※この作品はR-18です。

コードギアス 覚醒のライ   作:ボルメテウスさん

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姉と重ねて

ライとの会話が終わった後だった。

 

ルナマリアと、雑談を行っていた。

 

これからの目的地に向かう為に、必要な情報などを聞き出す為である。

 

「それで、このトレーラー、凄いわね」

 

「そうなのか?」

 

そうして、自然とトレーラーの中に入り込んだ二人。

 

そこには、様々な道具が置かれてある。

 

「トレーラーの設備を見る限りでも、最新性の物ばかり。これって、かなり高価なものじゃない?」

 

「まぁ、そうだな」

 

「そうなんだ・・・やっぱり、お金持ちなんだ」

 

「違うぞ?」

 

ライの返答に、ルナマリアは不思議そうな顔を浮かべる。

 

「でも、これだけの装備があるなんて、普通じゃ考えられないわよね」

 

「確かに、そうかもしれんが」

 

この設備のほとんどは、楯無からの寄付で貰った代物。

 

それらを貰えたからこそ、ライはここに来たのだ。

 

「・・・ねぇ、ライ」

 

「なんだ?」

 

「聞きたい事があるのだけど、あなたはこの先、どうするつもりなの?」

 

それは、ルナマリアにとって、これから先に行う行為。

 

その前に、ライの、その素生を知りたかった。

 

そんなルナマリアの疑問に対して。

 

「・・・俺は、日本で起きた悲劇を、繰り返したくない」

 

「日本で、あの事件の」

 

その事件に関して、ルナマリアもまた知っていた。

 

「そして、今回の1件。あれは、止めないと」

 

それと共に、思い出したのは、神虎のコックピット。

 

そこのシステム。

 

「あれが、もしも試験的な奴だと考えれば、止めないといけない」

 

そう言ったライの言葉は、確かな覚悟があった。

 

そして、そこには嘘がないのは、ルナマリアは理解した。

 

だからだろうか。

 

気づけば、自分もまた自分の本音を言う事にした。

 

「ライ、一つ聞くけど」

 

「なんだ?」

 

「あなたって好きな人いる?」

 

その質問の意図がわからず、困惑するライだったが、すぐに答えることにした。

 

「あぁ、いるよ」

 

そうして答えた。

 

「それって、どんな人なの?」

 

「・・・姉さんかな」

 

「姉さん?」

 

それには、ルナマリアは少しだけ驚く。

 

「本当の姉さんじゃないけど、優しくて、俺の事をよく見てくれる人だったんだ」

 

それが、本当に優しかった記憶を思い出しながら、ライは言った。

 

「なんというか、ルナマリアと似ているような気がして」

 

その言葉を聞き、思わず顔を赤くするルナマリアだった。

 

「なんだか、姉さんに似ているって言われると、少し恥ずかしいわね」

 

「それは、すまない事を言ったか?」

 

「ううん、そんな事は無いわよ!むしろ光栄だわ!」

 

そう言うと、更に顔を赤らめて言う。

 

「それならいいけど・・・」

 

その様子に戸惑いながらも、言葉を返すライだった。

 

「だからね、その、こんな事を言うのは卑怯だと思うけど」

 

そのまま、ルナマリアはライに。

 

「今だけは私に甘えてもいいからねっ!?」

 

その言葉に一瞬、呆然とするライだが、その言葉を理解するとともに顔が熱くなるのを感じた。

 

「その、良いのか?」

 

それに対して、ルナマリアもまた頷く。

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