※この作品はR-18です。

ふるまぴ!【♡R18版♡俺は、フルマッピングボーナスで迷宮を無双する。〜毎日コツコツ探索してたら何でもできるようになってしまった。だからこれからはバカ弟子たちを育成していくぞ!〜】   作:龍々山ロボとみ

67 / 202
40.5話目・親には見せられないはしたない姿(モコウのひとり♡ 胸愛撫乳首絶頂、ディルドGスポ連続絶頂)・1

 

 ♡(三人称視点)♡

 

 歓迎食事会を終えて風呂に入って、皆が宿泊している宿に戻ってきたところで。

 

「ところで2人は、ター師父のことどう思てるネ?」

 

 新入り妹弟子モコウの口から突然飛び出してきた言葉は、2人の姉弟子を動揺させるのに十分な威力があった。

 

「へっ!? え、えーっと……!?」

 

「べ、べ、べつに、どうとも思ってないけど……!?」

 

 あからさまに焦り、顔を赤らめる姉弟子2人。

 その反応に、モコウは「分かりやすいヒトたちヨー」と思う。

 

「ワタシは、ター師父のこと、かなり好きヨ」

 

「えっ!?」

 

「はっ!?」

 

 モコウは、辛く厳しいクンフーの修行の日々を思い出しながら、しみじみと言う。

 

「だって、ター師父はワタシのこと、強くてスゴイて認めてくれたヨ。パッパもママも師範たちも、皆ワタシのこと落ちこぼれ言うけど、ター師父はそうじゃないネ」

 

 モコウは、幼い頃から修行漬けの日々を過ごしてきた。

 

 しかも、モコウはいつも他の門下生たちとは別で修行をしており、モコウの周りで修行をしていたのは師範代以上の実力者たちばかりであった。

 

 その中では、まだまだ未熟者で軟弱者のモコウは、一番弱い落ちこぼれ扱いだったのだ。

 

 モコウはクンフーが好きだし、パッパとママも大好きだし、師範や他の門下生たちのことも嫌いではなかったが、いつまでたっても誰も「強くなったな」とか「立派に成長したな」とは言ってくれなかった。

 

 そんな中でター師父は、モコウのことを「非常に優秀」だとか「お前はすごい」だとか「将来性十分」だとか。

 

 とにかく褒めてくれる。

 モコウが今まで欲しくても誰も言ってくれなかったことを、ター師父はすらすらと言ってくれる。

 

 それがモコウには、たまらなく嬉しかった。

 

 まぁ、ター師父という男の基本的な育成方針が「良いところは褒める、ダメなところは指摘する、悪いことをしたら泣くぐらい叱る」なので、モコウほどの実力者なら褒めるところがたくさんある、というだけの話なのだが。

 

 飴玉ならいくらもらっても嬉しい年頃のモコウからすれば、自分の欲しかった言葉をくれて、しかもさらに強くしてやるよというター師父に、すでにかなりの信頼をおいている。

 

 少なくとも、今まで知り合った異性の中では、パッパの次くらいには好感度が高い。

 

 そして、だからこそ姉弟子2人に問うたのだ。

 自分がこう思うことは、悪いことじゃあないだろうかと。

 

「ツバサもユミィも、ター師父のこと、好きなんやロ? ワタシ、姉弟子2人を差し置いてター師父に好き言うのも、よくないか思うヨ」

 

「そ、そ、そんなことは、ないんじゃ、ないかな……?」

 

「だから! ボクは別に! タキ兄ぃのことなんか……!?」

 

「おい、部屋の前で何騒いでやがる」

 

「うおあああああっ!?」

 

 ユミィはビックリ仰天で飛び上がりすぎて着地に失敗し、尻餅をついた。ター師父は露骨に見下すような目をユミィに向けた。

 

「うるせぇぞチンチクリン。他の客に迷惑だろ。騒ぐならせめて部屋の中に入ってから騒げ」

 

「だ、だれがチンチクリンだって……!?」

 

「お前以外に誰がいるんだよ、白髪チビ。それと後ろの2人も。明日からもガンガンダンジョンに潜るんだ。しっかり寝て回復しとけよ」

 

 ター師父はそれだけ言い残すと、自室に入っていった。

 

 弟子3人は無言で顔を見合わせると、とりあえず、ユミィとモコウの分の部屋(モコウの分の部屋は、明日以降に正式に借りるらしい)に入っていく。

 

 そしてベッド2つをくっつけると、その上で車座になって額を付き合わせ、ひそひそとナイショ話をする。

 

「で、どうなのネ?」

 

 重ねて問われたツバサとユミィは、やがて観念したように頷く。

 

 ツバサ曰く「だって大人だし、カッコ良いし……」で、

 

 ユミィ曰く「だってタキ兄ぃズルいんだぜ!? あんな顔して口悪いくせに、なんでも知っててなんでもできるっていうかさぁ!? そんでしれっとカッコ良いところ見せてきたりするんだぞ!? ふざけんなってんだ!!」とのこと。

 

 もう完全に、姉弟子2人もホの字であった。

 モコウは「はー……」と嘆息する。

 

「アイヤー。ター師父、とんだロリコンのスケコマシ、ネ」

 

 とんだ風評被害であった。

 本人が聞いたら絶対にマジギレするだろう。

 

「そうなの! タッキーって小さい子にも妙に優しいの!」

 

「それにタキ兄ぃ、外面はマジで良いよな。どこのご飯屋に行っても店員にニコニコ接するし、協会の受付の人も、他の探索者相手の時よりは親しげにしてるもんな。あれ、絶対モテたくて必死なんだぜ」

 

 だが、この部屋の中にはター師父はいないので。

 

 弟子3人は好き放題にター師父のことをこきおろしたり、けど良いところもあるよね、と上から目線で褒めたり、

 

 同じ男の話を、話題が尽きることもなくひたすら続けていく。

 

 で、気がつくとかなり夜が更けていたので、ぼちぼち寝ないとな、という話になった。

 

 そこでモコウが、姉弟子2人にお願いをした。

 

「今日は、ワタシひとりで寝かせてほしいヨ。ダメアルカ?」

 

 ツバサとユミィは顔を見合わせる。

 

「ご飯分けてもらった恩もあるから、それはいいけど」

 

「なんでひとりがいいのさ?」

 

 モコウは、モジモジとしながら答える。

 

「その……、ここ数日、安心できるとこにひとりでいるコトなかたヨ。だからちょと、モニョモニョできてないというカ……。今日ター師父に弟子入りできてホッとしたら、すごくモジモジしてきたというカ……」

 

 姉弟子2人は、揃って「あー」と理解する。

 

「えっと……、変なこと聞いてごめんね!」

 

「そういうことなら、部屋はこっちが良いか……。ツバサの部屋にボクのベッドを持っていって、ボクはツバサと寝るよ」

 

 そう言うとユミィは幻想体になり(ユミィも黄ダン(C級ダンジョン)をクリアしているので街中で幻想体になれるのだ)、自分のベッドをひょいっと担ぐとツバサの部屋に運んだ。

 

 そして3人ともパジャマに着替えると、モコウひとりを残して、ツバサとユミィはツバサの部屋に。

 

「部屋の中のもの、好きに使っていいから。替えのシーツはそこにあるし、洗面台のコップは……、確か、自分のぶん買ってたでしょ?」

 

 と、いうことで。

 

 姉弟子2人のご高配を賜り、モコウは部屋の中でぽつんとひとり。

 自分のベッドに腰掛けている。

 

「……ふぅーー、……よし、やるネ」

 

 そして、気合い一丁入れ直して。

 いそいそと服の裾から手を入れていくのだった。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。