ひょんなことから同級生たちと同棲することになり、楽しいからいいやと油断していたら毎晩毎晩大変なことになった 作:松木ユキ
柊の言葉に、俺はドキリとさせられてしまう。風呂に入るってことは、その――柊と裸で、ってことだよな?
「いいのか……?」
「だって、こんなに汚れちゃいましたし……」
「まあな……」
まあでも、この状況から風呂に入らないって選択肢はないよな。どのみち汚れちまったもんは仕方ないし、ここは柊の言う通りにするか。
「じゃあ、風呂入るか。昨日のお湯はまだ抜いてないし、沸かし直せばすぐに入れるよ」
「本当ですか? よかったです!」
「おいっ、ちょっと待っ――」
俺が制止する間もなく、柊は一気にパンツとズボンを下ろしていった。さっきまで見え隠れしていた部分が一気に姿を現し――愛液に濡れたヒダが朝日に照らされ、妖艶に輝いていた。
「……」
「春くん、どうしたんですか――あっ!!」
目のやり場に困っていると、柊も自分の恥ずかしい姿に気がついたようで、手で秘部を覆い隠した。しかし、それでも股間に生い茂った陰毛ははっきりと自らの存在を主張している。ヒダの横まで濃く生えたそれは、柊の羞恥心を煽るのには十分の材料だった。
「み、見ないでください……」
「……」
よく見ると、その陰毛には俺の精液がべっちゃりと絡みついている。まるで膣内に射精した後のような景色で、俺は思わず息を呑んでしまう。肉棒が再び立ち上がってきて、俺はたまらず柊の肩を取った。
「きゃっ、春くん!?」
「なあ、柊……」
俺は柊をゆっくりと布団に押し倒し、股を開いてやった。カーテンのすき間から差し込む光が、密林に囲まれた桃色の陰唇を微かに照らしている。もう既に蜜であふれており、俺の竿を迎え入れる準備は万端だと言わんばかりだった。
「ほら、こんなに濡れてるぞ」
「ひゃあっ、やああっ……!」
俺は亀頭の先を柊の性器に押し当てた。そのまま表面を撫でるようにして、竿を動かしていく。やはりクリトリスが弱点のようで、そこに当たるたびに大きな嬌声が響いた。
「あああっ、やああっ……!!」
「ここは?」
「だめっ、だめええっ……ですぅ……!!」
「えっちだな、柊」
「春くんこそ、さっき出したばかりなのにっ……!」
柊の言う通り、俺の肉棒は既にバキバキだった。柊のパンツから零れそうなほど大量に精を解き放ったというのに、もう俺の海綿体は大量の血液で満たされていたのだ。その硬くなった陰茎で刺激するたび、柊の秘部は愛液を滲み出す。
「もうっ、やめてください……!」
「じゃあさ、柊……いいか?」
「えっ?」
「ッ……」
「ああっ……!」
俺は腰に力を入れ、亀頭をゆっくり進ませようとした。少し強めの抵抗を感じつつも、肉棒は確実に膣内へと侵入していき――
「だだだ、だめですってば!」
「うおっ!?」
しかし次の瞬間、俺は柊に突き飛ばされてしまった。反動で尻餅をつくような格好になり、俺はなんとか後ろに手を突いた。
「いてて……」
「あっ、ごめんなさい!」
「い、いいよいいよ。急に入れようとした俺が悪いんだ」
「そうじゃないんです。その……」
柊は何かを言いたげにもじもじとしていた。その度に股のところから愛液が滴り落ちて、シーツに染みを作っている。
「お、お、お風呂入りましょうよ!」
「へっ?」
「そもそも私たち、お風呂入ろうとしてたんじゃないですかっ!」
「たしかに、そうだったな」
「お風呂入りましょうよ、ねっ?」
「あ、ああ」
柊は慌てて身を起こし、布団から(下半身丸出しで)立ち上がった。意外にもきゅっと締まったお尻が見えて、俺の胸は再び高揚してしまう。
「ほら、行きましょうよ!」
「そうだな、行こうか」
俺は柊の差し出した手を取り、立ち上がった。……なんかちんちんをおっ立たせたまま歩くの、恥ずかしいな。昨日まで一人暮らしだったから、全裸で家の中を歩いていてもちっとも気にならなかったけど。
そして、俺たちは脱衣所に着いた。昨日の夜は下着姿を見ただけでちょっとした騒ぎだったのに、もう互いに下半身丸出しで歩いてるんだからなあ。なんていうか、未だにフワフワした気分だ。
俺は寝間着代わりのTシャツを脱ぎ、洗濯かごに入れる。すると、柊が困惑した様子でまごまごしていることに気がついた。
「どうした、柊?」
「……なんだか、裸になるのが恥ずかしくなってきちゃいました」
「えっ?」
「は、春くんっ!!」
「なに!?」
「……脱がせてください」
そう言って、柊は真っ赤な顔を下に向けた。どうやらパジャマを脱がせろと言いたいらしい。でも、たしか――柊はパジャマの下に何もつけてなかったよな。……いいのか?
「でも、それじゃ」
「いいです。……春くんなら、いいんです」
柊は俯いたまま、小声で呟いた。その愛らしい姿に思わずにやけそうになりながら、俺はそっとパジャマに手をかける。
「ほら、手上げて」
「はい……」
俺は柊にバンザイをさせて、ゆっくりとパジャマを持ち上げていった。まずは柊のすべすべなお腹が姿を現し、その中心には小さなおへそが見えている。さらにめくりあげていくと、パジャマが大きな乳房に引っ掛かり――それが解消された瞬間、ぷるんと二つの山が揺れたのだった。
「おお……」
「やっ……」
視線が完全におっぱいにくぎ付けとなってしまい、それに気づいた柊はとても恥ずかしそうな声を上げた。……見事だ。大きいながらも形の整った乳房に、ピンク色の小ぶりな乳輪。その真ん中にある突起は既にピンと上向いており、俺は反射的にむしゃぶりついてしまった。
「柊ッ!」
「きゃっ……!」
柊の乳首を口で包み込み、舌先で柔らかく刺激を与えていく。コロコロと転がしてやると、その度に艶やかな喘ぎ声が聞こえてきた。
「あああっ、やああっ……!」
「ッ……」
俺は自らの肉棒を柊のお腹に押し当てるとともに、さらに舌を強く動かしていった。くすぐったいのかそれとも気持ちが良いのか、お腹が擦られるたびに柊の声が一段階高くなる。
「ああっ、んんんっ……!」
「柊っ……!」
「やああっ……! だ、だめっ!!」
するとまたしても柊は俺を突き飛ばし、はあはあと息を切らしていた。俺は二、三歩後ろに下がりつつも、同様に息を切らす。
「はあっ、はあっ……」
「もー、春くんはすぐにエッチなことを考えるんだからあ……」
「ご、ごめんって」
「もー、お風呂入りますよ?」
柊は長い髪をまとめつつ、風呂の扉を開き、中へと入っていった。俺もそれに従い、風呂場へと進んでいく。俺がガスのスイッチを押して風呂を沸かし直している間に、柊は蛇口から水を垂れ流していた。
「どうした?」
「すいません、これだけ先に洗わせてください」
いつの間にか、柊はさっき汚した自分のパンツを手にしていた。たしかに、あんなべっちゃり体液で汚れた下着は早く洗った方が良いだろうな。
「いいよ、お湯で洗うと固まるから気をつけてな」
「は、はいっ!」
柊は床にしゃがみこみ、パンツを流水で洗い流していた。……その姿勢だと、いろいろと大事なところが見えてしまうんだけど。ヒダなんかぱっくり開いちゃって、膣内がひくひくしている様子まではっきり見えている。少し小さくなっていた俺の竿が、再び立ち上がっていた。俺はたまらず――
「ひ、ひいら――」
と言いかけたが、やめた。……さっきから、なんか柊の色気に負けてばっかりじゃないか? ぬらぬら光ってたまんことか、たわわに実ったおっぱいとか、陰毛の間にちらちら見える大陰唇とか。このまままた柊に飛びつこうもんなら、同じことの繰り返しだ。
「……」
俺は今にも柊の股間に手を伸ばしたくなるのをじっと堪えていた。負けるな、じっと耐えるんだ。
「……!」
その時、柊は俺の股間にちらりと目を向けた。驚いたように目を見開き、嬉しそうにまた下着の洗濯へと戻る。くそう、なんだか主導権を握られている気分だな。
「ふー、洗い終わりました」
「お、おう」
柊は下着をタオル掛けに掛けて、ゆっくりと立ち上がった。やれやれ、生殺しの状態がようやく終わった。おっ、風呂も温まったみたいだな。
「よし、入る前に洗わないとな」
「きゃっ、冷たいですよお!」
「あはは、ごめん」
俺はシャワーを使い、冷水で柊の陰毛に絡みついた精液を洗い流してやった。ついでにお腹や背中も洗ってあげていると、本当に肌がすべすべなのが分かる。ムダ毛も無いし、すごいなあ。
「じゃ、今度こそ入るか」
「はいっ……!」
俺たちは浴槽に足を踏み入れ、ちゃぽんと音を立ててお湯の中に体を沈めた。俺と柊は向かい合うようにして座っている。
「あ~……」
「ふ~……」
やっぱりお風呂に入るとほっとするな。柊も同じように感じているようで、幸せそうな表情を浮かべている。
「気持ちいいですね~……」
「ああ……」
俺は目をつぶり、お湯の浮力に身を委ねていた。柊と一緒のお風呂なんて、本当に夢みたいだな。……夢じゃ、ないよな? 俺はそっと開眼し、目の前の世界を見やる。すると――そこには揺蕩う二つの乳房と、くぱあと開いた柊の性器があった。
「あ……」
「んん?」
思わず声を上げると、柊に気づかれてしまった。どうしよう、柊の身体から目を逸らすことが出来ない。その綺麗な体つきも、マシュマロみたいなおっぱいも、顔に似合わぬ黒々とした陰毛も。……全てが、俺にとっては魅力的だった。
「あんまり見ちゃだめですよ~?」
「お、おいおい」
柊はいたずらっぽい口調で身体を反転させ、俺の方に背中を預けてきた。俺は反射的のそれを手で受け止め、やさしく後ろから抱きしめる。
「柊……」
「春くん……」
俺たちは互いの温もりを感じながら、ただただ時の過ぎ行くままに身を任せていた。少しぬるめのお湯が、むしろ桃源郷にいるような気分にさせてくれる。しかし、俺の肉棒は否応なしに反応して――柊の背中に当たっていた。
「……春くん、なんか当たるんですけど」
「ご、ごめん」
「やっぱりえっちですねえ。……でも、仕方ないですよね」
「えっ?」
仕方ない、とは……? 俺が不思議に思っていると、柊はそっとこちらに顔を向けてきた。そして、一言――俺に向かって、こう言い放ったのだ。
「『お預け』される気分はどうでしたか?」
その笑顔の前に、俺が獣と化すまでには――一秒とかからなかった。