※この作品はR-18です。

コードギアス 覚醒のライ   作:ボルメテウスさん

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逆転の翼

「ドットフェニックス」

 

その存在に対して、ライは一瞬、驚きはした。

だが、それも一瞬であった。

既にギャラハッドが、こちらに迫っている。

その一撃を食らえば、死ぬ。

だからこそ、ライは、すぐに動いた。

 

「すぐに合体します!指示に従って!」

「分かった!」

 

サクヤからの言葉を聞くと共に、既にライは、画面に表示されている指示に従う。

それは、空中で分離したドットフェニックスが、ドットフェイサーに近づく。

ドットフェニックスは、それら一つ一つが武器で、武装となっていた。

そのまま、ドットフェイサーが、空を跳ぶのに、合わせて、ドットフェニックスのパーツはそのままドットフェイサーに装着されていく。

両手には、新たな武装として、槍と盾。

背中にはドットフェニックスの翼があり、その翼にはレールガンとミサイルがある。

 

「これが、新たな姿」

 

驚きを隠せない最中だった。

その隙を逃さないように、パロミデスの大型ハドロン砲が再び向けていた。

ライもまた、それに気づくと共に、武装の一つであるレールガンの銃口を、既にパロミデスに向けていた。

 

「っ」

 

そして、トリガーを押す。

同時に、鳴り響いたのは、一瞬の音。

雷と言える轟音が一瞬だけ響くと共に、パロミデスに変化が。

それは、ライに向けて、放とうとした大型ハドロン砲。

それが、爆発したのだ。

 

「まさか、さっきの一撃で」

 

ドットフェニックスの追加武装によるレールガン。

その一撃だけで、先程まで苦戦していたパロミデスを撃破した。

そう驚いている間にも、フローレンスとパーシヴァル二機が迫る。

すぐに、ドットフェニックスの、エンジンを点火させると共に、凄まじい速度で、その場から上昇する。

 

「ぐっ!」

 

凄まじいG。

それは、ドットフェイサーによる急加速によって、ライに襲い掛かってきた。

しかし、それと同時にエネルギー量を確認する。

 

「さっきのレールガンで、既に」

 

先程のレールガンによる一撃で、既にドットフェイサーのエネルギー量が僅かとなっていた。

これらから見ても、タイムリミットが迫っているのは十分に理解した。

だからこそ、ライは、ドットフェニックスにあるミサイルを使う。

 

「ふぅ」

 

ターゲットを確認すると共に放たれたミサイル。

それは、先程、一瞬で消えたドットフェイサーを探していたフローレンスとパーシヴァルの二機に向けて、放っていた。

すぐに避けるまたは防御を行おうとした二機だったが、ミサイルによる物量と爆発。

それによって、瞬く魔に爆煙の中に消えていった。

そうして、残ったのは、最後の一機。

 

「・・・」

 

ギャラハッドがこちらに剣を向ける。

それに対して、ドットフェイサーもまた槍を構える。

既にエネルギー残量が少ない最中で、ドットフェイサーは、その最期の加速を行う。

ギャラハッドもまた、その動きを。

読むように、剣を薙ぎ払う。

 

キンッ

 

一瞬、鳴り響いた金属音。

それと共に、ドットフェイサーは、既に地面に倒れていた。

ドットフェイサーの目には既に光はなく、それは、これ以上、動けない事を意味していた。

そして、ギャラハッドは、振り返っていた。

ドットフェイサーを見るように。

そして。

 

キンッ

 

金属音と共に、ギャラハッドは真っ二つとなる。

先程、真っ二つに斬れた剣と共に。

ギャラハッドは、そのまま地面に叩きつけられた。

 

「勝てたのか」

 

そんな言葉と共にライは、呟く事しかできなかった。

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