※この作品はR-18です。

やはり八幡の性春マジカルチンポはまちがっている。   作:ぷうち☆りん

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由比ヶ浜結衣の場合④

「ただいまー!」

「いや、ここはお前の家じゃないからね?」

 

 結衣……いや、由比ヶ浜から預かっていたサブレを引き取りに来た彼女は妙にテンションが高かった。

 

「まあまあごみいちゃん。

 ゆくゆくはお義姉さんと私の家になるわけだし」

 

 と、小町が合いの手を入れる始末。

 え、何それは。俺、追放されちゃうの? 

 今流行りの追放系? サマーならぬざまあ系が始まっちゃうのかよ。

 

『なら雪ノ下君の家に婿に入ればいいんじゃないかな?』

 

 と、邪神様はとんでもない託宣をしてきます。やめてくださいしんでしまいます。

 大魔王と唯我独尊を地で行く雪ノ下の婿に入ったら尻に敷かれるどころか、椅子にされちゃう! まあ、仮定の話とはいえ冗談はさておいて……。

 

「ちゃんと面倒見てくれてたんだ。ありがとう」

「にゃ〜ん」

「アハハ、カマクラもそうだそうだってさ♪」

 

 おぉ、流石元処女ビッチ。 動物の言葉が解るのか。 カマクラはともかくサブレはTS美少女化なんてしませんよ。

 ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから。

 

「それで、旅行はどうでしたか義姉さん?」

 

 などと考えていたら小町が結衣に話を促す。ナチュラルに義姉さん呼びするのは止めなさいよ小町。

 

「うん、それがね〜。パパとママったら、私がいるのにイチャイチャイチャイチャ……すっごく恥ずかしかったんだから!」

「うへぇ……」

「うへぇ……」

 

 結衣の言葉に俺達姉妹は当然の様にシンクロした。我が両親の姿で想像するとぞっとしないね。

 

「それで男の人達にもナンパされちゃってさぁ〜、マジでありえないし」

 

 いやあり得るだろ。結衣は見た目と性格とスタイルは抜群だし、誰にでも優しい女だからな。 そんな女がナンパされない世界なんて画面の向こう側だけだという事は俺だって百も承知だ。

 

『比企谷君の神様騙されない。邪悪なNTRはニオイでわかる』

 

 ……チョットナニイッテルノカワカリマセンネ。

 しかもニオイときたもんだ。なんとも中年臭い邪神様だよな。

 そんな俺等を放っておいて二人の話は続く。

 

「で、付いていったんですか〜?」

「まさか〜、ヒッキーと映っている写真見せたらゲッ!? って叫んで逃げていった」

「おぉ〜」

 

 おわかりいただけただろうか? 

 そりゃナンパした女がいきなり心霊写真を見せたらゲッ!? って叫んで逃げていくわ。

 

「ま〜たごみいちゃんてば自分を卑下する様な事でも考えて〜。ちょっと素麺茹でてあげるから、義姉さんとゆっくりしててね♪ あれ? 今のって小町的に気遣いポイントダダ上がり!?」

 

 と、小町は空気を変えるべく台所へと向かっていき、リビングには俺と結衣の二人きりになってしまった。

 なんとも微妙な空気が漂うなか、結衣の方から口を開いてきた。

 

「あ! これお土産とヒッキーへのお礼!」

「おう、ありがとな」

 

 と言って結衣が俺にくれたのは龍のキーホルダー……などでは勿論ない。

 よくある神社の御守りだった。

 しかも家内安全、と来たもんだ。

 

「……家内安全ってお前な」

「いいじゃん! どうせヒッキーは専業主夫になるんでしょ? 学業成就とか貰っても意味無いって言うでしょ?」

「ん、まあな……」

 

 こんなしょうもない時間が何れは青春の思い出とやらになるのだろうか? ……バカバカしい。素麺は水で締めなきゃぐでぐでに延びて食えたもんじゃなくなるだろう。 そんな事を考えているといつの間にか結衣は近づいてきており……

 

「それよりヒッキー……」

「……なんだよ?」

「えいっ♪」

 

 

「!!?」

 

 と、いきなり飛びついてきた。

 おいおいこいつ本当に猫みたいな奴だな。

 あと胸の感触がダイレクトに伝わってきて非常に柔らかい。ふむ。これは八幡ポイント高いね。なんだよ八幡ポイントって。

 気色悪いわ。

 

「もう少しヒッキーと過ごしたいんだけど……ダメ?」

「……好きにしな。俺は飯が来るまでソシャゲの周回をしてるから」

「何々。テレビでよくやってるヤツ? うわ、ヒッキーってばフレンド0人だし。ホント、どこでもぼっちなんだから」

 

 俺がプレイしているのは残念ながら自社ブランドによるマイナーソシャゲだ。ド派手な宣伝もしないし、訴求力もない閉じコンの言わばネットの因習村。

 

 他を寄せ付けず、与してみると予想以上にてごわい。だがそれが俺の性根にピタリと合うのだ。まあ、課金はしないんだけどな。

 あとフレンド0人なのは縛りプレイの一環であってだな……。

 

 まあそんなこんなでその後は3人で素麺をずるずる、と啜り合うヌーハラの誓いに勤しんでいたのだが本題はここからだ。

 

「ヒッキー、小町ちゃん。夏祭りに行こうよ」

「おー、いいですねぇ♪」

「よくねぇよ。俺は夏の終わりと将来の夢に大きな希望を忘れないのに忙しいんだ」

 

 夏祭りだなんてぼっちに最も縁遠い多数派による心のリンチ会場だろ。 削り飴を一心不乱に削りきったら一緒に来ていたクラスメートはいつの間にか居なくなっていたなんて無様な夏の記憶が蘇る。

 良いことも悪いことも残るのが思い出。

 悪いことだけが蘇るのが記憶だ。

 これマメな。

 

「ああ? ごみいちゃんの癖に生意気だな」

「ひぃん」

 

 そして即座に小町から非難される始末。

 最近この子反抗期なのかな? もしくは思春期なのかな? どっちにしろ八幡困っちゃう。

 

「ほら。行こうよ〜! 今日だけだからさ〜。ね?」

 

 結衣の方から袖を掴まれてしまう。

 そして上目遣いで甘えられると断るのが困難になってしまうのが男の弱みであり罪深さである。

 仕方ない、本当に仕方ないので渋々了承することとした。

 

 そういうことになった。

 

 *

 

「いや〜結衣さんってばバッチリ浴衣姿キマってますねえ〜! 夏の妖精たちもタジタジ!?」

「え〜? 小町ちゃんだって可愛いよ! 

 私が男だったら放っておかないもん! 

 かわいい〜!」

「結衣さんだってかわいい〜!」

 

 結衣と小町は由比ヶ浜家で着替えた後、

 俺達は夏祭り会場にやってきたワケだが。

 ……何だこの頭の悪い会話。女のかわいいはマウンティングの始まり、と邪神様は宣っていたが気の所為だろう。

 きっとそうだ。 しかしチラチラと好奇の視線+αをひしひしと感じる。

 特にガラの悪い奴らも愛想良く挨拶してくるからサイフを出しかける位にびっくりしただよ。いや、俺は何キャラだよ。

 

『あれ? 俺またなんかやっちゃいました?』

 

 いや、自覚がないのかよ邪神様は。沙希が売春させられそうになった時のイザコザですっかりそっち界隈じゃ不良漫画の強キャラばりの凶獣扱いされているとかいないとか。

 八幡、チェーンメールで確認した。

 人二人殺して一人は千葉の下水道に流して、もう一人は産廃の山に埋めたってなんだよ。いや、そもそもまだあの顛末終わっとらんのかい。ともかくも小町はきゃっきゃっといつもより姦しくはしゃいでいた。

 というか妙にハイになっている……? 

 

「おにーちゃん! 紐くじやりたーい! 

 あ、あとあそこのS◯itchが当たるかもなスピードくじも!」

「やめとけやめとけ。あれは絶対当たらない様にできてんだぞ」

「えぇ!? そーなの!?」

 

 なんで結衣が驚くんだよ……。

 おっちゃんは『勘弁してくれよ〜』みたいな微妙な表情で済ませてくれて良かった良かった。と……だ。

 

「ヒキオさあ。あんた空気読まなすぎ。

 こういう所は雰囲気を楽しむモンでしょうが」

「まあまあ、優美子。こういう現実的で

 シニカルな所がヒキタニくんの長所だから」

「だけどさー、こーいうお祭りで食う屋台のたこ焼きってうまかんべー? 

 プライスダウンっちゅーの?」 

「それを言うならプライスレスだよ」

「たはー! 海老名さんってばガチ博識! マジリスペクトだわー!」

「あはは……」

 

 そんな俺達の前にトップカースト組がジェッ◯ストリームアタックばりにたたみかけてくる。いや、一人多いが。

 

「で、ヒキオ。誰よその女?」

 

 がっつりメンチを切られました。ひい! 怖い! ジャンプ! ジャンプ! スライディング! スライディング土下座! 

 ってお前がその台詞いうんかい。しかしマイエンジェル小町はひるまない。

 

「あ、どーも。妹のヒ・キ・ガ・ヤ・小町ですぅ〜♪ 宜しくお願いしま〜す♪」

 

 竦み上がる俺を差し置いてなんで比企谷を強調したんですかね小町さん。

 

「え? そうなん? 言われてみれば目元が似てなくなくなくないかも」

「そうなんですよぉ〜きゃはっ♪」

 

 三浦オカンの言葉に小町はノリ良く応じる。 

 目元が似ているということは2割は俺ということか? それはまずいな。

 

「うん。凄く似合ってるよ比企谷さん」

「そーですかあ〜?」

「うんマジマジ! 俺ってばまじまじ見つめちゃう位!」

「……さむっ」

「たはー!?」

 

 葉山のお世辞もトップカーストが言うと真実味が俄然増すから不思議なものだ。しかし絵面がアレだな……。

 NTRものの2話位の盤面だな。いや寧ろ、俺が邪神様のお力による催眠調教モノの中盤位とも言えなくもないか……。

 

『失礼だな。 純愛催眠だよ』

 

 などとトークに興じる葉山達と小町を見つめていると邪神様のお言葉が響く。

 すいません。イケボで物凄いバワーワードを放つのやめてもらっていいですか? 純愛催眠って何かそういうデータあるんですか? 

 

『俺は今からデータを捨てる。それとだね。純愛催眠というのはだね。相手を自分の手によって一番幸福にするという目的のためなら手段を選ばないという究極の愛なのだよ』

 

 へー、そーなんだー、すごーい。

 中学の頃に一念発起してバイト先の女子に

 話をした時のリアクションを思い出し、

 俺は当時の女子と同じリアクションを取る事にした。

 ……と、だ。結衣が俺の1枚900円のTシャツを引っ張る。どうやら離れようというのだろう。

 

(ごみいちゃん! ここは私にまかせて

 義姉さんと一緒に!)

(小町……!? 直接脳内に!?)

 

 眼と眼で通じ合うツインシンクロならぬ

 以心伝心。目元が似ているという伏線の

 高速回収。いや回収してどうなるものでもないが……。

 そんなワケで俺達は三浦オカン達を撒くことにしたのであった。

 

 ー

 

「ん〜♪ たこ焼きおいしー! 

 このお好み焼きもサクサクふわふわで最高!」

「つーか、たこ焼きもお好み焼きも中身は一緒じゃねえのか?」

「ちがうよー!」

 

 屋台の側にある休憩所で結衣はたこ焼きとお好み焼きを美味そうに食べている。

 一方の俺はベビーカステラとラムネだ。

 

「ヒッキーって本当甘いもの好きだよね」

「そうでもない。スーパーじゃベビーカステラはあまり売ってないからな」

「あ。言われてみればそうかも……」

 

 唇に人差し指を当てつつ結衣は考える。

 浴衣が赤基調だったのもあってか妙に艷やかに感じるのは否めない。

 

「はい」

 

 といっていきなり口にたこ焼きを入れられた。若干温い。出汁の味がしない。タコも小さい。ソースがしょっばい……。

 だが、結衣のお陰か食えなくはないレベルに感じられるのだから不思議だ……。

 というか口の中に残る甘ったるさはたぶんベビーカステラによるものだけではないのだろう……。うん。

 

「おいしい?」

「ん……まあ、な」

「あはっ♪ ヒッキーてば照れてる♪ 

 それじゃ♪ それじゃ♪ 私にもお返しして♪」

 

 と言って結衣は口を開けてくるので俺はベビーカステラを指で摘んで渡すこととした。

 

「んむ……♥」

「お、おいっ……由比ヶ浜……さん?」

 

 まさかの指チュパをこんな所でしてくるとは……。由比ヶ浜の口内が俺の人差し指を

 舐め尽くすと熱を帯びる。

 い、いかん……。またマジカルチンポが発動しかねない……!? 

 と、焦りかけたその時だ。

 

「あれ〜? 由比ヶ浜さんじゃ〜ん?」

 

 ……何だ? さん付けなのに馴れ馴れしい他者へのプライベートへの配慮、リスペクトをまるで感じないの声が俺達の背後から聞こえてきた。

 振り返れば最新のガ◯ダムを強奪しそうな雰囲気……を持っているような、いないような、というかどことなくお山の大将気質を醸し出すショートボブの女子高生が立っていた。総武高校の制服って事は……同学年かな? うちのクラスにいたっけ? 

 

『えーと、彼女は相模南さんだね』

 

 うわあ、女子高生に詳しい邪神様とか軽く引くわー。3本100円のお団子お供えするのもうやめようかな。

 

『そんなー!』

 

 いや、そんなショックを受けんでも。

 て、言うか神様からさん付けされるってこの相模とやらはどんだけ凄いんだ? 

 

『おいおい比企谷くん。いみじくも君が言ったろう? さん付けするからと言って相手に敬意を払っているとは限らないよ?』

 

 あ、そういうことスか……。

 総武高校の制服を着ているのは、コイツにとってこの制服は名刺でありパーティードレスってワケだ……。

 

「あれ? ヒキタニくんじゃ〜ん。

 こんな所で何してんの〜?」

 

 何とも冷ややかなエアコンの強風モードばりの視線をお中元代わりに送りつけ、相模とやらが俺におっしゃる。

 

「ベビーカステラ食ってる」

「は……? い、いや。見ればわかるし! 

 ねえ? ゆっこ! 遥!」

 

 たぶん、「エト……イヤ……ソノ……」とかキョドりだすぼっち()を清涼剤代わりにするつもりだったのだろう。

 だが、あまりにも堂々と俺が言い切るためか左右の右魂鬼&左魂鬼、あるいは助さん、角さんに話を振る。

 

「う、うん……。まあ……」

「そ、そだねー」

 

 何とも打っても響かない二人のリアクションに相なんとかさんは唇を噛みしめる。そうカッカするなよな。あんたの中では俺よりあんたの方が格上なんだろ? もっとリラックスしろよ。

 

「なんなの! あたしをバカにしてんの! コンビニでマッ缶と3本100円の団子ばっかり買っている貧乏人のくせに! 

 それに何よ、そのダサいTシャツ! 折角の夏祭りにそんなカッコで来るなんて頭おかしいんじゃないの!」

 

 ……と、いきなり相なんとかさんが結衣の浴衣ばりに紅潮して逆上し始めた。

 

「ヒッキーのセンスは悪いけど今はそんなの関係ないじゃん!」

「はあ!? アンタも何なの? トップカーストに滑り込めたからってウチより格上ぶらないでくれる!? ソイツに直ぐ股開いたビッチのくせに!」

「おい」

 

 あれ? 邪神様の加護かな? ハチマン自分の声が低すぎてビックリこきまくり。

 ええいままよ……! 

 

「何笑ってンの?」

「「!?」」

 

 助さん、角さんもといゆっこと遥とやらの二人に俺は声をかけると二人は相なんとかさんを盾にするかの様に隠れる。

 

「ちょっと!?」

「団子は好きだから買っている。このTシャツは俺が好きだから着ている。それだけだ。というか補導されるリスクを負ってまで制服姿で祭りにやってくるあんたの総武高校ラブっぷりには及ばねえけどな。その高校愛、今度の文化祭辺りで発揮してみたらいいんじゃねえの?」

「う、ぐぐ……! ふん! 行くよ! ゆっこ! 遥!」

 

 反論らしい反論もせずに相なんたらは踵を返して俺達の前から去っていった。しかし、まずったなあ……。

 ああいうタイプは公衆の面前でレスバに負けた事それ自体を恥辱として相手に計り知れない敵意を抱くタイプだからなあ。

 ソースは俺。

 

「なんか……悪かったな。

 俺のせいで変な噂が広まっているみたいで……」

「ううん、平気……」

 

 ん? 噂? チェーンメール……? 

 まさか、犯人はあの女か? 

 いやいや、物的な証拠もないし……。

 しかし結衣が俺の性奴隷にされているとかいうメチャクチャなメールも三浦オカンが見た経緯もあるからな……。

 フツー脅されてるとかに留めるだろ。 真に受けたバカが結衣に変な事をしようとしたらどうするんだ……。

 

『あ、それは私がセ◯ムしているから大丈夫。卑劣なNTRやバッドエンドはこの邪神様が許さないよ』

 

 えっ そうなんですか。 なんかすいません……。

 いや、そもそもマジカルチンポだのエロゲ空間だので俺の人生をハチャメチャにしている邪神様に感謝するのもおかしかないかな? 

 

「それより、ヒッキー。なんか興奮してない……? 涼しい所に行こうよ?」

「おま……それは……」

 

 浴衣の舌には何もつけないという古式の礼法(要出典)に則った結衣は俺の手をその豊かな谷間に挟み込む。

 

「ね? いこ?」

「……おう……」

 

 ー

 

 そしてここは祭り会場は神社の裏の雑木林。そういやこの辺りで俺と小町で秘密基地を作った思い出深い場所であった。

 

「ここなら誰もいないね」

「そうだな……」

 

 先ずは唇を重ね合わせる。

 夜目が効くワケでもないが屋台の明かりにほんのり照らされる結衣の表情にはどこか淫靡な気配が漂っていた。

 

「んっ……♥」

「……結衣……」

 

 浴衣の胸元を肌蹴させるやその双丘が露わとなる。俺はその谷間を指でなぞり、双丘を捏ねくり回しながら何度も唇を交わし続ける。

 

「んん……ヒッキーてばおっぱいばっかり……♥そんなに私のおっぱいが好きなの……?」

 

 とろん、と蕩けた表情で結衣は俺に尋ねる。まだ幼さの残るあどけない顔たちには似つかわしくない見事に熟れた乳房を俺の指が弄ぶ度に結衣は色っぽい吐息を漏らしていた。

 

「そりゃお前……嫌いな男とかいないだろ」

「そう……? でもヒッキー以外に触られるなんてイヤだよ?」

「そうか……じゃあこのおっぱいは俺だけのものだ」

 

「ん……♥あっ……♥んっ……! おっぱいばっかそんなに揉んじゃイヤぁ……!」

「じゃあこっちも可愛がってやるよ」

 

 彼女の乳首を寄せて口に含みつつ、俺は結衣の下半身に手を伸ばす。内腿からするするっと手を這わせ、浴衣の帯を緩めてその下の下着を露わとする。

 

「あ……♥」

 

 結衣が何か言う前に俺は彼女のショーツの中に手を入れていた。そしてそのまま指を上下に動かし始めるとクチュリ、という水っぽい音が耳に届いた。

 

「……もうこんなに濡らしてんのかよ……」

「だってぇ……ヒッキーにおっぱい触られるだけで私すごく感じちゃうからぁ……」

 

 もう既にびしょ濡れだったらしく俺の指には愛液が絡みついていたのでそれを結衣の口に含ませてやる。

 その間にもちろちろと、先端のしこりきった乳首への刺激も怠らない。

 

「ふむ……♥んむう……♥」

「ベビーカステラと比べてどうだ?」

「ん……わかんない♥ あたまがぼーっとしてるから……♥♥♥」

 

「なら味見してやるか。結衣。

 木に手を付いてケツを突き出せよ……」

「う、うん……♥♥♥」

 

 浴衣はすっかり乱れてベチャベチャになっていた。彼女は祭り会場の端であるというのに雑木林の中で全裸になって俺にクンニされるために自らその美尻を突きだした。

 

「あ、ヒッキー♥そこ……♥♥」

 

 結衣のそこはもう洪水の様に蜜が溢れ出ていた。それを俺は舌で掬い上げながら彼女の肉襞を舐め回していくと更に奥からドロリとした液体が溢れてくるのだった。

 

「あっ! あぁんっ! ♥♥♥ あ〜っ!! それダメぇ……! 気持ち良すぎて私おかしくなっちゃうぅ……!」

 

 俺の頭を抑えつけつつ彼女は腰を振っているためかばつん、ばつんとおっぱいばりに張りのある尻肉が波打つのが見える。

 花火大会がちょうど始まった様でバンバン、という轟音は彼女の嬌声をかき消し、その痴態を照らし出す。

 

「ほら……結衣。チンポ欲しいって言えよ」

「はあ……♥♥♥ ヒッキー♥♥♥ ヒッキーのバキバキの逞しいチンポ♥ 私にセックスの気持ちよさを教えてくれたマジカルチンポ♥ 結衣のおまんこにください♥♥」

 

「よくできました。結衣はいい子だな……」

「うん……♥私、ヒッキーの事が大好きぃ……! だから早くぅ……!」

 

 もう限界だった。俺はズボンをずり下げ彼女の尻肉を掴むとそのまま一気に挿入する! ずぶうっ!! という音と共に俺の剛直が彼女の中へと飲み込まれていった。そして彼女は歓喜とも苦痛ともつかない声を上げ、尻をぐりぐりと俺の股に擦り付けてきた。

 

「あ! ♥♥あっ♥ああっ!! ♥♥はげしいぃ……! ヒッキーのおちんちんすごいっ……! わたし、おかしくなってくぅ♥♥♥」

「ぐう……結衣……!」

 

 締め付けは勿論、襞が巻き付きチンポを消化せんとばかりに蠢いている。

 さらに吸い付くようにも俺のモノを包み込んでいてとても気持ちが良い。俺はこの快感にやや戸惑い、彼女の肉襞から肉棒を引き抜こうとするとそれをさせまいとするかのように子宮口が亀頭に喰らい付いてきた! 

 

「あ〜! ♥♥あ〜っ!! ♥♥だめぇっ……抜かないでぇ♥このまま♥このままっ♥」

 

 いやいや、と左右に首を振ると汗がとびちりおっぱいがたゆんたゆんと揺れ動く。

 そんな可愛い懇願に答えないワケにもいかずそのまま激しくピストン運動を始めると彼女はますます乱れていく。

 

「んんっ♥♥♥ んんん〜っ♥♥♥」

 

 必死で声を漏らすまいと踏ん張りつつ、

 結合部からまるで滝のように愛液を撒き散らす姿はなんとも卑猥であった。

 その淫らな光景に更なる興奮を覚えた俺は一心不乱に彼女の膣奥を攻め立てると彼女は身体をのけぞらせつつ俺の動きに合わせて腰をくねらせていた。

 

「あぁ〜っ♥♥♥おまんこズンズンくるぅ! ひぃいいいんっ!! ♥♥」

 

 ……そして一際強い締め付けの後、結衣は絶頂に達した様だった……が、それでもなお俺は腰を動かし続けた。

 

「ひいっ♥ ひいっ♥♥♥ ヒッキー♥♥♥

 ゆるしてっ♥ ゆるしてえっ♥♥♥

 ばれちゃう♥♥♥ 私がヒッキーのオチンポ大好きなせいどれいだって♥♥♥バレちゃうからぁ♥♥♥」

 

「いいぜ……結衣。俺のチンポが大好きなんだろ? だったら、もっと気持ち良くしてやるよ!!」

 

 俺は彼女の腰を掴むとさらに激しくピストンする! パンッ!! パァンッ!! と肉同士がぶつかる音が響く中彼女は髪を振り乱して悶えていた。その反応に気をよくした俺はそのままラストスパートをかけ始めるのだった。

 

 花火のタイミングと連動する様に結衣は歓喜に打ち震えながら破廉恥極まる嬌声をあげていた。

 

「あ♥ あ♥あっ♥♥ああ〜っ! ♥♥イックぅううっ!! イッちゃううぅううぅっ!!! ヒッキーのおちんちんでイカされるぅぅうううっっ!!!!! イグぅぅぅぅううっっっ!!!!!!!」

 

 結衣が絶頂に達したと同時に俺も限界を迎えた……。どぴゅるるるるっと勢いよく発射されたザーメンは彼女の子宮へと注ぎ込まれ、同時に彼女もまた盛大に潮を吹き出して俺の浴衣を汚した。そしてそのまま彼女は崩れ落ちるように地面に倒れ込みそうになった。

 咄嗟に俺は彼女を抱き留める。

 

「はあ……♥♥♥あへぇえぇぇえぇ〜っ♥♥♥」

 

 結衣はだらしなく舌を出しながら半分失神状態となっていたがその顔はとても幸せそうだった。その蕩けた表情はまるで麻薬中毒者の様なものであり、彼女の浴衣はすっかりグショグショになってはいたがまるで気にしていないかの様に俺にキスしてきたのだった。

 

「んちゅぅううぅうっ!! ヒッキーだいすきいぃぃいいいっ! ♥♥」

「俺もだ、結衣」

 

『それはいいんだけどさ……。彼女の着替えはどうするの?』

 

 あっ……。くたくたに茹だった素麺ばりの頭が邪神様からの冷水によって俺達は正気を取り戻す。

 そこはほら……。邪神様の権能で? ね? 

 と俺はなるたけ愛想良く媚びる笑みを浮かべて提案してみるのだが……。

 

『え〜? でも3本100円のお供えしかくれない比企谷君じゃちょっとなあ〜……』

 

 ぐっ……お布施が足りなかったのか邪神様は頼れない……。

 ならば、大魔王か或いは沙希の力を借りるしかないか……!? 

 

『えー? 結衣ちゃんとヤッた後に他の子に後始末させるの? サイテーだなあ』

 

 は、反論できない……!!




小町はテキトーに撒いて帰りました。
沙希は京華ちゃんにせがまれてお祭り会場にいます。
魔王様は原作通りです。
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