※この作品はR-18です。

コードギアス 覚醒のライ   作:ボルメテウスさん

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次の目的地

神虎の事件から数日。

 

ライは、その事件の解決の功労者であると同時に、これまで見た事のない謎のKMFであるドットフェイサーを持ち込んでいた事もあり、その素生の調査を、基地で行われる事になった。

 

彼の人柄を、基地の中でもある程度知っている最初に出会った軍人の女性、ルナマリア・ホークがその担当を行っていた。

 

「それにしても、まさか日本から派遣されていたのならば、最初に言ってくれたら良かったのに」

 

だが、その調査はかなり早い段階で終わりを迎えた。

 

それは、トレーラー内にあったとある資料であり、そこにはライの行動に関して、黒の騎士団がバックアップがついている事を示す証拠だった。

 

「それにしても、まさか少し前にブリタニアにいた組織の調査なんて、本当にあるのかしら」

 

「けど、それを使ったのが、今回の事件で明らかになりました」

 

神虎に使われた技術の経緯を知ると共に、それは今後の目的地が決まっていた。

 

「神虎に使われたシステムであるバトレー将軍の所か」

 

このシステムを開発したと思われるバトレー将軍の家。

 

現在は、黒の騎士団を中心とした組織が管理を行っているが、未だに発見されていない資料が多くあるかもしれない。

 

それを探る為に、ライは向かう事になった。

 

「けど、本当にありがとうね。今回の事、あなたがいなかったら、どうなっていたのか」

 

「・・・いや、それは」

 

「そうね。もしあなたが来なかったら、この基地は多くの被害があったわ」

 

その言葉と共に、ルナマリアはライに近づき、頭を下げる。

 

それは、本来であればライがしなくてもいい謝罪であり、それをしたからこそ、ルナマリアは心の底からの感謝を伝えたかった。

 

だが、その言葉にライは戸惑う。

 

「いや、ここで俺はあまり役に立っていない。

 

実際に今回の件も、俺は巻き込まれただけだ。

 

「・・・それでも、あなたが来てくれたのが嬉しかったのよ」

 

そう言って、ルナマリアは微笑む。

 

「そうか・・・なら、俺も嬉しい」

 

「えっ?」

 

「あ、いや、何でもないです」

 

ライの言葉に、ルナマリアは驚きの声を上げるが、それ以上にライは慌てた。

 

(う、嘘だろ?俺、今、何を言った?)

 

自分でも信じられない言葉にライは焦る。

 

「いやぁ、なんというか君みたいなイケメンに言われると照れるな」

 

「そうでしょうか」

 

そうして、ルナマリアは、ふと考えてしまう。

 

この基地において、彼女の周囲にはライのようなタイプはいなかった。

 

「その、お礼がしたいのだけど、今日、そっちに遊びに行っても良いかな」

 

ルナマリアは、そうライに問いかけた。

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