ひょんなことから同級生たちと同棲することになり、楽しいからいいやと油断していたら毎晩毎晩大変なことになった 作:松木ユキ
俺はズボンを下ろして硬くなった肉棒を握りしめ、さらに菜摘に近づいた。そして股の間に入り、菜摘の性器を真正面から見るような姿勢になる。
「やっ、恥ずかしいですよお……」
「お前が見ろって言ったんじゃないか」
「そうですけど……」
菜摘は照れたように、顔を真っ赤にしていた。しかしその感情とは裏腹に、膣口はひくひくと蠢き、愛液がたらりと垂れだしてきている。柊とは違って薄い陰毛に、少し黒ずんだヒダ。それがたまらなくエロく思えてしまい、俺の竿はさらに硬くなっていった。
「センパイのおちんちん、おっきい……!」
「なんだよ、他のを見たことあるのか?」
「……え、えっちな動画とか」
顔を手で覆って、菜摘は呟くように答えた。高校のときはもっと真面目そうな見た目だったし、そういうこととは無縁だと思っていたけど。……意外だな。
「お前でもそういうの見るんだな」
「いやっ、その……たまにですよ」
「ふーん……」
俺たちは互いの性器を見つめ合ったまま黙り込んでしまった。いざこうやって対面してみると、なんか俺まで恥ずかしくなってくるな。あんなに可愛がっていた後輩の秘部を見るというのは、なんだか罪悪感があるというか……。
「センパイ?」
「な、なんだ?」
「……続き、しませんか?」
そう言って、菜摘は改めて右手を大陰唇に伸ばした。そのまま表面のヒダをなぞるように動かし、可愛い嬌声を漏らす。
「ああっ、センパイっ……!」
「菜摘……!」
「ああっ、やああっ……! んっ、んんんっ……!」
菜摘のまんこから垂れだした蜜は、そのまま下の方まで流れ出ていった。そちらを見てみると、そこにあったのはきゅっと締まった可愛い尻穴。隅から隅まで見てしまった感じがして――俺も、自らの肉棒をゆっくりと擦り始めた。
「センパイ、嬉しい……!」
「……いいから」
幸せそうに俺の竿を見つめる菜摘の顔は、とても愛おしく思えた。俺もなんだか照れ臭くなってしまい、ついそっけなく対応してしまう。菜摘はさらに指を膣内に進め、大きな声を上げた。
「あああっ……! やっ、やああっ……!」
じゅぽじゅぽといやらしい音が響き渡り、俺の耳にじんじんと伝わってくる。青のインナーカラーが入った茶髪がさわさわと揺れ、菜摘は快感に顔を歪ませていた。
「き、気持ちいいのか菜摘……?」
「そんなこと、言わせないでくださ――んっ!! はああっ、やあっ……!」
今度は表面の陰核を強く擦るように刺激しており、菜摘の喘ぎ声が一段と大きくなった。びくんびくんと体を大きく跳ねさせ、快楽を貪っている。
「なあ、一つ聞いていいか?」
「な、なんですか?」
「もしかして、その……お前、オナニー好きなのか?」
「!!」
次の瞬間――菜摘は俺に向かって枕を投げつけてきた。顔に直撃して、俺は思わず大声を上げてしまう。
「な、何すんだよ!?」
「センパイのバカ!! 変態!! さいてー!!」
「う、うるせえよ!!」
今日こんな状況に至った経緯を考えれば、自分がバカで変態でさいてーであることを否定するのは難しい。けど、いくらなんでも体液まみれの手で枕を投げるのはやめてほしかったな……。
「……で、どうなんだよ?」
「まだ聞くんですか!?」
「だって気になるからさ。なんか慣れてるみたいだし」
「……」
菜摘はすっかり手を止め、黙り込んでしまった。しばらくそのままでいた後、ようやく恥ずかし気に口を開く。
「……高校の時から、ずうっとしてました」
「そ、そうか」
「それも――センパイをおかずに」
「はっ??」
ちょっと待て、それは予想してない!
「……センパイの匂いとか、後ろ姿とか、カッコいい顔とか。全部妄想して、一人でしてました」
新歓で「モテない」とか言っていたくせに「カッコいい顔」とは、なかなか調子のいい奴だな。……けど、なんだか悪い気はしなかった。
「私、これでもセンパイを誘惑していたつもりなんですよ?」
「えっ?」
「わざと短いスカート履いてみたり、胸元のゆるい服を着てみたりして」
言われてみれば、菜摘はそういう格好をしていた気もする。……実際にパンツが見えたり、胸が見えたりしたこともあった。しかし、俺はそういうときはそっと注意をして――手を出すなんてことはなかった。
「けど、センパイは『服装には気をつけろ』って言うばかりで。何もしてくれなかった」
「……」
「センパイは私を女の子として見てくれなかったじゃないですか! だから家に帰って、私は一人で――」
「菜摘」
「えっ?」
「今、俺はお前を女として見ている。……それで許してくれないか」
俺は硬くそり立った肉棒を見せつけ、菜摘の目をじっと見た。声を荒げていた菜摘も、それを見て微笑む。
「……ズルいですよ、その言い方」
菜摘は静かに自慰を再開した。くちゅくちゅとした音が再び聞こえてきて、俺も自分のちんこを擦り始める。
「センパッ……やあっ、いやっ……!」
「菜摘……」
俺は近くに見える二つの膨らみが気になって――そっと、菜摘のパジャマに手をかけた。一瞬驚いた顔を見せた菜摘だが、すぐに無言で頷いてくれた。それに従って、俺はゆっくりとめくっていく。するとそこに、小ぶりな乳房が現れた。茶色の乳首はピンと硬くなっており、刺激を求めてぴくぴくと震えている。
「……ち、小さいんです」
「可愛い。……可愛いな」
「や、やあ……」
ふと下に目を向けると、そこにはすべすべのお腹が見えていた。小さいおへそも愛おしく、思わず舐めてしまいたくなるほどだった。柊に比べれば決して豊満とは言えないかもしれない。けど――俺にとっては、これもまた最高の身体だったのだ。
「菜摘のおっぱい、綺麗だ。ごめんな、高校の頃に見てやれなくて」
「あ、謝らないでください!」
「菜摘……」
俺はずりずりと膝を動かして進んでいき、肉棒を菜摘の腹の上に掲げた。眼前に現れた男根に対し、菜摘はごくりと唾を飲みこむ。
「ああっ、やあああっ……!!」
「菜摘っ、菜摘っ……!」
「センパイ、センパイ……!」
俺たちは自分の手を動かすことだけに集中していた。そのスピードはどんどん速くなっていき、部屋に響く音も大きくなっていく。ぐちゅぐちゅとした愛液の弾けるような音と、俺が竿をしごく音。その二つが重なり合い、不思議と艶めかしい雰囲気を醸し出していた。
「センパッ、私もう……!」
「イ、イくのか?」
「センパイも、出してっ……!」
「ああ、出すぞっ……!」
菜摘は身をくねらせるように動かし、なんとか快感に耐えているようだった。しかしもう限界は近そうで、全身をぴくぴくと震えさせている。その様子を見ると、俺もとてもじゃないが耐えられず、さらに手の動きを加速せざるを得なかった。
「やあああっ、センパイ……!」
「菜摘……!」
おっぱいがぷるぷると揺れ、その頂点にある乳首も上下に動いている。菜摘は自分の指を一番深いところにまで挿入し、全身で快楽を享受していた。今までで一番大きく体を跳ねさせ、菜摘がオーガズムに至ったころ――俺も限界に達して、菜摘の綺麗な身体に精液をぶちまけた。
「あああっ、あっつい……!!」
「ッ……!!」
竿先から白濁液が勢いよく飛び出し、菜摘の乳房からお腹まで汚してしまう。菜摘は軽く潮を吹いてしまったようで、性器の上のあたりから液体が放出されていた。俺はずっと慕ってくれていた後輩のことを裏切ったうえに、自分の体液で汚してしまった。……刹那の快感のあとに、とてつもなく大きな罪悪感が押し寄せてくる。
「……センパイの前でイっちゃいました」
「その、菜摘……」
ごめんな、と謝ろうとした矢先だった。玄関の扉が開く音がして――俺と菜摘はその場で固まってしまう。……えっ?
「いやあ、終電に間に合ったので帰ってきちゃいましたよー! 春くん、もう寝ちゃいましたかー?」
廊下から柊の声が聞こえてくる。俺と菜摘は驚きのあまり、その場を取り繕うことすら出来ない。どうしようもなく放心状態でいると、部屋の扉が開いた。
「なあんだ、電気ついてるじゃないですか――」
柊は、右手に持っていた袋をパサリとその場に落とした。股の間に座る俺と、菜摘の上半身にかけられた精液。……誰がどう見ても「事後」である。
「へっ……?」
膝から崩れ落ちるという言葉は、今の柊のためにあったのだろう。柊は愕然としたまま、何も言うことが出来ずにいた――