※この作品はR-18です。

コードギアス 覚醒のライ   作:ボルメテウスさん

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二人の黒幕

サクヤさんとの一件を、これからどうするべきか。

悩みながらも、俺達は、そのまま目的地に辿り着く事は出来た。

これまでの道中を考えれば、既に敵は、こちらの存在を認識しても可笑しくない。

だからこそ、ライ達は、警戒をしながらも、そのまま入った。

 

「ここがバトレーの、けど、手がかりはあるのかどうか」

「…分かりません。けど、もしも正しければ、ここにいるはずです」

 

そうして、向かおうとした。

だが、サクヤさんは、トレーラーの中で、何かを感知したのに気づく。

 

「これは、まさか」

 

その言葉が、一体、どういう意味なのか、一瞬は分からなかった。

しかし、次の瞬間に、表示されたレーダーの光。

それを見た瞬間には俺もまた驚きを隠せなかった。

 

「なんだ、この敵の数は」

 

それは、まるで待ち伏せしていたように、大量のKMFがこちらに向かっていた。

 

「おそらくは、奴らの戦力でしょう。けれど、なぜ」

「…サクヤさんに聞きたい、パラックス・ルィ・ブリタニアとキャスタール・ルィ・ブリタニア。この二人の名前に聞き覚えは」

「そういう事でしたかっ」

 

それと共に、彼女もまた理解したように拳を握る。

 

「知っているのか」

「…えぇ、あの人からある程度は。そして、彼らもまたギアスを持っています」

「ギアス」

 

それはライが持つ不思議な力。

それと同じ力を持つ。

だが、なぜこのタイミングで。

その疑問に答えるように、サクヤは。

 

「私の持つ力は、私の声を聞いた者に命令を下し、それを必ず実行させるギアス。もしかしたら奴らは、ずっとそれを狙って」

「…それじゃ、奴らのギアスは一体」

 

それと共に。

 

「相手の頭の中に自分の思考を押し付ける事と、とある一言と共に相手を完全な下僕にするギアス。そう、彼から聞いています」

「なぜ、そんな力を持っていながら」

「…だからこそ、より完璧にする為に私達を狙ったかもしれません」

「…」

 

人の力をコピーするギアスと、絶対的な命令を与える事が出来るギアス。

二つのギアスを手に入れる事は、もしかしたら何か意味をする。

それはライにも理解出来た。

だからこそ。

 

「奴らに絶対渡す訳にはいかない」

 

それと共に、ライは既にトレーラーの中にあるコックピットに乗り込む。

その機体は、ライがこれまで乗っていたドットフェイサーではない、新たな機体であるドットブラスライザーに乗り込む。

 

「…奴らはここにいると思いますか?」

「分かりません、けれど、切り抜けなければなりません。私もあなたも、また会いたい人がいるのだから」

「そうですねぇ!」

 

それを聞くと共に、ライもまた操縦桿を握ると共に、真っ直ぐと発進させる。

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