【貞操逆転世界】で逆レ〇プされたい! してくれなきゃ嫌だ! 作:BIBI
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超能力は相性次第で格上を倒せる。
そう世間では言われているが、いつもテンリは例外だとされていた。
彼女と相性の良い超能力者など存在しない。そう畏怖されていた。テンリ自身、自分を超える人は存在しないと思い、傲慢になっている。
彼女が男に興味を持てないのは、それが原因かも知れない。見下す相手であり、欲情する相手ではないのだ。
だからコウヤを見た時も、異常に顔が整った男だと評したが、それだけだった。別に一切興味が湧かず有象無象として思っていなかった。
いつもの様に、今回も勝つつもりで此処に立っていた。
満身創痍。弱体化。だからどうした。強さは変化しても、強さの順位が変化した訳じゃない。自分こそが依然として世界最強。序列一位。最強の矛と盾を持つ超能力者。
自分に相性の良い存在はいない。自分が負ける事は有り得ないと、そう確信していた。
しかし現在、彼女は悟り、認めてしまう。
自分にナイフを刺した、この男は唯一の天敵だと。自分を倒せるのは世界で、この男だけだと。
テンリはそう思い、静かに――目を閉じた。
「…………くッ」
コウヤは地面に叩き付けられ、頭を踏みつけられている。無駄な抵抗はしなかった、動こうとすれば潰されると悟っていたから。
「なん……、で……」
セツナも吐血し、目を白黒させている。確かにテンリは超能力を封じられていた。ナイフは刺さり、コウヤの力に抵抗できない様子だった。
それが何故こうなったと、セツナは状況が理解できないまま砂利道に転がされている。
「……殺されるって恐怖したのは、生まれて初めてよ」
コウヤが天敵と認めた上で、それはそれとして、はやりテンリこそが最強だった。
僅か一瞬で形勢逆転。いとも容易くコウヤとセツナを無力化させた。念による身体能力の強化されており、その禍々しい圧はキサラすら凌駕していた。
先程のか弱い少女の雰囲気は消え失せ、正真正銘、最強の超能力者の風格だ。
「…………ッ」
ふらふらと起き上がり、セツナは頭から流れる血を腕で拭う。
数秒前、彼女は突然動きが良くなったテンリに対応できず、セツナは頭を殴打されてしまい出来た傷だ。
「…………。まさか、こんな……」
全て演技だったのかと、彼女は悔しさで胸が苦しくなる一方で、逆に笑えてしまう。
明らかにテンリの動きは全盛期と同じ程度の俊敏さを持っていた。つまり、テンリは呪いで体が蝕まれても、全く身体能力に問題はなかったのだ。
そうセツナは確信する。
だが聞いた事がない。セツナの知る限り、アーティファクトに呪われた者は念で身体能力の強化が困難になる。例外はないはずだと、彼女は未だに状況を理解できずにいた。
そもそも何の為の演技だと、セツナの思考はまとまらない。
「私にナイフを刺した上に、念による発情効果まで……。本当に厄介な人ね……」
コウヤから半歩下がって、見下ろしながら口角を上げる。生まれて初めて重傷を負い、テンリはかつてないほど高揚していた。
「流石です、姉様……」
瓦礫を押し退け、神社から出て来たツムギは、出血の激しい腰を手で押さえている。もう戦える状態ではないのだろう。
フラフラと体を揺らし、歩く事すらおぼつかない様子だ。
「休んでなさい……、私は平気だから」
Sランクの中でさえ別格扱いされるテンリは、自分を殺し得る存在を知らなかった。
だが、まさかだ。単独。しかも普段、軟弱と見下していた男。見た感じ成長途中で、高いポテンシャルを引き出せてもいない。
そんな相手に、まんまと隙を突かれてテンリは重傷を負わされた。彼女は微かな直感に何となく従って攻撃を寸前で避けたが、それさえなければ確実に殺されていた。
今思い出しても背筋が凍る程恐ろしいと、テンリは身震いして薄ら笑いを浮かべる。
「でも、誤算だった様ね。貴方の力……、私の〈呪い〉も、一緒に無効化しちゃうなんて……。能力が強すぎるのも……、考えものね……」
いつの間にか体から黒い文様が消えていた。つまりコウヤに刺された瞬間、テンリは呪いを解かれていたのだ。
呪いが解かれ、傷や弱体化の回復に多少時間が掛かったが、ものの数秒で全盛期の力を殆ど取り戻せた。
「……詰みか」
コウヤの超能力は、アーティファクトの力すら消し去る。超能力を打ち消す程度の能力ではなかった。
しかし皮肉な話である。今回は、その強力過ぎる力が逆に災いしたらしい。最強の超能力者に掛けられていた呪いを完全に打ち消し、全盛期の力を開放させてしまったのだ。
「…………ッ!」
セツナは状況を理解し、自身の油断を思い知る。疲れた様子のテンリの目と合い、彼女は拳銃を捨て、静かに目を閉じた。
もはや抗う術はない。最強の超能力者の復活。たった一人で立ち向かう気力など、彼女には残されていなかった。
「…………」
夏だから夜だというのに、暖かい風が吹いている。大きく風が吹いて木々を揺らす。これが自分の最期だと、セツナは潔く死を受け入れた。
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――――15分後。
テンリは破瓜の痛みに耐えていた。
「く……!」
高級ホテルに連れ込まれたコウヤは動きが取れない。首を折ると脅された上に、念を半分以上奪われてれていた。だから今の彼に抗う力など、ある訳もなく――。
「ほんと……、まだ傷が、癒えないのに……、衝動が抑えられないなんて……」
テンリは裸になり、腹から血を流しながらも、何度も腰を上から下に打ち付けていた。
「…………っ!」
目の前でブルンブルンと揺れる大きな乳房を見ながら、コウヤは仰向けの体勢で耐えている。戦いで肩と足の骨は砕かれており、依然痛みは激しい。
だが、そんな痛みが気にならなくなるほど、コウヤは逆レイプを楽しんでいた。「傷に響くから……、もっと……、ゆっくり……!」と言いながら、興奮が更に高まる。
「んぐ……♡」
テンリはキサラみたいな肉食系とは別のエロさがある。レイプしている癖に、妙に恥じらいがあって上品なのだ。
この期に及んで下品な女だと思われたくないのか、動きが凄くぎこちない。喘ぎも小さく押し殺しており、「こんな……、獣みたいな事を……♡」と、悔しそうな表情で自身の姿を薄らと恥じている様子。
「…………♡」
ツムギが裸の状態で、コウヤにキスする。キサラと違って、優しくて上品に彼女は舌を絡めていく。
身長も低くて胸も膨らみかけ程度。だが性欲は姉以上らしい。自分の股を弄りながら、夢中でコウヤと舌を絡め合っていた。
「こ、コウヤさん……」
その光景を見ながら、セツナは掴んだコウヤの手で股を擦っている。
彼女はホテルに着くまでコウヤを背負っていた。
だからテンリ以上に発情してしまっている。彼を助けるなんて、まともな思考は今のセツナにはできない。
「最低だ、お前等……!」
犯されながら、半泣きでキッと睨むコウヤ。とても演技に思えない。表情が悔しさと怒りに染まり、恐怖に耐えている様に体が小刻みに震えている。
――実際は、
〈あとがき〉
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