やはり八幡の性春マジカルチンポはまちがっている。 作:ぷうち☆りん
「そうか。ところで比企谷、奉仕部というのは君の願いを叶える場ではないんだぞ? わかってるのか?」
「はあ……」
「願いをかなえるのではなく依頼者の自立を促し、悩みを解決する手助けをするというのが本来の仕事だ」
と、またしても奉仕部へと案内されてしまう羽目と相成った。
俺は優しい女性は嫌いだが、優しくない女性はもっと嫌いだ。但し小町は例外とする。そういう点で雪ノ下雪乃は嫌いの頂点に達している次第なワケだ。
「平塚先生。彼にそんな期待をかけても無駄です。変化する事を嫌い、怠惰で無気力でそのくせ無駄にプライドの高い男ですから」
……相変わらずだな、この女は。
俺はマゾヒストでもなければ聖人でもない。帰って小町と、あるいは平塚先生とイチャイチャしたい。
ぼっちライフを満喫していた筈なのだが……どうしてこうなった?
今更ながら俺の名は比企谷八幡。
そこそこのスペックは持っていると自負しているがいかんせん、端っこが指定席のぼっちである。
それが犬を助けようとしたらひょんなことから霊界探偵にはならなかったが、神様からマジカルチンポとエロゲ領域を展開できるというトンデモ能力を授かった。
任意には発動できず、俺が翻弄され、右往左往するさまを愉しんでいるのだろう。
俺の敵……とまではいわんが白羽の矢を射られたからには一矢は報いたい……。
いかん、材木座のせいで近江八幡、即ち弓矢の神の謂れにかこつけてしまった。
なかなか厨二病とは治らぬものだ。
「彼の問題を解決するには引き出し屋がいいと思うのですが」
「いや引きこもりじゃねえから!」
マジカルチンポの発作で引きこもりにはなりかけたが! ともかくも雪ノ下雪乃は続ける。
「では、変わる様に努力しなさいな」
「と、言われてもな……今の自分が今の俺には一番性に合っている気がする」
「それは貴方の錯覚よ。逃げでしかないわ」
「随分と変わる事に拘るんだな。
もう少し、過去と今の自分を肯定できないもんかな……?」
俺が宣うと雪ノ下雪乃の表情が俄に厳しくなった。拳を握りしめ、肩を震わせる。
「……それじゃあ悩みは解決しないし、誰も救われないじゃない!」
「雪ノ下は救われたいのか?」
「……ッ!! 私の話は今していないでしょう! 話をはぐらかさないで!!」
どうやら地雷を踏んでしまったらしい……。雪ノ下は涙目になって俺を睨み付けるや退室していってしまった。……どうしたモンかな。
追っていって「すまなかった」とでも言うのか? 「そんなつもりじゃなかったんだ」とでも言うべきか? いや、どちらも俺のキャラじゃあないな。それに謝ってどうする? 悪くもないのに謝るっていうのはプライド云々以前に解決にならない。
負けを認めるということと謝るということは全くの別物なのだ。それに……。
アイツ、スマホと鞄置いていったからな。
暫くしたら帰ってくるだろう。
「追わないのか?」
「俺はストーカーじゃないんで」
「それもそうか。じゃあ、何か進展があったら私を呼び給え」
と、平塚先生も仕事があるのだろう。部室を後にした。一人になったところで再び考える。
さっきの会話の流れだと俺=引きこもりの図式が成立していたようだ。そして孤立しているということも。更に人間関係についても言及されていた。つまりアレだ。俺に友達がいないことも見抜いていたわけだ。女の勘ってヤツかね。まあ、当たってるけどさ。
しかし何故あそこまで怒るのだ? まるで自分が体験した事の様に憤っていたではないか。
だが、あの様子じゃ戻ってくるまでに時間がかかるかもしれん。とりあえず、寝るか……昨日は小町と目茶苦茶セックスしたからな……。眠い……。
ー
『コラコラ八幡君! 女の子を泣かせるなんてダメじゃないか! ちょっと男子ぃ〜』
……邪神様が夢にまたしても出てきた。
俺は悪くないのに……。
『ほぉー……。キミは正しいとされるもの、善いとされるものに対して常に懐疑的な腐った目を向けてきた男だった筈だろ? そんなキミが今回に関しては何故正しさにこだわるのかな?』
眩しくて顔が見えないがおそらくはニヤニヤ笑っているに違いない。
「別に正しさなんてどうでもいいですよ。ただ、自分の中にない、信じてもいない正論を振りかざして悦に浸りたくない。俺はルックスも冴えないし、心もロクなモンじゃありませんが……自分が肯定していないものには変わりたくない」
これは俺の本音だ。他人がどう思おうと知ったことではない。例え行く道もゴールも決まっていようと、ハンドルを握っているのは俺でなければならない。
『いいね、その答え。だから気に入った』
邪神様は何やら嬉しそうに笑った気がした。夢の中なので気のせいかもしれないが。そして意識が覚醒していく……。
ー
「お早う、比企谷君。と言ってももう閉校時間も近いのだけれど」
相変わらず冷然かつ人を見下しきった視線で椅子にもたれ掛かって寝ていた俺を雪ノ下雪乃は見下ろしていた。
目の辺りがほんの少し赤いのは泣いていたからだろうか?
「悪いな、迷惑かけちまって……」
「迷惑? 随分と思い上がった事を言うのね。貴方と私では格が違うのだけれど。私にすれば貴方は取るに足らない存在なのだけれど」
気にするな……って言えばいいだろうに。それにやたらと語尾にけれどって点けるよな雪ノ下って。所謂察してちゃんなのか?
「まあ……今日の所は私の私物を物色しなかった誠意……いえ、計算高さは評価してあげるわ。感謝なさい」
「そりゃどーも……」
まあ、雨降って地固まる……なのか?
奉仕部の一員と見なされたのかあるいは単なる気まぐれか。
「いえ。一が一という事もあり得るわね。鞄を出しなさい。調査します」
一が一って、それ100じゃねえか。
ぼっちを極めるということは他の全てを捨てること。
それができないお前は結局半端者なのだ……ってコト!?
雪ノ下は万引きGメンみたいなセリフを吐いた。無論、俺が従う義理はないのだが、素直に鞄を差し出す事にした。多分、逆らっても無駄だろうし、俺もいい加減帰りたいのだ。
「……本当に素直ね。気持ち悪いくらいに」
「ほっとけ……」
「……あら?」
不意に雪ノ下が俺の鞄の中を探り始めてあるものに気がついた。それは……。昨日小町と買った箱入りのコンドームであった。
こ、小町……!? お兄ちゃんの鞄になんつーモノを入れているんだ! というか、これいつ入れたんだよ!
「これは何?」
「……こ、コンドーム……デス」
「知っているわ。何のつもりでこんなものを学校に持ち込んでいるの婦女強姦魔谷君」
原型とどめて無いからなその呼び方!!
しかし凄まじいオーラを前にしては反論もできない。
「まあ、いいわ。これは没収。私が然るべき処置をしておくわ」
「没収て……。お前、いや雪ノ下さん」
「雪ノ下で構わないわ。貴方から心にも無い尊称をつけられると寒気がするのだけれど」
言うだけ言って持っていかれてしまった……。今日は小町とエッチはなしでフツーのスキンシップといこう……いや、当たり前だろ!!
ー
「ほ〜ら♥ほ〜ら♥世界で一番お兄ちゃんを愛している実妹の裸エプロンだよ〜♥」
偏差値25どころかIQ3レベルのバカップル領域を俺と小町は自宅のリビングにて展開していた。
なんだか知らんが千葉は未曾有の好景気。両親は目茶苦茶忙しいらしくて今日はそれぞれ会社に泊まり込みだそうだ。
すげえな俺の両親。俺にはとても会社に泊まり込みなんてしたくないし出来ない。
目指せ専業主夫。
「ま〜たヘンな事考えてるでしょごみいちゃん……ホンット小町がいないとダメなんだから♥いいよ♥大人になったら小町がごみいちゃんを一生養ってあげる♥」
「いや、流石にそれは……」
兄としてどうなんだろうか? 小町のヒモになるのは嫌だぞ俺は。近所の奥様方の良い話題のタネになっちまうし挨拶に行こうモンなら……。
「へへ……ドモドモ」
「……」
ムラハチ間違いなしだろ! 八幡のハチは村八分の八? 喧しいわ!
「いいじゃんいいじゃん。遠くの親戚より近くの他人より直ぐ側の妹♪ って言葉もあるじゃんか♪」
「ねえよ。将来偉人にでもなるつもりか?」
「ないなら作ればいいの♪ あっ、ごみいちゃんのために偉人になるってのも小町的にはポイント高いかも♥」
コイツ無敵か? 小町は俺への欲情と愛情をもはや隠すつもりもないらしい……。
「あれ? お兄ちゃんの鞄に入れておいたコンドームがないよ?」
「やっぱりお前だったのか! 取られたよ。雪ノ下って同じ部の部員に」
「ふ〜ん……」
小町、意外にこれをスルー。一悶着あるかと思ったんだが……。
「じゃあ、生でやっちゃおっか♡」
「しませんよ?」
「ええ〜。でもあの平塚先生とは生でヤリまくりじゃん?」
な、何故それを……! 思わず俺も俺のチンポも硬直してしまった……! またしても発作と共にエロゲ領域展開か!?
すると小町はふふふ、と小悪魔めいたほくそ笑みを見せた。その表情にゾクゾクしてしまう自分が少し情けない。
「スマホ弄ってるお兄ちゃんの指と目の動きを見れば暗証番号なんて丸わかりだってば☆」
なんちゅう動体視力してんだこの妹は。
いや、この場合は俺のプライバシーに対する危機管理能力の欠如が原因なのか……? まあ、何にせよ小町に隠し事はできんな。
「ふふふ♥じゃあ今日は小町と我慢大会ゲームだよ〜♥ お兄ちゃんが勝ったらご褒美として小町のオマンコに好きなだけ中出しさせてあげるね♥」
「お前が勝ったらどうなるんだよ……?」
「そんなの決まってんじゃん!」
小町は屈託のない笑顔でこう言った。
「今日一日ずっとお兄ちゃんには生でヤッてもらうに決まってるじゃない♥♥」
どうやら我が家の妹様は兄の身を案じる心を完全に失ってしまったようだ……。
どう転んでも妹に腟内射精をかます鬼畜兄になってしまうのか……?
いや! ある! この状況を打開する手段が!
ー
リビングは即席のヤリ部屋となっていた。つい先日までは家族の団欒……という程ではないが一家を象徴するテーブルに裸エプロン姿の小町が突っ伏し自らの尻を突き出していた。更にくぱあ……と指でマンコを開き、既に濡れそぼったピンク色の肉襞を俺に見せつけている。
「おいおい小町。前戯もしない内からこんなにマンコ濡らしてちゃあヤリ甲斐がないじゃないか……」
まあ、ウソだが。口、もといどのチンポが言ってやがるんだって位俺のマジカルチンポはギンギンだった。
そんな俺の焦らしに小町は腰をくねらせながら抗議してきた。
「ご、ごめぇん♥ お兄ちゃんとした昨日のセックスを思い出しちゃったらあ♥オマンコがキュンキュン疼いてたまらないよぉお♥早く挿入れてぇえ♥もうガマンできないぃいいいぃぃい♥」
もう辛抱堪らないといった様子で尻を振る有り様だった。即犯したい気持ちに駆られるが……敢えて俺は小町のオマンコをじっくり俺の指がふやける位に弄り回し、口の周りがベタつく位にまで舐め回す。
「あうっ♥ あううっ♥ いいっ♥
お兄ちゃんの指と舌でオマンコしてもらうの凄くいいようっ♥♥♥」
発情しきった小町はぐにゅ〜っ♥と俺の顔に尻を乗せ、更に押し付けてくる。
「おいおい……兄貴をトイレの便座扱いかよ。
少し傷つくぜ」
「あ……? ち、違うよ! そんなつもりじゃ……!!」
(あう……お、お兄ちゃんに嫌われちゃう……。一人ぼっちはやだよお♥やだあ♥)
「悪かったな。別に怒ってねえよ。とは言え便座扱いされるのも我慢大会のうちだっていうなら……お前のルールでやってやるよ」
俺は自分の頭に乗せられた小町の柔らかい桃尻を鷲掴みにして左右に割り開き、その中心にある淫穴に舌を突き入れた。
じゅるるる! れろおおおぉおおお!! ちゅぷううううう!!!
「ひゃああああんっ! ♥ お、お尻の穴ぁ! ♥だめぇっ! きたないってばぁああああぁぁあぁあっ! ♥♥♥♥」
「お前の身体に汚い所なんて無ェよ、小町……愛しているぞ」
「ふにゃああああっ♥♥♥」
エロゲじみた台詞をエロゲ領域でかましたせいだろう。小町は思い切り達したらしく、びくんびくんっ! と身体を震わせた。
(言った♥言った♥今絶対に小町を愛しているって言ってくれた♥兄とか妹とか知らないっ♥愛してるって言われたらそれだけでイッちゃうよおっ♥♥)
「ほら見ろよ。お前のせいで俺の手がビショビショだ……」
俺が差し出した指を小町は愛おしそうに口に含み、丁寧に舐めてゆく。
「はあ♥はあ♥こ、小町はあ♥お兄ちゃんの♥変態お兄ちゃんの事が大好きな変態キモウトですぅ♥ お兄ちゃんの鬼ぃチンポで目茶苦茶にしてえぇ♥♥♥」
ああ、お望み通りにするさ。
ただ、今日はそのオマンコじゃない方に出させてもらうけどな……!!
ずぶううぅうううぅぅう!!!
小町のアナルの中に俺のチンポが深々と突き刺さった。そして小町は盛大に絶頂に達する。
「あひいっ♥いい〜〜っ♥♥♥」
「どうだ? ケツ穴掘られる気分は?」
「しゅきぃ〜〜〜〜っ♥♥♥お兄ちゃんに生ハメで犯されてるみたいでしゅきいぃい〜〜〜〜〜〜♥♥♥」
「そうか。じゃあ遠慮無く穿ってやるぜ?
トイレに行くたびに俺とのケツハメセックスが頭に浮かんでくるようにしてやる……!」
どぢゅんッ!!! ぬぼッ!!!! ごりゅッ!!!!! どすッ!!!!!! ばちんッ!!!!!!!!! あへ顔でイキまくる妹の身体をがっちりホールドし容赦なくピストンを叩き込む……! その度に締まる肛門括約筋が俺のチンポを刺激し精液の製造を促してきた……ッ!!
「出すぞッ!!!」
びゅぐるるッるるッるるうううぅぅぅぅッッッッ♡♡♡♡♡♡どくッッ♡♡♡どっくッ♡♡♡♡ぴゅッ♡♡………………とぷっ…………♡ 腸内射精されながらも恍惚の表情を見せる小町に更なる欲情を覚えた俺は再び腰を動かし始めたのだった……。
ー
一方その頃……。
「はあ……はあ……や、やめな、さい♥」
一人きりのマンションにて雪ノ下雪乃は自慰に耽っていた。清らかな裸体には産毛の類すらなく、透き通るような白い肌をしていた。まさに処女たる美しい肢体だったが、彼女の股間からはトロォ……っとした粘度の高い愛液が溢れ出しベッドシーツに大きな染みを作っていた……。
(なんで……どうして私は一人でこんな事を……!? こんなの、おかしいわ……!)
コンドームを指に纏わせてつるりとした自らの陰部とピン、と慎ましやかな乳房に代わって自己主張する勃った乳首を弄り回すその姿はとても清楚とは程遠いものだった。
(比企谷くんの事を思い出すだけでこんなになるだなんて、私、どうかしてる……♥)
『頼むよ、雪ノ下。セックスさせてくれ』
妄想の中の比企谷は懇願しながらも彼女の身体を労りつつも雪原の様な雪乃の肢体を自分色に穢していくのだ……。
(ダメ、そんな事になったら、本当におかしくなる……♥)
そんな背徳的な行為を想像してしまいますます昂ってしまう。
「わ、私達はまだ学生なのよ……そ、そんな事は許されないの……解って……」
『そうだな……なら今日は雪ノ下の身体を触るだけで許してくれるか?』
「え、ええ……構わないわ。感謝……なさい♥」
自分を視姦してくるパーティで出会う輩とは雲泥の差。雪ノ下を見るその瞳は腐っている筈なのにそれがまた堪らなかった。自分は彼の目にどう映っているのだろうか……? そんな事を考えるだけでも身体の芯から熱いものが込み上げてくるようだった。
(もし、もしも彼に抱かれたらどんな気持ちになるのかしら……? あの目で見つめられながら激しく求められたりしたら……?)
そんな考えに囚われた彼女は遂に自ら指で己の秘裂を弄り始めてしまう。もう止まらない……。止められない……!!
『ありがとうな雪ノ下。愛しているぜ』
「ああっ! ♥♥♥だめぇえ! ♥♥♥♥イクぅうう! ♥♥♥♥」
びくびくっ! びくっ! びくんっ♥♥♥
雪ノ下の認知が妄想を現実に侵食させていく。その指先はまるで別の生き物の様に蠢いて自らを慰めてゆく……。
やがて訪れる脱力感と共に深い後悔に苛まれる彼女だったが、その表情は決して暗いものではなかった。むしろどこか満たされたような幸福感がそこにはあった。
「……最低ね、私ったら……。なのに……」
しかし、それでもなお疼き続ける自分の身体に呆れ果てつつ、この火照りが収まるまで何度も己を慰める羽目になってしまうのであった……。