路地裏回が始まる19話です。
どうぞよろしくお願いします!
(き、気まずいなぁ―――――――)
鈍器を後にしたみことハナはそれぞれ購入した商品を入れた手提げ袋を持って、街中をトボトボと歩いていく。行きに通った同じ道でも、さっきとは二人の雰囲気が全然違う。それもそのはず……鈍器を出てからみことハナの間に会話は無く、そのままお互い言葉も交わさないどころか顔すら合わせることなく、元来た道を戻っていく。行きのように仲良く足並みを揃えて肩を並べて歩くのではなく、先頭をハナが、そしてすぐ後ろをみこがそっと付いて行く。心なしかハナの歩くスピードもいつもより早くて、みこはそんなハナに付いて行くのがやっとだった。
明らかにどんよりとした雰囲気。まあ――――親友が店内で服を脱いで全裸になって、その辺に居た初めて出会う男性客に「お〇んぽください♥」なんて懇願しているのを見たら、ムードだって悪くなるに決まっている。今日という日は絶対に生
みこは――――――今日一日を振り返って、自分の行動を顔から火が出るくらいに後悔していた。だんだんと痴女へと堕ちてしまった自分が、どうしようもなくキライに――――。
(ハナってば…………全然こっちを見てくれない。わ、私から声を掛けないとっ……! で、でもっ……なんて声を掛ければいいの? 謝るにも、あ、あんなのところ見られて……恥ずかし過ぎて無理だし。いっ、一体どうしたら…………)
「エッチな女の子でごめんなさい」なんて……そんなこと、言えるはずがなくて。自分が痴女だって認めたことにもなるし、恥ずかし過ぎてもう生きていけない。みこは何度も口に出かけた言葉を飲み込んでは、泣き出しそうに熱くなる瞳を道端へ向けては項垂れる。一体どうすれば……と、何度平たい胸の内で思案しても解決策は見在らない。
すると――――急に、ハナの足が止まった。
(あ、あれ?)
声を掛けるチャンスとも思ったけれど、なぜかハナは足を止めてそのまま動き出そうとしない。みこもまたハナの顔を見るのを無意識に拒んで、ハナのすぐ後ろで同じように足を止めて……恐る恐るハナの背を見つめるのみ。もしかしたら、ハナの方から言葉を切り出してくれるのかもしれないなんて。そんな甘いことを考えてしまうみこ。しかし――――現実はそう上手くはいかなくて。
ハナは再び歩き出すと、そのまま進行方向を変えて…………来た道とは別の方向へ。
「えっ……ね、ねえハナ? 一体どこ行くの?」
明らかに意思を持って方向転換し、大通りから外れだすハナ。みこの胸には不安が満ちて渦巻いて、慌ててハナを追いかける。
「ねえっ、待って! 待ってよハナ…………!」
声を掛けても、ハナは止まる気配がない。それどころか歩くスピードは途端に上がって、まるでみこから逃げるように足早になって……薄暗い路地の方へ。みこはバクバクと暴れ出す心臓の鼓動を耳鳴りとして受けつつ、必死になってハナの背を追いかける。不安のあまり足取りは重く、まるで誰かが足に手を絡ませているみたいに走りづらい。それでもみこはハナを追いかけるのをやめないで、そのまま二人して路地の暗がりを歩み進んだ。
(うそっ……ひっ、ひいいっっぅ―――――!!)
ウヘエエッ……ナ、ナンカキタゾォ!?
オ、オンナァアアッ…………ワカクテウマソウナァ、オンナダア!!
ナンデコンナトコロニ? マ、マ、マ、マイゴオオ!??
オレタチト、アソボオオオオゼエエエェェ!!
目と鼻の無い大きな口だけを顔面につけたワイシャツ姿に、ブラブラと生殖器をぶら下げた体毛が一本も生えていない全裸男、地べたを這い廻っている全身が白塗りのおじさん、そして建物の外壁に四つん這いになってくっ付いている人間とは思えない身体つきをしたヒト型のナニカ。もう言葉に表したくないような形状をした異形たちが、まるでみこたちを待ち兼ねていたかのように路地の暗闇の中にいた。ソレらはナンパ師かキャッチーのように、みことハナに近づくと口々に卑猥な言葉を掛けてくる。そしてハナはそんな彼らを前に、ようやく足を止めて―――――。
オジョウチャァァン、オジサンノチンポ……ナ・メ・テ♥
ボクノガサキダヨ! カッタクテェ、クッサクテエェエ!! グヘエ!
ハナに向かってワイシャツ姿と全裸男が語り掛けてくる。ハナはもちろんソレらに応じる素振りは見せない。だが、なぜか立ち止まったまま何も言わずに……まるで本当は目の前に広がる異様な光景が見えているかのように、じっとしている。みこは、恐る恐るハナのすぐ後ろに近寄った。
「ハナ……?」
明らかに様子がおかしいのは明白で。目の前の異形たちがいつ自分たちに襲い掛かって来るかも分からないこの状況で、ハナのことが心配で心配で……みこが気がどうにかなってしまいそうだった。恐怖と不安と困惑と悲しみが入り混じって、ずっと鼓動だけが鳴りやまずに響き続けている。こんなところにずっと曝されていれば、みこもハナも狂ってしまうかもしれない。
(と、とりあえずっ…………ハナを連れて戻らないとっ…………!!)
みこは溢れ出した涙をパーカーの袖で拭うと、決死の覚悟でハナの腕を掴んで引っ張った。
「ハナっ……………………」
すると――――ハナはようやくみこの方へと振り返る。
ハナは、悲しそうにして涙を流していた。
「みこさ、自分がさっき何をしようとしていたか、分かってるの?」
「…………ハナ、その……あれは違くて」
「何がどう違うの? あんなの見間違えようがないよ」
「ねえ聞いて! ハナお願いっ、私の話を…………」
「嫌!聞きたくない!!」
「私さ、みこのことを大切に思ってるんだよ? だから、あんなこともう絶対にしないで」
「ハナ…………」
ぐすんっ……ぐすんっ……と、肩と乳房を揺らして泣きべそをかくハナ。ハナは、心の底からショックを受けて悲しみに暮れていたのだ。その泣き顔を見て、さっきまで酷く煩かった胸の鼓動は途端に静まり返り、後悔と念でかえってギュウウっとみこの胸を締め付けた。自分がどれだけ愚かな過ちに手を出そうとしていたのか、みこは改めてその恐怖に親友の涙を持って思い知らされていたのだ。周りの異形たちは、そんなハナの涙を前に急に静かになる。みこも異形たちへの意識を外し、目の前で自分のために涙を流してくれる大切な親友のみを見つめて、その身を震えさせた。
「みこ、ごめんなさいは?」
「…………ごめんなさい」
短いやりとり――。しかし、その会話の前後はとても長い沈黙があって。「許したいけれど、ショックが大きすぎる」と言わんばかりに鼻を啜るハナと。珍しくもハナに向かって頭を深々と下げて懸命に謝るみこ。そんな二人を不思議そうに見つめている異形たち。
異質な空間の中――――静寂を斬り裂いたのは、ハナの方からだった。
「すー……はあー…………。いいよ。許してあげる」
「ハナ………………」
深呼吸をして、鼻水を啜るハナ。頬を涙でキラキラと濡らしながら、満面の笑みをみこへと向ける。いつもと変わらないその明るい笑顔に、みこもまた――――ぱあっと表情を明るくさせた。
これでやっと、全て元通り………………?
なわけ。
「うん、うん…………その代わり、お仕置きだよ?」
「へ? お、お仕置き??」
「当たり前じゃん。最初、鈍器に行く途中でさ……みこ、私にお仕置きしたよね?」
「…………えっ」
安心しきった矢先に……再びドキっと弾む心臓。みこは、はっとして……袋小路でのハナへ強要した野外放尿を思い出した。確かにあのときすっかりノリノリだったみこは、以前の保健室でのコトを持ち出して、ハナに対して“やり返し”と言って。ハナの初心な下のおクチをめいっぱい拡げたり、オシッコにまみれた恥ずかしい状態のをレロレロと舐め上げたりした。あの時、ハナは顔から火の手が上がりそうなくらい真っ赤かになってすっごく恥ずかしそうに悶えていた。何度もみこに「やめて、許して!」と叫んでも……みこはやめようとはせず、ハナを辱め続けた。
それだけじゃない――――最終的に、ハナはみこの舌使いで失禁&絶頂まで曝したのである。
たった小一時間前の出来事のはずなのに、みこはもうその時のコトがすっかり昔のことのように感じていて。あの時の自分はもう過去の自分だし、なんならアレは自分じゃないって。そんな風に言い訳をしたいくらい激しく動揺して。思わず、涙を拭いてニコニコしてるハナを見て後退り。
「みこ? どこ行くのかな?」
「ひっ、許してハナ」
みこがハナから手を放したから、逆にハナがみこの腕をギュっと握りしめて放さない。もう二人は離れられない。みこは背後にも気配を感じて後ろをばっと振り返ると、見覚えのあるバケツ頭をした巨体と悍ましいほどの巨根が見えた。それは紛うことなく、“パパ”の姿だった……。
ナカナオリシナサイ
(ひぃいいいっっっっっーーーー!!)
こうして、前方は異形の群れと怖い笑みを浮かべているハナ。そして後方は、鈍器の店内からみこに付いてきた”パパ”に塞がれて。もうどこにも逃げられない絶体絶命の状況。震え上がるみこに、ハナは少しだけ楽しそうにして…………“お仕置き”の内容を告げだした。
「ここなら、他の通行人は誰も来ないよね」
「ど、どうかな? まっ、まだ明るい時間帯だし…………誰か来そうかもー?」
「大丈夫! 来たら、私が守ってあげるから!」
「えぇぇ」
「だからさ、ほら…………ぬごっか♪」
「なっ!??」
両手をパチンと慣らして、妙案と言わんばかりの笑顔でハナはみこにそう命じた。「嘘でしょ……」と言葉を失い、さり気なく周りの異形たちを見るみこ。異形たちは、思いがけないハナの提案にザワザワと騒ぎ始める。まさか、自分たちから素っ裸になるなんて……そんなこと思ってもいなかったから。そしてみこまた、まさかそんなことを言われるなんて思ってもいなかった。
「だって、みこ……露出とか、好きなんでしょ?」
「ちっ、ちがっ…………誤解だってば!」
「隠さなくてもいいよ? ここには私しかいないし……私が見ててあげるから」
「そ、そういう問題じゃ」
「それとも……私だけじゃ満足できない?」
「い、いやっ、そんなこと……」
「……やっぱ男の人にハダカを見られた方が興奮するんだ」
「違うって!!」
「じゃあ、見せてよ。私だけに、みこのハダカをいっぱい!」
切ない表情を浮かべて必死になってそう言い張るハナに、みこは気圧されてそれ以上は抗えない。しかし……自分だけにエッチなみこを見て欲しいと懇願するハナの要求は、みこにとっては到底叶えてあげられないもの。なんていったって、この路地裏には自分たち以外の存在が数多くあり、これからみこのストリップが始まることを知って激しく興奮して各々の肉竿を握り始めている。親友に至近距離で愛でられるように見つめながら、そして異形たちにもジロジロと好奇の目で視姦されながら……。また生きている他の通行人が来ないかどうかという不安にも耐えつつ、今度は野外で素っ裸にならないといけないなんて、そんな――――――。
そんな状況を強いられた、みこは………………。
どくんっ♡ どくんっ♡ どくんっ――――♡
(こ、こんなの……興奮しないなんて、むりぃっ♥ あ、アソコがもうずっとキュンキュンしてるし、内腿にエッチな汁が伝ってきてる……。わ、私、本当に皆の前で…………?)
さっきの鈍器店内での脱衣と比べると、「見ている人数」は圧倒的に多い。明るい店内よりも路地裏の暗がりの方が恥ずかしくない……ということは一切なくて。やっぱり親友のハナの目の前で、そしてハナに命令されて脱ぐのは、よりいっそうみこを興奮させていた。
その証拠に、ノーパンなお股はすっかりぐしょ濡れ状態。多分、今日イチのヌレヌレで、剛毛なおけけがもうびっしょりと湿って肌にくっついている。暗がりのお陰でハナにはまだ気づかれていないが、もう腿裏を伝ってくる愛液はしっとりとみこの履いていたスニーカーの靴底まで流れて染み込んでいた。どうせ今のみこに拒否権なんて認められないし、これ以上の羞恥で衣服を汚すのも本意では無い。みこは、ハナからの要求を……あくまで「仕方なく?」受け入れるしかなかった。
「わ、分かった。分かったよ。ぬっ、脱げばいいんでしょ……?」
「みこっ!! ぐへっ、う、うんっ!」
「脱ぐから、その…………少し待って」
「えへへへっ……隅々まで舐めるように見てあげるね……はぁはぁっ♥」
ヤッタアア!! ヨッシャアアア!!!
オッ、オラッ、ヌゲッ! サッサトヌイデッ‥‥マ〇コヲミセロオオ!!
ストリップショーミタイニヌグンダゾ?
みこの勇気に、異形たちも観衆のごとく騒ぎ始める。「ストリップショー」なんて、もちろん女子高生には想像が難しいモノ。しかし――脱がされることの恥ずかしさと、見られることの気持ち良さは……背後で立ち尽くしている“パパ”に教え込まれたばかり。
だから、みこは――――また“パパ”に命じられる前に。まるで「もう私は一人でだってすっぽんぽんになれる」と言い張るように。後ろからジイッと舐め上げられる視線を受けつつ、パーカーの裾に手をつけてそのまま……するりするりと肌へ通して脱ぎだしていく。緑色のそれをばさっと脱ぎ去ると、そのままハナへ向かって「持ってて」と手渡す。そのまま手慣れているかのような流暢さで、一枚一枚衣類を剥がしていき…………乳房も、お尻も、そしてヌレヌレのアソコも、路地裏の暗がりの中で全て曝して潔いくらいの露出振りを披露して見せた。
「…………ほらっ、脱いだよ」
全身汗だく、お股ヌレヌレ……けれど、表情は澄まして凛とした立ち姿で。みこは、一糸纏わぬハダカ姿となり。ハナと、それ以外の観衆たちの前に全てを曝け出した。羞恥心に耐え抜くように堂々と振舞うみこの胆力と我慢強さは、明らかにこれまでの経験によって培われたモノ。決して好奇の視線なんかに屈しないという、覚悟を胸にして。姿勢を正して、凛としてハナと向き合う。
ハナは――――“脱がした方”なのに、耳まで真っ赤にして興奮で肩と乳房を上下に揺らすほど鼻息を荒くして、脱衣を済ませた親友の艶姿に魅入っている。それだけ、今のみこは大胆なのだ。
「う、うわぁ……こうやって見ると、みこの肌と身体つきって本当に綺麗だねえ。おっぱいは、まあ……控えめだけど」
「…………喧嘩売ってる?」
「い、いや形は綺麗だし、ちっ……乳首だって綺麗なピンク色! な、なんかそのサイズ感が逆にエロい! そ、それに……なんか尖り方も、卑猥な感じが…………ごくんっ」
「へ、ヘンな風に言わないでよっ。べ、別に普通だし…………」
おっぱいのサイズについて突かれると、涼しい表情に熱が入って台無しになる。やっぱり、みこの弱点はおっぱいだ。特に天然巨乳娘であるハナに触れられると、言葉だっていうのにも関わらず胸の奥の方までジンジンとダメージが入る。その刺激は、流れるようにアソコまで響いてくる。
ハナに言われて……異形たちもの視線も、みこの桜色の膨らみに集中。みこは、思わずばさっと両手でおっぱいを覆い隠す。すると異形たちはハナの乳房の方と交互に見比べて、それぞれ顔を見合わせてペチャクチャと口早に話し出す始末。まるで、路地裏のおっぱい品評会。ちらっとその様子をみこは目の端で窺うけれど…………満場一致で、異形たちの視線はハナの巨乳へ。
(…………脱いでる私よりも、脱いでないハナの方がそそられるわけ?)
少しむかっとしたのか、みこは深呼吸をすると――――手を腰に当てて、乳房をオープン。しかも自分のを見てくれとアピールするかのように、少しを腰を振っておっぱいを揺らして見せる。すると、やっと異形たちもみこの乳房へ視線を戻し……握っていた肉竿を扱きだした。
「……ね、ねえ、そのままふわりと一回転して見せてよ」
「えっ、や、やだ」
「お仕置きなんだよ? みこに拒否権ないの! ほら、さっさと舞って見せて!」
「ううっ…………いっ、一回だけだからね」
ハナの命令は絶対。従う他に、選択権は無い。これも全て自分が招いたコトだと言い聞かせるように、精いっぱい嫌がる素振りを見せて、本音では悦んでいるその身体をふわっ……♡
すると――――――ぽたっ……ぽたぽたぽたっ。
(っひいいいいっ…………!)
揺れ動いた小ぶりなヒップの内側から、愛液の雫が滴り落ちた。それは、みこは「見られる」ことで感じている痴女だって、皆に知ってもらうには十分過ぎる紛れも無い証拠で。異形たちからは下品な歓声が沸き上がり、その最前席で堪能しているハナは……自ずから乳房を手で掴んでは揉みしだき、内股になってキュンキュンと股間を嘆かせながら、親友の控えめなのに卑猥すぎる肉体美に魅了されていた。見ているだけで、ハナはイっちゃいそうだった。
「はぁっ……はぁっ……みこ、お尻もすっごく綺麗。小ぶりだし、おしり大福みたい」
「そ、それは褒められてるの!?」
「う、うん。すっごく美味しそう……ね、ねえ一口かじらせて?」
「ふえぇ!? な、何言ってんの!?」
「えへへ。じょ、冗談だよお。今はこうやって見てるだけでいいの……」
「今はこうやって見てるだけ」――――。その言葉に、みこは不安を覚えずにはいられなかった。“今は”ってことは、この先ハナはみこをどうするつもりなのだろうか。そして、“今は”ハナはみこに何をさせるつもりなのだろうか。路地裏とは野外で衣服を全て脱がせて、それから……?
「よしっ、このっまま少し歩こっか…………」
「ほ、ほんとにこのまま行かなきゃダメ!? さ、流石に誰かにこんなところ見られたら」
「大丈夫だよ! 大通りに出る前には流石に服着させてあげるからさ……はぁっ♥ はあっ♥」
「ハナ、鼻息荒らすぎ。どれだけ私のハダカで……コーフンしてんの」
「だって、今のみこすっごくエロいんだもん♥ みこってやっぱ、変態さんなんだね」
「ううううっ♥」
“変態”って言われると、みこは羞恥心で殴られてみたいにその身をびくんっと捩らせる。もしかしたら、貧乳弄りよりも効くかもしれない。自分がもう紛うこと無き痴女だってそう認める発情している自分と、そんなことないって否定したい理性を持った自分が――――まだみこの控えめな胸の中には存在していた。まあ、その勢力差は圧倒的に理性不利だけど。
「あっ、そうだ」
「なに? は、早く行こうってば」
「んへっへへへへ」
「ハナ? わ、笑い方……気持ち悪いよ?」
「えっとねえ、イイコト思い付いちゃった!」
嬉しそうにして、ハナはすぐに手にしていた黄色い買い物袋を弄り始めた。さっきのアダルトコーナーでの購入品が入っている、ということは……? 嫌な予感がみこの胸の鼓動を更に激しくさせて、余計にアソコが疼いてしまう。そうして満面の笑みでハナが取り出したのは……?
「これこれ! 二穴バイブっ……! さっき買ったやつ!」
「えっ、えっと…………ハナ? 冗談だよね??」
「……これ、今使っちゃおうよ」
「嘘でしょ。なに言ってんの!?」
「いいじゃんか! せっかくの野外露出なんだし……より変態さんっぽくなれるよ」
「わ、私……変態じゃないし」
「みこの方こそ何言ってんの? さっき男の人に裸見せて、しかもお〇んぽまで強請ってたくせに」
「おっ、おちんっ…………は、ハナっ、はしたないこと言わないで!」
「みこの方こそ、今さら清楚ぶらないでよお! ほ、ほらっ……さっさとお股開いて!」
ハナの提案に歓喜の声を上げる観衆たち。みこは恐ろしくなって、もうハナを振り切ってでも先へ進もうとするも……ハナはみこのフトモモを掴んで、無理やりにでも股を開かせようとする。片手には開封したばかりの、ピンク色をした二本の棒状が特徴的な……まるで丸まろうとしている芋虫のような形状の玩具が。それは、みこがずっと何よりも欲しがっていたモノである。
しかし――――いくら何でも、こんなところでなんて!!
「やだっ! は、ハナっ!? なにすんの!??」
「私が挿入してあげる」
「ええっ、じっ……自分でするからっ。お願いハナっ……」
「遠慮しなくていいんだよぉー? 私がずっぽし、咥え込ませてあげるからねー♥」
抵抗する権利は無いと――――腹を括っていたみこだけど。流石に、初めて使うエッチな玩具を無理やりになんてのは、怖くって。しかもそれは、お尻にも蓋をするモノ……。お尻でなんて……いくらみこでもまだ未経験な世界。それに主導するのはハナ……それも使い方なんて理解しているわけがなく、無邪気な好奇心と嗜虐心を胸に無理やりシようとしてくる。
みこにとってこれほど怖いことは無かった。もしかしたら、これまでトップの恐怖体験かもしれない。嫌でも抵抗しようとするそんな身勝手な小娘を、叱りつけるように…………!!
サッサトズッポシイレナサイッッッ!!!
「ひっっ…………!!」
痺れを切らした“パパ”からの一喝……。それを聞いて、叱りつけられたみこは怯えた様子で抵抗を止めて、ハナのされるがままとなり――――油断したアソコの裂け目に……♡
ずびゅぅぅっっっっ♥♥
「あ”っ♥」
バイブをお〇んこに突っ込まれて、思わずびゅぶっと潮を吹くみこ。
そんなあられもない親友を見て、ハナは満面の笑みを浮かべた。
「いっぱい気持ちよーくしてあげるからね…………みこ♡」
お読みいただき、ありがとうございました。
面白いと思って頂いた方は、評価や感想、お気に入り登録をよろしくです。
誤字や脱字のご指摘なども、お願いします。
では、また次話で!
皆さん、『やらせてくれる子』ちゃんをお読みいただきありがとうございます。相変わらず遅筆かつ稚拙な文章であるにも関わらず、読んでくださっている方々には感謝しかございません。話数も30に近づてきたこのタイミングで、今後の「竿役」について少しだけ皆さんからのご意見をお聞きしたいと思います。端的にいえば、「みこと生者の絡みがアリかナシか」です。あくまで参考程度となりますが、ご回答宜しくお願い致します。
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竿役は生者・亡者誰でも大丈夫
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竿役として少しくらいなら生者でも大丈夫
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竿役は生者を出してほしくない