実を言うと、おかあさんがおにいさんに惹かれていたのは、知っていた。おにいさんのことを、よく話すから。お隣さんがお店に来てくれているだの、朝に顔合わせると挨拶してくれる、だの。
そしておにいさんの本命が、おかあさんなのも知っていた。
なにそれ両想いじゃん、なんて思って。
わたしは焦って、おにいさんへ近づいたのだ。
だから、おかあさんにはおとうさんがいるから、なんて嘘の牽制もして。
知っていて、おにいさんへ関係を迫った。
だけど結局は、おかあさんとおにいさんが惹かれ合ってしまって。
わたしは、どうなってしまうんだろうって……。
所詮、本命じゃない方の女だったのかなって。
怖くなって、外へ出た。
夜だった。真っ暗で、人気もない住宅街の道で。ふと誰かに、腕を掴まれた。
「ダメじゃないか、こんな時間に出歩いたら。ましてや、制服のままで」
お父さんだった。
★
すらっとした身長に、縦長の顔。凛とした顔立ち。年より若く見える見た目で、ぱっと見は素敵な大人に見えるけど、わたしは知っている。その中身には深い闇があって、歪んだ愛情をわたしとおかあさんへ向けている。
「まだ、つきまとっていたの……」
「そんな言い方しなくてもいいじゃないか。俺は君の親だ。娘に会う権利はあるだろう?」
おとうさんがそう言って、わたしに抱き着いて来る。後ろに回って、胸を両手で掴んできた。ぞっとした。前に会った時は、ここまでしてこなかったのに。顔から血の気が引き、暴れて抵抗する。
「や、やめて――」
「おっと、大声出すなよ」
パチパチ、という花火が弾けるような音。気がつけば、おとうさんの右手にはスタンガンが握られていた。
「ひっ――」
見たこともない凶器に、喉が委縮する。
「良い子だ。こっちに来るんだ」
後ろから抱きつかれたまま、電柱の陰へと、じわりじわりと連れていかれる。手が震え、呼吸が苦しくなった。
……どうしたらいいかわからなくなって、飛び出して、このありさまだ。おとうさんに会ってしまう可能性があることは、この間のことでわかっていた。それなのに……。でも、おにいさんが悪いんだ。
わたしとしている時だって、あんなに気持ちよさそうにしていたのに。それなのに、おかあさんとも気持ちよさそうにして……。
……そっか、わたし。嫉妬しているんだ。不安なんだ。
おにいさんが、おかあさんにとられちゃうんじゃないかって。
ただ、それだけなんだ。
そんなことに、今更気づいて。
全てが都合よくいくなんてこと、あるはずないのに。
その時だった。また、あの時のように――これ以上にないタイミングで、おにいさんの声がした。
「――覚えてないけどさ。もしかして、同一人物じゃないよね? おっぱい鷲掴みだけど」
★
もうがっつり現行犯であった。ただ、思った以上に若いというか……いわゆる、イケメンだ。顔立ちは端正だし、二十代って言っても通るくらい童顔の男である。身長も高めで、百七十後半はあるんじゃないだろうか。
エリートの家に生まれたエリート。容姿も端麗と来たか。おそらく高収入なのかもしれない。ミスターパーフェクトといえる男なんだろう。性への強いコンプレックス、つまりセックスはど下手だけど。
「ちっ、またお前か。凛につきまといやがって」
「同一人物かよ。つか、アンタが言うな。ただのお隣ですよ」
「黙れ! 凜は誰にも渡さねぇ!」
イケメン父は凜ちゃんを放し、ポケットからなにかを取り出した。思わずぎょっとする。バチバチバチ! と弾ける音がしているかと思いきや、スタンガンであった。
「おいおいおい、冗談でしょ!?」
「くたばれえええええ!!!」
だが、動き自体は愚鈍であった。
記憶にはない。だけど、僕は凜ちゃんを一度助けたらしい。
「おにいさん!」
凜ちゃんが叫ぶ。
あの時――君が言った言葉の意味が、わかる。
「わたしにとって、おにいさんは――ですから」
よくわからない、と思った。だけど、今ならわかる。あの時、凜ちゃんは――ヒーローですから、と言ったのだ。
きっとあの時も、こうして凜ちゃんを助けたんだ。
学生時代の話だが、僕は合気道を大学生の時までやっていた。大会でもかなり勝っていたし、実力は中々のものだと自負している。
少なくとも――こんな動きの鈍い男一人くらいは、軽くひねってやれる。
スタンガンに触れないようにしながら、イケメン父の胸と右腕を掴む。一気に内側へと重心を落とし、その反動と重みを利用して、その体を地面へぶん投げた。隅落としだ。ピンと伸びたイケメン父の右腕は地面へ勢いよくぶつかり、スタンガンが離された。ガタンガタン、と鈍い音と共に道路へ弾むように転がる。
「がああああっ!? てめぇ、離せ!」
「凜ちゃんと茨木さんに近づかないと約束してくれれば」
「うるせぇ、ガキ! 俺はな、年収一千万超えてんだ! てめえみたいな底辺の指図はうけねえ!」
「知るかよ。なら、その一千万に釣られて、股を開く女の相手でもしてろ。結構いると思うよ、そういう奴」
「そもそも! 俺は父親なんだよ!」
「そーれぃ」
「いだだだだだっ!? 腕を曲げるな、それ、護身術か!? 素人に使ったら違法だろうが!」
「そんなこと言ったらアンタのスタンガンも銃刀法違反だろ」
「スタンガンは合法だ、バカが!」
「え、そうなの?」
間抜けな会話をしつつ、ため息をついた。
……まあ、こいつが凜ちゃんの父親なのは事実だ。甘いかもしれないが、ここまでにしておこう。
「また悪さするなら、その時は僕が相手してやるよ。というわけで、ほらよ」
ぱっ、と離してやる。するとイケメン父はスタンガンを拾い、舌打ちをしてその場を逃げていった。
★
「おにいさん!」
凜ちゃんが僕の胸へ飛び込んでくる。
「狙われているなら、一人で出歩いたらダメだよ」
「は、はい。すいません……で、でもっ! おにいさんがいけないんです!」
むうう、と凜ちゃんは頬を膨らませた。
「おかあさんとエッチして! しかも、あんなに気持ちよさそうに……わたし、不安になっちゃって……」
僕は抱き着いてきている凜ちゃんの胸へ向けて、両手を入れた。夏服の制服は爆乳をシャツとブラジャーで包んでいる。上から押しつけるように揉むと、むにゅううう、と制服越しでもわかるくらいに、柔らかいおっぱいが変形した。横にも縦にも、パン粉みたいに大きく広がる光景は、裸とは違うエロさがあった。
「あ、あ♡ もう、おにいさん、誤魔化そうとして……♡」
そう言いながらも、凜ちゃんは全然抵抗しない。
「さっき揉まれていたから、上書きしようと思って」
「わたしのおっぱいは、おにいさん専用ですよ♡」
短いスカートから伸びる太腿も艶めかしい。僕は右手で腿をなぞると、凜ちゃんは体をビクビク、と少しだけ震わせた。
「ん、あ♡ ここじゃ、見られちゃう……♡ おにいさん専用の体なのに♡」
「じゃあそこの公園にしようか」
「もう、おにいさんったら……いや♡」
そう言いながらも、ひっぱる僕の力に凜ちゃんは全く抵抗しなかった。
狭い公園だが、木々が生えている場所がある。木陰に入り、僕はそこで凜ちゃんの体を抱きしめた。スカートの中へ手を突っ込み、大きなお尻を両手でぎゅっと掴んだ。
「ん♡ もう、そんなことされたら、発情しちゃいます……♡」
凜ちゃんがシャツのボタンをとり、大きな白いブラジャーを下へ下げた。ポヨン、と揺れながら大きな爆乳が露になる。僕はそれを両手で上へとすくい上げた。すると大きいおかげで、立ちながらでも吸いやすい位置へ乳首をもってこれたので、むしゃぶりつくように右の乳首を舐めた。
「あ、ぁあ♡ おっぱい、きもちいい♡ わたしも……♡」
凜ちゃんも僕が舐めているのと同じ、爆乳の乳首を舐める。僕達は舌同士を舐め合うキスをするように、凜ちゃんの乳首を舐め回した。互いの舌が絡み合い、乳首を舐め、凜ちゃんは快楽に体をビクビク震わせる。乳首はあっという間に凜ちゃんの唾液と、僕の唾液で濡れた。
「左もぅ♡ たくさん舐めて……♡」
言われるがまま、左の乳首も同じように二人で舐める。僕は両手の力をさらに込めて、爆乳を揉みまくった。
「ん、ぁ、あ♡ おにぃ、さん♡ パイズリ、する♡」
そう言うので、僕はチャックを降ろして勃起したペニスを出した。凜ちゃんはしゃがんで、剥き出しの爆乳で挟む。先ほどまで一緒に愛撫した爆乳が、しっとりと、神経へ染み渡るような柔らかさでペニスを包む。大きな胸はそれでも有り余るほどで、凜ちゃんは両手でぎゅっと力を入れる。溢れんばかりの質量。感触。温もり。凜ちゃんは両腕をグイグイと動かし、ペニスを愛撫した。おっぱいは手とペニスの形を受け入れ、ムチムチに変形し、いやらしく上下してパイズリしている。
「ん、ん♡ おちんちん熱くなっているの、おっぱいで感じます……♡」
「っ、凜ちゃん……!」
「ふふふ♡ おにいさん、お顔がとろけていますよ♡」
全体を溶けるような柔らかさ包んでくれる、おっぱいマンコ。とろけないわけがなかった。
「外だから、ドキドキしますね……♡」
凜ちゃんは興奮してパイズリしながら、ペニスの先端を口の中にいれた。唾液と温かい口内が受け入れてくれ、凜ちゃんはペニスを強く吸い込んだ。柔らかなおっぱいと口でのバキュームフェラに、下半身が甘く痺れた。
「じゅぼ、じゅぼ、じゅぼ♡ 大きいぃ、すごいぃ、じゅぼじゅぼじゅぼ♡ おにいひゃんの、たくさん、パイズリしたいぃ♡ 舐めたい♡」
うっとりとした可愛らしい顔で凜ちゃんがパイズリし、フェラをする。茨木さんとはまた違う、爆乳の色気とエロさと同時に、純然とした可愛らしさがあった。僕は凜ちゃんの頭を両手で抑えて、力を入れる。ガクガク、前と後ろに乱暴な動きでフェラチオさせた。
「ん゛ん゛ん゛♡ じゅぼじゅぼじゅぼじゅぼ、わたしの口、オナホみたいに雑にされる♡ ん、じゅぼじゅぼじゅぼじゅぼ♡」
凜ちゃんはそれでも狂ったようにペニスを吸い込み続け、顔を真っ赤にして必死にチンチンをくわえている。そのだらしなさと堕落っぷりが、ものすごくエロい。さらに力を入れて、凜ちゃんの体をあえて雑に扱ってやった。そうするたびに喜びを表すかのように吸い込む力が強くなり、じゅぼじゅぼじゅぼ、といういやらしい音が大きくなった。
「っ、凜ちゃん、そろそろ、イクよ」
「ん゛、全部ぅ、だひてくださぃ♡ ドピュドピュってぇ、お口のなかぁ♡ ゴクゴクって、全部飲みますからぁ♡ たくさん、たくさん♡ おにいさんチンポのせいえきぃ、お口にくださいぃ」
「はあ、はあ、飲んでよ、全部飲んでよ」
「ん゛、ん゛、ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛♡」
凜ちゃんの口と爆乳に包まれながら、僕は射精した。快楽でいやらしくとろけた可愛らしい顔の中に、出してやったのだ。凜ちゃんは爆乳で挟み、チンチンをくわえたまま、精液を飲み込んでいる。ビクビクという動きが収まり、最後の一滴が放たれるまで、ずっと吸い込み続けていた。
「はあ、はあ……♡ ごちそうさまでした、おにいさん♡」
「口、開けて」
「はぁい♡」
凜ちゃんが可愛らしい口を開ける。精液の残りはなく、余すことなく飲んでくれたようだ。僕が頭を撫でると、凜ちゃんが気持ちよさそうに目を細めた。