半身がびしょ濡れになっているのがわかる程だった。
「ねぇ、そろそろいいでしょ……?」
そう言って、カレンは露になった性器は、既に愛液で溢れており、太ももを伝って床を濡らしてしまっているほどであった。
そんな状態のカレンに我慢出来る筈もなく、ナオトはズボンを脱ぎ捨てる。
そこには既に限界まで膨張した肉棒があった。
初めて見るナオトの肉棒に対して戸惑いを見せるカレンだったが、それ以上に興味を持っていた。
膨張している肉棒の大きさは、カレンが最初に想像したのは、KMFのハンドルを思わせる程の大きさだった。
普段から、それぐらいの大きさがズボンの中に入っているのかと想像するだけでドキドキしてしまうほどである。
「これがあんたのちんぽ……」
肉棒を見て、おもわずどう呼んだら良いのか分からず、間抜けな言葉を言ってしまう。
「そうだよ姉さん」
そう言いながら、ナオトはゆっくりとカレンの秘所に亀頭を押し当てると、少しずつ挿入していく。
「んっ! ああぁぁああぁああぁぁあぁああぁぁぁ♡♡♡」
その瞬間、カレンの口から大きな悲鳴が上がる。
初めて男性を受け入れた痛みによって出た悲鳴であったのだが、その声を聞いたナオトの表情は嬉しそうだ。
初めての性行為を経験したばかりのカレンにとって、この快感は初めて味わうものだった。
自分の中で、まるで侵略されているような。
そのような感覚があった。
しかし、それ以上に感じたのは、一体化している感覚はカレンには初めてだった。
(凄い私今セックスしてるんだ////しかも弟とだなんて信じられない!! )
そんな思いを抱きながらも身体は正直に反応していた。
腰をくねらせるように動かし始める始末だ。
その姿を見てナオトもまた動き始めたのだった。
肉棒は、カレンの膣内を広げながら、ゆっくりと締め付けるような膣圧を感じながら進んでいく。
その度に、子宮口が押し広げられていくかのような感覚が襲いかかり、それだけで意識が飛びそうになる程の快楽に襲われてしまう。
それでもなお、弟は姉の身体を気遣うようにして優しく動いていく。
その気遣いが逆にカレンにとっては辛いものとなっていた。
何故なら、そんな優しさとは裏腹に、ナオト自身もまた限界を迎えようとしていたからだ。
最初はゆっくり動いていた腰の動きも次第に早くなり始めていく。
それと共に、段々と快楽が強くなっていき、やがて耐えきれなくなったかのように、激しくなっていく。
「あっ♡あんっ♡♡すごぃいぃぃいっ♡♡♡こんなきもちいいなんてぇええぇぇぇええっ♡♡♡♡」
パンッ♡パァンッ♡という音が響き渡る中、ナオトは無我夢中で姉の身体を求めた。
カレンの身体はとても柔らかくて、それでいて温かくて気持ちいい感触をしている。
そして何よりも、自分の一物を受け入れてくれているという事実が、たまらなく嬉しかった。
だからこそもっと欲しいと思ったし、カレンにも気持ちよくなってもらいたいという気持ちが強くなっていったんだ。
「はぁっ……はっ……!!」
荒い息を吐きながら、必死に腰を打ち付ける俺に対して、カレンの方も負けじと俺の首に腕を回してくる。
もう離さないと言わんばかりに密着してくる身体の感触に愛おしさを感じずにはいられない。
ああ、好きだなって思う度に、更に強く抱き締める力を強めていった。
そして、ついにその時が来た。
どぴゅるるるぅぅううううっ!! びゅくっ!! どくんどくんどっぷんっ!! ぶりゅるるうぅぅっ!! 凄まじい量の精液が吐き出されていき、それと同時にカレンの身体がビクンッと跳ね上がった。
「ふわぁああっ!? ♡♡♡♡♡♡」
あまりの量の多さに驚いたのか目を白黒させているものの、その顔は幸せそうだった。
それからしばらくしてようやく射精が終わると、白濁液が大量に溢れ出しており、それがカレンの足にまで垂れ落ちていた。
そんな様子を見ていた俺は満足感に包まれていた一方で、まだ終わりではないことを理解していたためか萎えることなく未だに勃起したままであり、それを見たカレンも嬉しそうに微笑んでくれたのである。
「はぁはぁ、まだこんなに大きくなって」
未だに膣内に収まっている肉棒を見ながら呟くように言うカレンの姿はどこか艶めかしかった。
そんな姿に興奮を覚えつつも、今度は俺が動く番だといわんばかりに動き出すことにした。
「ひゃうんっ!?」
突然動き出したことで驚くカレンだったが、すぐに甘い声を上げ始めることになる。
ぱんっぱんぱつぱつんっと肌同士がぶつかり合う音が響き渡り、そのたびにカレンの口からは喘ぎ声が上がる。
結合部からは愛液が飛び散り、床の上に水溜りを作っていた。
それほどまでに激しい行為が行われているにも関わらず、二人の顔には笑みが溢れている。
(ああ、本当に気持ち良いんだな)そう確信しながら、さらに動きを加速させていく。
するとそれに呼応するかのようにして、カレンの声も大きくなっていく。
「んぁっ! あぁっ! すごいぃっ! こんなのはじめてぇっ!」
「俺もだよ姉さんっ! こんなにも興奮するのは初めてだっ!」
そう思いながら、一心不乱に腰を動かし続けた結果、遂にその時が訪れたようだ。
二度目の絶頂を迎えたらしく、カレンは身体を弓なりに反らしてビクビク痙攣させながら盛大に潮を吹き出す。
ぷしゃあああっっ!! と音を立てて噴き出されたそれは放物線を描きながら飛び散っていき、周囲に撒き散らかされる形になる。
その光景を見ただけでも興奮してしまい、思わず出そうになったがなんとか堪えることに成功するとそのままラストスパートをかけるべく全力でピストン運動を開始した。
ずちゅんっ! ばちゅっ! ぐちゃっ! ぬちょっ! にゅぽっ! じゅぼぉっ! と淫靡な水音が響き渡る中、二人は同時に果てたのだった。ドピュルルル──ッッ!! ビュルッドビュ──ーッ!! ドクンドクンッドクッ……!! ゴポォオオオッ!! 大量の精子が注ぎ込まれていく感覚に身震いするカレンだったが、その表情はとても幸せそうなものであった。
その後も何度も体位を変えながら何度も何度も交わり続けていくうちに夜が明け始めていたのだった。
やがて、その体力は尽きると共にカレンは、そのままぐったりとベッドの上で眠る。
荒い息と共に、満足が行き渡った表情のまま眠りに落ちてしまったのだった。
それと共に、ナオトの目の一部が光る。
そこに刻まれているのは紋章。
それは、自分自身も気づいていない何かである。
とある通信記録
『それで、冷凍保存されていた奴の居所は』
『日本だと判明した。だけど、そいつの居場所は』
『…あの紅月か、OZは厄介な所に』
『どうする?』
『例え、紅月だとしても、常にKMFがあるとは限らない。ならば』
『始末するのか』
『あぁ』