今日何曜日だっけ。そんなことを考えながら、携帯を確認すると月曜日であった。土日休み、という会社ではないから、曜日の感覚が狂う。月曜日の憂鬱もなければ、土日の喜びもないのである。
エレベーターの前で、そんなことをぼんやりと考えていた。扉が開いた瞬間、背後から声がかかる。
「おはようございます、おにいさん」
「ん。おはよう」
凜ちゃんだ。僕は軽く挨拶を返しつつ、エレベーターへ共に乗る。
「き、昨日……しちゃい、ましたね」
自分から誘ったくせに、凜ちゃんは顔を赤くし、モジモジとしていた。
背伸びしないで、ありのままの感じでいいのにね。
僕は思わず微笑んで、凜ちゃんの頭を撫でた。
「君は茨木さんの代わりにはなれないよ。余裕がなさすぎる」
エレベーターの扉が開く。降りる僕の後を追いながら、凜ちゃんが抗議の声を上げた。
「こ、子供扱いしないでくださいっ!」
ぷくー、と頬を膨らませている。
「ところで、いいかげんに教えてくれないかな」
「なにがですか」
頬が膨らんだままである。ハムスターかな。
「夜なにがあったのか。少なくとも、関係を持ったわけじゃないよね」
凜ちゃんは処女だったんだ。僕は酔った勢いで、抱いたわけじゃなかった。
「……助けてくれたんです」
「???」
「夜。ちょっと、男の人に絡まれてしまいまして……それだけですよ」
それだけって。普通に事件じゃないか。
「大丈夫だったの?」
「はい。覚えてないみたいですけど……おにいさんが、助けてくれたんです。なんだか、ヒーローみたいでした」
「ふうん」
マジで覚えてないなあ。よくそんな立派なことが出来たものだ。その時の自分を褒め称えたい。
★
――おにいさん、今日は早く終わりますか?
――また、わたしのことを慰めてほしいです……。
昼休み。凜ちゃんからそんなメッセージを受信して、思わずドキリとさせられた。
思い出される、しっとりとした肌の感触。でっかい爆乳、乳首。エロい体のライン。可愛らしくも、大きく乱れた喘ぎ。
……ヤバいな。正直、僕だってまたヤレるならヤリたい。
だけど、今更になって、罪悪感が生まれていた。
こんななし崩し的に関係をもってしまって……。
そして単純なもので、セックスしたことによって、だいぶ年下なのに凜ちゃんを意識するようにもなっていた。自分のことながら呆れる。だけど、しょうがなかった。あんなにエッチな体を見せられて、激しく交わって、意識しないわけがない。
しかしそうなってくると、だからこそ僕との関係がよくないもののように思える。スタートが不純だし、なにより凜ちゃんは十八歳なのだ。もっと年の近い、若くて良い男の子が回りにいるだろう。あれほどの器量の良さだし、選ぶ相手にだってそう困らないはずだ。
――ごめん、今日は遅くなる。
そんな返信をして、わざと距離を置くようにして。
僕は仕事に戻った。
★
茨木さんのところへは寄らなかった。外でごはんを済まして、夜の八時に帰宅する。それほど遅かったわけじゃないけど、凜ちゃんには連絡しなかった。部屋に入り、さっさとシャワーを浴びる。あとはダラダラと過ごそうと思って、自室のベッドの上でノートパソコンを立ち上げた瞬間、それが聞こえた。
「あ、ん、あ♡」
凜ちゃんの声だった。艶めかしい、喘ぎ声だ。壁に近づくと、クチュクチュ、と指で膣をいじりまわす音までかすかに聞こえる。
……これって。まさか。
「ああ、ん、あっ♡ おにいさん、んっ♡」
オナニーしているのだ。しかも、僕のことを思いながら……。
「ん、ああ♡ おマンコ、寂しい、ああっ♡」
「っ」
思わず、部屋を飛び出してチャイムを鳴らした。オナニーしているからか、出るのは遅かった。しばらくして、顔を少しだけ赤くした凜ちゃんが出てくる。
「おにいさん……? あ♡」
有無を言わさず、すぐさま抱きしめて唇を奪う。凜ちゃんの服を強引に脱がせながら、舌を絡ませ合う。柔らかな舌と舌が、脳を甘く痺れさせる快楽の泉を生んだ。クチュクチュ、と唾液と唾液を交換する度に、その泉が溢れていく。
「はあ、ん、う……♡ おにいさん、今日は、ベッドの上が、いいです♡」
黒い下着姿になった凜ちゃんが、甘えた声でそんなことを言う。僕達は部屋へ移動して、ベッドの上で抱きしめ合った。
「おにいさん、来てくれたんですね♡」
「うん。君が欲しくなったから」
「わたしも……あれからずっと、ずっと、欲しかったです♡」
凜ちゃんが黒い大きなブラジャーを外して、溢れんばかりの爆乳をさらけ出した。ポヨンポヨン、としがらみが無くなったおっぱいが、大きく揺れる。座っている僕の、股の間へ顔を近づけ、硬くなったペニスへキスをした。
「うふふ、チンチン、硬いですね♡ おっぱいで、なでなでしてあげます♡」
そう言って、両腕で抱えた爆乳でペニスを包み込んだ。ぷるぷるで、とろけそうなほどに柔らかく、温かいおっぱいの感触を、ペニスで感じた。凜ちゃんはすぐにおっぱいを縦に動かし始める。力をいれるたびに、いやらしく形が変形する。押し込めば縦へスライムみたいに広がって、とてもエロい。ペニスの形を、おっぱいの谷間で受け入れている。密着させたり、挟んだりすると形が変わって、エロさが変わる。僕は凜ちゃんの爆乳の魅力に酔いそうだった。
「ん、あ♡ おにいさんのおチンチン、おっぱいで、感じています♡」
凜ちゃんは爆乳を動かしながら、先端を口でくわえる。
「ん、くちゅ♡ くちゅ♡ おにいさん、きもちいい?」
「うん。すごい気持ち良い。最高だよ」
唾液の音を淫靡に鳴らしながら、吸うようにしゃぶりつくす。あまりのエロさと気持ち良さに、声が出そうになった。柔らかな爆乳に、凜ちゃんの温かい口の中。可愛らしい童顔。
このおっぱいに挟まれながら、精液をぶっこみたい。もう大量に出してやりたい。
「凜ちゃん、出したい。飲んで」
「ん、ちゅ♡ いいですよ、この、まま……♡」
「全部、飲んでね」
「はい♡ 全部、飲ませて、ください♡ たくさん、お口の中にください♡」
凜ちゃんが恍惚とした声で、そんなことを従順に懇願する。爆乳が動くたび、吸われるたびにペニスが制御を失う。絶頂が近づく。
「出るよ、出すよ!」
「ん、ん♡ んう――♡」
ドピュドピュ♡ と、凜ちゃんの可愛らしい口の中で、僕のペニスが下品に射精する。射精は何回も脈打ち、その一回一回がとても大きかった。凜ちゃんはその射精を一つ一つ逃さないように、爆乳でぎゅううう、と包み込み、口の中で全部受け止めた。そうしてペニスをくわえたまま、ジュボジュボ、と吸い込みながら飲んでいく。落ち着くと、凜ちゃんは顔を放してゴクリ、と口の中に含んだ精液を飲み込んだ。
「全部飲んだ?」
「はい♡ 美味しかったです……♡」
「口、開けて。確かめるから」
「あーん♡」
凜ちゃんは素直に従って、口を開けた。小さな、可愛らしい唇の中。きれいな歯に、きれいな口内だった。僕は凜ちゃんの頭を優しく撫でる。
「次はこっちの口の中を見せて」
「やん♡ もう、おにいさん♡」
僕が凜ちゃんの股の間を撫でると、顔を赤くさせられた。凜ちゃんはバックの体勢で、大きなお尻をこちらへ向けて、自分の右手で膣を広げた。
「ここです♡ 次はここで、おにいさんの精液、飲みますね♡」
「また、全部飲むんだよ」
「はい♡」
勃起したペニスをあてがい、濡れた膣の中へと入る。中は温かい愛液で、ぐっしょりと濡れていた。生で入れるだけで、ペニスがとろけ、果ててしまいそうになる。ぐっとこらえ、両手でお尻を撫でる。おっぱいとはまた違う、はりのある柔らかさ。いくらでも撫でていられるような気持ち良さだった。
「ん♡ おにいさん、お尻も好きですか?」
「そうだね」
「好きなだけ触って、叩いても、いいですからね……♡ あ、んうぅ♡」
腰を動かすと、凜ちゃんが喘ぎだした。ぐちょぐちょの膣をこじ開けるように腰を振る。それでも、中はぎゅっと締まる。たまらなかった。僕は激しく動き始めた。パンパンパン!とぶつかり合うエッチな音が部屋の中へ響いた。
「あ、ああ♡ はげしぃ、あ、やあ♡ いぃ♡ きもちいぃ♡」
お尻を両手で叩く。パン! パン! と大きく、エッチな音が響き渡った。その度に凜ちゃんの喘ぎ声が大きくなる。
「やぁ♡ きもちいい♡ すごい、あ、ああああ♡ わたし、もう、ダメぇ♡ おにいさん、おにいさん、おにいさん♡ やああああああ♡」
絶叫と共に、凜ちゃんが仰け反る。膣がぎゅううううううううう! と締まったかと思えば、ビクビクビク! と忙しなく震えだす。絶頂したようだ。しかも前回とは比べ物にならないくらい、大きな絶頂だ。こんなに膣が動くなんて。
「一人でいっちゃったの?」
「あ……♡ ごめん、なさい♡ おにいさんは、わたしが気持ち良くさせます♡」
凜ちゃんがそう言って、僕の上に跨る。そうして騎乗位で一つになった。
「ん、あああ♡ 硬い……♡」
僕の上で、凜ちゃんが腰を振る。爆乳がそのたびに大きく揺れる。それを下からすくいあげながら、何度も揉みしだく。何度も、何度も。両手で収まりきらない大きさ。それを全て堪能するように、揉みまくる。
騎乗位で乗っかられ、上下されるたびにペニスが窮屈な膣に絞り上げられた。しかも中はどんどん熱くなり、愛液が絡みついて来る。
「凜ちゃん、すごい膣が締まってくるね」
「前より、すごいです♡ 形、覚えてきたのかも、しれないです♡」
凜ちゃんが僕に抱き着いて、ディープキスをしてくる。
「ん、くちゅ♡ おにいさん、くちゅ♡」
とろけるようなキス。それを堪能すると、再び体を離して激しい腰振りを再開する。ペニスが甘く痺れはじめ、中から精液が沸き上がっていく。僕は凜ちゃんの爆乳を強く揉みながら、声を上げる。
「凜ちゃん、もう出そう」
「は、はい♡ わたし、も♡ もう……♡」
「中、このまま、出すよ」
「ん、あ♡ はい♡ 全部、全部おマンコで飲みます♡」
パンパンパン!と、凜ちゃんはさらに激しい腰振りをする。快楽が昇っていく。これまでで一番気持ち良くなる。体がおかしくなるくらいの快楽。それでもそらに気持ち良さを求めるように、僕達は互いの性器をぶつけ合った。
「あ、ああっ、もう、出る! 出す、出す、出すよ!」
「はあ、あ♡ 出して、出して、ください♡ あ、あ、あ、あ、あ、ん、んうっ――ひゃあああああああああああ♡」
大きな喘ぎ声と同時に、中出しをする。膣の中でペニスが大きく震える。その快感が性器から、全身へ広がる。ドクン、と心臓すらも大きく動かして、一瞬、意識が飛ぶかと思った。
「はあ、はあ……♡ おにい、さん」
長い、長い射精が終わる。お互いの息が乱れている。凜ちゃんはペニスを抜いた。僕は起き上がって、可愛らしい唇へキスをする。
「ん、ちゅ……♡ えへへ♡」
「見せて、ちゃんと全部飲んだか」
「はい……♡」
凜ちゃんは横になって股を開き、おマンコを見せて来た。ピンク色の、可愛らしいあそこ。そこを広げると、ドロッと白い精液が溢れ出た。
「全部入ってないね。やり直し」
「ん、あああああ♡ しゅごい、イッたばかりなのにぃ、もう、硬い♡ や、やああああ♡ 激しいぃ、しゅごいぃ、お゛、お゛っ、んんん゛、イグぅぅぅ!!! イッちゃうぅぅぅ!!!」
二回目の凜ちゃんは、さらに乱れて、下品に喘ぎ乱れていた。
ギシギシギシ! とベッドを激しく揺らし、僕達は野性のような、本能に赴くままの、中出しセックスを続行した。
★
そう。あまりにも、夢中になり過ぎたんだ。バタン! と扉が開く音がした。
「「っ!!!」」
僕達は慌てて、行為を止めた。気がつけば、深夜だった。
茨木さんが帰ってきたのだ。
「や、ヤバい、どうしよう」
「とりあえず、おにいさん、一緒に毛布をかぶっててください」
なにも誤魔化せないような気がしたが、とりあえずそうした。毛布の下、僕達が息を潜め合う。足音は遠ざかっていった。
「……今のうちに、おにいさん」
「う、うん」
部屋を出て、扉を開ける。瞬間、ついて来ていた凜ちゃんが腕に抱きついて来た。むにゅう、と爆乳が押し付けられる感触。
「凜ちゃん?」
「……また、ね。おにいさん」
とろけた相貌で、甘く懇願するように言われて。僕はその頭を撫でてやった。
「うん。またね」
「えへへ♡」
「また、全部精液飲むんだよ」
「やん♡ もう、おにいさんったら♡」
この日の夜は、そうして更けていった。