※この作品はR-18です。

爆乳淫魔ハンターシオン   作:猫又小町

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弱味

 

 

 

 

 

 

 武器の調整を装備屋に、魔道具の調整を魔道具屋に任せたシオンは、訓練場へと向かう。

 身分証となるハンター証を受付に提出すると、顔を知られている彼女はスムーズに中へと通される。

 中には木製の各種武器や防具、その他には試し切りを行うための的が揃えられていた。

 ここは主に冒険者やハンター達のために一般開放されている公共の訓練場だ。

 二階には人はいないが観戦のために並べられた客席がある。

 シオンのように依頼を受けていない者はここで暇を潰すことも多い。

 

「ふっ!」

 

 彼女は訓練場で借りた木製の短剣を軽く振るう。

 風を割く音さえ聞こえない鋭い一閃であった。

 その動きには一切の無駄がなく、流れるように次の動作へと移っていく。

 それは基礎的な型の繰り返しだったが、一つ一つの動きが洗練されており美しさすら感じられるものだった。

 そして、しばらくすると彼女は息を整えて動きを止める。

 

 シオンは毎日欠かさずこの訓練を行っていた。

 幼い頃の未熟な自分が今の姿を見れば驚くだろう。

 それだけの努力を重ねて今の自分があることを実感しながら、彼女は日々精進を続けるのだった。

 

 ふにゅんっ

 

「ぁうっ!?」

 

 だが、シオンが軽く腕を引いた瞬間、甘ったるい声が彼女の口から発せられてしまう。

 肘が巨大な乳房の脇へと食い込んでしまったのだ。

 咄嗟に顔を赤らめキョロキョロと周囲を確認するシオン。幸いにも人は少なくその声を聞いた者はいないようだった。

 彼女は羞恥で頬を染めながら、小さく安堵の溜息をつく。

 

(よ、よかった……)

 

 もし誰かに聞かれてしまっていたら、と想像して恥ずかしくなってしまったのだ。

 こんなはしたない姿を他人に見られたらと思うと、なかなか集中することができない。

 彼女は胸を押さえながら、ふぅと息を整える。

 

(いけません……今は真面目に集中しないといけませんね)

 

 そう自分に言い聞かせ、再度構えを取る。

 しかし、感じてしまった身体はスイッチを切り替えたように発情を始めてしまう。

 一度そうなってしまえば堕ちるのはすぐだった。

 衣擦れに妙な心地良さを覚え、ほんの僅かな刺激でさえも鋭敏に拾ってしまう。

 特に乳首はニップレスの上からだというのに、服と擦れ合うだけで甘い痺れが走るようになっていた。

 そして、潤った秘部に至ってはもはや下着に染みができるほど濡れてしまっている。

 

(だ、だめです! 早く、終わらせましょう)

 

 これ以上続けていたらおかしくなってしまうと、彼女は短剣を下ろし必死に雑念を振り払う。

 鍛錬を始めて1時間と少し。

 準備運動程度で終わってしまったが、理性と天秤にかけられるはずもない。

 汗を拭いそそくさとその場を後にしようとする。

 だが、そんな彼女を引き留めるかのように背後から声を掛けられた。

 

「シオンさん、こんにちは」

 

「……リッカさん」

 

 振り返るとそこには、知人冒険者のリッカがいた。

 冒険者という職業は有り体に言えば何でも屋だ。

 専門的な討伐を主としているハンター達とは区別されるが、活動圏が似ているため比べられることは多い。

 赤い髪を両側でおさげにした美女は、いつものようににこやかな笑みを浮かべる。

 しかし、その双眸には蛇のように粘着質な光が宿っているのだった。

 シオンはリッカのことが人としてあまり得意ではなかった。

 なぜならリッカのシオンを見る目は欲望に塗れていて、いつか自分を責めまくった淫魔達を想起させるものだったからだ。

 実際リッカには何度も性的な悪戯をされてきている。

 以前淫気の治療のために王都へ向かった際の護送では、自慰行為を禁止するために拘束されたシオンはその身体を好き放題されている。

 しかし、シオンは努めて平静を装うと、なるべく普段通りに振る舞う。

 

「この後一緒にお食事でもどうですか? 美味しいお店を見つけたんですよ」

 

 リッカに付き合えば食事だけで済まないのは目に見えている。

 それにこの状態では食事どころではない。

 

「お誘いありがとうございます。申し訳ないのですが、この後も用事がありますので……また機会があれば」

 

 そう断るとシオンはすぐにその場から立ち去ろうとする。

 もう用はないとばかりに、そそくさとこの場を後にしようとしたのだが、リッカはそっとシオンの耳元で囁いた。

 

「そりゃ無理ですよね。だってどうしようもないくらい発情してるんですから、早く帰ってオナニーしたいんですよね♡」

 

「ッ!?」

 

 ビクッと身体を震わせるシオン。

 その反応だけでリッカには十分だったようで、クスクスと意地悪く笑われてしまう。

 

「やっぱりそうなんですね」

 

 図星をさされたことで、羞恥で顔が真っ赤に染まっていく。

 

「……なんでしょうか?」

 

「いや、なんでもありませんよ?」

 

 リッカはクスクスと小さく笑みを零すと、シオンの胸部に手を伸ばした。

 そして、その豊満な果実を下から揉み上げようと……

 

「あまりからかわないでもらいたいですね」

 

 シオンは手首を握るとそのまま手のひらを返す。

 

「わっ、と!?」

 

 足払いを受け、リッカがバランスを崩した。

 そうして女冒険者が地面に倒れ込みそうになったところを押さえ込む。

 あまり舐めるな、とシオンは言っているのだ。

 討伐を専門にしたS級ハンターと何でも屋のB級冒険者。

 同じように比べることはできないが、明らかに二人の戦闘技術には隔絶した差があった。

 そして、そこに普段の意趣返しも込められている。

 

「いたたたた……わ、分かりました。分かりましたって……もう、つれないですねぇ」

 

 リッカはおどけたように、降参の意を示す。

 

「はぁ、度がすぎればさすがに怒りますよ?」

 

「冗談なのに~」

 

 そんな軽口を叩く二人だが、その瞳は互いを牽制していた。

 まるで獣のように視線を交差させている。

 

「そういえばシオンさんって淫魔に調教されてたんですよね?」

 

「……なんですかいきなり」

 

「いや、情報屋に売れそうなネタだな~と思いまして」

 

 懲りていないのかと、シオンは呆れたようにリッカに視線を送る。

 

「困りますよね? ちょっとだけ遊んでくれたらやめておきますけどどうですか?」

 

「お断りします。大体根拠が何もない情報じゃないですか」

 

 毅然とした態度でそう言ったものの、シオンが王都に移送されてきたことの裏がとられれば信憑性は増してしまう。

 実際治療院にも通院しているのだから、そう言われれば困るのはシオンの方だった。

 

「二束三文ですかね~、言ってもいいんですよね?」

 

 シオンは大きくため息を吐いた。

 普段から優しく穏やかな彼女がここまで礼を欠くほどの壁を作るのは珍しいことだった。

 しかし、そこまで分かりやすく拒絶しているのに、リッカが諦める様子はない。

 どうやらこのまま行かせたら本当に情報を広げることになるらしかった。

 

「……金品ならお支払いします」

 

「口止めってことですか?」

 

「ええ」

 

 苦々しい表情で頷くシオンにリッカは満面の笑みを浮かべていた。

 

「そうですかそうですか! いやぁ、よかったよかった。実は金欠だったんですよ。でもそれならこっちはいくらで買い取ってくれるんですか?」

 

「?」

 

 リッカが見せたのは記憶石。

 希少な鉱石を加工して作られたもので、映像と音を記録するという機能を持っている。

 そこでシオンが何かを察する。

 

「あ、気付きました? 淫気の侵されたシオンさんを護送する際に遊ばせてもらった映像が入ってます」

 

「なっ!?」

 

 あんな痴態を映像に収めていたと言うのか。

 シオンの明らかな動揺が面白かったようで、リッカは口元を歪めた。

 

「こんな貴重な物を売ればどうなるんでしょうねぇ? きっと裏社会の変態貴族あたりに高値で売れると思うんですよ。あ、オークションに出品するのもいいですね。となると……お金じゃ満足できませんかねぇ~?」

 

 身体の秘密を暴かれただけでなく、物的証拠まで握られている。

 そんなのもはや抵抗のしようがないではないか。

 結局リッカの手のひらの上で踊らされていただけだったのだ。

 

「ひ、卑怯ですよ!」

 

 顔をしかめ声を荒げたシオンにリッカは近付いた。

 胸に手を伸ばしてくる……だが今度は抵抗することができない。

 

「ぁうっ!?」

 

 身構えていても声を我慢できなかった。

 肉の振動が一拍遅れてリッカの手のひらに伝わる。

 持ち重りのする極上の重量感。

 張りがあり、さらには大玉スイカのような一メートルを大きく超える爆乳サイズ。

 しかも、軽く持ち上げられただけで、甘い吐息がこぼれてしまうほどの異常とも言える感度まで持ち合わせている。

 やっぱり最高の玩具だ。確信と共にリッカは舌なめずりをした。

 

「きひひっ、淫魔の調教がよっぽど凄かったみたいですね。これだけで喘ぐなんて」

 

「うっ……あぐっ、ぅぅっ……!」

 

 震えるシオン。

 身体は既に妖しく火照り、僅かではあるが小さな絶頂の予感を感じ取っていた。

 その耳元でリッカは「じゃ、宿屋行きましょうか♥」と囁くのだった。

 

 

 

◇  ◇  ◇

 

 

 

 

 宿はある程度グレードが高い一室のようで壁が厚かった。

 来る前に防音機能があると伝えられている。

 好きなだけ喘げと言われているようで内心複雑なシオンだったが、少なからず安堵してしまったのは、流石にこれ以上身体の秘めたる情報が流出するのは防ぎたかったためだ。

 リッカは早速シオンへと命令を出した。

 

「手は頭の後ろです。足も軽く開いてください」

 

 無抵抗を示す屈辱的な姿勢を強要される。

 

「姿勢を崩したり、逆らったらシオンさんは人前で生きていくことはできなくなります。意味は分かりますね?」

 

 脅しとも取れるリッカの言葉に、シオンは抵抗を見せることなく従う。

「よくできました」と軽く頭を撫でるとそのまま服の中へと手を入れていった。

 胸の周りから臍にかけてつうっと撫で上げると、シオンはビクンと小さく震える。

 

「待ってください!」

 

「ん? さっそく逆らうんですか?」

 

「ち、違います……その」

 

 シオンは羞恥に唇を嚙みながら震える声で懇願した。

 

「胸が、弱いんです……そこだけは許してもらえないでしょうか……」

 

 弱点を告白し、シオンはリッカの反応を伺った。

 それを知ったリッカは嵩に掛かったように責め立ててくるのではないかと思うと気が気ではなかった。

 しかし、

 

「ああ、胸ですか。いいですよ?」

 

 あまりにも呆気なく許可を出すリッカ。

 こちらから言い出したことではあるのだが、シオンは何か裏があるのではと疑ってしまう。

 

「いやですねぇ、そんなに性格悪いように見えますか?シオンさんが本当に嫌ならしませんよ。追い詰めすぎたせいで抵抗されても面倒ですしね」

 

 リッカはシオンの服を脱がせながら説明をする。

 ストールを外し、ブーツを脱がせ……最後の砦であった下着まで取り払う。

 女性器から尻穴。さらには秘めていたはずの醜いコンプレックスまで晒したシオン。最も恥ずかしい箇所ですら今のシオンには隠すことができない。

 シオンの身体は正しく極上の女体だった。

 鍛えられているから筋肉質でありながら、程よく柔らかい脂肪が乗り起伏に富んだ女の身体。

 肌はすべすべでシミさえ見当たらない。

 異常に高められた感度故に空気に撫で上げられる感覚に鳥肌を立てている程度だろうか。

 しかし、それはむしろリッカの欲望を煽るスパイスにしかならなかった。

 

「はぁ、本当にいい身体してますね~」

 

 裸を見られるというのは人前でチラチラと胸に目を向けられる以上の羞恥がある。

 

(くっ……ジロジロと……)

 

 しかも、シオンの性的コンプレックスである陥没を隠しているものは何もなく、リッカがそこに視線を向けているだけで、被虐の性癖が顔を出し、軽く乳輪を盛り上がらせてしまっていた。

 膣穴は喘ぐように薄っすらと口を開け開閉を繰り返す。しかも粘っこい体液で僅かに潤んでいる。

 乳肉の中で乳首が甘い歯痛のような疼きをジンジンと発しているのだ。触れられれば理性は一瞬で蕩け性を欲するだけの獣へと変貌してしまうだろう。

 シオン自身がどれだけ否定しようとしても、身体中のあちこちが彼女の興奮を如実に表しているのであった。

 しかし、なんとか自分を律し理性で本能を押さえ込んだ。

 

「……以前のようにはいきませんから」

 

 そう気丈に言い放つ。

 身体が耐えられなくても、心でまで負けてはいけない。

 

「確かに前よりも喘いじゃうかもしれませんね」

 

 そんなリッカの脅し文句にもシオンはまだ冷静さを保てていた。

 

「大体胸に触らないでほしいって、あんまり意味ないと思いますよ?」

 

「それはどういう……んはあああああああああぁあっ!?」

 

 リッカはシオンの股の割れ目上部に鎮座するクリトリスをくいっと指先で摘まみ上げた。

 そこは淫魔によって調教された性感帯。乳首以外では最大級の快楽神経の結晶。

 第二の弱点と言っても過言ではない淫宝玉だった。

 

「んはあああああああああああぁっ!! ああああああああああああ! はひいいいいいいいいっ!!?」

 

 電撃が流れたかのような快感。

 開発し尽くされたクリトリスへの刺激にシオンは甲高い悲鳴をあげた。

 シオンの脳裏が白く染まった。小さな肉突起が巻き起こした快楽の爆発。

「やっぱり弱いみたいですね」と気を良くしたリッカが次は反対向きへと陰核を捩じった。

 白旗のような本気汁の塊がシオンの膣穴から勢いをつけて吐き出される。

 素晴らしいまでの敏感さ。調教と開発を繰り返されてきたシオンの身体は淫魔の餌としてあまりにも完成されていた。

 

「あっあっあっ、ああああああああああっ!! はああッ!?」

 

 その光景はひどく美しくリッカは熱い視線をシオンへと向けていた。

 思わず腰を引かせるシオンを抑えつけながら敏感な耳元へと語りかける。

 

「ああ、動かないでくださいね。動いたらもっと弱いところに触っちゃいますからね?」

 

 その言葉一つでシオンは何一つ抵抗が出来なくなってしまう。

 目の前の女冒険者の責めを甘受するしかないのだ。

 指先から足の爪先までも握りしめ、力を込めた内腿はピンと発達した筋肉までもが浮き出ている。

 

「うああ……そ、そこは……ひぃぃ……!」

 

 だがリッカがくりくりと陰核を弄べば、腰は勝手に捩れ全身を貫く快楽で意思とは関係なく身体中が悶えてしまった。

 首を振り立て、自慢の艶髪が乱れる。大粒の汗が周囲に飛び散った。

 既にガクガクと足腰が震え、膝がこれでもかと笑ってしまっていた。

 

「ね? 別に一番弱いところじゃなくてもこの身体ならお手軽に楽しめるんですよ?」

 

 弱点は乳首だけではない。全身余すことなく性感帯の身体はその全てが性感の結晶。

 少しでも責められれば身体中が”弱点”であるシオンは相手が誰であれその責めに翻弄されるのみ。

 彼女はリッカがあっさりと了承した理由を痛感させられていた。

 

「それにしても随分と立派な防具ですね。ぱっと見が軽装だから心配してましたけど、杞憂でしたかね?」

 

 その言葉の意味を考える間もなく、シオンは脳裏に白い閃光を弾けさせてしまう。

 

「凄く立派な皮の装備を持ってるみたいですし♥」

 

 そう言ってクリトリスの大部分を覆っている包皮の端に指先を引っ掛ける。

 その際クリ亀頭に軽く指先が掠められ、それだけでシオンは感じてしまうが構わずリッカはクリ包皮に掛けた指に力を込めた。

 その意図を理解した瞬間、シオンは戦慄した。

 リッカのその行為はシオンの最も恥ずかしい瞬間を容易く引き出すだけの破壊力を持っている。

 

「じゃ、敏感な雑魚クリ守ってる小賢しい皮の防具を剥き剥きしちゃいますね~」

 

「あ……ま……まって……」

 

「駄目で~す、えい♥」

 

くりゅ

 

「あ、あああああああああああああああああああああああっっ!!!?」

 

 肉厚な包皮が根元まで剥き上げられ、過剰な調教によって肥え太ったクリトリスが姿を現す。

 あらん限りの声をあげ喉元を無防備に晒し身体を弓なりに仰け反らせた。

 敏感な核への衝撃によって、全身がガクンガクンと跳ね上がる。

 シオンは壁際まで届く勢いで潮を撒き散らしながら絶頂したのだった。

 面白いほどに敏感な反応が卑劣なサディストの目を楽しませ、すぐ傍で「一回目~♥」と甘ったるくシオンを煽ってきていた。

 

「おっと」

 

 強烈なエクスタシーの衝撃に崩れ落ちそうになった身体をリッカが抱きかかえる。

 

「崩すなっつってんだろ」

 

 突如豹変したような強い口調に背筋がぞくりと震えた。

 リッカが耳元で発した低音の命令がシオンのマゾヒズムを強烈に打ち抜いたのだ。

 最も我慢できない姿勢で耐え続けるしかない。その被虐的な事実はシオンの身体を芯の奥底まで甘く痺れさせる。

 被虐欲が健気にもガクガクと震えるシオンの足腰に力を込めさせた。

 

「ああ……は……ひ……」

 

 息も絶え絶えに粒状になった汗を全身に纏わせ、姿勢を保とうとするシオンは強烈な被虐美を放っている。

 それは見る者をぞくっとさせるほど妖艶であり、彼女自身の美貌だけでなく、これまで調教を繰り返されてきた恥辱の経験の賜物であった。

 

「へぇ? 随分念入りに使い込まれてきたみたいですね」

 

 胸だけではない。

 シオンのクリトリスは淫魔による想像を絶する快楽調教によって醜く変質させられ、自分では剥くことさえも戸惑ってしまうほどの異様な感度を持たされていた。

 屈辱の記憶と共に刻まれた淫らな後遺症だ。

 剥き上げられた根元では本来埋まっているはずの陰核脚までもが異様な発達のせいで軽く浮き上がり、はち切れんばかりに詰まった快楽神経によってパンパンに中太りしていて、先端にかけて細くなっていっている肉芽は血管まで脈動させながら小指の先ほどにまで勃起していた。

 リッカの言葉通りよほど念入りに嬲られてきたことを伺わせるやや尖った屈辱的な形状をしている。

 

(うああ……み、見られて、る……こんな女に……)

 

 仮に持ち主が生粋のオナニー狂いだったとしてもここまで倒錯的な性感帯へと育て上がるには長い年月を要するだろう。

 自ら元に戻ろうと健気にも抵抗する無様な肉厚クリ包皮だったが、目の前のサディストはそれを許さない。軽く指先で抑えつけ包皮が元に戻らないように固定している。

 淫魔の拷問で執拗に開発されたその部位は剥き上げられた甘い余韻にぴくっぴくっとその身を小さく跳ねあげさせていた。

 シオン自身の痙攣も全く治まる様子がない。剥き出しのクリトリスが僅かな空気の流れにさえも愛撫され続けているのだ。

 大粒でありながらその全てが異様な感度を持つ抜き身の尖塔は、更なる辱めを求め媚びるかのようにツンと上を向いて屹立して滾っている。

 

「あ゛ぁッッ!?」

 

 その凄まじい刺激に悶絶するシオンだったが……それで終わりではなかった。

 むしろ逆だ。これは前戯でしかないのだ。

 

「皮余りすぎでしょ、どれだけここで遊ばれたんですか? 本体もぴーんって、細長く尖ってますね」

 

 リッカは言葉責め交じりに、中差し指と親指で剥いた皮を抑えつつ、人差し指で生硬く凝り固まった芯の部分をコリコリと嬲ってきた。

 先端をくりくりと弄び、しなやかな細指が裏筋をくすぐる。

 かと思えば肉厚な皮を剥いたり被せたり……シオンを全く慣れさせない変則的な動きで陰核を翻弄したかと思えば、時折芯を扱き嬲り堪らない刺激を与えてきた。

 

「コリコリされるの気に入っちゃったみたいですね、ここはどうかな、っと♥」

 

「あぁあっ!!? ふあぁんっ!!!?」

 

 しかもリッカの責めはシオンを嬲れば嬲るほどに動きを洗練させていく。

 野性的な勘の良さで次々と弱点を見つけては責め立てる。より正確に、より執拗に、より陰湿にシオンを苦しめるのだった。

 

「あああっ!? いやっ、ダメッ!!? 駄目ぇっ!!」

 

「きひひっ、すっごい反応♥ 何が駄目なんですか? 言ってくれないと分かりませんよ~?」

 

 ほんのひと撫でで我を忘れてしまうような快楽が止めどなく襲い来る。

 

「ほら、駄目? 駄目ですか? 駄目ってなんですか? 何が駄目なんですか? ねぇ、教えてくださいよ。駄目だとどうなるんですか? 何がきちゃうんですか? 駄目だったらシオンさんはどうなっちゃうんですか?」

 

「ああああああああああああああああああああっ!!」

 

 本来刺激から守るための包皮さえも利用され先端から根元まで性感全てを弄ばれるクリトリス。

 弱点を守るために存在している包皮、それ自体がシオンにとっての第二の弱点のようなものだった。

 たっぷりと弛んだ包皮を摩擦させクリトリスを擦りあげられる。

 戦闘に関して自分よりも弱かったはずのサディストの卑劣な手の中で、まるでオモチャのように踊らされる自身の身体……。

 もはや完全に主導権を奪われてしまっていた。

 

(だ、駄目……! どれだけ動いても……に、逃げられ、ない……!)

 

 くねくねと腰を悶えさせても、リッカの責めからは逃げられない。

 それどころか細指はお仕置きだとばかりにシオンのクリトリスに張り付いたまま責めを激しくしていく。

 まるで淫魔のような陰湿さを持って、シオン自身がオナニーする時以上の正確さで淫芯を玩具にしてきた。

 

(ク、クリ、トリス……弄られてるだけで……身体中、全部……コントロールされる……!)

 

 シオンの奥底に眠るマゾヒスティックな欲望が鎌首をもたげた、その瞬間全身が急激に熱を持つ。

 リッカの責めはいとも容易くシオンから絶頂寸前の痙攣を引き起こした。

 

「あ、もうイクんですね」

 

 早いですね、言外にそう罵られ、シオンの官能はより高いステージへと押し上げられてしまう。

 シオンの身体は燃え滾っていた。

 快感を得るためだけにある神経をぞりぞりと逆撫でるようなクリコキ快楽が次から次へと流し込まれる。

 クリ責めによって体内で育ちに育った絶頂感。巨大なアクメ、その胎動の瞬間。

 

「はい、二回目~」

 

「うああっ!! ああっ♥ はうっ、あああ!? あ、ああああああああああああっ!!」

 

 リッカの指先では人差し指と親指の間で絶頂する肉粒の強烈な痙攣が伝わってきた。

 引き籠り続けていた包茎クリトリスがたっぷりと快楽神経を詰まらせた小さな身を震わせ、生意気にもリッカに対して「御許し」を懇願しているのだ。

 本来なら格上であるはずのシオンが到達の余韻に息を喘がせる姿をリッカは恍惚の表情で眺めていた。

 

「マゾクリ絶頂おめでとうございます♥ シオンさん、本当に弱いんですね。途中で何度も手加減してるのに、大体五秒と少し……いや、本気で責めたら二、三秒くらいですかね? こんなに簡単に逝っちゃうのは女としても人としても凄く恥ずかしいことなんですよ? 分かってますか? S級ハンターさん♥」

 

 リッカは幼子に言い聞かせるように、シオンの股間でそそり立ち存在を主張する女芯の頭を指先で「ちょん……」と撫で上げる。

 ぶるりと背筋を震わせたかと思うと、白い腹部が波打ち痙攣した。

 

「ぁ……ィ……く……っ!」

 

 シオンの性欲を煮詰めたような濃厚な雌潮が宿の一室に情けなく発射される。

 既にまともな思考さえも朧げなシオンの傍らで「三回目~♥」と聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

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