※この作品はR-18です。

コードギアス 覚醒のライ   作:ボルメテウスさん

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黒幕の名は 

廃墟での戦いが終わった。

あの後、ライは、すぐに廃墟の中を調べ始めた。

ドットフェイサーを使用すると共に、廃墟の自爆を防ぎながらも、連れ攫われた人達を救出する事にも成功した。

 

「それにしても、やっぱり謎が多すぎる」

 

ドットフェイサーでの戦闘の負荷もあり、現在、アヤノは、ライのトレーラーのベットで休んでいる。

その最中で、廃墟の中にあるデータを調べた。

そのデータを調べる限りでも、神虎に使われたシステムは、ギアス嚮団に強い繋がりがあるのは理解出来た。

だが、問題なのは、その主犯格が未だに分からない。

 

「これまでの情報を調べる限りでも、ギアス嚮団にいたとされるV.V.。ジルクスタン王国の中心人物だとされるシャリオとシャムナ。

これらの人物は、既に以前の戦いで既に亡くなっている。だとしたら」

 

誰が中心になっているのか。

それらを確かめるように、思考を巡らせる。

 

「この二つの組織を繋げた、誰かがいるはずだ。そいつは一体」

「そいつの事を知りたいか」

「っ」

 

気配を感じなかった。

後ろから感じた誰かに。

ライはすぐに振り返ると、そこに立っていたのは。

 

「姉さんっ」

 

そこにいたのは、日本にいるはずの紅月カレン。

だが、ライは、直感だが、理解した。

眼前にいるのは、カレンではない事を。

 

「悪いが、こちらの顔を知られる訳にはいかないからな。君に預けた彼女の顔を借りている」

「借りているだと、俺の事を知っているのか」

 

その問いかけに対して、カレンに化けている人物は頷く。

 

「あぁ知っている。だが、それは今は関係ない。本来だったら、巻き込みたくなかったが、既に奴らは君を狙い始めているから」

「俺を、一体なんで」

「お前の持つギアスを目的にだ」

「っ」

 

それは、ライにとっては衝撃の内容だった。

 

「俺にもギアスが」

「薄々は感じていたはずだ。これまでの自分ではあり得ない技術を会得していた事を」

「それは」

「そのギアスの力で、今日まで生き残れてきた。何よりも生き残れたのは、カレンの力があったからこそだろ」

 

それを、ライは否定出来なかった。

同時に。

 

「ならば、なんで俺を狙っているんだ?」

「そのギアスの力を手に入れる事が出来れば、貴重なギアスを複製する事も可能となる、その先には」

「・・・地獄が待っているのか」

 

それを聞いて、ライは悪寒に襲われる。

 

「それを企む奴らは知っているのか、あなたは」

「・・・あぁ、知っている」

 

そうして、その名を告げた。

 

「パラックス・ルィ・ブリタニアとキャスタール・ルィ・ブリタニア。それが、二つの組織を一つにしたリーダーの名だ」

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