サークル「しっぽとしましま」様の『性機能テスト データ系クール委員長の定期おちんぽ査定~あなたの数字次第で「無反応」から「オホ声」まで~』というASMR音声は神
「ん……」
肌寒さを感じ、身を震わせるも返ってくるのは摩擦熱でなく冷たい外気。尻裏からはひんやりとした感触が伝わってきている。
いったい何事だ、と、異常な感覚に戸惑い、寝ぼけた脳を必死にたたき起こす。
この感覚はまるで……。
などと考えながら、ゆっくりと瞳を開いていく。ずっと寝ていたから、目蓋が少しくっついていてただでさえ重い寝起きの目蓋が何倍にも重く感じた。
その重さに打ち勝つように、ゆっくりと。ゆっくり、ゆっくりと瞳を開くと
「おや、お起きになられましたか」
それは、聞いたことが無い声だった。
冷たい、品を孕んでいる声。今、オレが感じているこの寒さなんて比にならない位の冷たさ。言葉使いや息使いから感じる余裕と優雅さ。
ただ、なぜだろう。
オレは、むしろその声に燃え尽きてしまいそうなほどの熱と、隠し切れないほどのある種の下品さとを感じ取った。
どう聞いても、そんな要素はなかったというのに。まるで腹をすかせた獣の唸り声に聞えてしまったのだ。
だからだろう。
まだ意識もはっきりとせず、視界もぼんやりとしているというのに、ビクッ、と身体を震えさせた。
すると……、
「……え?」
じゃらり、と癖のある金属音、そして両腕に感じる不自由感を受け取った。
ゾクッ、と背筋に恐ろしいものが走ったように感じ、急速に頭がさえていく。先ほどまでのフワフワした夢心地から、一気に地獄にたたき起こされたような感覚だ。
頭が正常に働きだすにつれ、視界の靄も晴れ、くっきりとその像を写すようになる。
最初に認識したのは3つの人影。それぞれがオレを見下ろしていた。1人は興味深そうに。1人は嘲る様に。1人は無機質に。こちらをじっと眺めていた。
3人の格好は異様であった。1人は所謂メイド服に身を包み、1人は物語の魔女の様な恰好を。そしてもう1人はゲームに出てくるような女騎士の服着ているのである。
それこそ、コスプレでしか見ないような恰好の3人。
何が何だかわからず、混乱していると、3人のうちの1人、女騎士のような恰好をしている人が歩み寄ってきた。
じっ、とこちらを舐る様に見まわしながら一歩ずつ。それでいて、一点を凝視するように一歩ずつ。
そのまま10歩ほど進み、オレとの距離が1メートル弱となった辺りで彼女は立ち止った。そしてそのまま後ろを振り返ると
「なぁ、やっぱり最初はアタシがいいんだけど」
と、何かの順番の話を始めた。目の前で知らない女が、知らない話題を話しだす、と戸惑いに戸惑いまくるオレだが、しかし、この話題を理解していないのは俺だけの様で。
後ろの女たちは何の話か理解したのか、そのまま会話を続け
「ダメよ。一度限りのズルだって言ったでしょ?あなたが最初とか壊すに決まってるじゃない」
「前の話し合いで一番最初は私が調教するということになりました。ユウもそれには納得したはずでしょう?」
「そうなんだけど……、けど、さぁ。ホラ?」
「……まぁ、あなたの言いたいことは分かるわよ。私だって、できることなら今すぐにでも……」
と、一体全体何の話か点で分からない。唯一わかるのは度々こちらを見てくることから、オレに関係した話なのではないか、ということだけ。
そんな彼女たちの話し合いも終盤に向かい、お願いを始めた彼女もしぶしぶその決定に従う様子で、
「だよなぁ……。あー、生まれて初めてこいつを憎く思ったかも知んねぇ」
と、下を向きながらボヤく。
オレは今が話しかける絶好の機会だ、と奮起し「さっきから何を言っているんだ、あんた達?」と質問した。すると、
「ーーっ」
先ほどまでの身内間の暖かな空気とは一変。三者がはまた、こちらを冷たく、そして熱いあの瞳でこちらを覗いてくる。
思わず小さく悲鳴を上げてしまったが、しかし、この不可思議な状況の打開のため、と勇気を振り絞って問いただす。
「そもそも、君たちは誰なんだ?それにここだって……、それから!!「うるさい」ーーっ!!」
まくし立てるオレの声が癇に障ったのか目の前の女はぐい、とオレの方に腕を伸ばし、掴まれ、引っ張り上げられた。
直後、感じたのは引き裂けるような痛み。まるで神経を縦に引っ張られるような痛みに思わず涙を浮かべてしまう。
なんて乱暴な、と心の中で憤慨しながら、感じたことのない痛みに戸惑う。そんなところに、引っ張られて痛いようなものなんてあっただろうか、と。
だって、そこにあるのは男の薄い胸板のはず。そのはず、だったのに……
「なんだよ、これ……」
ぐにぃ、と強い力に引っ張られ縦に伸びている白い球体。強く握った五指により潰れている様は、その柔らかさを表している。
そこにあったのは眼を疑うべき光景、代物。
頭の中を何で、どうして、が駆け巡る。
「……っ」
引っ張られていたのは、女性の胸だった。
むにゅむにゅ、ぐいぐい、と潰され、握られ、引っ張られ。自在に姿を変えていくその塊は、確かにオレの胸元から生えだしており、彼女の手の内まで伸びていた。
女は感触を楽しむように力加減も考えず、思い思いに揉みしだくので、オレは絶えず痛みを感じ、息を漏らす。
「ははっ、良いもん持ってんじゃねえか」
だが、そんなオレの様子などどこ吹く風。彼女は楽しそうに弄ぶだけ。幼児のように一心に楽しむ彼女の姿からは、終わりなど想像できない。
そう感じたのは彼女の仲間もだったのか、魔女の様な恰好をした女は「そこらへんで止めておきなさい」と、静止の言葉を発し、続けて「あなた一人の愉しみならともかく、その無駄な時間分、私も損をするのよ?」と責め立てた。
女は、「わるいわるい」と、申し訳なさそうにさして悪く思ってなさそうな態度で謝ると、ぱっ、とその手を離した。
そのまま重力に従った胸は、ばるんと下に落ち、小刻みに揺れながら元あった位置へと戻っていく。
オレは靭帯に感じる鈍い痛みに「うっ」と思わず唸った。目元に溜まっていた涙は、もはやその重みに耐えきれず、一筋に頬を伝っていく。
そんなオレも無視をして、彼女たちは会話を続けられ。女騎士然とした女の「こいつの呼び方どうする?」という話題を皮切りに「私は何でもいいわよ」「私も同意見です」と続ける2人。
こいつ、というのはオレのことだろう。まるでオレをモノかのように扱い続ける3人に疑問よりも怒りがわき出し、流石に看過できないぞと怒鳴ろうとするが、
「ん~、そうだなぁ」
こいつらの口から放たれた言葉の衝撃に頭が真っ白り、何もできずになってしまう。
「まっ、面倒だし、シンプルに『オナホ』でいっか。名は体を表すって言うし」
「良いんじゃない?」
「私も異論はありません」
「……え?」
まるでヒトをヒトとは思っていないかのような、人の道から外れたような外道の発言であった。
そしてまた、どうして、どうやっての部分は分からなかったが、なぜオレはココに居て、なんで男だったはずのオレがこんな姿になってしまっているのか、こいつらはそもそも何なのか、といった疑問を一瞬で融かす言葉でもあった。
(……まさか、コイツら!!)
先ほどまでの疑問は氷解された。
なんで俺はココに居るのか。こいつらが誘拐したのだろう。都合の良い人間を適当に連れてきたのだ。
なんでオレがこんな姿に。今言っていた通りだ。『オナホ』、通称オナホール。男性の自慰行為に使われる筒状のいわゆる大人のオモチャ。こいつらはオレをソレの代わりにするためにオレの身体をいじったのだ。
そもそもこいつ等は何なのか。これもさっき言った通り。こうなったオレの身体を衝け狙う性犯罪者集団だろう。
「っひーー」
名状しがたい恐怖に襲われたオレは、今すぐにでもその場から離れようとする。
が、
ガシャン、と冷たい金属音。立ち上がろうとしたオレはその場に引き戻された。
忘れていた、忘れていた、忘れていた!
先ほどからの怒涛の展開で忘れていたのだ。そもそも、オレが目を覚ました要因はこれなのだ。
「っや、……いやだッ!!」
ガシャンガシャン!!と何度も鳴り響く金属音。
しかし、その音の主、両手につながれた金の鎖はビクともせず、オレの身体を引き離さない。
この先の展開を予想し、なんとか逃げ出そうと必死に抵抗するも帰ってくるのは同じ音。
そんなオレの様子に気が付いたのか、3人は会話を中断してこちらに歩み寄って眼前に3者並び立ち、
「オイオイ、今更気づいたのかぁ?そんなへっぴり腰で動いたって逃げれねぇぞ?」
「逃げても意味ないんだけれどね?文字通り、貴女に人権は存在していないし」
「私としてはこういう態度の方が滾るので一向にかまいませんけどね」
「……へ?」
先ほどまでのオレは失念していた。きっと、先ほどまでの衝撃発言や場の空気などに呑まれてしまい、ごく当たり前のことに気が付いていなかった。
当たり前の話だが、ココに居るのは女が3人。男性器、いわゆるチンポが付いていない存在だ。そんな3人が人をオナホ扱い、だなんてできるはずがない。先ほどまでの思考には矛盾が存在しているのだ。
だが、今。矛盾は氷解し、している、という現在形は、していた、という過去形へと転じた。
「なっーー、なん……で?」
眼前に立ちすくむ3人の姿。地に座るオレは見上げる姿勢となり、当然、その股座ものぞき見えることとなっている。
「そんな……はず、ーーだって、お前らは……」
きっと普段だったら美人3人のラッキーショットだ、と喜んでいたであろう。3人が3人、下着が丸見えで。
「女、で……。でも、ーーそれは」
しかし、今の状況でソレは絶望でしかなかった。一瞬だけ浮かんだ理論の矛盾という希望。
それらを否定するものが、そこには並んでいた。
「ち、ちん……」
グググ、と各々の下着を押し上げその存在を主張しているその姿。
ソレはオレが失ってしまった、男性器そのものだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その後、魔女と女騎士の2人は特に何もせず部屋を出ていった。オレはというと先ほどまでの光景に放心していて。その後姿をただただ呆然と眺めてているだけの置物と化していた。
「さて……」
「ーーッ」
邪魔者はいなくなった、とばかりに目の前で立ちすくんでいた彼女はそのまま腰を下ろすと
「早速、始めましょうか」
思い付くままへいこらと行為シーンを書き連ねてたら今話含めて2万文字超えそうだったのでちょうどいいところで切って登校しました
明日、行為シーンを投下します(予定)