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ここ最近ハインが私を見る目に"色"の割合が増えてきたような気がする。
それはいい、ハインも年頃でそういうことに興味を持ってくる年齢だと思うから。
だいたい私が最初にハインにそういうこと教えたのに、とやかく言う資格はないと思う。
私が気になるのはハインの目の色が変わった瞬間に別の色がそれを覆い隠す事だ。
その瞬間、ハインの目つきは私のことを女ではなく親を見る目に変わる。
もしかして我慢をさせているのかなと思うと少し胸が痛くなったが、じゃあどうすればいいのかというとよくわからない。
ハインには常々したいようにしてもいいと伝えているのだが──
私はそこまで考えたところで、ああと納得した。
私以外のものには決して見せないが、あの子はかなり照れ屋なのだ。
だからもう少し砕けて欲しくて私から色々と働きかけてはみたけれど、まだもう少し足りないらしい。
あの子のしたいことをあの子のしたいようにしてもらうためには──
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「ハイン、私を、お母さんを、ママを──犯しなさい」
こんな台詞……私は自分が娼婦か何かになったような気分だった。
ただずいぶんと肌を重ねてきたからこそわかるが、あの子は
案の定と言うか効果覿面と言うか、ハインは照れながらもまるで獣の様に私のお尻へ覆いかぶさった。
恥ずかしい台詞を何度も言って、そのおかげで私の秘部も潤ってしまっている。
だからいきなり挿入されても大丈夫だと思ったけれど──
ハインは優しい子だった。
まだ小さな指がそっと撫でるように私の最も敏感な場所へ伸びてくる。
そしてあろうことか、湿った何かがぴちゃりぴちゃりと私の
「は、あ……ハイン、そこは……汚いから、駄目。やめなさい……」
自分でも説得力のない口調だなと思った。
やめなさいと言いながら私は掲げた尻を下げようとはしないからだ。
愛する息子にあんなところを舐めさせるなんてとんでもないことで、私は母親として──
と、考えたところで自分がどれだけ滑稽なことを考えているか気づいた。
同時になんだか腹を括ってしまったというか、ハインがそうしたいのならという思いと、私がそうされたいのだという思いが体を勝手に動かしてしまう。
「ん、んんッ……いいわ、本当に……気持ちいい」
私は貴族の淑女を嗜みとして下の毛を全て剃っているが、そのせいで刺激が強いのだろうか。
ハインの舌が私の淫らな肉をなぞり、割れ目に差し込まれるたびに私の背は強く反り返ってしまう。
「ねえ、もう……」
私は母親のくせにオスに媚びるような声でハインを誘う。
あの子も男なのだから、とまるで言い訳するような自分の気持ちを、私はどこか俯瞰した視点から見ていた。
本当は実の息子に犯されたいくせに、この期に及んでまだ自分に言い訳をしているのだ。
だが、そんな私の内心を見透かしたかの様に、ハインは私の腰を掴むと、一気に貫くようにして腰を打ち付ける。
「い゙っ……あぁ……ハイン……」
ずぶり、という感触と共に下腹部にとても熱い何かがめり込んでくるのを感じた。
不思議と嫌な気分ではない。
むしろもっと激しくしてほしいような気さえする。
私は自分の中に芽生えつつある欲望を自覚しながら、ハインのものが私の中を往復するのを黙って受け入れていた。
熱く、硬く、狂暴なモノが私の中をかき混ぜると、下半身全体が熱くドロドロした何かに変わってしまったような気がして。
「ハイン、あなたは……こんな、あんっ……こんな、こんな風にママを犯して……ひっ! あ、そこは……なんで、そんな大きいの……い、あっ、ああっ……も、もう……」
恥ずかしながら、私の声は完全に雌の声だっただろう。
すると不意に、今までずっと黙っていたハインが口を開く。
それはとても小さな声で、しかしはっきりと私の耳に届いた。
「あの男と──ダミアンと、どっちが気持ちいいですかママ」
ダミアン、私の元夫。
ハインと私を殺そうとして、ハインに殺された……
──弱い男。
「あの人、ダミアンは……」
私はそう言いながら、体位を変えた。
ハインを真っすぐ見られるように。
「ふ、ふふ」
私は思わず笑ってしまう。
そして私を貫いているハインのそれを見て、僅かに唇を突き出した。
心と心が通じ合っているせいだろうか、ハインは私にキスをして、舌と舌がいやらしく絡み合う。
「ぷは……ん……あの人はね、ハイン。あなたほど……」
そういって私はハインの耳に「大きくなかったの」と囁いた。
「そうですか」
ハインは取り澄ました様に答えるが、私がじっと見つめているとやがて素敵な笑顔を浮かべて私にもう一度キスをして言った。
「そうですか……じゃあ、今度は僕が大きいだけじゃない事もちゃんと知ってもらわないと。ママ、明日は学院は休みですから、覚悟してくださいね」
私はごくりと息を呑む。
「ママを犯します……朝まで。僕はママのものですけれど、ママも僕のものなんです。……今、ママの中で僕のものがもっと大きくなっているのがわかりますか? ふふ、血を回してちょっと小細工をしました。きっと──」
気持ちいいですよ、とハインが言った次瞬。
「あ゙ッ!? ひ、ひい!?」
そんな私を押さえつけるようにして、ハインは何度も何度も私を突き上げた。
ああ、これは駄目だ、こんなの耐えられない──でも、気持ちがいい……。
まるで自分の体が自分のものじゃないみたいに痙攣し、勝手に腰が浮いてしまう。
それでもなお止めてくれないハイン。
そして私もついに限界を迎えたのか、一際大きな波が押し寄せてくるのを感じた瞬間だった。
突然ピタリと動きが止まる。
いや、違う。止まったのではない。ゆっくりと引き抜かれようとしているのだ。
私は思わず脚をハインの腰に回し、「お願いだから……ハイン、意地悪しないで……」と懇願してしまった。
もう少しでイけるのに、と思った瞬間。
「あっ……え?」
ずしんという音が聴こえたような気がして、私の頭の中でぷちぷちと何かが弾けるような感覚の後──
「は、あ゙……ッ!!!」
私の秘部が熱くなり──何かが漏れ出したそのすぐ後に、私は意識を失った。