次回はアンナのエロをやりたい!
エリーゼからの告白を受けてから数日後、ラジエルはエルスタインの国から周囲を監視しながら、穏やかな日々を過ごしていた。
その中でラジエルは、エルスタイン城の高台から周囲を見渡している。
「今日も異常は無し、と。最近怪しい動きをする国はほとんど無しか。昼飯でも食べに行くか。」
ラジエルが高台から降りて城に戻り、昼食を摂りに行こうとした時……。
「ラジエル。」
「ん?アンナ様、どうかしましたか?」
真面目な顔をしてきたアンナが近付いてきた。
「姫様の雰囲気が明るくなられてな。その中でお前の話をするようになったのだが、何か心当たりはないか?」
「いや、特には何も。」
「……では、騎士としてではなく個人的に聞くぞ。姫様と何があった?」
言い訳は許さないと言わんばかりに鋭い眼光で睨みつけているアンナに、ラジエルは辺りを見回しながら耳打ちしながら答えた。
「……エリーゼ様と城下町に行きました。」
「ほう?エリーゼ様と城下町に。……ラジエル、貴様少し考えが足らないのではないか?一国の姫君を城下町に連れ出すなど、考えが浅はか過ぎる。もしもお怪我をなされたらどうするつもりだったのだ?」
「返す言葉もありません。」
「言い訳はしないのだな。ならば今後は姫様の頼みと言えど控えるようにしろ。如何に姫様が心ゆ許しているといえど、立場を弁えろ。」
「承知しております。アンナ様。」
厳しくそう言うアンナにラジエルは頭を掻きながらも、納得しながら昼を食べに行った。
それを盗み聞きしている者がいるとも知らず……。
◆◆◆
アンナは不機嫌だった。
その理由はラジエルがエリーゼとばかり出掛けたり、睦み合ったりするからであるが、その事でアンナはラジエルを責められず、モヤモヤとしていた。
しかし、アンナもラジエルを愛してはいるが、この気の強さと真面目な性格から、なかなか素直になれずにいた。
「(ラジエルめ、姫様ばかり相手にして……。私のことなど飽きてしまったのか……?)」
「アンナ。」
「っ!姫様!?申し訳ありません。」
「良いのです。今は2人だけなのですから、そんなに硬くならないでください。」
「……申し訳ありません。」
謝罪するアンナを見たエリーゼは、彼女の様子から察した事をアンナにぶつけた。
「ラジエルの事ですか。」
「っ!!!ひ、姫様!?何を!?」
「アンナ。ラジエルの事で悩んでいるのではないですか?彼が自分を愛していないのではないかと、そう思っているのではないですか?」
エリーゼにそう言われ、アンナはぐっと口を結んで目を泳がせる。
エリーゼはアンナとラジエルの会話を聞いており、そこからアンナの不安な気持ちを感じ取り、彼女に進言した。
「し、しかし姫様。ラジエルは私のことなど……。」
「アンナ、ラジエルは優しい方です。一度向かい合って話せば分かりますよ。それに、愛してもいなければラジエルはあなたを抱いたりしないと思いますよ。」
「姫様、ありがとうございます。今夜ラジエルと話してみます。」
「そうしてみてください。アンナが幸せなのが私は嬉しいから。」
アンナはエリーゼに背中を押される形で、ラジエルと話す事にしたのだった。
そして、その夜。ラジエルはアンナに呼び出され、彼女の部屋へと向かうと、アンナが部屋にて仁王立ちして立っていた。
「アンナ様、失礼いたします。何か御用でしょうか?」
「ラジエル、貴様に問う!」
「は、はい。何でしょうか?」
「貴様は、その、私をどう思っている!?好きか!?」
「え?それは好きですよ。」
「それは、姫様よりもか!」
アンナの問い掛けにラジエルは、キョトンとした顔付きになると、アンナはラジエルの手を掴んでベッドに押し倒して見下ろす。
「貴様は私をどう思っているか知らないが!私は、お前のことを愛している……だが、お前が私を愛していないのなら、今この場でそう言え!」
「アンナ……様。」
目を潤ませながら泣きそうな表情で自分を見下ろし、そんなアンナを見て、ラジエルは彼女を強く抱きしめる。
「アンナ……ごめん。姫様ばかり見てた。ちゃんと見てなかった……。」
「分かれば良い。だが、あまり放ったらかしにしたり、余所見してると……玉もぐぞ?」
「は、はい……。」
アンナの手をワキワキさせる動きに、ゴクリとツバを飲み込むラジエルであった……。
文章力が欲しい。