【貞操逆転世界】で逆レ〇プされたい! してくれなきゃ嫌だ! 作:BIBI
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当然の様に、翌日の昼までコウヤは休ませてもらえなかった。
「おはよ」
真夜中。フミカは寝そべり隣で目が覚めたばかりのコウヤを見つめる。
「どれくらい寝てた?」
上体を起こし、コウヤは目を擦る。
「多分、十二時間くらい?」
フミカは少し罪悪感があるのか、気まずそうに目を逸らす。
「沢山、寝てたんだね……」
まだ寝足りないと思いつつ、コウヤは自分が裸な事に気が付いた。
「エッチな事されて、気にしてないの?」
毛布を引き寄せ、縮こまる様に、不安そうに尋ねた。顔を蒼くし、フミカは罪悪感を抱いている。
「まぁ女の人がエッチなのは仕方ないですから……。それに、あの時は僕からフミカお嬢様を抱えた訳ですから、文句はありませんよ」
コウヤは「それより、僕の服知りません?」と尋ねた。
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服は既に洗濯されているが、先に風呂へ入れという話だった。
廊下では女執事が居るのかと感心しつつ、簡素な服に着替えた僕は浴室へ向かう。
別邸とはいえ、財閥の屋敷だ。浴室が無駄に広い。
「コウヤ……。私のボディーガードになって」
綺麗に体を洗い、湯に浸かりながら、フミカは言う。
「唐突ですね」
熱いお湯に汗を掻き、呆れた様子のコウヤは目を閉じている。
「いや?」
首を傾げ、悲しそうな声を出す。フミカはどうしてもコウヤを手に入れたい。女二人で強姦しておいて、図々しく彼を雇おうとしていた。
「ボディーガードになったとしても、僕に変な事しませんか……?」
コウヤはジト目で左隣のフミカを見た。彼女は自信満々の顔で「――するわ」と即答する。
「素直すぎです……」
肩を竦めコウヤは、前を向いて目を閉じた。フミカの体を見ていると、勃起してしまいそうだから、今彼は必至で意識を逸らしている。
「あれだけ喜んで射精して、何が嫌なのか分かりませんね」
彼の右隣で、キサラが小馬鹿にした様な笑みを浮かべた。
「犯しておいて、相手が喜んでいると勘違いする。キサラさんって、ヤバい人の典型ですよね?」
少し嫌味を言い、コウヤは目を開ける。「――状況が分かっていますか? また絞ってあげてもいいんですよ?」とキサラが彼に近づき、冷たい声で囁く。
「…………。気持ちがいいのと、好んでやりたいかは別なんで……。男心は、わりと複雑なんですよ……」
心にも無い事を言い、コウヤは気まずそうに目を逸らす。
「その割には、胸を凝視していますね。行為の最中も痛いくらい吸ったり舐めたりしていた事ですし、やりたい気持ちはあるのでは?」
キサラは冷静に観察していた。彼の目の動きが、どうにも自分やフミカの胸にチラチラと向いている。
「…………」
コウヤの下半身が元気になり、明らかに興奮していた。それをフミカが気づき、「また大きくなってる……。やり足りないの?」と、コウヤの手を握ろうとした。
「……もう十分です」
そっと手が触れる寸前で躱し、ちゃんとコウヤは性行為を断った。「そう……」と彼女は不満そうなに落ち込む。
「一応お尋ねしますが、コウヤ様は何故、フミカお嬢様の居場所を正確に特定できたのでしょうか……? 七尾財閥や警察の総力を挙げても、手掛かりすら碌に得られず難航していました。それなのに貴方は……」
単刀直入に訊いた。回りくどく喋っても、面倒なだけだと判断したからだ。返答し次第では対応を変えねばと、キサラの。
「フミカお嬢様の気配は独特ですから、簡単でしたよ?」
別に誤魔化す話じゃないだろうと、コウヤは本当の事を口にした。「……独特?」よく分からないと、フミカは首を傾げる。
「何か普通の念とは違う。異質というか、もっと神秘的な何かを感じます」
フミカを見て、コウヤは言う。その表情は真剣そのものだが、フミカは「口説いてる……?」と天然なのか、真面目に訊き返した。
「違いますから……」
呆れながら溜息を吐く、息子は素直過ぎて困るなと。二人の美人に囲まれて、バッキバキに硬くなっている。
念で何とか鎮める方法も思いつかず、ただただ自分が情けなくなった。
「………」
コウヤの返答を聞き、真剣な表情で困った様にキサラは黙っていた。