※この作品はR-18です。

コードギアス 覚醒のライ   作:ボルメテウスさん

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信頼の証

「アフラマズダ」

 

まるで聞いた事のない機体の名前に、ライは疑問に思って、呟く。

 

「あの機体の事を知っているのか」

 

「・・・昔、戦った事があるけど、かなり厄介な機体だよ。何よりも」

 

「まぁ、見れば分かる。

 

そのまま、ライはアフラマズダを見つめる。

 

それは3連装ガトリング砲2門を両手に持っている。

 

それに合わせるように、真っ直ぐとライに向かって、銃口をこちらに向けて、放っていく。

 

まるで無尽蔵とも言える弾丸の嵐が、ライ達に襲い掛かってくる。

 

それに対して、ライは、すぐに操縦桿を握りながら、操縦を行う。

 

襲い掛かる銃弾の嵐を、回避を行いつつ、反撃を行う為に、その手にある銃で、そのまま銃弾を放つ。

 

だが、周囲にいたKMFは、その弾丸を跳ね返した。

 

「っ」

 

そんな攻撃の隙を狙うように、アフラマズダがガトリングを発射させる。

 

「これは、厄介だな」

 

アフラマズダによる銃弾の嵐、そしてそんなアフラマズダを守るように周囲にいるKMFが、こちらの攻撃を防ぐ。

 

どちらかに気を取られれば、片方の攻撃を受けてしまう。

 

それを理解しつつ、ライは、どうするかを考える。

 

「これから、どうするつもり」

 

「どうにかして、あの連携を崩すしかないだろうな」

 

それと共にライは、ある意味、無茶な考えをした。

 

「・・・それを行う為にも、君は避難した方が良い」

 

「何を考えているの」

 

「・・・特攻に近いかもしれないな」

 

「特攻って」

 

ライの言葉に対して、女性は驚きの声を上げる。

 

だが、それでもライには考えがあった。

 

「周囲のKMFをどうにかする必要はある。その場合は、極限まで接近し、一気に倒す。だけど、それは敵のKMFごと殺される可能性がある。だからこそ」

 

「・・・あんたは、なんでそこまで」

 

「そうだな、あえて言えば」

 

ライは、彼女に言うのは。

 

「君が、ここの人達を助けようとしていた。ならば、俺も君を助ける。それだけかな」

 

「・・・バカじゃないの」

 

そう、彼女は言う。

 

だけど。

 

「だったら、私も一緒に乗る」

 

「けど、そこまで付き合わなくても」

 

「言ったでしょ、信用していないって」

 

そう、告げるが。

 

「だから、信じる為に、一緒に行くわ」

 

その言葉にライは驚いた。

 

「・・・分かった、ならば、えっと」

 

そう、彼女に告げようとした。

 

だが、戸惑っていた。

 

「何よ?」

 

「そう言えば、名前、まだ言っていなかった。俺は、ライ。紅月ライだ」

 

「紅月って」

 

それには彼女は驚いた様子だった。

 

だが。

 

「・・・アヤノ」

 

「えっ」

 

「香坂アヤノよ」

 

彼女は、その名前を初めて告げた。

 

「そうか、だったら、アヤノ、しっかり捕まっていてくれ」

 

それと共にライは、再び操縦桿を握り、走り出した。

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