インキュバス イン テイワット 作:朝潮
西風教会(5)
大聖堂の大きな扉を開くと、一気に神聖な雰囲気に包まれる。
外から見ても巨大だったが、中に入ると更に広く感じる。
そんな広い空間には数人の礼拝者とシスターがいるだけで静謐としている。
その中に目的の人物を見つけ、声をかける。
「バーバラちゃん」
「!」
バーバラは主人を見つけた犬のように目を輝かせ近寄ってきた。
オレは彼女の背後に左右にものすごい速さで振られる尻尾を幻視した。
「あっ、あの、あの……っ」
「久しぶり。元気してた?」
「は、はいっ」
バーバラ。
どこから覚えてきたか、『アイドル*2』を自称しているモンドの人気者。
そして、インキュバスという種族がそんな可憐な彼女を放っておくはずもなく。
「んっ」
近寄ってきたバーバラを腕の中に迎え入れ、口付けを交わす。
彼女の柔らかくも弾力のある艶やかな唇へと吸い付く。
「えっ、えっと、えっと。まだ人がいるよ……」
胸板を推して、腕の中で抗議するバーバラ。
嬉しそうな困ったような、そんな笑顔をにへらと浮かべている。
しかしその力は赤子の力よりもか弱く、すぐにでも振り切れるものだ。
「バーバラ。会いたかった」
「わ、私、も……」
(ど、ドキドキが止まらないよ……)
バーバラの心臓は暴走してしまったかのように高鳴って直らない。
思わぬサプライズを受け、嬉しいのに涙が溢れて視界をぼやけさせる。
バーバラは安心し切った仔猫のように、大好きな男の腕の中で体を預けた。
ちゅっちゅと、あやすように何度か優しいキスを降らせて。
機を見てぬめりと差し入れた舌は、いとも簡単にバーバラの口内へと侵入する。
「ん……ちゅぱ……れる……ちゅ……」
口から水分を絞り出して、バーバラの口の中へ注ぐ。
拒否しても、身体は受け入れてされるがままだ。
重力に従い、オレの口からバーバラの口内へと流れ落ちる。
「ん、んむ……んくっ……ぷはっ」
唾液を嚥下して、まるで風邪をひいたかのように頬が真っ赤に紅潮しているバーバラ。
オレは背中を抱いていた手をスススと滑らせ、お尻の方まで下ろし。
スカートの上から尾骶骨の辺りをスリスリ撫でる。
バーバラはここを撫でられると途端に抵抗できなくなる。
猫のようで可愛い子だ。
「バーバラ。バーバラのせいでこうなっちゃったよ」
「あっ」
腕の中でされるがままのバーバラに、エロいキスで膨れ上がってしまった股間を見せつける。
下腹部では布地を突き破らんと、内部から膨れ上がり立派なテントを張っていた。
窮屈になったきたため、服をずらして狭い下着の中から解放する。
すると立派なインキュバスの陰茎がばるんと勢いよく顔を出した。
「こ、こんなところで出したらダメだよ……?」
(久しぶりの、おちんちんだ……)
バーバラは常識的なことを言いながらも、そこから目を離せなかった。
何せ、数年間夢に見るほど欲しかったモノが今目の前にあるのだ。
欲しくて欲しくて、疼く体を日々自分で慰めながら鎮めていた。
「触ってみて?」
「う、うん……」
ぴと。
ひんやりとした小さな手が、雄々しく屹立した陰茎へと触れた。
熱く熱された肉棒はそれだけでビクビクと嬉しそうに跳ねる。
「ほら。上下にこすってごらん」
「で、でも……」
オレはよしよしとお尻を撫でて理性を壊してあげる。
バーバラは、周囲を気にしながら恐る恐るといった様子で肉棒を握り込む。
ガチガチに硬化した肉茎は、バーバラのその小さな手には収まりきらない。
一度きゅっと握ったかと思うと、優しい手つきでさすり始める。
血管の浮き出た竿。高く段差のついたカリ首。真っ赤に張った敏感な亀頭。
白く滑らかで、シルクのようなすべすべの指先が怒張の表面を這い回る。
スリスリと撫でられる心地よい快感が駆け上がる。
普段は潤滑油でぬめらせた手で激しくしごかれることが多いのだが。
ここは教会。そんなことをしたら卑猥な音が響いてしまう。
教会で牧師に手コキをさせているという背徳感はあるのだが、しかし、いつもより刺激が少ないのも事実。
気持ち良いのは良いのだが、どちらかというと、性的興奮というよりはマッサージのような心地よさだ。
このままではなかなか射精に達することができない。
「バーバラ。おっぱいを出して見せてくれないか」
「えっ!?そんな、バレちゃうよ……」
「大丈夫。背中で見えないよ」
「でも……」
「お願いだよ。バーバラ」
(うぅ……嫌だって言えないよ……)
必死にお願いすると、折れてくれたバーバラ。
肩が開いた服なので、胸の部分をずり下ろすとすぐに露出ができる。
ぽよよと手のひらサイズの可愛いもちもちおっぱいが現れる。
つんと上を向く先端の、桜のように色付いた乳首から目が離せない。
「これで、良い?」
「うん、可愛いよバーバラ」
視覚的な興奮も合わさったことで、一気に射精欲が高まる。
するとしゅりしゅりと刺激される亀頭の先から、透明な液体が滲み出始めた。
垂れた先走りが指に絡まると、水音が出てしまう。
それはそれで気持ち良いのだが、音が出てしまうとまずい。
「バーバラ。舐め取って」
「うん……あむ……」
バーバラの舌は鈴口に下を這わせて。流れ出た先走りを舐め取る。
まるでナメクジのようにじっとりとした動きで舐め上げる。
敏感な場所をねっとりと刺激され、勝手に肉茎がヒクヒクと痙攣する。
「んむ、れろ……れず……れりゅ……」
竿がしなったので気持ちよさが伝わったのか、先走りを舐め取った後もしつこく亀頭を舐めてくる。
肉棒を手でしごきながら、亀頭を舐め回して射精を促す。
(おちんちんの味……ちょっとえぐみがあって、すごく、しょっぱい……♡)
バーバラはとても美味しいとは言えない味を堪能していた。
記憶の奥底でずっと忘れられなかった味、感触、匂い。
バーバラのお腹がジュンと疼いた。
亀頭の先が熱を持ち始め、陰嚢が弾丸を弾倉へどくどく送りはじめる。
モンドに辿り着くまで出していなかったため、早めに射精感が上り詰めてきた。
「バーバラ、射精る……汚れるから口の中で受け止めて……」
「ん、はむっ……」
バーバラは返事代わりに亀頭へと吸い付き、小さなお口を精一杯開いて先端を頬張る。
その口内では未だ舌が亀頭をちろちろと舐め回している。
「う……射精る……受け止めてくれ……っ」
どぴゅっ ! びゅるるっ ! ぶぴゅぴゅっ !
これまでためていた性欲を解放するように、バーバラの口内に欲望をぶちまけた。
射精の間も手コキをしてくれる優しいバーバラが愛おしい。
腰から痺れるのような甘い射精の刺激を感じながら、数秒の開放感を満喫する。
射精の間も手コキをしてくれる優しいバーバラが愛おしい。
「んぇ……いっはい……れらね……♡」
バーバラは舌の上に精液を溜め、どのくらい射精したのかを見せてくれる。
どろりと粘性を帯びた精液はバーバラの口の中で糸を引いていた。
精子を受け止めたバーバラの口内からは生臭いにおいが漂ってくる。
清純なバーバラを汚したようで射精後なのに興奮がおさまらない。
「ん……んくっ……ぇあ……全部飲んだよ……♡」
その苦くて喉に絡みつくザーメンを、一息に飲み下す。
お世辞にも美味しいとは言えない精液を胃に流し込んだバーバラは、芸を披露した犬のように、嬉しそうに報告してきた。
「バーバラ。続きは部屋でしよう」
「う、うん。わかった……」
口の端を精液で汚しながら、バーバラはこの先に待つ快感に股を濡らした。