【負けちゃう】ぜらちな♥ますたー☆ 少魔女シユは負けない 作:夜ノ鳥羽リナ
「あぁ、シユ。待っていたのよ」
キアラが笑顔で手を振る。冒険者ギルドに入ってきたシユを見つけて。
無防備に天使みたいな笑顔を見せないでほしい。
他の人に見せないでほしい。
ついシユも笑顔になっちゃいそうで、困る。
とりあえず気恥ずかしくて無表情を作った。
「? どうかした?」
「別になんでもないです」
切なそうなえっちな顔は、たぶんシユしか知らない。
また同じテントで寝るなら。
そう考えると悪くない気分で、ふふっと頬がゆるんだ。
「森ダンジョンのつづ……」
「シユに紹介するわね。もう魔物なんて怖くないんだから」
シユの言葉を遮り、嬉しそうに話すキアラ。
その後ろに小柄な少女がいたことに気づかなかった。
「プリムよ。天才少魔女なの」
「至上最高の、が抜けている」
背丈はキアラより頭半分小さい。シユと同じくらい。
ふわっとした桃色の髪を左右でまとめている。キアラのツインテールとは違うおさげ髪。
セーラーネクタイの衣装は魔法学校の制服だろう。
割れ目ぎりぎりを隠すだけのスカートに、ニーハイソックスの足先は布がない。
「プリム……さん」
学校に通えるくらいいいところのお嬢さん。
だからキアラの知り合いで、実力も確かな少魔女。
「お母様の昔のパーティ仲間の子なの。私が前に出した手紙を見て、学校を飛び出してきてくれたって」
「母からキアラ様のところに行くよう言われた」
「小さいけれど本当にすごい子なのよ。これでシユも危な……シユ?」
非凡な才能を持つ少魔女プリム。
それが仲間に加わるなら、もうシユはいらない。必要ない。
ぷいっと背中を向けた。
「私の代わりが見つかってよかったですね」
「代わり……? プリムがお前の?」
「ちょっとシユ、何を言って……」
「私は暇ではないので」
半身で振り向いて、じろっとシユを
「お姫さまのお守りは終わりです。短い間でしたけどさようなら」
「無礼」
「ええ、貧しい育ちなので礼儀作法なんて知りません」
「待ってシユ、なんでそんな」
「その子が一番なんでしょう!」
だんっと床を踏み鳴らして怒鳴った。
キアラが言っていた一番優秀な少魔女プリム。
それがいるならシユなんて必要ない。
「あら……?」
「……」
遅れてギルドに入ってきたエフラウと目が合い、顔を伏せる。
「そうよ、前に話したすごく優秀な少魔女で……」
「比べられるのが怖いんだ、出来損ない」
「プリムやめて!」
「ええ、そうですね。そういうわけでさよならです」
「シユ! 私の話を……」
話は終わり。
キアラの言葉を無視して、エフラウの視線から逃げるようにギルドを後にした。
二番目の女として参加しろなんて馬鹿にしてる。
舐めないで。
「……」
自分がプライドの高い性分だと思ったことはなかったけれど、どうしても我慢できなかった。
だって、キアラが……
『無理に言っても仕方がありませんわ。前衛にとてもお強い蛮闘士の方が見つかりましたの。ディックさんと……』
エフラウの言葉を最後まで聞いていたら、シユはどうしていただろう。
* *** *** *** *
「アミィ……あたしはただ、あんたを助けに……」
「知っているわ、ユーピちゃん」
エリアボスに囚われ、メス猿代わりにされていた日々。
今までの人生で最悪で、忘れられない毎日。アミィの心を塗りかえた快楽の。
水魔法が得意だった女狩人アミィは、たった一年で大きく成長した。
艶やかに変貌した。
囚われる前。冒険者学校で受胎準備年齢になったばかりの頃のアミィは、知的でスレンダーだった。
今は違う。
同い年で木魔法が得意な巨乳ユーピに負けないくびれ、曲線を描く女体。
細い腰からはちきれそうな尻腿が膨らみ、肌はほんのり赤く色付いて。
女になった。
低能なサルの魔物に何度も犯されて、女になった。
学校時代から着用している超ミニ水兵ネクタイ服とスカートは、サイズが合わなくてピチピチだ。
ギガントエイプに飼われていた間、体つきは女になったけれど衣服は用意できなかったから仕方がない。
「学校ではいつも澄まし顔だった私がどんな風に変わったのか、見たかったんでしょう?」
「……」
「魔物に捕まって生き延びた同級生の顔よ、よく見てユーピちゃん」
仲がよかったことはない。
真面目な優等生のアミィと、奔放で粗雑なユーピ。
他数名の同級生と共に正規の狩人認定試験に合格して、美少女戦隊なんて呼ばれた。
免状を得て、自分が一番優秀だと示したくてダンジョンに挑み、囚われた。
その後の悪夢のような日々は忘れられない。
優等生アミィの処女をサルの魔物に奪われた最初は、ただショックだった。
股を引き裂くような痛みにうずくまって泣いていた。
いたかった、いたかっただけ……ほんとにいたかっただけなの……うそ、うそちがう……
泣きながら、他の女冒険者が犯され頬を紅潮させてよがり声をあげるのを聞く。
やだっきもちわるいのにっわたし、わたしぃ……
あの人のじゃないのに、あぁ……夫より、すごい……なんで、ひらいちゃ、う♡
魔物なんかに、きたない魔物なんかにあたしっあぁぁ負けちゃう❤ 負けちゃうぅ❤
ボスエリアの緊縛蔦で首輪をされたまま、他の女たちの声が蕩けていく姿を見ていたら。
アミィの子宮もうずいて。
次の順番がきた時には、破瓜の傷は癒えていて、挿入に苦痛は感じなかった。
汚らしい魔物になんて屈しない。負けない。
私は優秀な女学生だったのだから、おちんちんなんかに負けたりしない。
だけど、痛くないというのはただ痛くないわけじゃない。
快感を感じるためにあるクリトリス、Gスポット。アミィの健康な体のそれらはちゃんと役目をつとめて、アミィの脳に気持ちいい、気持ちいいと囁き続ける。
必死で我慢しようとしていたアミィだけど、視線を感じた。
他の女冒険者たちの憐れむような、さげすむような目。
女の敵は女だった。学生時代からそう。孤立を思い出す。
アミィを犯す魔物は差別しない。同じ女として扱ってくれると思ったら……
わたしも、負けたい……
みんなと同じ……堕ちて、素直になりたい……
気持ちいいコト、教えてほしい……きて♡
「あぁぁっごめんな、さいっ! んっくぅぅすなおじゃなくて、言いますっ! 気持ちいぃ♡ 凌辱されてっ魔物れいぷでよろこんでるのっすきぃ♡ っあぁぁいっちゃう、いくぅぅ❤ あっああぁくぅぁぁんっ❤」
二度目のセックスで、屈して、絶頂した。
三度目のセックスは、なぜだか数日後にされた。
魔物の子を孕んだ女冒険者は、ボス魔物から新鮮なリンゴなどを与えられて過ごす。
その間、優等生のアミィは悶々と考えて、考えて……
やっと挿入された時、考えている間にほんの少し残っていた反抗心は、消滅した。
こんなにせっくす好きなのに、なんでまだ反抗しようなんて考えていたんだろう。
バカなアミィ。よけいなことなんて考えなくていい。
抗う気持ちは数秒で破れて、アミィの心からきれいになくなった。
『あぁっ! ごめんなさい! ごめんなさいぃ♡ わたっんっごめんなさいぃん♡ んっいくぅごめんなさいイっくぅぅん♡ わたしっわたしぃ♡ はぅっんぐぅぅいっぱいっんはぁぁぁぁぁぁごめっあぁぁぁだめぇ♥ あみぃごべんにゃさひぃぃぃぃ♡ あ! かみさまごめんなさいぃぃぃ♥ んっくるぅぅぅぅ♥ いっおくぅっあかちゃんできうぅぅぅぅんっママにっしてぇぇ♥」』
勉強ばかり頑張ってきたアミィをバカに変えてしまう快楽。
がくがく頷きながら魔物の胸板に指を這わせて射精をねだった。
彼のたくましい胸板。アミィの細い指で、媚びるようにすりすり。
何を謝っていたのか、もうよく覚えていない。
彼のおちんちんが大きく膨らんで、アミィの濡れ濡れ膣壁をごりごりして。
ボス猿の精液をお腹いっぱいに射出されて授精した。
くだらないことを心配ばかりするより、気持ちよくて庇護してもらえるセックスの方が楽。
いじめっこ女集団にいじめられないためには、同じ側に属せばいい。
一番年少のアミィがボスの赤ちゃんを孕んだら、先に屈していた女たちは優しくなった。
同じオスの悦楽せっくすを知った者同士。
彼をよろこばせるために、レズで練習することだってあった
『わたし……次の赤ちゃん部屋の準備まだだけど、練習に……孕み練習、してください……』
ボス魔物赤ちゃんを産み育て、次のセックスをねだって
次に負けて囚われた女冒険者も、最初は抵抗するけれど、アミィたちと同じになる。
言い訳も用意してあげる。
生き延びるために受け入れて、と。
一度受け入れちゃえばもう戻れないのを知っているから。
孕んだ魔物の子におっぱいをあげながら、ふと。
先輩や同級生、先生や保護者とも性交を愉しんでいたユーピのことを思い出したりもした。
同い年なのに豊かな胸とお尻で男から好かれやすいユーピは、いつもえっちな噂があった。当時のアミィはそれを軽蔑していたけれど、ケイケンしてみたらわかる。
体を求められて気持ちよくされちゃう満足感はクセになる。忘れられない。
女の性感帯は、せっかく気持ちよくなるようにできているのだから。
同級生、先輩、先生。ユーピはいっぱい経験して知っていたんだ。
「アミィ、お前……あたしに仕返しを……?」
「相変わらずバカね、ユーピちゃん。ここにあなたが来るなんて予想できるはずないでしょう」
他の囚われていた女たちも思いは同じ。
もう魔物せっくすなしじゃいられない。どんな娯楽、贅沢でも得られない満足感を知ってしまった。
魔物せっくすの恐ろしさは授業で聞いたことはあったし、低能で汚らわしい魔物に犯されるなんて絶対に嫌だと当時は思っていたけれど。
学校の貸し出し禁止本で知ったことを皆に伝えた。
一定以上の力を持つ女は、次元を超える快楽を感じると肉体年齢が停止する。
永遠にそのまま快楽に漬かりたいと、固着してしまう。
祝淫が開く、という。
祝淫。王妃や公爵夫人などがいつまでも若いのも祝淫の効果だと噂はあった。
開かれた祝淫を解除する方法は、自分の手でその相手を殺すこと。
アミィの祝淫を開いたギガントエイプはもう倒されたので、寿命を迎えるまでアミィたちはこのままの姿だ。
冒険者たちが救助に来る。
町に戻る選択肢もあるし、それを拒絶するわけでもないけれど。
「私だけ負けちゃったなんて、悔しいじゃない」
「ま、って……アミィ、あたしは……」
「どんな気持ちだったか他の人にも知ってほしい。教えてあげたいのよ、ユーピちゃん」
救助隊を待っていれば町に戻れただろうけれど。
ボスエリアから奥に進み、わかりにくい横道に逸れると泉があった。
囚われている間、ここで体を洗ったりしていたから知っているが、普通ならわからない秘密の場所。
救助隊の為にわずかな痕跡を残して、そこに誘い込んだ。
* *** *** *** *