パラックス・ルィ・ブリタニア。
キャスタール・ルィ・ブリタニア。
神聖ブリタニア帝国の第15皇子であり、双子である。
彼らに関する記録は、恐ろしく少ない。
既に死亡していると思われていた為、その情報は恐ろしく少なかった。
「その情報が、もしかしたらあるかもしれないっと」
これまで、謎に包まれた二人を調べる為にも、調べる必要があった。
そんな推測の最中、ライは、再びバトレー将軍の家であった。
皇子の情報がある場所だと、ライは推察して。
「・・・本当に、救ったのか」
そう、全ての出来事が終わった後、アヤノはライに尋ねた。
村にいた住人を無事に届けた。
その後、ライとアヤノは食事を行っていた。
彼らは、共に食事を行っていた。
「・・・それで、良いの?せっかく村の人から感謝されて、何か祭りをやってくれるようだったけど?」
「良いんだ、俺自身、誰かを救う事が出来たって思えたからさ」
「そうか・・・」
アヤノは、どこか納得したように言う。
すると、ライが尋ねる。
「それより、アヤノこそ良かったのか?」
「・・・私は、別に何もしていなかったわ。何よりも、あんたしかいなかったしね」
「でも、あの時助けに来てくれたじゃないか」
「・・・あれは、ただ単に私の体が勝手に動いただけよ」
アヤノは、そっぽを向いてしまう。
それは、恥ずかしいという気持ちから来る行動だ。
そして、それを見たライは、少し嬉しかった。
「・・・ありがとうな」
「えっ?」
「・・・なんでもないよ」
アヤノの言葉に、ライは微笑む。
そうして、静かだが、彼らは食事を行い始めた。
村から分けて貰った食材を使った料理で、ライは腕を振るった。
元々、家族の食事を作ってきたライは、こういった事が得意だった。
「おいしい!」
「ああ、美味しいぜ」
アヤノとライは、互いに感想を言い合う。
その最中で、酒も飲んでいた。
だが、互いに、気づいていなかった。
酒を飲む内に、酔いが回っていた事に。
二人は、酔っぱらってしまったのだ。
あまり、酒を飲んでいなかった彼らは気づいていなかった。
「うぅ、ライって、なんというか」「なんだぁ?」
酔いが回りながら、アヤノは、ライを見つめる。
「私が好きだった男と似ているのよねぇ」「そうなのかぁ?」
ライも、酔いが回っているせいか、ふらつき始める。
そのまま倒れそうになると、アヤノが受け止める。
その時、ライの顔が近くなる。
そして、お互いの唇が触れ合った。
それは一瞬の出来事だったが、確かにキスをしていた。
だが、お互いに酔いすぎていたせいか、それを認識できなかった。
それと共に、ゆっくりと。