※この作品はR-18です。

【貞操逆転世界】で逆レ〇プされたい! してくれなきゃ嫌だ!   作:BIBI

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第4話

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 念が強ければ強い程、身体能力は高くなる。だからこそ戦闘において、念の強さは最重要だと考えられる。

 

 正直、コウヤとしては急激に念を鍛える事は、少しだけ抵抗があった。何故なら強すぎると、強姦して貰えなくなってしまうからだ。

 

 じわじわと念を鍛えられるなら、それに越した事はない。しかし現実は、そうコウヤに都合の良いものではなかった。

 

 念の鍛錬は凄く簡単で、短期間に限界まで鍛える事は可能らしい。

 

「念をB級まで鍛えたのに、まだ成長の余地があるなんて……。凄い……。でも私が相手だと、もう限界みたい……」

 

 鍛錬を始めて一週間。チグサはコウヤの成長に驚きを隠せない。そして一抹の不安が心中に渦巻いていた。

 

 仮にS級の超能力者なら、コウヤをA級くらいまでは直ぐに鍛えられるだろう。しかしそれはコウヤと裸で抱き合うという事。

 

 嫉妬深いチグサとしては、どうしても看過できない部分だった。カナタと違ってチグサは寝取られは性癖ではない。

 

 兄を誰かに奪われるなんて、想像するだけで吐き気が込み上げた。

 

「そ、そう……」

 

 一週間何もされなかったなと、コウヤは虚ろな目で絶望していた。実際には自覚がないだけで彼は童貞を卒業している所か、この数日は精液を搾り取られている。

 

 しかし念の激しい消費でコウヤは深い眠りに付いていたので、その事実を知らない。

 

「念を鍛えるのは、あくまで初歩。スポーツで言えば、ただ体作りしている段階。鍛錬で苦労するのは、これから」

 

 コウヤの部屋を出て、チグサは廊下を歩く。それに追随し、「ついに、コレか……」とコウヤは期待と不安が入り混じった反応だった。

 

「ちゃんと撃てる様になる事すら、一週間やそこらでは無理だと思う」

 

 チグサはリビングに飾ってある拳銃を手に取り、コウヤに投げて渡す。

 

「――――撃ってみて」

 

 何の迷いもなく当たり前の様にチグサは言う。「え? 危ないよ、流石に……」と戸惑うコウヤに、少し悪戯な笑みを浮かべ「良いから、念を込めてから撃ってみて」と、壁を指差した。

 

「………………。まぁいっか」

 

 言われた通りにしてみようと、コウヤはスライドを引き、壁に銃口を向ける。

 

 そして銃に念を込め、「――――ッ!」漫画やアニメを観て練習した通り、ちゃんと構えて銃を撃つが、不発だった。

 

 正確に言えば、弾は発射された。しかし豆鉄砲の如く遅い。弾丸が壁にペチンと当たって床に転がる。

 

「えぇ……」

 

 コウヤは少しガッカリしていた。せっかく格好良く構えて撃ったのに、こんな弱い弾しか発射されないのは残念だったらしい。

 

「念は物理攻撃を無効化するとは知っていたけど、銃弾の速度にも影響を与えるのか……」

 

 床に落ちた銃弾を拾い、コウヤは呟く。

 

「念の込め方一つで、ここまで弾は減速する。相当訓練しないと、豆鉄砲のまま。面白いよね、超能力って」

 

 チグサが言いながら、テーブルの席に座る。すると――また銃声が鳴る。しかし次は同時にコンクリートが砕ける音が響く。

 

「なるほど」

 

 わずか二発目にして、弾速を殆ど落とさず発射させた。壁に銃弾が刺さり、強い念が込められていた。

 

 どうやらコウヤの才能は群を抜いていたらしい。

 

 単純な念の強さだけじゃない。繊細な制御すら一級品。

 

 チグサは「…………」と引き攣った顔で、ただ目を疑っていた。

 

 

 

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