ひょんなことから同級生たちと同棲することになり、楽しいからいいやと油断していたら毎晩毎晩大変なことになった 作:松木ユキ
「ん……」
「やあっ、あっ……」
ぴちゃぴちゃと音を立てながら、俺は桃色のまんこを存分に舐めている。一方の柊も、時折り可愛らしい嬌声を漏らしながら、柔らかくなった俺の竿を手に取ってぺろぺろと舌先を動かしていた。
「さすがにもう無理ですか、春くん……?」
「いや、がんばるよ……」
俺たちは皿洗いも中途半端に放り出し、布団に戻って快楽を貪っていた。セックスという悦びを知ってしまった俺たちにとって、それをしないという選択肢は存在しない。あれから俺たちは三回目、四回目……と体の交わりを繰り返していたのだ。
布団の側には柊の白いワンピースが脱ぎ捨てられている。せっかく綺麗な洋服なのに、血や精液ですっかり汚されてしまっていた。しかし、そんなことも気にならないほど――俺たちは互いの性器だけを見つめていた。
「えへへ、ずーっと裸で日曜を過ごすなんて初めてです」
「そりゃ俺もだ」
「でも、なんだか楽しいです」
「楽しい?」
「はい。今までは実家にいて、オナ……いえ、なんでもないですっ」
「?」
何を言いかけたのかは知らないが、俺は気にせず目の前の性器に集中していた。相変わらずだらだらと垂れてくる愛液を舐めとりながら、歯先で優しくクリトリスを転がす。
「ああっ、あっ……」
「痛くないか?」
「だ、大丈夫ですっ……んんっ!!」
「うわっ!」
一段と大きい声が上がると、それと同時にさらさらとした液体が吹き出すように垂れてきた。顔面がびしょびしょになってしまい、俺は右手でそれを拭きとった。もしかして、柊って――
「だ、大丈夫ですか!?」
「平気だよ。それより、試したいことがあるんだ」
「えっ?」
「ちょっと待ってて」
俺は下半身丸出しで部屋を出て、小走りで冷蔵庫へと向かった。中からペットボトルのお茶を二本取り出し、再び部屋へと戻っていく。
「お待たせ。水も飲んでなかったから、喉渇いたかと思って」
「ありがとうございます。でもどうして急に……?」
「いいから、飲みなよ」
「は、はい。……なーんか、エッチなこと考えてません?」
「なんのことか分からないなあ」
俺はとぼけた声を出しつつ、蓋を開けたペットボトルを渡した。柊はやや怪訝そうな顔をしていたが、やはり喉が渇いていたのか、一気にお茶を飲み始める。俺もついでに茶を飲んで、一息つくことにした。
「ぷはあっ。全部飲んじゃいました」
「それは何よりだ。ほら、隙ありっ」
「ひゃあっ!」
柊がくぱあと股を開いてあぐらをかくように座っていたので、丸見えのヒダヒダを指ではじいてやった。スラっとした身体がビクンと跳ねあがり、柊は不意を突かれたように艶めかしい声を出す。
「もー、急に何するんですかあ」
「休憩もしたし、いいかなって」
「春くんは本当に――んんっ!!」
ぶつぶつと文句を垂れる口を塞いでやるようにして、唇を重ねてやる。目を見開いて驚いていた柊も、すぐに俺の舌を受け入れてくれた。もう幾度となくキスをしているのに、毎回頭がとろけそうになる。
「んっ、んんっ……」
柊は俺の背中に手を回してきて、俺のことを強く抱きしめてくれた。そのまま自らの乳房を押し付けてきて、その先端の突起を擦りつけるように体を動かす。コイツ、俺の胸板でオナニーしやがって。
「ぷはっ。ああっ、やっ……」
「柊、乳首気持ちいいの?」
「ふぇっ!? やっ、ちがっ……」
自分でも無意識だったようで、柊は顔を真っ赤にして否定していた。しかしおっぱいを擦りつけるのはやめようとしていない。……可愛いやつめ。
「柊、寝かすよ」
「あっ……」
俺はそっと柊の体を引き剥がし、優しく布団に押し倒した。もう今朝から何回もしているというのに、未だに柊は慣れないらしく、顔を真っ赤にしている。
「まだ恥ずかしいの?」
「は、恥ずかしいに決まってるじゃないですか……」
「そっか。……ほら、舐めて」
「はい……」
柊の眼前に肉棒を突き出し、フェラを促した。もう何回も出しているので、流石に硬くはなっていない。それでも――俺は柊に舐めてほしかったのだ。
「んっ、んんっ……」
「ああっ、いいよ柊……」
ちゅぽちゅぽと音を立てながら、柊はでろんと柔らかくなったちんこを舐めてくれている。一日中舐めているものだから、だいぶ俺の弱いところを把握してきたようで、なんだか嬉しかった。
「ああっ、そこヤバいって!」
「んっ、んんんぅ……」
柊は玉の方まで舌を伸ばし、丁寧に丁寧にぺろぺろと舐めていた。いわゆる裏筋まで、唾液を塗り広げるように刺激を加えてくる。
「柊、俺も触るからな」
「んっ……」
負けじと俺も右手を柊の股間へと伸ばしていった。濃く生い茂った陰毛の先に、粘液で塗れた柊の秘部が存在する。……ほんの一日前までは「聖域」だったはずなのに、今はもう土足で踏み荒らされてしまっている感じだな。俺はそっとヒダをなぞり、膣内へと指を進めていく。
「んんっ、んんーっ!!」
「気持ちいいか?」
「んっ! んっ!」
男根を口に咥えこんだまま、柊はうめき声を上げた。俺はさらに奥深くへと指を進めていき、こしこしと膣壁を擦る。なるほど、少しざらざらしているんだな。道理で柊の中が気持ちいいわけだ。
「んんっ、んっ……」
「柊……」
「んんーっ!?」
俺は我慢できず、空いた左手で柊の乳房を揉みしだいた。それと同時に手のひらで乳首を刺激して、さらなる快感を与えていく。
「んんーっ! んーっ!」
「可愛いな、柊」
「んっ……!」
耳まで真っ赤になっていったが、柊はちんこを舐めるのをやめようとはしない。それがたまらなく愛おしくて、俺は膣内にある自らの右手を加速させた。
「んっ、んんっ……」
「ここはそうでもないみたいだな。ここは?」
「んっ!? んんんーっ!!」
「なるほど、ここか」
「ぷはっ! や、やだああっ……!」
とうとう我慢できなかったのか、柊は肉棒を口から出してしまった。俺が指を擦りつけていたのは、膣の中でも特にざらざらしていた粘膜だった。ここが弱点のようで、柊の様子が明らかに変わっている。
「やめっ、やめて春くんっ!」
「本当にやめていいの?」
「やっ……やめないでぇ……!」
「じゃあ、もっと力入れるよ」
「ああああーっ!」
柊はかなりの大声を上げた。部屋中に響き渡って、俺の耳をつんざくほどの音量だった。近くに置いてあった空のペットボトルが倒れ、ころころと転がっていく。俺は柊の足の間に移動して、愛液が溢れ出す秘部をじーっと眺めていた。
「そ、そんなに見ないでくださいっ……!」
「自分で股、広げてみてよ」
「やだっ、やだああっ……!」
言葉では抵抗しつつも、欲には抗えないらしく、柊は両手で自らの大陰唇を広げた。とろとろと蜜が溢れ出し、性器が全体的にぴくぴくと蠢いている。ひくひくと律動する尻の穴まで見えており、柊は全く情けない姿を晒してしまっていた。
「恥ずかしくないのかよ、柊」
「さっきから恥ずかしいって言ってるじゃないですかあっ……!!」
「あはは、そうだったな」
「もーっ、春くんは本当に……いいいっ!?」
柊の返事を待たずして、俺はさらに指の動きを速めた。膣内まで波打っているのが、指先からも伝わってくる。柊がたしかに快感を受容していることがはっきりと分かって、俺の心の中には嬉しいという感情が芽生えていた。
「春くん、私そろそろ……ひゃうっ!?」
間髪入れずに、柊のおっぱいにむしゃぶりついた。全力で味わうようにして、ピンク色の乳首をぺろぺろと舐め回す。時には歯で軽く噛んだりしながら、柊の様子を窺っていた。
「だめっ、本当にっ……」
「もうイきそう?」
「その、イきそうっていうか……」
「なんだ?」
「なんか出ちゃいそうなんですっ……!!」
柊はやや慌てたような顔をして、必死に訴えてきた。やはりさっきのお茶は効いたみたいだな。柊の足ががくがくと震えだしたし、本当にこれは限界が近いな。
「いいよ、そのまま」
「でも、汚しちゃいますからあっ……!」
「もう今さら何を気にするんだよ、布団はとっくにべちゃべちゃだよ」
「そうですけど、そうじゃなくてぇっ……! やあああっ、ああーっ……!!」
「ほら、イっちゃえ」
「イく、イくぅ……! やああっ、見ないで春くんっ……!!」
絶叫も虚しく――柊は、今日一番の屈辱を受けることになった。身体が大きく跳ねあがると同時に、柊は自らの股間から透明な液体を放出してしまったのだ。さらさらとした液体は美しい放物線を描いていて、哀れとすら思える柊の姿とは対照的だった。
「やあああっ、やだああっ……」
「……」
柊は両手で顔を覆い、もう嫁に行けないとばかりの表情である。しかし絶頂を止めることは出来ないのか、柊は腰を浮かせたまま、桃色の性器から液体を吹き出すばかりだった。柊はがくがくと全身を震わせ、最後の一滴まで潮を吹き、ようやく脱力して布団に寝転がる。俺はその様子を眺めながら――自らの肉棒がむくむくと起き上がってくるのを感じた。
「はあっ、はああっ……」
「なあ、柊……」
「えっ? ちょっと、いつの間におっきくしたんですかあ……!」
「ごめん、柊が可愛かったから」
「むー、舐めてもおっきくならなかったのにい」
フェラで大きくならなかった肉棒が、自分の潮吹き姿でいきり立っている。その事実がどうにも気に入らなかったらしく、柊は不満そうに頬を膨らませていた。俺はそんな柊を適当に宥めつつ――じわじわと竿を柊の股間に近づけていった。
「……で、そのおっきいのをどうするんですか?」
「柊はどうしてほしい?」
「そんなの、分かってるくせに……」
柊はそっぽを向き、ふんを鼻を鳴らしていた。あんまり意地悪すると機嫌を損ねそうだしな。俺は柊の両脚を持ち、思い切り体の方に倒してやった。すると、柊は腰を浮かせたような姿勢になる。
「は、春くん?」
「こうすりゃ柊が気持ちよくなるみたいだからな」
「ど、どういうことですか――」
「入れるよ」
柊がよく理解しないまま――俺は一気に男根を膣内へと挿入していった。戸惑っていた柊が一気に目を見開き、大きな嬌声が響き渡る。
「ああああーっ!?」
「やっぱり、こうするとさっきのとこに当たるみたいだな」
「だめですっ、これ変になっちゃ――」
「柊……」
「やっ、ひゃああっ……!!」
柊の発言を遮るようにして、一気に腰を動かしていく。俺は上半身を逸らすようにして、膣壁の腹側に竿が当たるような姿勢を取っていた。こうすれば、さっき柊が気持ちよくなっていたポイントにちょうどよく当たるというわけだ。
「あああっ、そこはだめですってばあ……!!」
「俺も気持ちいいよ、柊……」
「あああっ、やだっ……!!」
正常位だと柊の身体がよく見える。ぷるんぷるんと上下に揺れるおっぱいも、すべすべのお腹も、愛液で艶めかしく光る結合部もよく見える。そして何より――快楽に身を委ねる「雌」となった柊の顔が、一番愛おしく見えていた。
「良い顔してるな、柊」
「だって気持ちいい、気持ちいいですから……!」
「そうか。……やっぱり、可愛いな」
「やあっ、急にそんなこと――んんっ!?」
俺は丸見えになっていたクリトリスに手を伸ばし、指先でいじくってみたのだ。案の定、柊の反応は激烈で、膣内の締め付けも一気にキツくなる。
「ちょ、柊ヤバいって……!」
「春くんこそ、そんなのずるいですっ……!」
「ああっ、本当に……!」
「あああっ、やあああっ……!」
今日既に何回射精したのか、もはや分からなくなっている。しかしそれでも俺の肉棒はギチギチに勃起しており、柊も全力で性を楽しんでいた。昨日から一緒に住み始めて、初々しく互いの秘部を触り合って――今やこんなに激しいセックスを繰り広げている。性欲が有り余った若者の特権というか、堕落というか――
「春くん」
「えっ?」
「なーんか、難しいこと考えてませんか?」
声の方を向くと、柊は笑顔で俺の目を見つめていた。繋がったままそっと身を起こし、俺の体に抱き着いてくる。
「ちょ、柊……?」
「今は、ただ――」
「私のことだけを、考えていればいいんですよっ」
その言葉を聞き――俺はたがが外れたように腰を振った。抱き合ったまま柊を押し倒し、無我夢中でディープキスを交わす。唾液でまみれた舌が絡み合うと、柊の締め付けは一段と強くなり、俺たちの気分も最高潮に達した。
「んんっ、んんっ……!」
「はあっ。柊、このまま出すぞっ……!!」
「出して、出してえっ……!」
柊はがっちり両脚で俺の体をつかみ、離そうとしてくれない。自らの中に熱い精液を解き放ってほしい、そう言わんばかりに強く強く抱きしめてくれていた。
「ああっ、イくぞ……!!」
「はいっ、私もイきますっ……!!」
「柊ッ……!!」
「あああっ、やあああっ……!!」
互いの距離がゼロメートルにまで近づいた瞬間――俺と柊は、最高の絶頂を迎えた。金玉から熱いものがせり上がってきて、そのままダイレクトに竿先から放出されているのがよく分かる。柊も最大の圧力で竿を締め付けてきて、肉壁を存分に波打たせていた。
「あああっ、あっつい……!」
「とま、止まんないっ……!!」
「私もっ、やあああああっ……!!」
どくどくと陰茎が波打ち、大量の液体が亀頭から吐き出されていく。自分の意志で止めることなど出来ず、俺はただただ快感に身を任せるばかりだった。ようやく出し終わり、俺は竿を抜こうと腰を動かす。
「抜くぞ、柊」
「ああっ、ちょっと待ってくださいっ!」
「えっ?」
柊の意図が分からず、俺は竿を一気に抜いてしまう。……それが何かのトリガーを引いてしまったようで、柊の体が再び震え始めた。
「い、今はだめですって――ああああっ!!」
「えっ? ちょ、柊?」
「やああっ、だめええっ……!!」
次の瞬間――またしても、柊は潮を吹いた。精液が零れ出す膣口の少し上から、豪快に液体が放出されていく。さっきよりも一段と高い放物線を描いて、俺の体にびしょびしょとかかってしまっていた。
「あああっ、もうやだぁ……」
「柊……」
見たことないくらいに赤くなっている柊を見て、俺は苦笑いするしかなかった。流石にやりすぎたかな……。でもまあ、気持ちよさそうにしてるしな。そんなことを思っていると、突然虚脱感が脳を襲ってきた。なんだか眠気も感じてきたので、俺は柊の横に寝転がった。
「よいしょっと」
「春くん……」
「なんだか眠くなっちゃったよ。ごめんな、都合の良い男で」
「いえ、春くんはいっぱい頑張ってくれましたから……」
俺が横を向くと、柊もこちらを向いてくれた。散々激しい性交を繰り返していたのに、いざ目と目で見つめ合うと恥ずかしい。俺たちはなんとなく顔をそらして、しばらく黙り込んでしまう。
「……春くん?」
「なんだ、柊……?」
もはや眠りそうになっていたのだが、柊が声を掛けてきた。今にも寝てしまいそうだったが、なんとか堪えていると――柊は、優しい声で俺に告げてきた。
「ひと眠りしたら、もう一回ですよ……?」
衝撃的な言葉を聞いて、失神するように眠り込んだ俺であった――
***
爛れた日曜が終わり、俺と柊は大学に向かった。今まで通りと言えば今まで通りだけど、なんだか前までとは違う気分だ。このまま、二人でずっと暮らしていくんだろうな。そう思っていた俺たちだったが――この日の夜、新たな住民を迎え入れることになってしまったのだ。