ふるまぴ!【♡R18版♡俺は、フルマッピングボーナスで迷宮を無双する。〜毎日コツコツ探索してたら何でもできるようになってしまった。だからこれからはバカ弟子たちを育成していくぞ!〜】 作:龍々山ロボとみ
ツバサ▶︎水色。上がフリル多めで肩紐なしの乳バンド(後ろでヒモを結ぶタイプ)、下は腰回りにフリル多めのドルフィンパンツタイプ。
ユミィ▶︎白色。旧スク水みたいなワンピースタイプで、肩紐まわりにフリルつき。
モコウ▶︎赤色。上がハイネックビキニ、下はハイレグパンツタイプ。
シオン▶︎薄紫色。上がホルダーネックビキニに花柄長袖シャツを羽織っている、下はビキニパンツにパレオを巻いている。麦わら帽子着用。
ステラ▶︎黒色。上が三角ビキニ、下はビキニパンツに短パン重ね履き。スクエアタイプのサングラス装着。
モルモ▶︎薄黄色。ハイレグカットで後ろがTバックのモノキニ。サンバイザー着用。
「うう〜っ……。しょっぱいし、鼻に水入った〜……」
モコウに救出されたツバサは、ゲホゲホとむせながら砂浜に座り込んでいた。
モコウも心配そうにツバサの背中をさすっている。
ささっと着替えの終わった俺は、一応ツバサたちに一声かけといてやろうと思い、歩み寄る。
「バカ弟子め。事前の準備はきちんとしろとあれだけ折に触れて何度も言ってやってるのに、まだ理解が足りないようだな。準備体操もせずにいきなり水につかったら足がつるのは当たり前だろ。そんなことも想像できないのか」
「もっと心配してくれても良くない!? あたし溺れかけたんだよ!? ……って、うわっ」
ツバサは俺の物言いに腹を立てている様子だったが、俺のほうを向いたとたんに目を見開いて大人しくなった。
「タッキー、か、海パン姿だ……!」
当たり前だろ。
海に来て泳ぐんなら水着になるだろ。
それに今の俺たちは幻想体だ。
幻想体なら日焼けしても大丈夫だから、何か羽織っておく必要もない。
なら、海パン一枚でもいいだろ。
いまさらお前ら相手にはしたなさを気にするのも、馬鹿らしいしな。
「ター師父、相変わらず良い腹筋してるヨ」
モコウほどじゃないけどな。
よく鍛えられて均整のとれた肉体ということなら、お前のほうが良いだろ。
「まぁ、それほどでもあるケドネ〜」
「それと、ほんとに溺れてヤバくなったら部屋の外に強制転送されるから大丈夫だ」
あくまでここは訓練室内だからな。
危険がないように設定されてるっての。
「それよりも。お前の幻想体が一番筋力があるんだから、ちょっとこっちの準備手伝え」
先に炭の火おこしをしとくぞ。
お前、バーベキューもしたいんだろ。
「ある程度火が大きくなれば、あとはちょこちょこ炭を足せば大丈夫になる。肉を焼くときに待たなくてもいいようにしたいから、お前のそのバカにバカを重ねたような馬鹿力を発揮しろ」
「もうっ、バカバカ言わないでよ! けど、お肉焼く準備は大事だから、ちゃんと手伝うね!」
「おう。期待してるぞ。準備終わったら一緒に遊んでやるからよ」
「ほんと!」
ということで。
そこからモルモさんとも協力して火おこしをした。
ツバサがバカの馬鹿力でうちわを扇いで点きかけの火が消えたり、やっと着替え終わったユミィとか、あまりにも神々しい水着姿(慈愛の女神様かと思うぐらい光り輝いて見えた)のシオンさんの恥じらう表情に心臓を握りつぶされかけたりしつつ、なんとか火おこしを終えた。
そして火がついた後は、パラソルの下でビーチチェアに寝そべり、優雅に読書をしている姉貴の人形幻想体に火の番を任せる。
「ははは。なるほど。たまにはこうして陽の光の下で読書するのも悪くないねェ」
「そうですねステラさん。あ、トロピカルジュースはいかがですか?」
「うむうむ。もらおうじゃあないか」
隣のチェアに寝転がるモルモさんから渡されたジュースをストローでちゅーっと吸う姉貴。
あの2人は、飯時まではあんな感じだろうな。
「じゃあ、こっちはこっちで遊ぶか」
俺は、バカ弟子3人組とシオンさんとともに、再び波打ち際に。
「お前ら、何がしたい?」
「スイカ割り!」
「砂のお城造り!」
「ビーチバレー!」
3弟子たちが口々に言う。
俺は、一旦弟子たちを無視してシオンさんにも尋ねてみた。
「えっと……、それなら軽く、泳いでみたいかな?」
「じゃあそれで。あ、浮き輪とか水上マットも出しましょうか」
俺が、持ってきていた浮き輪を膨らませ始めると、弟子たちがぎゃあぎゃあと文句を言ってくる。
あー、うるさいうるさい。
心配しなくても全部順番にやってやるっての。
ということで俺は、しばらく弟子たちやシオンさんとともに、海辺遊びをしまくった。
波打ち際で追いかけっこや水の掛け合いをしてみた(ユミィがすっ転んで溺れかけたし、コケるときに俺の海パンを掴んできてズリ下げられた)り、
弟子たちをビーチフラッグで競わせてみた(ツバサの水着の紐が解けてあやうく乳が丸見えになりそうだった)り、
バレーボールを使って皆でポンポンして遊んでみた(調子に乗って大ジャンプしたモコウのケツが俺の顔にぶつかって押し飛ばされた)り、
皆で巨大な砂のお城を造ってみた(シオンさんとユミィがかなり凝って、めちゃくちゃ精緻なものが出来上がった)り、
一番沖の海の壁(ダンジョン空間だから端があるのだ)まで遠泳して帰ってきてみた(ユミィとシオンさんは大きめの浮き輪で浅いところをプカプカしていた)り、
「皆さ〜ん! そろそろお昼にしましょう〜!」
そうこうしているとモルモさんの声が聞こえ、良い感じにお腹が空いてきた(いや、幻想体だからそんなに減らないはずなんだが、まぁ、気分の問題だ)俺たちは姉貴たちのところに戻る。
すでに姉貴の人形たちとモルモさんが、手分けして肉や野菜を切って串に刺し、じゅうじゅうという良い音と匂いを振り撒きながら焼き始めてきた。
あー、これは腹が減ってくるな……。
「すっごい良い匂いだー! お肉食べたい!!」
「モルモさん、トウモロコシの塩焼きは!?」
「ワタシ、トロトロチーズに厚切りベーコンを絡めて食べたいヨ!」
弟子たちも、焼き網の上に並ぶ美味しそうな食材たちを見て目の色を変えている。
「はい、皆さん。ちゃんとありますよ」
「モルモくぅーん! 私は焼き牡蠣が食べたいとも!」
「はい。それなら今焼いているのを降ろしたら、次は海鮮系にいきますね」
喋りながらも、手の動きは止めずにテキパキと食材を焼いていくモルモさん。
相変わらず手際が良い。
俺も飲み物や肉串をもらって食べ、ある程度食べたらモルモさんと交代した。
まぁ、モルモさんばかりに焼いてもらうわけにもいかないしな。
それに、俺が焼いていると、なんとシオンさんも隣で食材の串刺しを手伝ってくれて、
「セリー君、次はこれをお願いね」
と、準備した串を手渡しで渡してくれて、しかもその時にちょっと指先が触れ合ったりしたので、俺はそれだけで肉を食べていなくても大満足になれてしまった。
うーん、素晴らしい。
そして、皆のお腹が膨れてきたところで、
「じゃーん! スイカ!」
と、氷水につけてキンキンに冷やしていたスイカを、ツバサが抱えて持ってきた。
「バーベキューもしたし! それなら次はスイカ割りだよね!」
えへへー、とツバサが笑う。
……どうでも良いが、ツバサが持つとスイカが三つあるみたいだな。
いや、こんなガキンチョの乳を見てこんなこと思うのも馬鹿らしいんだけどな!
「…………」
だがまぁ、……元々コイツ乳だけは立派だったし、最近ちょっと背も伸びてきてるからなぁ……。
なんか、ふとしたときに女らしさというか、……エロさを感じるときがあるというか……。
「? タッキー? どしたの?」
うおっ。
……急に寄ってきて上目遣いで見てくるなよ。驚くだろ。
「……なんだ、さっきから。そんなに楽しみなのか、スイカ割り」
「うん! だって、こんな重くて綺麗で丸いスイカ、割って遊んでたら超怒られるじゃん! だから、スイカ割りってしたことなかったし。一回でいいから、してみたかったんだ〜」
……ああ、そういえばコイツって貧乏農村の生まれだったな。
スイカは売りに出すものであって、自分たちで食べるもんじゃなかったってことか。
いや、育成途中で割れたり、大きく育たなかったやつを自分たちで食べることはあっても、売り物になるようなものは売る以外の選択肢がなかったって話か?
いずれにせよ、ツバサにとっては、立派なスイカを叩き割って食べるなんてのは、とんでもない贅沢に感じられるんだろうよ。
だからこんなにはしゃいでいるってわけだ。
だが、それなら。
「一回なんて言わず、何回したっていいんだぞ」
「え?」
「別に、したくなったらまた海に来たらいいし、来年だって再来年だって、同じように海に来て遊べるだろ」
スイカ割りをするチャンスなんて、今後いくらでもあるだろ。
「……!」
「まぁ、来年またここが使えるかは知らんが……、ここに来なくても、パーティーハウスの庭でやっても良いし、今日、気が済むまで割ってみたいんなら、追加のスイカを買ってきてズラッと並べてもいい」
割ったあとでちゃんと全部食べるんなら、たくさん割ってもいいだろ。
「スイカぐらい今のお前ならいくらでも買えるし、スイカ割りに限らず、お前がしてみたかったことの大半は、おそらくもうできるようになってるはずだ」
それぐらい稼げるようにはしたつもりだし、実際稼げるだろうし、
「そういう、今までしてみたかったことがあって、誰かとそれをしてみたいって思ったんなら、また俺らに言えば良いだけだしな」
まあ、基本は他の弟子どもに言ってくれればいいが。どうしてもの時は、俺に言ってきてもいい。聞くだけは聞いてやるし、手が空いてれば、手伝ってやってもいいさ。
「……タッキーーっ!!」
「うぐっ!?」
突然、抱えていたスイカをポーンと真後ろに放り投げたツバサが、全力で飛びかかってきた。
そして俺の顔を乳の谷間に挟み込み(また水着がズレて乳がまろび出ている)、両腕ですごい力で抱きしめられ、俺はステ値の筋力差で押し負けて真後ろに押し倒された。
ぐっ、乳が顔に密着して、息が……!?
「タッキー! 来年の夏も、絶対皆で海に来ようね! バーベキューもして、スイカ割りもして、……他にもたくさん、たくさん遊ぼうね!! 他にもいっぱい、いっぱいしたいことがあるから! あたし、タッキーや皆と出会えて、ほんとーに良かった!!」
分かった、分かったから!
いったん離せ!
それ以上力を込めるな!
お前の幻想体の筋力だと、装備品無しの素手でも俺の幻想体を砕きかねねぇんだよ……!!
「……ぷはっ! おらっ、スイカ割りするんだろ! さっさと砂浜行くぞ! スイカは!?」
「キャッチしてるヨー」
ツバサがぶん投げたスイカは、モコウがうまいことキャッチしてくれていたようだ。
よし、無事だな!
それなら、スイカ割りやるぞ!!
「おいユミィ、お前見てないでツバサを引っ張れ! モコウも! スイカをシオンさんにでも預けて、ツバサを……!?」
おい、お前ら!!
「タキ兄ぃ、覚悟!」
「ワタシもヨー!」
なぜか、あとの弟子2人もツバサとともに俺に飛び乗ってきた。
ぐええっ……!?
3人に乗られたら、さすがに重いし暑いし息苦しいし、なんかベタベタとアチコチを触られるしで、
バカ弟子どもにもみくちゃにされた俺は、キレた。
「良い加減に……、しろーーっ!!」
渾身の力で(というか、Key1に幻想体を替えてステ値で無理やり)3人を跳ね除け、吹き飛ばす。
そして素早く体勢を整えてから、バカどもをギロリとにらんだ。
「お、ま、え、ら、なぁ……!?」
「ひえっ……!?」
「ヤバっ、やり過ぎた……!」
「2人とも、逃げるヨー!!」
砂浜に向けてダッシュで逃げ始めた弟子3人を、俺は全力で追う。
「待て、この、バカ弟子どもがーーっ!!」
結局その後、しばらく弟子たちと本気の追いかけっこが続き、
3人とも捕まえてそれぞれゲンコツを落として正座させて説教して(途中でシオンさんに執り成されるまでやった)から、ようやくスイカ割りをしたのだった。
まったく。
バカ弟子どもはやっぱりバカで、まだまだガキンチョだな!!
なお、スイカはちゃんと美味しかったようです。