※この作品はR-18です。

コードギアス 覚醒のライ   作:ボルメテウスさん

7 / 39
姉の力

霧纒の淑女。

その新たな右腕となっているKMFの名前であり、その色は全体的に青が特徴的な籠手がある。

 

「このKMFの特徴は一体」

『そのKMFはかなり実験機でね、ナノマシンを操る事が出来るKMFなの』

「ナノマシン」

 

それと共に籠手から僅かに溢れ出る水。

それが、楯無の言うナノマシンである事にライは気づく。

 

『だけど、そのナノマシンを操るにはかなりコツがあるの。本来ならば十分に説明したかったけど』

「・・・確認したいことがある」

 

そうしている間にも、ライは確認するように楯無に聞く。

 

「このナノマシンは、水に似たような事は出来るのか?」

『・・・そうね、確かにやろうと思えば可能だけど』

「ならば、十分」

 

その言葉と共に、ライは、ドットフェイサーを走り出す。

その速さは凄まじく、周囲に襲い掛かる戦車やヘリコプターからの攻撃を避けながら、目指したのはビル。

ビルに向けて、ドットフェイサーのスラッシュハーケンで、そのまま屋上まで向かう。

屋上まで向かうと共に、ライは、そのまま空を、飛ぶ。

 

「ふぅ」

 

それと共に、一瞬だけ、空に飛ぶと同時に、ライは周囲を確認する。

それは、まるで何かを見つけるように。

 

「あそこか」

 

それと共に見つめた場所。

それは、他の場所に比べて、戦車やヘリコプターの数が多い場所。

護衛するように。

そのビルに向かって、ライは、すぐに近くにあるスラッシュハーケンを打ち込みながら進む。

同時に、ドットフェイサーに向かって、次々と攻撃が襲い掛かる。

だが、ライは、それを気にせず、そのまま操作を行う。

 

「なぜか分からない。だけど、自然と出来る気がした」

 

そうしながら、霧纒の淑女の右手を構える。

すると、籠手から出てきたナノマシンは、そのまま巨大な爪が生える。

 

『もしかして』

 

そのまま右手をビルの壁を掴む。

同時に。

 

「弾けろ!!」

 

それと同時だった。

右手から放たれた衝撃。

それが、ビルは、一瞬で崩れ去った。

それに合わせるように、周囲にいた兵器達は、動きを止め、そのまま落ちていく。

 

「今のって、もしかして輻射波動」

 

黒の騎士団において、初めてその姿が露わになった兵器。

それと同時に、黒の騎士のエースである紅月カレンが乗っていた紅蓮シリーズを思わせる攻撃。

 

「水に近いナノマシン。確かに構造としては、電子レンジに近いって聞いた事がある。まさか、それを応用して、輻射波動を擬似的に再現したの」

 

それは、霧纒の淑女では想定した事のない使い方。

それを、この土壇場で思いついた事。

何よりも、なぜ、全てを操る黒幕の居場所が分かったのか。

ライに関して、未だに分からない部分が多い。

それでも、楯無は自分がやるべき事を言葉に出す。

 

「彼が、敵にならないようにしないとね」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。