※この作品はR-18です。

教祖様の孕世界ー強制結婚させられ不本意妊娠する○番目の妻達ー   作:みころ(鹿)

3 / 7
1-2

 

・・・

 

「ねぇ、あんた」

「え?…な、なんですか」

それからまた数日が経ち、2人は脱出の機会を窺いながら情報収集に努めていた。特に外出も可能で権限の強い上級妻と接触しようとしたが、男の2人への執着は強くほとんど毎日どちらかが抱かれており、短い自由時間では充分に情報収集ができなかった。

そんな矢先、唯が1人で他フロアに行っている時のこと。シャワー室から出て服を着ようとしていた香織に同じ中級妻が3人で声をかけてきた。

先頭に立っていたのは先日男にアプローチをかけていた女の子。中級妻達の合間でも目立っている1人であり、集まった3人は全員上級妻を目指している子たちでよく集まっているのを見かけるグループだった。

「目障りなんだけど」

「…」

共同生活である以上、当然諍いは起こる。基本は被害者同士協力しあっている中級妻であるが、ただでさえストレスの溜まりやすい極限状態で、加えて競争を煽られるような場所柄、特に彼女達のように上級妻を目指す女同士は険悪な関係になりがちだった。

仲良くなった中級妻からそんな話を聞いた香織は自分には関係ないと思っていたが、そうもいかないらしい。普段ならこういう時は唯が守ってくれるが、今はいなかった。

身体を強張らせた香織を毛先をくるくると指に絡めた彼女はまじまじと見つめる。そして他の2人に振り返る。

「てかやっぱり私の方が可愛いよね?」

「うん、まぁ。ムカつくけど」

「いや、私の方が可愛い」

「聞いてねーし」

見初められている妻にはまず美人しかいない。香織もほんわか美人であり、肉付きの良い身体には両手に収まりきらないほどのおっぱいがついている。だが目の前の女子達の平均値はとにかく高く、特に先頭の彼女は思わず嫉妬してしまうくらいのスタイルの良さと整った顔立ちをしていた。主観にもよるが、彼女の方が香織よりも綺麗とする人もいるだろう。

「でも最近あんたばっかり抱かれてるじゃん?なんで?」

「えっと、それは…」

男の考えはわからないが、恐らく元々敵であったジャスティカのメンバーを…孕ませるということに特別感があるのだろう。端的に言えばそうなる、しかしジャスティカであることを明かすことはセマラハ教団に正体を知られないために元々禁止していた。

もうそれも今更ではあるのだが、香織が口ごもっていると先頭女子はハッと笑った。

「取り入る方法は教えないってわけ?」

「そういうわけじゃ…私にもその、わからなくて」

「じゃあせめて協力してよ、悪いようにはしないからさ」

てっきりリンチにでもされるのかと思っていた香織は少し拍子抜ける。沙耶香と名乗った女の子はまだ女子高校生らしく、読者モデルをしていたらしい。

「私ら誰か1人でも上級になれたら、他の2人を上のフロアに連れて行くってことにしてんの。付き人扱いだけど、そこは選ばれなかった方が恨みっこなしってことで」

「まぁ私が選ばれるけど」

「はいはい。でも、したらみんな贅沢な暮らしもできるし、外出もできるらしいし、万々歳じゃん?どう?参加しない?」

彼女が香織に声をかけてきたのは、香織が上級妻になれる可能性を見たからかもしれない。それに仮に付き人でも外出が許されるなら、脱出できる可能性はそこにある。

「あの、でしたらみんなで脱出しませんか?」

「え?なんで?」

「え?…だ、だってその、みなさんあの人に無理矢理ここに連れてこられて…ひどい扱いされてますし、逃げなくちゃ…」

「あー…まぁ実際おっさんの性処理キツイけどさー…めちゃくちゃする時もあるし。でも上のフロアの暮らし見たっしょ?普通に暮らしてたらあんな贅沢絶対できないし、実際おっさんが世界征服できるならその正妻になれるかもって大チャンスだし」

「捨てんのもったいないよね」

「ね」

今まで考えたこともなかった捉え方に香織は頭を揺さぶられた気持ちだった。確かに世界の支配者の妻となれば、その暮らしは天上のものになるだろう。人によってそれは例え無理矢理犯されても欲しいものなのかもしれない。

「まぁこっちに迷惑さえかけなかったら脱出目指したらって感じだけど…協力は結局すんの?」

「あ、あの協力は良いんですけど、唯ちゃん、私の友達も一緒でいいですか?」

「唯…あぁ、あの人かぁ…でもあの人って大丈夫なの?」

「え?」

「前一緒にした時さぁ…」

それから、沙耶香から聞いた話は香織の呼吸を少し止めた。

 

・・・

 

「あっ…♡やだ、やだ…♡殺さないでください、お願いしますっ…♡」

火蜂唯は男に媚びていた。その首筋は男に両手で絞められており、息苦しさと犯されているせいかその目は酩酊しているかのように潤んでいた。軽く首を絞めるだけで唯の膣の具合が良くなることを知ってしまった男は唯の恐怖心をおもちゃにしながら、かつて自分を苦しめた敵を屈服させていた。

あの日、下級妻のフロアを去る時に唯は見てしまった。男に押し潰された下級妻が、犯されながら首を絞められて、ジタバタとしてからぴたりと動かなくなるところを。死んだかどうかはわからないが、最後の瞬間見た女の子の絶頂した顔が忘れられなかった。あれ以来思い返すたび唯は動悸が止まらず、死への恐怖と自分でも理解不能の興奮で心と身体がバラバラになってしまったようだった。

そうなるともう以前のように男へ毅然な態度をとることはできず、元々自覚はなかったが性感帯だったのだろう首筋を触られると、自分の中の弱いスイッチが入ってしまうようになってしまっていた。

痛いくらいに鳴る心臓が興奮によるものだと知らずに、唯は殺されないために男に奉仕する。言われるがまま土下座して足先にキスをしたり、油が浮くまで金玉を舐めたり、騎乗位をした時はイイ所に当たりすぎて本気イキしてしまった。拙い奉仕に失敗してしまうとお仕置きとしてお尻に手形が残るまで叩かれたり、おっぱいを噛まれたりして、その度に唯は声を上げたが、特に首筋に手をかけられた時はおしっこを漏らすほどだった。

彼女は真性のマゾだった。男勝りな性格は生きていくためのカモフラージュであり、男はそれを見抜き、マゾバレしてしまった女の子の末路は快楽と恐怖による言いなり雌奴隷である。

「あ、愛してます…♡だから僕の、唯のまんこいっぱい使ってくださいっ…♡」

強制される言いたくないセリフにきゅーん…♡と膣が締まる。

男のピストンが早くなり、首に込められる力も強くなる。中出しへの恐怖と、死への恐怖と、それを上回る悦楽に唯は豚のように叫ぶ。酸欠でチカチカと明滅する脳みそに、想い人であるジャスティカレッドのことはすでに無く、男の射精とともに絶頂を迎える。

「イグッ♡イッッッ…グゥッ……♡」

抱き合った男女の腹の奥底で、びちびちと泳ぐ精子は母体の意思とは真逆にその奥を目指す。ちんぽが引き抜かれ、2人がまるで恋人のように唇を密着させているその裏で、果てしない旅を終えた精子たちは未成熟な卵子を発見する。ゴールの登場に色めきたった精子たちは全速力で卵子に殺到し、ふよふよと能天気に泳いでいた卵子を囲むと集団リンチを始めた。男勝りマゾの卵子らしく最初こそ外敵の侵入を防いでいたが、よってたかってボコボコにされすぐに屈服すると、空いた外壁の隙間から一匹の精子が頭をくぐらせ、つぷり…♡と潜り込んだ。

「……お゛、お゛、お゛ぉ゛〜ッッ…………♡」

遂にしてしまった受精を感じとって、またマゾイキした唯は、自らを孕ませたパートナーにしがみつくと泣きながらべろべろとその胸板を舐め回す。目の前の雌が完全に自分の物になったことをしっかりと感じ取った男は唯の尻を潰すように掴むとまたちんぽをバキバキにいきり立たせた。

 

・・・

 

「唯ちゃんはさ、どうしたいの」

「…」

自室のベッドで隣に座る唯に、香織は尋ねる。

「どうって…脱出して、みんなを助けて…」

「沙耶香ちゃんから聞いたよ。今の唯ちゃんの望みは、そうじゃないよね」

「……でも、私はジャスティカイエローで…下のフロアの人たちは…」

「…うん」

香織はぎゅっと目を閉じる。聞こえてきた悲鳴を思い出すと、足はすくんでしまった。口の中が乾いた。

「女の子の幸せって、なんなんだろ…可愛いお洋服を着ること?好きな人と結婚すること?それとも、子供を産むこと?」

「香織、それは…」

「私、妊娠してたの」

唯が目を見開く。そしてすぐに涙が溢れた。

「昔はね、子供って愛し合ってできるって思ってた。でも違うんだね。大嫌いな人でもおちんちんさえあったら、子供はできちゃうんだ」

香織は自らの下腹部を見下ろす。いつもと変わらないはずのお腹は、しかしその中に新しい命が育ち始めている。初めてできた自分の子供、自分の遺伝子を分けたあの男との子供。

唯は泣き声を押し殺しながら、香織に抱きついてくる。その頭を撫でながら香織は、涙が伝うままにした。

「この子を守りたいの。幸せにしてあげたい。だから、私あの人の奥さんになろうと思う。上級になって、この子に良い暮らしをさせてあげたいから」

「香織…香織っ…」

「ごめんね、唯ちゃん…私裏切り者になっちゃう」

「僕っ…僕はっ」

「唯ちゃん…唯ちゃんは、どうするの…?」

 

・・・

 

ジャスティカレッドこと本場隆は頭に被せられていた麻布を剥ぎ取られ、飛び込んできた光に目を閉じる。やがて慣れてきた目を開くと、そこは教会だった。白いレースが飾られたそこは結婚式場のようになっており、端に戦闘員達が等間隔に並んでいるのが見えた。

時間の感覚が無くなるほど尋問と失神を繰り返していた隆が急に連れてこられたこの場所に困惑していると、隣に同じように縛られて座らされた男がいることに気がつく。

「ゆ、悠二!無事だったか…」

「お前もな、隆。無事…というには酷い顔だが」

そこにいたのはジャスティカブルーである神木悠二。

傷だらけのお互いの顔を見て2人は少し安堵するが、相変わらず不気味な状況に困惑していると、教会正面の壇上に巫女服の女が現れる。声をかけるより早く、結婚式に使われる音楽が鳴り始めた。

「新郎のご登場です」

入り口から現れたのはセマラハ教団の教祖。タキシード姿を身に纏うにっくき仇敵の姿に2人の怒りのボルテージは即座に跳ね上がる。

「てめぇっ……!」

「おー良い顔になったなぁ2人ともw元気してた〜?w」

「下郎が…必ず後悔させてやるぞ」

「こわw」

男は縛られて動けない2人の横を悠々と通り抜けると壇上に立つ。2人に殺意のこもった視線で睨みつけられても崩れないニヤニヤ笑いが鼻についた。

「では次に、新婦のご登場です」

随分と急な進行ではあるが、再び教会の入り口が開く。そこに現れた人影を見て2人は怒りも忘れて完全に固まる。

ウェディングドレスを着た火蜂唯と色味香織の2人。美しく荘重な飾り付けの施されたドレスを身に纏い、一流スタイリストからメイクの施された2人はかつてないほど美しく、そしてそのお腹はぼってり…♡と膨らんでいた。

妊娠中の新婦2人は連れ立って歩き始めると、縛られた男2人の横を通り過ぎる。

「ごめんね…」

香織が悠二を見下ろしながら呟く。かつての想い人の姿は変わり果てていた。

新婦たちが男の横に並ぶと、男は2人の胸を揉み始める。勝手知ったると言わんばかりのその様子は、濃密な男女の仲を窺わせた。呼吸を荒くしながら、隆は身体をよじって叫ぶ。

「ゆ、唯…なんで、なんでっ…!?」

「隆くん…ごめんっ、ごめんねっ…私、この人に女にしてもらったの…あっ」

男が唯の首を掴む。その瞬間浮かべた恍惚とした笑みは女としての幸せの一つの形であり、くねりと動いた腰は男勝りだった唯からは想像できないものだった。

「香織っ…君も裏切ったのか!?」

「悠二くん…ごめんね、誘拐された女の子って男の人に逆らえないの。犯されて、おちんちん舐めて、ご奉仕して…赤ちゃんができちゃったらもう終わり。このおちんちんのものにされちゃうんです…♡」

そう言うと香織は男のちんぽを服の上からすりすり…♡とさすり始める。男に身体を寄せ、おっぱいを押し付けて誘惑するその姿はかつての沙耶香と同じだった。

絶望してがっかりと項垂れた2人の前で式は進む。

「汝火蜂唯はご主人様とそのちんぽに永遠の愛を誓いますか?」

「はい、誓いまーすっ♡」

「汝色味香織はご主人様の妻として、ご主人様の言いなり雌奴隷になることを誓いますか?」

「はい、誓います…♡」

「では誓いのキスを…」

男がズボンをずりさげ、勃起ちんぽが露わになる。2人は膝立ちになるとビクビクと震えるちんぽに顔を近づけ、左右からちゅっ…♡と女の子が一生に一度しかしないキスを捧げた。

「ね、あなた…そろそろかも」

「あ、僕も…」

「じゃあ早速やるか〜w」

誓約の熱も冷めぬまま、男がポケットから取り出した錠剤を2人はせーので飲み込む。わらわらと現れた戦闘員たちによって設置された分娩台に2人は腰掛け、その先に隆と悠二の2人は拘束された。

「まぁ元お仲間としてせめて特等席で新しい命の誕生を見せてやろうと思ってw楽しんでってくれよ?w」

程なく出産誘発剤の効果が出始め、2人がいきみ始める。男によって使い込まれた元恋人のまんこを隆と悠二は虚な目で見つめていた。やがて破水した液体を2人は頭から浴び、新しい命の誕生の瞬間に立ち会ったのだった。

 

・・・

 




ジャスティカ編は以上みたいな感じです。全6話予定です。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。