やはり八幡の性春マジカルチンポはまちがっている。 作:ぷうち☆りん
そんな訳で俺と雪ノ下は由比ヶ浜の依頼である手作りクッキーの作り方を伝授すべく調理実習室にてその準備に取り掛かっていた。
「力仕事はお願いするわ」
「男女平等って言葉知ってるか?」
「あら、知らなかったの? 聖書の頃から女性は男性より優位に立っているのよ。だから、あなたは私の指示に従っていればいいの」
「そうなのゆきのん?」
相変わらずだなあこの女……。由比ヶ浜に悪い影響が出なければいいのだが。
いや、ただのクラスメートに何を心配する事があるのか……。
依頼が終わればただの他人。俺が気にする必要なんてないじゃないか。
俺は気を取り直して、目の前のボウルと計量カップに集中した。
「ええ!? ヒッキーも作るの!?」
「まあ、一応な……」
とは言え100パーセントの実力は出さない。敢えて若干のミスをする。由比ヶ浜の顔を潰さないために……だ。
雪ノ下は唯我独尊だが俺はぼっち。ぼっちはぼっちなりに気働きはできるのだ。
ー
で、右の皿にあるのはいかにも素人が作りましたって乾パンの親戚じみたクッキー。
左の皿にあるのは……何、この……何?
「何をどうしたらこんな風になるのかしら……しっかりとチェックは怠らなかった筈なのに……」
眉間を抑える仕草をしながら雪ノ下は嘆息した。
何を見てヨシって言ったんですか? 一口齧ると炭化した様な常識は通用しねェ未元物質もとい由比ヶ浜特製クッキーの味は苦い。八幡ともう少し地獄に付き合ってもらう。
って誰目線だよ!!
……うおっ? 何だ……急に……?
意識が……。
ー
『おやおや。キミの気遣いは尽く裏目を引いてしまった様だね』
「ホントっすかねぇ……? アンタの神通力で無理やり気絶させたんじゃないスか?」
夢の世界では邪神様ともすっかりもう顔馴染みだ。2年になってから一番話した他人まである。いや、神は人としてカウントしてよいものかな?
『バレたか。実はそうなんだ』
「でしょうね……それで俺にどうしろと?」
あっけらかんと認める神。俺の中の人外認定度が上がった気がする。
『由比ヶ浜ちゃんだっけ? 彼女っていい子だよね〜? 朗らかで若干天然で背伸びしてる処女ビッチって感じ? おっぱい大きいし? 平塚先生よりあるんじゃないかな?』
エアおっぱいを持ち上げる仕草をして邪神様は仰る。
この俗っぽさと邪悪さ……。神話なら英雄や勇者に討伐されるタイプだよな。残念ながら俺は英雄や勇者ではないが。
『まあ、君は私の神官だからねえ。新刊じゃないぞ? 愉しませてくれればそれでいいよ』
「……具体的には?」
『彼女をキミの虜にするのさ』
無茶ぶりもいい所だ。由比ヶ浜は俺のようなぼっちにも優しい。だがそれは誰にでも優しいという事実の延長線にある。 俺の秤に彼女は余りにも重く、釣り合わない。
すると邪神様はニマアッと眩いながらも禍々しい日食の様な笑みを浮かべた。
『なら均衡させてあげようじゃないか。その秤……ダール・イ・レゼベール』
エメ・エメ・テケル・ウパルシンじゃなくて良かったというべきか。
ラ・ヨダソウ・スティアーナの親戚かなにかの呪文ですか? と突っ込むべきなのか迷う前に意識は闇へと沈んだ。
意識を取り戻すと同時に、辺りを見渡す。知っている様な知らない様な微妙な雰囲気の天井。 ここは保健室か……?
まさかクッキーを食べて失神するなんてな……。
「ヒッキー!? 大丈夫!?」
「ああ、まあ……な。雪ノ下は?」
若干頭が重いが大事は無いだろう。それよりも今は自分の心配をした方がいいんじゃないだろうか?
「えーと……ゆきのんは『彼が倒れたのはただの自己責任よ。私や貴方が気に病むことはないし、罪悪感も感じる必要もないわ』って言って帰っちゃった……あはは」
気まずそうに頬をかきながら笑う由比ヶ浜。なんとまあ薄情な部長だろうか。
それにしても……。
「似てるんだか似てないんだかビミョーな物真似だな」
「別に物真似したワケじゃないし……」
スン、としょげた顔をする由比ヶ浜。ちょっと申し訳ない気持ちになる。
「なあ、由比ヶ浜。雪ノ下の言う通りだからしょげなくてもいいぞ?」
「……そうじゃなくて。はあ……なんで私っていつもこうなんだろう……」
「今の時代、料理ができなくたってそう悲観する事はないんじゃねえか?
料理ができない位でああだのこうだの言ってくるヤローなんて豪快にフッちまえばいいんだよ。あ、そうだ。俺のクッキーを代わりに渡したって……」
「それじゃあダメッ!!」
由比ヶ浜は急に叫びだした。え? 何これ怖い……。
「ど、どうした?」
思わず声が上擦ってしまう。すると由比ヶ浜は意を決したかの様に俺を真っ直ぐ見つめてきた。
「ヒッキーには私の作ったクッキーを美味しいって言って食べて欲しかったの!」
「……そうか。好みの分かれる味だった」
「いやそれマズいって言っているのと同じじゃん!!」
誤魔化しきれなかったらしい……。
しかしどうしてそんな事に拘るんだ……?
……!? 突然思い出した記憶。
犬を助けようとした時、俺の視線の先にいた……。
「お前、だったのか……?」
「うん、そうだよ……。私が悪かったの。
寝ぼけてリードをつい離しちゃってサブレが道路に飛び出ちゃって……それを助けてくれたんだよね。その時私、怖くなって……」
「……」
普通こういう場合なら最低な女だ、だの俺の一生を台無しにしやがって! とかキレ散らかすのが普通なのだろうが……。
あいにく俺は普通だのみんなだの曖昧模糊とした他責の集合知に属するものに従う気はないのである。
「あー……何だ。俺が勝手にした事だし、それで後遺症が出ちまった事を気に病んでいるなら気にする必要なんてねえぞ」
「後遺症……? なにそれ!? 聞いていないよ!? どういう事!? 話して!
話してったら!!」
離して! 離してったら! と外からすれば誤解を生みかねない表現をしながら由比ヶ浜が俺を揺さぶってくる。おいやめろ揺らすんじゃない!! 酔うだろうが!!
「あわわっ!?」
「うおっ……!?」
バランスを崩した由比ヶ浜が俺に覆いかぶさる様な形になって手と手が絡み合う。
視線はお互いの瞳を見つめ合い、由比ヶ浜の顔がみるみる赤く染まっていくのがわかる。そして俺も……。
どくん、と発作の様な鼓動を感じると共に股間が見る見る隆起し始めてしまう。
「あ……これって」
「ああ、これが後遺症ってヤツだ。所かまわず勃起しちまうんだ……」
「そう……なんだ……」
まるでリンゴかって位に顔が赤くなる由比ヶ浜。そう言えば聖書に曰く知恵の実とはリンゴを指すとか指さないとか……。
とにかくまずは由比ヶ浜と唇を重ねた。柔らかく甘い味が口内に広がる。
「んっ……♡」
僅かに開いた唇の隙間から舌を滑り込ませると由比ヶ浜もそれに応えてくる。お互いの舌を絡め合い唾液を交換しあう。
ぴちゃぴちゃ、と水音と息遣いだけが保健室を支配した。
やがて唇が離れると銀色の橋がかかる。
「ヒッキーの舌、ざらざらしてる……♥」
蕩けきった表情で艶っぽい吐息を漏らす由比ヶ浜は部室や調理実習室での彼女からはまるで想像がつかない姿をしていた。
「脱げよ」
「うん……♥」
一旦立ち上がって始まるのは現役JKのストリップショー。 自ら制服のボタンをプチプチ外し、スカートを脱ぎ落とす由比ヶ浜。ピンクの髪に合わせたのは可愛げのある装飾を施したピンクのブラジャーとパンティーは由比ヶ浜の白く柔らかい肢体とボディラインをこれでもか、と強調している様に思えた。
「こ、これ以上は無理かも……だし……」
「そうか」
チラチラと俺の顔色とズボン越しでも丸わかりな位にチンポに視線を送り股をモジモジさせながら恥じらう由比ヶ浜の姿はいじらしく、嗜虐心を刺激される。
「じゃあ脱がしてやるよ」
「えっ? あ、あの……きゃっ!?」
強引に由比ヶ浜のブラとパンティを剥ぎ取る。忽ち露見する由比ヶ浜の肉体美。
平塚先生や小町とはまたタイプの違った豊満かつ肉付きの良い体つきをしている。特に胸の大きさに関しては規格外の一言だ。掌からはみ出すくらいのサイズで乳首も淡い桜色だ。そして……。
「お前、マン毛は黒いんだな。詰めが甘いというか……さては処女ビッチか?」
「!? ひ、ヒッキーってばキモいし!
ノンアルだし! まじあり得ないっ!!」
「隠すな。そうしないと償いにならないだろ……?」
「あ、うう……うん……」
俺が声を発すると由比ヶ浜はアソコとおっぱいを隠していた手をどけて直立不動になる。……由比ヶ浜は裁かれたがっている。
罰を与えることが救いになるとでも邪神様は仰るのか? 俺にそこまで傲慢になれというのか……。ギブアンドテイクにしては由比ヶ浜が一方的に嬲られ辱められるのは余りにも不平等だろうに。
あとノンアルじゃなくてノンデリだ。
「そうじゃない。そのデカパイに手を当てて強調しろ」
「で、デカパイって……! 好きでおおきくなったんじゃない、のに……♥」
羞恥に顔を染めながら由比ヶ浜は自らの乳房を両手で持ち上げる。張りつめた風船のようだった乳肌がぷるん、と揺れて柔らかに形を変えていく。
「しかし凄い胸だな。何人位に触らせた?」
「ぜ、ゼロだよ……! 悪い!? どうせヒッキーだって童貞のくせにっ!」
いかん、少しイジメすぎたか? 如何せんこうした抜きゲーの竿役じみた立ち振舞はやりにくいな。
「悪かった、怒るなよ」
「お、怒ってないもん……ヒッキーがイジワルするからカッとなっただけだし……ひゃんっ!?」
おっぱいを触れられるものとばかりに身構えていた由比ヶ浜に先制とばかりに腹と尻を撫でてやる。腹は凹み、腰にはくびれ、そのくせ尻にはむちっとした柔らかさがあり抜群の触り心地だった。
「やだよぉ、くすぐったいしぃ……」
「ボーッとしてないで自分でも準備を始めろよ。乳でもマンコでもいいから自分でな」
身を捩らせ甘い声を漏らしながらもどこか嬉しそうな由比ヶ浜は俺の責めを止めようとはしない。両手で自分の胸を揉んだり乳首を弄ったりして興奮を高めていく。
「あ、あ……な、何か、何か波みたいなのがキちゃう♥キちゃう♥だめ♥だめえ♥あああんんっ♥♥」
どうやら軽くイッたらしい。身体をビクビク痙攣させて快楽に打ち震え、更にはチョロロ……と黄金色の液体が保健室の床を濡らしていった。
「嬉ションまでしちまうとはな。由比ヶ浜、お前ってつくづく犬属性だよな。
従順で、甘えたがりで、ビッチな雌犬って感じでよ」
「そんな言い方しないでよっ……!」
目尻に涙を浮かべた由比ヶ浜が抗議してくる。俺はそんな彼女の頭を優しく撫でてやった。
「よしよし、よく頑張ったな……。ベッドに寝て股を開け」
「……♥す、するのヒッキー? ゆきのんじゃなくて……? 私と……セックスするの?」
発情しつつある由比ヶ浜は不安と恍惚の入り混じった複雑な表情を浮かべている。
「ああ、そうだ。俺とお前は今からセックスをするんだよ」
「う、うん♥わかったぁ……♥私、ヒッキーと交尾するね……♥わ、わたし、雌犬……♥ヒッキーに迷惑かけちゃったから……躾けてもらわないと♥わん♥」
ベッドに膝を立てて四つん這いになる由比ヶ浜は自ら尻たぶを割り開き俺に濡れそぼった女性器を見せつけてくる。
乙女の姿か……? これが……?
だが、そこにそそられる。
「由比ヶ浜、今お前のマンコはどんな風になっちまってるんだ? 言ってみろ」
「ん、んんんぅ~♥」
クリトリスを指で擦ると甘い吐息を漏らす由比ヶ浜だったがすぐに答えを教えてくれる気はないらしい。
「……ならこうするか」
「あんっ! そこぉ♥気持ちいいっ! もっとグリグリしてぇ♥ふあぁあああ~~~っ♥♥」
愛液を垂れ流す膣口に人差し指を突っ込んでGスポットを刺激する。すると由比ヶ浜は面白いように反応してくれる。
「わ、私のマンコはっ♥初めてなのにっ♥セックスなんてしたことないのにっ♥もうトロトローってマン汁垂らしちゃうくらい感じちゃってる変態マンコですっ! どうかこの卑しいメス犬の私にご主人様のおちんぽ様を恵んでくださいっ!!」
(あうう……ヒッキーてばレディコミの男の人みたいだし……♥じゃあこれからは外とかでもエッチしたり、動画を撮られちゃったり……ひょっとしたら1日中ヒッキーの家で、あの妹さんと一緒に調教されたり……♥ああっ! そんなのって、そんなのって!!)
妄想に浸る由比ヶ浜のヴァギナはすっかり充血しており、ピンク色の粘膜がひくついているのが見て取れる。俺はズボンを脱ぎ棄てパンツ一枚になるとそれをずらして肉棒を取り出した。
「あっ……♥すごいおっきい……♥こんなの入っちゃうの……? 私、壊れちゃわないかな……♥」
期待と恐怖の入り交じった表情の由比ヶ浜の腰をがっちりと掴む。
「安心しろよ。壊れたって飼ってやる」
……ちょっと我ながら何言ってんだコイツと思わんでもないがエロゲ領域が展開されたこの状況下だとこういう言い回しもアリだろう。それに俺だってそろそろ我慢の限界だ。
「あ、あの……ゴムは……?」
「必要ないだろ? 俺はお前と子作りしたいんだからさ……」
「えっ!? ええっ!?」
戸惑う由比ヶ浜に構わずチンポをあてがうと一気に貫いた。処女膜を突き破り子宮口まで到達する。
「あ……♥ああっ……!?」
ぎゅうう〜っ!! と侵入者への迎撃なのか膣内が締め付けてくる。まるで生き物のようにうねうねと蠢いて精液を欲しているのがはっきりとわかる。
「はぁ、はぁ……すごぉい♥これ、すごくきもちーよぉ……♥な、なんで……?
はじめてなのにぃ……♥ヒッキーのチンポ♥チンポの形が解っちゃう♥」
うっとりとした表情で喘ぐ由比ヶ浜に俺のボルテージはどんどん高まっていく。ピストンを開始するとじゅぽっ、ずちゅっといやらしい音が結合部から聞こえてくる。
「ひ、ヒッキーってば激しいよぉ……♥あふっ♥はぁん♥いい♥いいよぉっ♥」
「初めてのくせにそんなによがるなんてもうムチャクチャだな」
「ちがうもん♥私はビッチなんかじゃにゃいっ♥あん♥ビッチなんかじゃないにょおぉ♥」
舌を出し涎を垂らしながら腰を振る由比ヶ浜の姿は淫乱そのものだ。普段の彼女を知る者が見たら卒倒すること請け合いである。いや、あの葉山グループの連中が見たら悔シコ間違いなしかもしれんな。
「好きぃ♥大好きぃ♥♥愛してるぅ♥♥ヒッキーのこと大しゅきなのぉおおおお~~~ッ♥♥♥♥♥♥ ちゅ〜しよ♥
パコパコしながらチュッチュしようよおっ♥♥♥」
「ああ」
……我ながらバカな事を考えた。
由比ヶ浜の痴態を知るのは俺だけで……俺だけがいい。他の奴になんて見せてやるもんかという黒い感情が俺の中で渦巻くのだ。
そんなどす黒く濁った感情を胸に抱きつつ俺はバックスタイルで突きまくる。
ぐちゃぐちゃになった結合部を見ると征服欲や支配欲といったものが満たされていくのがわかる。そして同時に射精感がこみ上げてきた。
「よし、出すぞ!」
「うん♥♥出してぇ♥奥にいっぱいちょうだいぃっ♥♥♥♥」
どびゅるるるるうううううぅぅ~~~~~!!!!!!!
「~~~~~~~~~~~ッッッッ!!!! ♥♥♥♥♥♥♥♥♥」
中出しと同時に絶頂に達したのか由比ヶ浜は俺のものをきつく締め上げて痙攣している。俺も彼女の尻を鷲掴みにして一滴残らず注ぎ込んだ。
「あ、ああ……♥はああ……♥すごい、よお……♥♥♥ヒッキー……♥」
「愛してるぜ……由比ヶ浜」
「わ、私もお♥私もあいしてるっ♥ずっと一緒にいたいよぉ……♥♥」
互いに絶頂を迎えた後で俺たちは繋がったまま愛を囁き合い、ベッドにて横になる。
保健室の先生がやって来ることもなく俺達は互いに見つめ合う。
「えへへ……♥」
「な、何だよ……」
「なんでもな〜い♥」
俺の身体をペタペタ触りながらデレデレとした笑みを浮かべる由比ヶ浜を見て、やはりこいつは犬属性なんだなあと再認識させられる。恐らく名犬ではないだろうが……。
「また何か変なコト考えてるでしょ?」
「どうだろうな。というかお前、俺の考えている事を知ってどうする?」
「どうもしないよ。好きな人の事をもっともっと、ほっともっと知りたいのは当然じゃん♥」
抱きついてきて頬に軽いキスしてくる由比ヶ浜。……やっぱりビッチ、もとい俺のパートナーだな……由比ヶ浜は。
あと由比ヶ浜、ほっともっとは弁当屋だ。
「あ、すいませーん……何か体調が悪くて……寝不足ではないかと思うのですが」
!?
聞き慣れた声が俺達に動揺を走らせる。
テンションは素だがあの印象深い声は一人しかいない。ヤバい! どうごまかすか!?
(由比ヶ浜! 服はベッドの下に隠せ!)
(う、うん! あと私はベッドの中にいるから……!)
「保健室の先生ならいねえぞ」
「……むむっ! その声は我が朋友である比企谷八幡ではないかっ!!」
賢者モードの今、コイツ……もとい材木座の厨二テンションはキツい。
「なんという堕落! なんという不甲斐なさ! 常在戦場の心得を忘れたかっ! 誉れはどうした誉れは!!」
「いや、お前も体調が悪いから保健室に来たんじゃねえのかよ?」
「ゴラムゴラム……」
ヤツいわく『それはそれ、これはこれ』と意味の言葉らしい。厨二病な上に造語症まで併発しているとはコイツも大変だな……。
「……まあよい。我は平塚教諭よりつい先程貴重な情報を賜ってな」
「え? マジ?」
「マジマジのマジで御座候。聞けば奉仕部とやらは様々な悩み事を解決するべく活動しているそうではないか」
「おう、そうだな」
「そこで相談なのだが、実は最近執筆に行き詰まりを感じていてな……是非とも忌憚のない意見を聞かせて欲しいのだ」
どうやらコイツも小説を書いているらしい。意外なようなそうでもないような……まあいいや。