ふるまぴ!【♡R18版♡俺は、フルマッピングボーナスで迷宮を無双する。〜毎日コツコツ探索してたら何でもできるようになってしまった。だからこれからはバカ弟子たちを育成していくぞ!〜】 作:龍々山ロボとみ
「……んっ♡」
いきなり直に触ると痛いので、まずは服の上から布越しに軽く触る。
なんの膨らみもないまな板のような胸と、初潮も来ていない少女のようにつるつる(ユミィも、さすがに初潮は来ている)の陰部に手のひらを当て、すりすりとゆっくり動かす。
強く押し込みすぎず、手のひらで擦るというよりも服の布地を擦り付けるようにすると、すぐにぴりぴりとした快感が敏感なところから伝わってくる。
「……♡ んんっ……♡」
いつもよりも簡単に、快感がやって来た。
いつもならもっとじっくりと時間をかけて優しく擦らないと、痛いばかりで気持ちよくならないのだが。
なんだか今日は、いつもと違う。
いつもより少し強めに触ってもちゃんと気持ち良いし、疲れでぼんやりしている頭の奥のほうで、炭酸水の泡が弾けるようなぱちぱちとした感覚がある。
どうしよう。
これならもっと激しくしても、気持ちいいんじゃないか?
と、ユミィは考える。
胸と股間をいじる手をもう少し体に押し付けて、手のひらでしっかり擦ってみた。
「んあっ……♡ あー、良い……♡」
思ったとおり、気持ち良い。
しかも、いつもなら腰の奥からぴくんと来る快感が、今日はさらに奥のほうから来ているような感覚がある。
深いところから来るぶん、突き上げてくるような勢いがあるのか。
いつもならもうこれだけ気持ち良くなれればオッケー、というラインを軽々と超えて脳髄に刺激を与えてきている。
ユミィは、トロンとした目でぼんやりと虚空を見つめながらしばらく自慰を続けた。
そして、
「っ〜〜……♡」
びくんびくん、と自分の意思とは関係なく体が跳ねる。
絶頂と、甘い痺れ。
身体がぎゅっと強張り、それからふっと力が抜ける。
心地よい脱力感と気だるさが押し寄せてきて、ユミィは、これで眠れるだろうと思った。
敏感なところをイジるのをやめて仰向けになり、目を閉じてゆっくりと呼吸をする。
それから1分後。
「……おかしいなぁ」
あれだけ気持ち良かったのだから、いつもならすぐに、堕ちるようにして寝つけるのに。
今はなんだか、余計にもどかしくて、眠気が遠ざかったような気がする。
しかも。
「なんであのボンクラ兄さんの顔が浮かんでくるんだよ……。そこはせめて、ベッドの持ち主のツバサに対する申し訳なさが浮かべよ、ボク」
目を閉じれば、ムカつくことをべらべらと喋ってくる時の見下したような表情とか、ユミィがキレ返したときに見せた心配するような目とか、
砂漠の中で再会したときのホッと安心したような表情とか、もらった果実水をガブ飲みしたときの見守るような目とか、
手を引っ張られたときの手のひらの硬さとか、背負われたときに感じた背中の広さとか、あとはあとは……、
「……って、違う違う違う!」
なんか、ボンクラ兄さんのことを思い浮かべるたびに心臓がドキドキしてくるような感じがある。
貼り付けたような胡散臭い笑顔をしたり、かと思えば心底呆れたように悪口を言ってきたり、キレたら眉と口元をひん曲げてちょっと面白い顔になったり、けどけど真剣な表情のときは、ちょっとドキッとするぐらいカッコ良い……、
「うぐぐぅうう……」
ボンクラ兄さん、……いや、名前で呼ぶならタキオン兄さん、……タキ兄ぃとかか?
ツバサもタッキーって呼んでたし、ボクだってちょっと親しげに呼んだってバチは当たらないだろ。
「……うがあーっ!? ぼ、ボクはいったい何を考えているんだ……!?」
……などなど。
気持ちとは裏腹に、ユミィの頭の中に浮かんでくるのはボンクラ兄さん、……タキ兄ぃのことばかりだ。
……いや、本当はユミィも理解している。
あんなことをされたら、ずるい、と。
「だ、だって仕方ないじゃんか……。あんな、あんなもう何もかも諦める寸前のタイミングで助けにくるなんて……。しかも、あの言葉は……!」
『迎えに来たぞ。まだ生きてるか?』
『銀杯の朧月、でもなかったか』
「勇猛大帝アレックスが、嘆きの聖女ルーニーを救けに来たときのやつじゃん!! うわーっ!?」
ユミィは、その時のタキ兄ぃの言葉を思い出して、顔が火照るのを自覚した。
勇猛大帝アレックスの冒険。
この国に古くから伝わる、有名なおとぎ話だ。
文字の読み書きができない庶民ですら母親の寝物語で聞いたことがあるぐらい有名な物語で、原題は、過去に実在した人物の活躍を数十編に渡って書き記した伝記小説だ。
現代に伝わっているものは、孤児の少年が成長して大国の王になるまでのあらすじ部分だけでざっくりとまとめたものや、華々しい活躍をした事件や戦争についての話が大半だ。
それに対して嘆きの聖女ルーニーに関する話は、原題でもあまり文字数を割かれていないことや、そもそもの歴史的な記録が少ないこと、政治的宗教的に際どい描写や表現が多いことなどから、あまり一般には広まっていない。
ユミィは幼い頃に実家の書庫を読み漁っていたため「嘆きの聖女の憂鬱」を読んだことがあるし、決して手を取り合えないと思っていた2人が命懸けの共闘をするくだりなどは、ユミィも幼いながらに心がワクワクしたのを覚えている。
そして、ルーニーが裏切りの憂き目に遭って多勢に無勢で取り囲まれたところに、アレックスが助太刀に入ったときのセリフが、あの時タキ兄ぃが言ったものなのである。
だからあんなセリフを、あの場面でさらっと言わないでほしい。
「あんなん、不意打ちじゃんか……」
ついついルーニーと自分を、そしてアレックスをタキ兄ぃと重ね合わせてしまい、その後の結末まで含めて考えてしまうから。
『そうして、愛する男との子を授かったルーニーは、田舎町の教会で娘とともに静かな余生を送ったのでした』
この結びで終わるということはつまり、あの脱出劇のあとアレックスとルーニーは愛を交わし合ったわけで、
自分もタキ兄ぃと、そういうことをすることになるんじゃないかと想像してしまうのだ。
「…………うううぅぅーー……」
だから、さっきからタキ兄ぃの顔ばかり浮かぶのだ。
思いっきり意識してしまって、頭の中から追い出すどころか、逆に正常な思考のほうが隅に追いやられてしまっている。
そしてユミィは、あまりにも頭がモヤモヤぐるぐるしてくるので、体をもぞもぞとくねらた。
うつ伏せになって枕に顔を押し付け、地虫が地面を這うような動きで手足をジタバタさせる。
「……うぅ、……んっ♡」
と、ベッドに押し付けている形の胴体の、胸のあたりからびりっとした刺激がやってきた。
さきほどまでイジっていた乳首が、ベッドや肌着との摩擦で刺激されたようだった。
……ああ、もう、こうなったら。
「……限界まで昂って、気絶するみたいに寝てやる……!」
ドカイキ気絶部宣言である。
ユミィは、ベッドに寝転んだまま仰向けになった。
膝を立てて脚を90度ぐらいに開き、乳首と、湿り気を帯びたパンツ越しに陰核に触れる。
そして少しだけ躊躇ったあと、ぐうっと押し込みながら手のひらでごしごしと擦るようにして、激しく手を動かしはじめた。
効果は、てきめんだった。
「お゛っ……!?」
思わず濁った声がでるぐらい、びりびりとした快感が脳髄を撃ち抜いた。
胸も、股も、自分のものとは思えないほど激しく快感を生み出し、脳みそを直に掴んで揺さぶられているみたいに、目の奥がチカチカした。
ユミィはすぐさま昂り、そしてイッた。
「ぐっ♡ あっ♡ お゛っ♡ ぐうぅっ……♡ あっ、ヤバいヤバいヤバい、……〜〜〜〜っ!? ……ああ゛っ!?」
びくっびくっと腰が跳ね、お尻の奥から背骨を伝って脳天までずがーんと性感が突き上がってくる。
息が詰まり、一瞬目の前が真っ白になるが、ユミィは自慰の手を止めるどころか、いっそう激しくコスり続ける。
「あっ♡ がっ♡ お゛っ♡ ひぁっ♡ うっ……、〜〜〜〜っ!?」
「んっ♡ んんっ♡ ん゛っ♡ んんっ♡ あ゛っ、ああっ……、お゛っ……♡」
「ひいっ、ひいっ、……あっ♡ んひっ♡ ……お゛ぉっ!? ……あーー、イクイクイクっ……♡ うっ!?」
「きもちい♡ きもちいきもちいきもちいい♡ イぐっ♡ タキ兄ぃ、またボクイッちゃうよ……♡ ううぅっ、あっ!?」
「くひっ♡ も、もうっ、これで♡ さいご♡ さいごだから♡ ひっ、あっ、クる、すごいの、キちゃう♡ んっ、んんーっ、……ん゛ーっ!?」
びくびくっ、と全身が跳ねてぴーんと硬直する。膝を立てて仰向けに寝転んでいたはずが、両脚を爪先までぴんと伸ばして背中側に反り返り、肩と爪先以外がベッドから浮き上がるぐらいに、激しく弓なりになって絶頂した。
そこから数秒後。
全ての力が抜けたようになり、ベッドにどさりと全身を横たえた。
そしてユミィのお腹の奥は、焼けた鉄を呑んだみたいにカッと熱くなっていた。ぐつぐつドロドロとしたものが渦巻いているような、そんな感覚があった。
ユミィは、もうイキ過ぎてわけの分からなくなった頭のまま、クリ弄りをしていた右手を自分の下腹部に押し当てて、手のひらで強く押し込むと。
右手の甲に、ハンマーのように振り上げた左手の拳の底を、えいっと振り下ろした。
ユミィのお腹の奥にある赤ちゃんの部屋に外側から衝撃が加わり、
お腹の奥に溜まっていた熱が、火山の噴火のように爆発した。
「お゛っほぉ゛っっっ……♡♡♡」
頭の中のモヤモヤを全て焼き尽くすような、快感の火砕流であった。
ユミィは頭の中が真っ白になった。
「…………あ゛ぁーー、もう無理」
もはや目も耳もまともに動いていなかった。
ただただ膨大な快感を甘受し、そしてめちゃくちゃスッキリしていた。
指一本動かないほどの疲労感で、目を閉じたまま深い呼吸を繰り返す。
「……タキ兄ぃ♡」
そしてそれだけ呟くと、ユミィはすーすーと寝息を立て始めた。
ようやくユミィは、心と体の休息を始めたのだった。
なお。
それから約30分後。
「タッキーただいま! ……あれ、まだ帰ってきてない……?」
と、帰ってくるなりタキ兄ぃの部屋の扉をノックもせずに開けたツバサが、キョロキョロと室内を見渡したあと、ベッドシーツにくるまって丸くなっている人物を発見。
シーツをさっと取って、中で寝ている人間を確認して、その顔を見て数秒言葉を失ってから、
「ゆ、ユミィちゃん!!?」
と、叫んだ。
その大声に、ユミィの目がふわっと開いてキョロキョロと動く。
そしてツバサを見つけて「ああ、おかえり。ごめん、ベッド借りてたよ」とユミィが言うより早く、
「なんで、タッキーのベッドでユミィちゃんが寝てるの!? しかもほとんど裸で!!」
と、ツバサが叫んだ。
「…………はあっ!? なんだって!?」
ユミィも同じように叫び、それからツバサに、ここが誰の部屋なのかを教えてもらったのだった。