※この作品はR-18です。

やらせてくれる子ちゃん   作:苺パンツ狩り

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14話です!
今回は挿絵も豊富です。

どうぞよろしくお願いします!!


14話 待ち合わせのカフェで

 “ス茶葉ックス”とは、誰もがよく知っている有名カフェチェーン店。女子高生たちも多く利用しており、大人気なのは何と言っても季節限定のフラペーチノ。寒さも少しずつ激しくなりそろそろ季節も秋から冬へと移ろうとしているこの時期だとしても、素足を出してホットでは無くアイスを注文しつつ「さむさむ」と言いながらストローをちうっと啜るのが現役JKなのである。

 

 みこまた、今回注文したのはアイスの抹茶ラテ。店内の端っこの席に腰を下ろし、桜色をした艶やかな唇でストローを挟み込んでは中の液体をちゅうちゅうと吸飲し、その美味しさにホッとしている様子。まさかついさっきまで、このストローとは比べ物にならない極太のモノを咥えて下品にジュルジュルしていたなんて。この涼し気な表情からは、誰も想像することなどできないだろう。

 

(…………はあ、よく耐えた。よく耐えた私。流石にバスの中でエッチなんて、もちろんそんな勇気はなかったけど。よく口でするだけで留められた……偉いぞ私。とりあえず今は、この抹茶ラテで胸の内のムラムラを抑えよう)

 

 まるでさっきの飲んだミルクのことを忘れるための口直しとでも言わんばかりに、甘くて仄かに苦みのある抹茶ラテを喉に流し込む。ちなみに、さっきは飲み干してはいない。もしも胃の中にミルクを流し込んだら、また身体が沸々と火照りだして、もっともっとオスを求めてアソコがキュンキュンと鳴りやまなくなってしまう恐れがあるから。

 

(はあ、早くハナ来ないかな。早く来てくれないと、またエッチな気持ちになっちゃいそうで…………)

 

 そう、ハナとはこのス茶葉ックスで集合の予定。みこが結局30分も遅刻したのだが、対してハナは1時間の遅刻らしい。たとえ仲良しの親友といえども流石に遅すぎるとケンカになってもおかしくない時間だけれど、今回ばかりはおあいこだろう。なんていったって、みこは自らの意思で遅刻することを選んだのだから。

 

(そういえば………………数珠調べてたんだっけ)

 

 飲みかけの抹茶ラテをテーブルの上に置くと、みこはカバンからスマホを取り出した。

 

 

 画面をつけてさっき見ていたアダルトグッズのサイトヘ。慣れた手つきで画面をタッチ&スクロールして、お目当ての商品の特集ページへ。その商品とは……“ア〇ルパール”だった。

 

 みこの考えはこうらしい――――もしも最初からお〇んこの中に何か挿入しっぱなしだったならば、異形も簡単にはみこに肉竿をハメてはこないだろう。既にこっちで気持ち良くなっちゃってるんで、お〇んぽはご遠慮します……的な? しかしそれも膣内に埋め込んだ玩具を取り除かれてしまったら、感度MAX状態のヌルヌルムラムラお〇んこに突っ込まれて簡単にアヘアヘしちゃうのは必定。だから…………玩具を取り除かせることで時間を稼ぎ、その間に手なり口なりでさっさと異形の肉竿を果てさせちゃおうという…………。

 

 なんとも、効果的とは言えない考えだけれど。みこはなぜか凄く真剣な表情をして、スマホ画面をジーッと食い気味に見つめながら思案している様子。だが、これには一つ間違いがあった。

 

(えっ……あ、ア〇ルって! お、お尻の穴のことなんだっ…………!!)

 

 そう、商品名に「数珠」という言葉があったから。それが該当するアダルトグッズである「ア〇ルパール」を調べてはいたものの、みこはどうやら「ア〇ル」といる言葉の意味を知らなかったらしい。その形状だけを見て、「へっ、へえ……こんなのお〇んこに挿入れるんだ……やばっ♡」なんて感想を持っていただけだった。

 

 ちなみに商品名は――“変態オバケも悪霊退散!? 数珠つなぎア〇ルパール”というもの。数珠状に繋がっており、どこからでも切り離せるので長さを調節できるという商品。煽り文句は「きっとくる――――ぐっしょり濡れちゃう快感の恐怖に、お化けもアナタには手出しできない!?」。

 

(なんだ……。お尻の穴に挿入れるんじゃ、何の対策にもなんないかも。お〇んこに挿入る数珠とかあるのかな……? あとでハナにでも聞いてみよっと)

 

 少しだけシュンとして。みこは、ハナを待ちつつ引き続きエッチな玩具について調べることに。

 

 すると、新たな魔の手がみこのすぐ傍へ――――。

 

 

 

「大丈夫っ! オレを信じてよっ。ウソじゃないってば…………」

 

 みこの向かいの席に座って来た一人の男。大学生くらいで整った顔立ちをしているけれど、甲斐性が無さそうな……少しだらしない感じの。片手にはコーヒーを、そしてもう片方にはスマートフォンを手にしておりそれは耳元に当てられている。独りなのにも関わらずペチャクチャと喋っているのは、もちろん相手と電話しているから。みこはその存在にはっとして、思わず身構えた。

 

 その存在とは…………向かいの席のヤ〇チンじゃない。ヤ〇チンに憑いている異形の方。

 

アイシテル アイシテルウ アイシテルウウウ 

 

(うわぁ……)

 

 ひょろりと痩せ細った長身の女性。髪は手入れされていないボサボサで、服装はボロボロの布切れを纏っただけ。明らかに悍ましい雰囲気を醸し出しているその存在は、お洒落なカフェの様相を台無しにしている。まさしく、恨み辛みを抱えた悪霊のソレに。みこは震え上がった。

 

 もちろん、その風貌と異常なまでの男への執着心のせいではあるが……それだけが理由じゃない。バスの時と同じで、またソレの性別が「女」だから。これまで相手にしてきた異形は男ばかりだったということもあって、同性の異形への耐性が無いみこ。しかもバス車内で受けた屈辱を思い出してしまって、余計に身体の震えが治まらなくなって。咥えたストローに歯を立てて、必死になって心の内で「こっちに来ないで!!」と訴えるのみ。

 

ギュルン!!

 

(ひっ!!!)

 

 ヤ〇チンがちらっとみこの方を向いたせいで、ソレもまた……みこの方へ首を傾げてしまった。鋭い眼光がみこの身体を凍りつかせ、みこは思わず呼吸を止める。向こうは勘違いしたのかニコっと微笑みかけてくるが、みこにはヤ〇チンのしょうもないスマイルなんて眼中に無い。

 

 問題は、異形の方。みこがヤ〇チンを意識して見つめていたと勘違いしたらしい。みこは慌てて視線を逸らし、スマホを取り出し画面を至近距離から覗き込んで誤魔化そうとするも……。ソレはもうみこをロックオンしているようで、ズンズンと店内を歩んで近づいてくる。

 

(どうしよう……どうしようっ!? は、早くっ……早くどうにかして誤魔化さないと……!)

 

 そこで――みこが脳内に浮かんだのは、さっきのバス車内での恥ずかしい光景だった。

 

ワタサナイカラアアアアア

 

 ソレはみこが身を傾けているテーブルの前にしゃがみ込んだかと思うと、みこの顔を下から覗き込むようにしてグイッと顔を近づけてきた。横ではなく、縦に大きく裂かれたように開かれた口。そして、そこから伸びるヒルのような形状の舌先。みこは迫りくる鬼婦人の恐ろしい形相になんとか耐え抜きながらも、必死になって指先を動かして…………スマホ画面に動画を拡大させた。

 

『あっ あぁっん♡ まってぇ♡ お、おじさんのお〇んぽっ おっきいいのおおおぉ!』

 

・・・・・・ハア?

 

 突如として漏れてきた、女性の切なくも色っぽい喘ぎ声。それは、みこの手にしているスマートフォンから流れ出ている。異形はみこの見つめるスマホ画面にグイッと顔を寄せ付けると、画面に映っている内容に思わず……目を丸くさせた。そこに映っていたのは、有名AV女優が極太の肉竿にヨガっている姿。流れ出る音量は小さくて、周りのお客さんには聞かれないよう配慮されているものの。すぐ傍まで近づいているソレを動揺させるには効果的で、まるで食い入るように画面を覗き込み、エ? エ? エェェ? と、バカの一つ覚えのように同じ母音を繰り返すのみ。

 

『こんなっ き、きもいおじさんに犯されてぇぇっ♡ いっくうっ! イッちゃうイッちゃう♡』

 

 容赦なく膣内射精されてしまう女優の呆気ない痴態に、みこはうっとりとした表情をして抹茶ラテをちゅうちゅう。みこがスマホに映しているのは、お気に入り登録している違法アップロードのエロサイトから適当に再生した動画。運良くも竿役の男優さんは、小太りで毛深く、おせじにもカッコイイとは言えない中年男性。そんな清潔感のカケラもおじに無理やりレ〇プされつつも、気持ち良くなってしまっている女の子という…………なんともまあ変態的な作品の本番シーンに。

 

 みこは…………なんとかソレに視線を配らせず、まるでAVに興奮している変態のように。

 

「う、うわあ。や、やっぱアナコンダさん(有名キモオジ系AV男優)はすてきだなー……。わ、わたしもこんなキモいおじさんに無理やり犯されたりしないかなー……あはははっ。なんてー)

 

 誰がどう見ても性癖がやばい変態現役JKだが、ソレの瞳にはみこの姿がどう映っているのか――――――?

 

 

コンノッ、ヘンタイムスメガ キンモッ!!

 

 ペッと唾をテーブルに吐きつけて。雌型の異形はみこから離れると、汚物でも見るような嫌悪感丸出しの顔でみこを一瞥してすると。そのままフラフラと、憑りついた先のヤ〇チンの元へと下がっていった。距離が離れたことで、みこはすぐに動画を停止して画面を真っ暗にする。いくら緊急回避のために思いついた案と言えども、まさか多くのお客さんがいるカフェ店内でイヤホンも挿さずにAVを流すなんて行為――――恥ずかし過ぎて死にたくなるから。

 

(…………た、助かったけど。誰にも……誰にも見られてないよね??)

 

 恐る恐る視線だけ周りへと向ける。すると、ちらほら……みこの方へ視線を向けいるお客さんの姿が。音声を小さくしたとはいえ、聞こえていないはずがなく。みこは瞳を熱くさせて、真っ赤な顔をテーブルへ向けて俯いた。全身をプルプルと震わせながら…………。

 

(…………も、もおこの店から出よう。こんなところ、長居なんてできっこない)

 

 そう思い立ち上がろうと思った矢先に、もう一人のお客さんがやって来た。

 

 

オジサンガァァ、スキナノオオオオオ????

 

(へ?)

 

 目の前の女形の異形にすっかり気を取られて、すぐ背後にまで迫っていたもう一体に気付けなくて。みこは自分の隣に座っていた異形を認知した途端、思わず……「ひぃっ」と声を詰まらせた。

 

エッ?? エ? エ? モシカシテ、ミエテンノオ???

 

(そ、それは反則っっっ!!!)

 

 薄汚れたタンクトップとボロ雑巾のようなブリーフを身に着けた、ビール腹で臍毛をチリチリと茂らせた……いかにもなキモオジ。その存在は絶対についさっきまではそこに存在などしておらず、みこがヤ〇チンに憑いた異形に意識を向けている際に急に隣に現れたのだ。

 

 しかも――――キモオジなソレは、みこのスマホ画面にあった映像を確認済み。みこがキモオジ専だとすっかり勘違いしているらしく、分かりやすく期待に胸を膨らませておりそれに合わせてブリーフもしっかりと膨らませている。そして、みこの油断によって見えていることもバレてしまっていて。黄ばんだ臭い息遣いでみこの黒髪を揺らしながら、嬉しそうに興奮して騒ぎ出だす始末。

 

ミエテル!! ミエテル!! ッテコトハ、ヤラセテクレルウウウウ!???

 

(や、やらせて……なんてっ、そんなのっ…………!!)

 

 鼓動がこれまでないほどに激しく脈打ち、自分の身が今かなりの窮地を迎えているのだと警鐘を鳴らしている。これまでにも「見えている」ことがバレてチ〇ポを無許可で突っ込まれてきたものの、それは……トイレの個室や早朝の寝室など誰にも見られないであろう環境が前提だった。しかしこのタイミングはまずいっ。なんて言ってもここは人気カフェチェーン店であるス茶葉ックスの店内だ。こんなところでなんて、口ですることも至難な環境であろう。

 

 そんな環境下で、周りのお客さんたちにバレないよう密かに生ハメSEXしちゃうなんて。

 

(う、うわっ……そんなの無茶苦茶にコーフンするじゃん♪)

サア、サッソクヒトツニナロウヨ? モウ、オジサンノパンパンナンダァ♡

(声を押し殺しながら、また処女膜突き破られて……色々な人に見られながらする、なんて)

ホラホラァ、ウツムイテナイデサア トリアエズ、ニギッテオクレエ?

(いやっ、いやいやいや! 私はまた、何を考えて……。今日は絶対に、お〇んぽを受け入れないって、心に誓ったはずなのに…………!)

ネエ? ネエネエネエ? キコエテマスカアア?

(待って、でももう見えていることがバレているじょうは、もう手遅れだしっ……強引に犯されるよりは自分から積極的に求めていった方が……。いやいやいやっ、でもそんなのって!!)

・・・・・・モシカシテミエテナイ? アレェ

(違うっ。これは違うのっ……べ、別におじさんのお〇んぽなんて、欲しくないしっ。さっきの動画も、たまたま見つけたのを流しただけって言うか……さっきの女のヤバイのを欺くための作戦だし。別におじさんのが好きとか、興奮するとかそんな訳じゃ………………)

モオ、イイモン  プイッ

(別に公共の場ですることに興奮してるとかでもないし。そんな非常識な変態行為っ……こっちから絶対にしないし。はあ、もおおっ! なんでこんなバカみたいなことで悩まなきゃいけないの? もういっそ、このまま無理やりに押し倒してチ〇ポ突っ込めばいいじゃんか。大体、おじさんがそんな主体性が無いせいで………………)

 

「え?」

 

 気づいた時、みこの傍に憑いていたおじさんの姿は消えていたのだった――――。

 

 

 

 

 

 席に着いてストローを舐ってもう20分近くが経つも、まだハナの姿は見えない。別件で少しイライラしていたみこは少し痺れを切らして、ハナへ「今どこ?」とメッセージを送る。すると、すぐに「あともう少し!」と返信が。それを見て、みこは大きな溜息を吐いた。

 

(…………まだ時間かかるやつだよねこれ)

 

 結局、キモオジもどこかへ消えてしまってせいで。胸の内に抱きつつあった淡い期待だけが残され、その感情は最早……みこをただただ苦しめるだけの存在となっていた。分かりやすく言うのであれば、空腹状態に美味しそうな料理を見せられてそれを取り上げられた気分だ。

 

 みこは、すっかり発情・チ〇ポが見える子ちゃんであった。

 

(………………もう、いっそのこと)

 

 チラチラと店内の様子を見渡す。しかし、向かい側のヤ〇チンに憑いている女形の異形しかいない。みこは静かに深呼吸をすると、お尻を揺らしてテーブルから少し身をずらして「目の前の彼」に見やすくしてあげると。フトモモを揃えて抱えて、スカートの中身の具が微かに見えるように体育座りの態勢を取った。まるで、見て欲しくてそうアピールするように。

 

 すると…………それに気づいた向こうのヤ〇チンは、飲みかけのドリンクをゴフッと吐き出す。そして、見た目によらず童貞臭く動揺しだす。みこは心の中で微笑みながら、立てた人差し指を唇へと当てた。

 

 しーっ、て。

 

 

【挿絵表示】

 

 

(…………ハナが来るまでの間だけだから♡)

 

 みこは男の反応にクスクスと笑うと、膝下に手を添えて……むにっむにっと、アソコの入り口を拡げて見せた。すると、男は…………みこの膣口に両目を釘付けにさせて、呼吸を乱し始める。明らかに、一瞬のうちにみこの汁塗れな肉襞の虜となっている……。

 

 みこはからかうように、唇を開いた。

 

ミ ♡ セ ♡ テ

 

ナニシテンノヨオオオオオオオオオオ!!!!

 

 男の傍で、異形が怒りに震える形相でみこの方を睨みつける。みこは少しだけドキっとしたが、もうそんなのお構いなし。異形なんて見えていないフリをして、男に露出をおねだりする。すると、男の方もみこの唇の動きをすぐに理解したようで、コクコクと激しく首を縦に振ると……股間を弄りだして、ファスナーを引っ張り下ろし始めた。

 

ネエ!? ユウクン!?? ネエエエ! ナニシテルノオオオオオ!??

 

 異形は激しく左右に首を振り動かして、黒くて長い髪がボサボサと乱れるのも構わないで男に止めるよう訴えかける。しかし、愛しのユウくんはそんなの聞こえていない。今の彼には、向かい側の変態JKの剥き出しのアソコしか見えていないから。

 

ミ ♡ セ ♡ テ

 

 みこは、騒がしい異形のことなど引き続き無視して。ユウくんにチ〇ポを曝すように催促。すると、ユウくんもここがス茶葉ックスの店内だというのにも関わらず…………意欲的に肉竿をぼろんっ。まるで腐ったバナナのような先っぽにチリチリと茂った清潔感の無い陰毛を生やして、それをみこへアピールするようにブラブラと揺らして見せる。

 

(…………ちっさ)

 

 なんて言ったって、みこは数十分前に極太の上物チ〇ポをバス車内でしゃぶり抜いたばかり。脳裏や瞳、そして口膣いっぱいにその太さと逞しさが焼き付いている。そのせいか、ユウくんのモノは距離があることを差し引いても……粗末なモノとしか映らなかった。

 

シ ♡ ゴ ♡ イ ♡ テ

 

 どうやら、すっかりできあがったみこちゃんは……ぶっといお〇んぽしか認めないらしい。

 

 すると、ユウくんも鼻息を荒くさせて……必死になって、自分の粗チンを扱き始める。みこの剥き出しになった膣口を眺めながら、それをしっかりオカズにして……一生懸命にシコシコシコシコ……! 恥ずかしがることも、躊躇うこともせず、みこの命令を素直に受け入れシコりだすユウくんに、みこは少しだけ……「可愛いかも」なんて。

 

ヤメテエエエエエ!!!! ユウウクウウウウウウン!!!!!

 

 一方、異形の方は怒髪天を衝いたような鬼の形相。ただ、みこに向かって襲い掛かってきたりはせず。ユウくんの周りを飛んだり跳ねたりしながら、一心不乱にユウくんの凶行を止めようとしている。その光景が、みこにとっては滑稽で仕方がなかった。もう、何が何やら……。

 

「あっ、あっ、イキそっ……………!」

ヘエエ!? ダ、ダメ、ソンナノッテエエエ!!

「うわっ、やばっ…………イクっ……!」

イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

 

(………………はっや)

 

 どうやらユウくんの陰茎は矮小なだけでなく、情弱でもあったようで。シコりだしてものの数分で、テーブルの下でミルクをどびゅどびゅと漏らしてしまった。すると、異形の方は……。

 

アッ、アアアッ   アッ

 

 なぜかユウくんの早漏ぶりを目の当たりした途端、急に……溶けるようにそのまま消滅。みこは、「えっっ」と素直に驚き、思わずポカンと口を開いたまま……ユウくんのお〇んぽなんかよりも食い気味に消えた異形の痕を見つめていた。

 

(…………な、何で? 男の人がイッちゃったから?)

 

 理由は、分からない。ただ、これで……ヤ〇チン改め、早漏粗チンのユウくんに近付くこともできるようになった。みこは……いてもたってもいられなくて、飲みかけの抹茶ラテを握り締めて……向かいの席へ歩み出した。ドキドキしている早漏男を見下ろしながら……。

 

「そ、その、これはその…………」

「隣、座っていい?」

「えっ!? あ、いっ……いいよ?」

「ありがと」

 

 ちょん

 

 みこは早漏クンの隣に尻を落とすと、さっき見せつけた座り方と同じ態勢に。スカート中が隣からしっかり見えるようして、恥ずかしいのをひた隠しにして余裕そうにして。今度は人差し指の先を唇に当てて、早漏クンに優しく微笑みかける。まあ、正しくは……早漏クンの早漏チ〇ポに。

 

 

【挿絵表示】

 

 

「ねえ」

「はっ、はい!!」

「いっぱい射精したみたいだけど、気持ち良かった?」

「えっ……そ、そりゃあもちろんだよ!」

「ふうん」

「ねっ、ねえ……君、名前はなんて」

「もう一回できるよね?」

「へっ!?」

「お兄さんがお〇んちんをだらしなくしてるとこ、もう一回見せれるよね??」

 

 みこの問いかけに、早漏クンは「嘘だろ」と言わんばかりの絶句の表情。恐らく、この男は大学生くらいの年齢なのでみこよりはもちろん年上だけれど。異形と同じで、だらしなくも果てさせてしまえば……みこの敵ではない。明らかに優位な立場で、みこはお〇んぽミルクのお代わりを強請る。しかし、もちろん…………そう連続で射精するなどできなくて。

 

 明らかに動揺して困り果てている早漏クンに、みこは……身体を向き合わせ。

 

 そして――――、股を開いて見せて誘惑した。

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

「もう一回びゅうびゅうしてくれたら、私のも触ったりさせてあげてもいいんだけどな」

「……みこ? 何やってんの?」

「なにって、そんなの決まってんじゃん。退屈だからその…………」

「その人誰??」

「………………え」

 

 完全にスイッチが切り変わっていたせいか、今のみこは……どうやら視野が狭まりチ〇ポしか見えていないらしい。だから、またまたすぐには気づけなかった。今、自分の声に応答している相手を。声のしている方を、ちらっと振り返ると。そこには……キョトンとしたハナがいた。

 

 そこで、ようやく我に返る。

 

 みこはすぐさま男から跳びはねるようにして離れると、ハナの方へ駆け寄って……そのままギュっとハナの腕に抱きついた。ハナは「えぇ! ど、どうしたのっ!?」と、どぎまぎ。それ以上に、男の方は自分の置かれている状況が理解できておらず混乱している様子。みこもまた、どうしたら良いか分かんなくなってしまって……とりあえず、ハナに抱きついた。

 

「あの!! みこに何したんですか!!?」

「え、おっ……オレは別に……………」

「嘘つかないでください!! みこ泣いてるじゃないですか!」

「ち、違うっ! オレが泣かせたわけじゃ……」

「ってか、ヘンなニオイするんですけど……。うわ、この人、なにやって」

「違う!! 誤解だッ!!!」

「へ、変態!? み、みこっ、もうさっさとこんな店でちゃおう!!!」

 

 こうして、みこの暴走のせいでドタバタと……二人は、ス茶葉ックスを後にしたのだった。

 

 

 退店後、目的地までの道のりにて…………。

 

 腕を組んでしがみつくみこを、ハナは少し顔を赤くしながら励まし続ける。しかし、みこの心中はさっきの名前も知らない男の人への謝罪と、自分がやってしまったことへの後悔のみ。まるで店での自分は、誰かに操られていたのではないかとすら感じてしまう。それほどまでに、みこは自分が歯止めの効かない状態にあるのではないかと……不安でいっぱいであった。

 

(…………このまま、お〇んぽを我慢し続けるなんて)

 

 頭の中が、男性器のシルエットでいっぱいに満たされている。さっき嗅いだ、初めての生者のスペルマ。その濃さと刺激は、みこを哀れな痴女へと導くように鼻孔に染み付いて離れない。ずっと胸の鼓動も煩いまま。既に、自分がもうどうしようもない状態にあることを否定できない。

 

(ま、まだ!! まだ、なんとかなる。そっ、そうだ……数珠っ!! エッチな数珠さえあればホンモノのお〇んぽなんてっ…………要らないッ♡)

 

 今回のショッピングの目的。そして、その成功は……これからのみこの命運を大きく左右するありあまる。自分を守るため、そして大切な親友・ハナの貞操をも守るため。

 

 みこは泣くのを止めて、前を向くこととした。

 

「……みこ?」

「ごめん、ハナ。もう……大丈夫だから」

「そ、それならいいんだけど。一体、何があったの??」

「…………ナンパだよ。しつこかったから」

「えっ!? そ、それならやっぱり通報して……」

「もう大丈夫だから。それよりほら、いこっ」

「えっ、う……うん」

 

(きっと、さっきまでの自分は本当の自分じゃない。悪魔のような何かに操られていたのかも。そうだよ、必ず克服してみせる。私は、これ以上ヘンになったりしない…………!!)

 

「ね、ねえ、みこ」

「なに?」

「えっと、その……」

「なんなの?」

 

 心機一転して、軽やかな足取りで歩き出すみこを。ハナは顔を真っ赤にして少しモジモジしながら、恥ずかしそうに尋ねてきた。

 

「な、なんでまたパンツ履いてないの?」

「…………へ?」

 

 

 この楽しいショッピングは前途多難になるだろう。

 

 みこの胸は、その予感でいっぱいになった。

 

 

 




お読みいただき、ありがとうございました。
面白いと思って頂いた方は、評価や感想、お気に入り登録をよろしくです。
誤字や脱字のご指摘なども、お願いします。

では、また次話で!

~おまけの挿絵~

※ユウくんのがおっきかったらあった未来

その① 
【挿絵表示】


その② 
【挿絵表示】




皆さん、『やらせてくれる子』ちゃんをお読みいただきありがとうございます。相変わらず遅筆かつ稚拙な文章であるにも関わらず、読んでくださっている方々には感謝しかございません。話数も30に近づてきたこのタイミングで、今後の「竿役」について少しだけ皆さんからのご意見をお聞きしたいと思います。端的にいえば、「みこと生者の絡みがアリかナシか」です。あくまで参考程度となりますが、ご回答宜しくお願い致します。

  • 竿役は生者・亡者誰でも大丈夫
  • 竿役として少しくらいなら生者でも大丈夫
  • 竿役は生者を出してほしくない
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