※この作品はR-18です。

コードギアス 覚醒のライ   作:ボルメテウスさん

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初夜を終えて

サクヤは、目が覚めた。

 

奇妙な怠さもあったが、疲れが取れた感じがあった気がした。

 

だが、そんなサクヤを包み込むように暖かな体温があった。

 

その体温に対して、サクヤは、そっと頬を寄せる。

 

寝ぼけているサクヤにとって、その暖かさは心地よく、思わず、二度寝しそうになるほどだ。

 

だが、サクヤは起きることにした。

 

目を開けて見れば、ライがいた。

 

「・・・んっ?」

 

一瞬、疑問の声が出た。

 

同時にサクヤは自分の身体を見る。

 

寝る前は、確かに寝間着を着ていたはずだった。

 

しかし、今のサクヤは全裸であり、胸や秘部が丸見えだった。

 

「なっ!?」

 

反射的に声が出て、慌てて手で隠す。

 

ライはそのサクヤの反応で目覚めたらしく、気怠そうに起きた。

 

そして、隣にいるサクヤを見ると共に、ライは。

 

「おはようございます。サクヤさん」

 

「お、おはよう・・・ライさん」

 

ライに挨拶され、サクヤは返事をする。

 

それと同時に、ライは、そのまま土下座を行った。

 

あまりの綺麗な動作で、サクヤには、それがまるで儀式のように思えた。

 

サクヤは、自分が裸であることに羞恥心を覚えながらも、ライに声をかけようとする。

 

しかし、その前にライから話し始めた。

 

「サクヤさん、申し訳ございません!」

 

「えっ、あの!何があったんですかっ!」

 

その言葉と共にサクヤは、ライに事情を聞こうとした。

 

「・・・昨日、サクヤさんの寝相が悪く、俺の所まで絡んできて、それでそのまま押されて」

 

「・・・」

 

それを聞くと、サクヤもまた、ライと同じように土下座した。サクヤもまた全裸である以上、それは恥ずかしい事ではあるが、それよりもサクヤには大事なことがあった。

 

それは、ライに対する謝罪だ。

 

「すいませんでした!本当にごめんなさい!」

 

「いえ、こちらこそすいません。まさか、あんな事になるなんて思いもしなかったものですから」

 

そう言うと、ライはゆっくりと立ち上がる。

 

そして、ベッドの上に置いてあった服を取る。

 

「とりあえず、着て」

 

「・・・はい」

 

そう、ライに言われて、渋々と言った様子で、服を着る事にしたのだった。

 

服を着て、改めて二人で話し合うことになったのだが・・・。

 

(うぅ~うぅぅ~)

 

気まずい雰囲気が漂っていた。

 

いや、正確に言えば二人とも恥ずかしすぎて何も喋れないのだが。

 

そんな沈黙を破ったのは、やはりと言うべきか、ライであった。

 

「・・・とりあえず、この事は、戦いが終わった後に」

 

このままの気持ちで、これから行う最終決戦に影響が出る。

 

だからこその提案。

 

それに対して、サクヤもまた頷き。

 

「・・・はい」

 

そう互いに約束した。

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