ふるまぴ!【♡R18版♡俺は、フルマッピングボーナスで迷宮を無双する。〜毎日コツコツ探索してたら何でもできるようになってしまった。だからこれからはバカ弟子たちを育成していくぞ!〜】 作:龍々山ロボとみ
♡(三人称視点)♡
赤ダン
弟子3人は衝立で囲まれたすやすやベッドの上で、かれこれ30分以上、寝たふりをして息を潜めていた。
「……」
「……」
「……」
3人とも、一応ベッドに横になって目を閉じてはいるものの、内心はドキドキし過ぎて眠れる気配がさらさらなく、息を潜めて衝立の向こうの音に聞き耳を立てている。
モコウが、ぼそりと呟いた。
「……寝たヨ。間違いないアルネ」
3人は、そっとベッドから起き出すと、こっそりと衝立の向こうをのぞく。
この結界内は遮光して薄暗くなっているのでハッキリとは見えないが、弟子たちのいる衝立から離れるようにしてポツンと置かれたベッドの上では、一人の青年がすぅすぅと寝息を立てていた。
そう。タッキーだ。
タッキーは明日の探索に備えてベッドに横になると、ものの数秒で眠りに落ちてすやすやと寝ている。
3人は顔を見合わせて頷き合うと、無言のまま、抜き足差し足忍び足でタッキーのベッドに歩み寄る。
そしていつぞやのように枕元を囲んでタッキーの寝顔を見つめてから、3人はこそこそと行動を開始した。
第二回バカ弟子チキンレースの開始であった。
「いいか、2人とも。やりすぎるなよ」
ひそひそとユミィが言い、モコウが頷く。
するとツバサが、すっ、と手を挙げた。
「あたし、今日は右手がいい」
有無を言わせぬ、謎の迫力に満ちた言葉であった。
ユミィとモコウはその迫力に思わず気圧され、こくこくと頷く。
2人の反応を見たツバサはにっこりと笑ってタッキーの右手を掴み、すりすりと頬擦りを始めた。
「……えへへ、タッキーだぁ♡」
幸せそうに表情を緩めるツバサ。
もちろんこのあとは、頭を撫で撫でさせたりおっぱいを揉み揉みさせたり、手のひらをぺろぺろしたり指先をちゅぱちゅぱしたりしようと思っている。
タッキーにしてほしいあんなことやこんなことを、してくれないタッキーの代わりに自分でスるのだ。
「えへへ〜♡」
タッキーのゴツゴツしている手のひらに顔を擦り付け、ツバサはご満悦の表情である。
「……じゃあ、ボクは左手な」
ウキウキのツバサに、ユミィも負けじと行動を開始した。
空いているタッキーの左手側に回り込むと、左腕を少し動かして胴体との間に隙間を作り、そこにそっと寝そべった。
添い寝チャレンジである。
タッキーの左脇の下、ともいうべきスペースに寝そべると、タッキーの胴体と左腕に左右を挟まれるどころか、頭上にもタッキーがいる(ユミィはタッキーの左脇に自分の頭頂部を押し付けている)ことになり、タッキーに包まれているような安心感と背徳感がある。
ユミィは、タッキーの体温を感じながら抱き枕のようにタッキーの左腕に抱きついた。細いながらもしっかりと締まって
そしてタッキーの二の腕に顔を擦り付けて深呼吸をすると、タッキーの匂いというか、少し汗混じりの体臭が肺の中を満たす。
「んんっ……♡」
匂いとは、鼻の奥から脳髄に直にブッ刺さるような刺激である。脳を直撃する快感に、ユミィはクラクラした。
さらに、コアラのように抱きついている左腕の先、左手は、ちょうどユミィの下腹部のあたりにある。
ユミィはタッキーの左手のひらを自分の下腹に押し当てそこをすりすりとさせた。
「んひっ……♡♡♡」
お腹の奥にある赤ちゃんの部屋。
その入口のあたりをゴリゴリと刺激すると、ものすごく気持ちがいい。
ユミィは今までのオナニーでの経験上それを知っていて、しかしナカにモノを突っ込んだりするのはやったことがない(というか、膜がなくなるとヤバいので、できない)し怖いので、薄い脂肪と腹筋の上から手で押して刺激したりするのだが、
それをタッキーの手でやると、マジでヨダレが垂れるぐらい気持ち良かった。
背筋がゾクゾクして勝手に体がびくびくして、上の口からも下の口からも液漏れしてしまうぐらい気持ちが良い。
これは、クセになる。
ユミィが「タキ兄ぃ、怒って鼻摘むくらいなら腹パンしてくれたらいいのに」と、わりと危ない思考になるぐらいには、キいた。
さて、姉弟子2人に両腕を取られたモコウは、少し考える。
そしてふと思いつき、タッキーの頭の上のほうに回り込むと、タッキーの髪に自分の鼻を押し付けて、くんくんとし始める。
頭皮と髪の毛の間にこもった空気に、濃厚なタッキーの匂いがしみていた。
想像以上の濃さに、モコウは後頭部をガツンと殴られたような心地になった。
「アー……♡」
幻想体でいる間も、異空間に格納された元の肉体は呼吸や代謝を行っており、汗もかけばじわじわとお腹も空く。
そして赤ダン内を、幻想体でとはいえ一日中歩き詰めし、昨日も今日も水で濡らしたタオルで体を拭いただけなのだ。
当然髪の毛までは洗えてないし、洗っていない髪の毛からは濃縮されたタッキーの匂いがした。
少し蒸れて発酵したような匂いになっているところも含めて、モコウはあまりに強烈な匂い刺激で、興奮のあまり鼻血が出るかと思った。
「……2人とも、こっちヤバいアルヨ」
モコウのリアクションを見た2人は、いそいそとモコウの隣に移動した。
そして順番にタッキーの頭の匂いを嗅ぎ、鼻から脳にガツンと抜ける匂い刺激で気絶しそうになる。
決して良い匂いではないはずなのに、何度でも嗅ぎたくなるような、胸の奥をざわざわとさせるような匂いであった。
女としての本能の部分で、この匂いをもっと堪能したいと思わせられる。
弟子3人は順番に交代しながらタッキーの頭を嗅ぎ、そのたびに、じわじわとお腹の奥が火照ってくるのを感じた。
そして、モコウがとんでもない提案をしてくる。
「……髪でこれなら、
モコウが指差した先は、タッキーのズボンであった。
いや、より正しく表現するなら、タッキーの股間であった。
「……おいおいおい、それはマジで……」
タッキーは今回の探索で着替えを持ち込んでいなかったらしく、昨日も今日も同じ服を着ている。
つまり、軽く水拭きしただけのおちんちんを、昨日から履きっぱなしのパンツで包んで寝ているわけだ。
その匂いともなれば、おそらく……。
弟子3人は、考えただけでお腹の奥がいらいらしてくるようであった。
「……た、確かめて、……みる?」
半分理性が飛んだようなツバサの言葉に、ユミィもモコウも無言の同意を返した。
そしてバカ弟子3人が、そろりとタッキーのズボンのベルトに手を掛けようとしたところで、
「……うぅぅん」
タッキーがごろりと寝返りを打った。
3人は驚きすぎて跳び転げ、出そうになった悲鳴を呑み込むので精一杯であった。
「……」
「……」
「……」
ベッドの周りでへたり込む3人。
モゾモゾと寝返りを繰り返すタッキーの衣擦れ音や唸り声に、まさか目を覚ますんじゃないか、と気が気じゃない。
「うぅん……? ……むにゃむにゃ」
10秒か、20秒か。
1分程度かもしれないし、もっと長かったかもしれない。
とにかく3人は、そのまま寝ていてくれと、神に祈るような気持ちで時間が過ぎるのを待つ。
やがて、寝心地の良い体勢を見つけたのか、再びタッキーがすぅすぅと静かな寝息を立て始める。
横向きとうつ伏せの中間みたいな、軽く丸まった体勢のタッキー。
腰のベルトのバックルはズレて体の下に入っており、無理に外そうとすれば眠りを邪魔して起こしてしまいそうだった。
「……」
「……」
「……」
その状況を見たユミィが、2人に向かって手でバッテンを作ってみせる。
そして無言のまま自分たちのベッドのほうを指差し、3人でそろりそろりとベッドに戻っていった。
「…………寝よっか」
「うん……」
「アイヤー」
3人はベッドに潜り込み、ムラムラ解消のためにオナニーしたいのを我慢(お風呂に入れないので)して、なんとか眠りについたのであった。
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