巨神聖戦記2024 108と108 ver.R-18 作:芹沢亀吉(Genbu108)
戻ってきた一ノ瀬を抱きしめて歓迎した藤崎だけに、二度と彼女を危険な目に遭わせたくない思いが言葉の端々に滲む。
その夜、一ノ瀬と藤崎は一緒に入浴して互いに身体を入念に洗い、浴室から出て身体を拭くや否や一糸まとわぬ姿のままベッドに入 り身体を寄せ合う。
「由衣は変わらないね。さっき一緒にお風呂入った時も私の身体を瞳輝かせながら見てく れていたし。ミュータントの私の身体を。」
一ノ瀬が持ち帰った遺伝子サンプルにより藤崎もDNAにM塩基を持つミュータントと判明した。
激しく動揺した藤崎を一ノ瀬が強く抱きしめ、今晩の蜜事を約束したのだ。
今の藤崎には何を言っても気休めにしかならない、今まで通り愛しく思っているのを態度で 示すのが肝要、こうした一ノ瀬の思いは憧れ の先輩にしっかり届き、藤崎は感涙しながら 約2週間ぶりの蜜事に合意していた。
「前言ったよね、志保先輩の服脱ぐところとか入浴姿見たら私、変な気持ちになるって。さっきも志保先輩の服脱ぐところとかシャワー 浴びるところとか見て変な気持ちになってた。今は愛しの志保先輩に抱かれてもっと変 な気持ちになってる。」
まだ3月前の寒い夜にも拘らず、先程の入浴時と同じ姿の2人が抱き合うベッドの中は常夏状態である。
「さっきは私取り乱していてちゃんと聞けな かったけど、由衣は私がミュータントと知っ た時どう思った? 答え辛いなら無理に答えな くて良いけど。」
そう言いながら藤崎は一ノ瀬の身体の膨らみに顔を近付け、先端の薄桃色の突起を上下 の唇で優しく挟んだ。心の奥底から性衝動が 間欠泉の如く湧き出る中、藤崎は突起を噛ま ないよう細心の注意を払う。
「あっ、ああ、そっ、そこ凄く気持ち良い。 じっ、実はね、私さっき志保先輩がミュータ ントだと知った時ああやっぱりと思ったん だ。」
驚いた藤崎は顔を上げ、肩で息をしている 仰向け状態の一ノ瀬の顔を見た。
「お、大阪にいた最後の日に私を襲おうとしたクズ兵士5人をあっという間に叩きのめし たことあったよね。その時の志保先輩の動きが余りにも俊敏だったから、ひょっとしたら この人ミュータントかなとふと思ったんだ よ。」
一ノ瀬は生物学者だけあってミュータント にも以前から関心を持ち、「ミュータントの 兵器利用を止めろ!」とM機関に抗議するデモに参加したこともあったりする。
「つまりその頃からずっと私がミュータント かもしれないと思っていて、それでも今まで 通り私を愛しく思っていたってこと?」
「ミュータントだろうと、サイボーグだろうと、異星人だろうと志保先輩は志保先輩、私 の憧れの先輩だから。」
藤崎の両頬に涙が伝う。
「由衣、貴方って子は。」
以前蜜事の最中にそうしたように、一ノ瀬 はティッシュペーパーを1枚手に取り藤崎の両頬を優しく丁寧に拭く。
「志保先輩、そろそろ楽しい大人の時間を再開したいんだけど、良いかな?」
2人は唇を重ねながら互いを強く抱きしめ、日付が変わるまでベッドの中で愛し合った。